2026年10月2日確認時点の新しいOutlookでは、複数のカレンダーを横並びに表示できます。カレンダー画面で比較したいカレンダーを複数選び、上部のArrangeに相当するメニューから「Split view」を選択してください。予定が一つの時間軸に重なって見える場合はSplit viewがオフの状態です。旧Outlookへ戻さなくても、日、稼働日、週などの対応する表示でカレンダーごとの列に分けて比較できます。
以前の新しいOutlookや一部の展開段階では、横並び表示の案内が分かりにくく、旧版が必要と紹介されることがありました。しかし、Microsoftの現行サポートは新しいOutlookの手順としてSplit viewを明記しています。まず現行機能を確認し、ボタンがない、共有カレンダー自体が選べない、業務で必要な別機能が新しいOutlookに未対応という場合だけ、Web版との比較やclassic Outlookの併用へ進みます。
「横に表示したい」が予定表同士か、メール横の予定かを選ぶ
| 目的 | 使う機能 | 入口 |
|---|---|---|
| 自分と共有相手など、複数の予定表を横に比較 | Split view(分割表示) | 予定表を開き、2つ以上にチェックしてArrangeから分割 |
| メールを読みながら右側で今日の予定を確認 | My Dayの予定表タブ | メール画面の上部でMy Dayを開く |
複数予定表の列を分けるSplit viewと、メール横のMy Dayは別の機能です。Microsoftの複数予定表表示で案内するSplit viewは、予定表画面で選んだカレンダーを並べる操作です。メール画面の右側に予定を出す場合は次の手順へ進んでください。
メール横に予定を出す:新しいOutlookのMy Day
- メール画面の上部で[My Day]のアイコンを選ぶ。
- 右側に開いたペインで[予定表/Calendar]タブを選ぶ。
- 必要なら[表示の切り替え/Switch views]から予定一覧と日表示を切り替え、表示したいカレンダーを選ぶ。
- 日付を変えるときはペイン上部の日付を選ぶ。予定の詳細を見るときはその予定を選ぶ。
この手順はMicrosoft公式のMy Day案内にある新しいOutlook向けの操作です。メール横の予定表示が目的なら、複数予定表にチェックを入れてもそのペインは開きません。右側にTo Doが出た場合も、予定表タブへ切り替えて確認します。
最短手順
- 新しいOutlookでカレンダーを開きます。
- 左側のカレンダー一覧から、自分の予定表と比較したい予定表にチェックを入れます。
- 日、稼働日、週など、時間を比較しやすい表示を選びます。
- 画面上部のArrangeに相当するメニューを開き、「Split view」を選択します。
- 各カレンダーが別の列として表示されたことを確認します。
- 重ね合わせへ戻すときは、同じメニューでSplit viewの選択を解除します。
日本語版での表示名やメニュー位置は更新により変わる可能性があります。公式英語ページではSplit viewと案内されているため、「分割表示」「分割ビュー」など現在表示される同等項目を確認してください。似た名称のSchedule viewやウィンドウ分割機能を探すのではなく、複数のカレンダーを選んだ状態でカレンダーの配置メニューを開くのが要点です。
症状別の確認表
| 症状 | 考えられる状態 | 確認すること |
|---|---|---|
| 予定が色違いで同じ時間軸に重なる | オーバーレイ表示 | ArrangeからSplit viewをオンにする |
| Split viewを選んでも一列だけ | 選択中のカレンダーが一つ | 左の一覧で二つ以上にチェックを入れる |
| 比較したい予定表が一覧にない | 共有未承諾、追加前、別アカウント | 所有者からの共有と現在のアカウントを確認する |
| Split viewの項目がない | 画面幅、古い版、アカウント差、読み込み問題 | ウィンドウを広げ、Web版と更新後の新しいOutlookを比較 |
| 横に多すぎて見づらい | 選択カレンダー過多 | 今回比較する予定表だけに絞る |
| 空き時間は見えるが詳細を編集できない | 共有アクセス権の制限 | 所有者が付与した権限レベルを確認する |
横並びと重ね合わせの違い
Split viewが向く場面
Split viewは、各カレンダーを独立した列として表示します。自分、会議室、チームメンバーなどの予定を、同じ時間帯で横に見比べたいときに向きます。どの予定がどのカレンダーに属するかを列で識別できるため、似た色の予定が多い環境でも確認しやすくなります。一方、カレンダー数を増やすほど一列の幅が狭くなるため、同時に表示する対象は必要最小限にします。
