Windowsコマンドプロンプトで特定の拡張子のファイルを圧縮する方法

この記事では、Windowsのコマンドプロンプトを使用して、特定の拡張子を持つファイルを全て圧縮する方法について解説します。具体的なコード例、その詳細解説、応用例を含めて詳しく見ていきましょう。

目次

コマンドプロンプトとは?

コマンドプロンプトは、Windowsオペレーティングシステムにおいて、ユーザーがコンピュータにテキストベースの「コマンド」を入力して直接操作するためのインターフェースです。このコマンドは、特定の操作を行うための指示や命令をコンピュータに伝えるもので、ファイルの操作、システム設定の変更、ネットワークの管理など、様々なタスクを実行することが可能です。グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)の前身として、初期のコンピュータシステムで主に使用されていましたが、今日でも多くの専門家や上級ユーザーが高度なタスクを効率的に実行するためにコマンドプロンプトを使用しています。

特定の拡張子のファイルを圧縮する基本的な方法

コマンドプロンプトでの操作には、複数のコマンドとオプションがあります。以下のコードは、特定の拡張子(例:.txt)のファイルをzip形式で圧縮する基本的な方法を示しています。

コードの解説

1. for /R:サブディレクトリを含む再帰的な操作を指定します。
2. %f:見つかったファイルのパスを保存する変数です。
3. in (*.txt):検索するファイルの拡張子を指定します。
4. do zip:圧縮操作を実行します。
5. "%~nf.zip":圧縮後のファイル名を指定します。%~nfは元のファイルの名前を取得します。
6. "%f":圧縮するファイルを指定します。

応用例

応用例1:特定の拡張子を除外して圧縮

例えば、.txtファイルは圧縮したくないが、その他のファイルは圧縮したい場合、次のコードを使用します。

応用例2:特定のフォルダ内のファイルだけを圧縮

特定のフォルダ(例:documentsフォルダ)内の.txtファイルだけを圧縮する場合は、次のようにします。

応用例3:日付ごとに圧縮ファイル名を指定

圧縮ファイルの名前に現在の日付を含める場合、次のようにします。

応用例4:特定のサイズより大きいファイルだけを圧縮

例えば、1MBより大きい.txtファイルだけを圧縮したい場合、次のコードを使用します。

まとめ

Windowsのコマンドプロンプトを使用して、特定の拡張子を持つファイルを圧縮する方法について解説しました。これを機に、コマンドプロンプトを使ってより高度なファイル管理を行ってみてはいかがでしょうか。

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