Windowsコマンドプロンプトでファイルの拡張子を一括変更する方法

この記事では、Windowsのコマンドプロンプトを使用して、ファイルの拡張子を一括で変更する方法について詳しく解説します。具体的なコード例とその詳細な解説、さらに応用例を4つ紹介しています。

基本的なコマンドの概要

Windowsのコマンドプロンプトは、様々なタスクを自動化するための強力なツールです。このセクションでは、ファイルの拡張子を一括で変更する基本的なコマンドについて学びます。

REM 以下のコマンドは、カレントディレクトリのすべての.txtファイルの拡張子を.docに変更します。
ren *.txt *.doc

コードの詳細解説

1. `REM`はコメントを追加するためのコマンドです。この行は実行されません。
2. `ren`は「rename」の略で、ファイルやディレクトリの名前を変更するコマンドです。
3. `*.txt`は現在のディレクトリ内のすべての.txtファイルを指します。
4. `*.doc`はファイルの新しい拡張子を指します。

応用例

応用例1: 特定のディレクトリ内のファイルを変更する

REM C:\documents内のすべての.jpgファイルの拡張子を.pngに変更
cd C:\documents
ren *.jpg *.png

応用例2: ファイル名に特定の文字列を含むファイルだけを変更する

REM reportという文字列を含むすべての.xlsファイルの拡張子を.xlsxに変更
ren *report*.xls *report*.xlsx

応用例3: 一括で異なる拡張子のファイルを変更する

REM 全ての.txtファイルを.docに、.jpgファイルを.pngに変更
ren *.txt *.doc
ren *.jpg *.png

応用例4: ファイルの拡張子を変更後、バックアップとして元のファイルを残す

REM 全ての.htmlファイルのコピーを作成し、そのコピーの拡張子を.htmに変更
copy *.html *.html.bak
ren *.html.bak *.htm

まとめ

コマンドプロンプトを活用することで、複数のファイルの拡張子を効率的に一括で変更することができます。今回紹介した基本的なコマンドと応用例を活用して、日常の作業効率を向上させましょう。

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