重ね合わせが向く場面
Split viewを解除した表示では、選んだカレンダーの予定を一つの時間軸へ重ねて確認できます。自分の予定と祝日、少数のチーム予定をまとめて俯瞰したい場合に便利です。ただし、同じ時刻の予定が重なると詳細を読みづらくなります。予定の色はカレンダーの識別を助けますが、色だけで所有者や機密区分を判断せず、予定を開く前にカレンダー名を確認してください。
MicrosoftのOutlook.com向け公式資料も、複数カレンダーを分割または結合して表示できると説明しています。横並びで右側のカレンダーが画面外へ続く場合は、横スクロールが必要になることがあります。表示されないと誤解してチェックを付け直す前に、ウィンドウを最大化し、ブラウザーやアプリの表示倍率を標準へ近づけて全体を確認します。
カレンダーを二つ以上選ぶ
Split viewは選択済みのカレンダーを分ける機能なので、比較対象が一つだけでは見た目が変わりません。左側のMy calendars、People’s calendars、共有予定表など現在の一覧から二つ以上へチェックを入れます。チェックを入れた直後に読み込みが終わるまで待ち、各カレンダーの色や名前が画面に現れたことを確認してからSplit viewを選びます。
同じ名前のカレンダーが複数ある場合は、アカウントや所有者を確認します。個人用Microsoftアカウント、職場・学校アカウント、共有メールボックスなどが混在すると、名前だけでは区別しにくくなります。予定を新規作成するときは、横並びにした列を見ただけで保存先を決めず、作成画面のカレンダー欄を確認してください。誤った共有カレンダーへ機密予定を登録すると、閲覧者へ通知・公開されるおそれがあります。
共有カレンダーが表示されない場合
横並び以前に比較対象が左の一覧へ出ないなら、所有者から共有されているか、招待を正しいアカウントで承諾したかを確認します。Microsoftの共有予定表では、閲覧できる情報の範囲や編集可否が権限で決まります。空き時間だけの権限では、Split viewにしても予定件名や本文は見えません。これはレイアウトの故障ではなく、所有者が設定したアクセス範囲です。
必要以上の権限を求めず、業務目的に合う最小権限を所有者へ依頼します。代理人権限や編集権限は、単に横並びで見るだけなら不要な場合があります。外部組織との共有では、相手側のポリシーや利用するOutlookの種類により表示が異なる可能性があります。招待メールのリンクを別アカウントへ転送して承諾せず、共有対象として指定された本人のアカウントを使ってください。
Split viewが見つからないときの対処
- 二つ以上のカレンダーへチェックが入っていることを確認します。
- ウィンドウを広げ、上部メニューの追加項目やArrangeを確認します。
- 作業中の予定を保存し、新しいOutlookを通常終了して開き直します。
- Windows UpdateとMicrosoft Storeの公式更新を確認します。
- 同じ職場・学校アカウントでOutlook on the webを開き、複数カレンダーのSplit viewを比較します。
- Web版にはあるがアプリにない場合、版番号と画面を記録してIT担当へ連絡します。
ボタンを出すためにブラウザーの実験機能、レジストリ、開発者ツールを変更する必要はありません。公式ページに機能が記載されていても、サービス展開、クラウド環境、アカウント種類、組織ポリシーで時期が異なることがあります。複数ユーザーに同時発生しているなら、個別PCを再インストールする前にMicrosoft 365管理センターのサービス正常性とメッセージセンターを管理者に確認してもらいます。
見やすく比較する設定
日単位の詳細を比べるならDay、数日から一週間の予定を比べるならWork weekまたはWeekなど、目的に合う表示を使います。Month表示は全体の埋まり具合には向きますが、細かな時刻の衝突を横並びで判断しにくい場合があります。会議調整では対象日を絞り、会議室と必須参加者だけを選ぶと、列幅を保ちながら空きを探せます。
多数のカレンダーを常時チェックしたままにせず、用途ごとに表示対象を切り替えます。カレンダーの色を変える場合も、所有者名や用途を併記して色覚だけに依存しないようにします。共有予定の詳細が表示されないときは再読み込みを繰り返すより、権限が「空き時間のみ」ではないか確認します。表示を軽くする目的で共有カレンダーを削除する前に、再追加の方法と共有招待が残るかを確認してください。
