SQLで特定の文字列を含むVARCHAR型データをフィルタリングする方法

データベースから情報を取得する際、特定の条件に一致するデータだけを取り出したいというケースはよくあります。SQLを使用する場面でよく遭遇する問題の一つが、VARCHAR型のデータから特定の文字列を含むものだけをフィルタリングして取得することです。本記事では、この具体的な手法について解説します。

目次

なぜVARCHAR型のフィルタリングが必要なのか

データベースに保存されているテキストデータは多種多様です。商品名、住所、コメントなど、いろいろな情報がVARCHAR型として保存されている場合が多いです。特定のキーワードやフレーズを含むデータを素早く見つけ出すスキルは、データ解析やレポート作成において非常に役立ちます。

基本的なフィルタリングのSQL文

VARCHAR型のデータから特定の文字列を含むものをフィルタリングする基本的なSQL文は、`LIKE`演算子を使用します。

SELECT * FROM テーブル名 WHERE 列名 LIKE '%検索したい文字列%';

SQL文の解説

上記のSQL文では、`テーブル名`と`列名`は対象となるテーブルと列を指定します。`’%検索したい文字列%’` の部分で、検索したい文字列を指定しています。`%`は任意の文字列を表します。

シンボル意味
%任意の文字列
_任意の一文字
特殊文字とその意味

実例を使った説明

以下は、実際のテーブルデータとSQLクエリの例です。

ID商品名
1アップルジュース
2オレンジジュース
3コーヒー
商品テーブルのサンプル

上記のテーブルから「ジュース」を含む商品名を取得する場合、以下のようなSQLクエリを使用します。

SELECT * FROM 商品テーブル WHERE 商品名 LIKE '%ジュース%';

このクエリを実行すると、「アップルジュース」と「オレンジジュース」が選択されます。

まとめ

SQLでVARCHAR型のデータから特定の文字列を含むデータを効率よく取得するには、`LIKE`演算子を使用します。この手法は、データ解析やレポート作成において非常に有用です。特に、大量のテキストデータから必要な情報だけをピックアップする場合には、この方法が役立つでしょう。

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