classic Outlookを使う判断基準
横並び表示だけが目的なら、現行の新しいOutlookにSplit viewがあるため、通常はclassicへ戻す必要はありません。classic Outlookを検討するのは、組織の業務手順が新しいOutlookで未対応の別機能を必要とする、管理者が特定のアドインやデータファイル運用のために指定している、新しいOutlookのSplit viewがサポート対応中で一時利用できない、といった場合です。Microsoftの機能比較で必要機能の現在の状態を確認します。
Microsoftは新しいOutlookとclassic Outlookを並行して実行する公式手順を案内しています。端末にclassic Outlookが正規にインストールされ、ライセンスと組織ポリシーが許可する場合は、スタートメニューから使い分けられます。新しいOutlookの切り替えトグルが表示される環境では公式手順に従いますが、管理者が非表示にしている場合があります。表示させるためのレジストリ変更は行わず、IT担当へ依頼してください。
併用時の注意
両方で同じ予定を開くと、保存先や通知が分かりにくくなることがあります。予定を編集するアプリを一つに決め、変更後に同期されたことを確認します。オフライン状態で両方から同じ予定を変更しないでください。classicへ切り替える前に未保存の予定やメールを保存し、共有予定表の権限が両方で同じアカウントへ適用されているか確認します。
トラブルを管理者へ伝える情報
管理者へは、新しいOutlookの版、Windowsの版、アカウント種別、選択したカレンダー数、使用した表示、Split view項目の有無、Web版の結果、発生日時を伝えます。共有カレンダーだけの問題なら、所有者、付与された権限、招待を承諾したアカウントも必要です。予定名や参加者を含むスクリーンショットは、そのまま公開チャンネルへ載せないでください。
複数ユーザーで同時にSplit viewが消えた、Web版でも読み込みに失敗する、予定が欠落または重複して見える場合は、表示設定の問題を越えています。新規予定の大量編集を止め、Microsoft 365管理者にサービス状態と監査可能な情報を確認してもらいます。予定を復旧する目的でカレンダーを一括削除・再追加すると、カテゴリ、共有状態、オフライン変更の追跡が難しくなるため避けます。
よくある質問
新しいOutlookでは横並びにできないのですか
現行のMicrosoft Supportは、新しいOutlookで複数カレンダーを選び、ArrangeからSplit viewにする手順を案内しています。古い情報だけで非対応と判断しないでください。
Split viewにしても一つしか表示されません
左の一覧で二つ以上のカレンダーが選ばれているか確認します。比較対象が一つだけなら、分割しても列は増えません。
共有相手の予定の件名が見えません
空き時間のみを表示する共有権限の可能性があります。Split viewは権限を増やす機能ではないため、必要性を説明して所有者へ適切な権限を依頼します。
旧Outlookへ戻すのが一番早いですか
横並びだけなら新しいOutlookで対応できます。別の未対応機能が必要な場合に限り、正規に提供されたclassic Outlookと公式の併用手順を検討します。
公式情報・参考資料
Microsoft Support:複数のカレンダーを同時に表示する
Microsoft Support:Outlook.comで複数のカレンダーを使う
Microsoft Support:予定表を共有してアクセス権を設定する
Microsoft Support:新しいOutlookとclassic Outlookの機能比較
Microsoft Support:新しいOutlookとclassic Outlookを並行利用する
Microsoft Support:新しいOutlookから切り替える公式手順
まとめ
新しいOutlookで複数のカレンダーを横並びにするには、二つ以上の予定表を選び、ArrangeからSplit viewを有効にします。予定が同じ時間軸へ重なる場合は分割がオフです。対象予定表がないときは共有とアカウント、詳細が見えないときは権限を確認します。Split viewが表示されなければ、画面幅、更新、Web版を安全な順に比較し、複数人で再現するなら管理者へ引き継ぎます。横並びだけを理由に旧版へ戻す必要は通常なく、classic Outlookは別の必要機能と組織方針を確認したうえで正規の併用手順を使ってください。

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