サーバーに外付けHDDをUSB接続してバックアップストレージとするといった構成や、USBメモリを接続してデータを出し入れしたりするのを良く見かけます。
とにかくこれは止めた方が良いです。USB接続は非常に便利なんですが、私は何度も痛い目にあってきました。
目次
サーバーへのUSB接続が何故ダメか
サーバーへ接続するUSB機器が壊れている場合、かなりの確率でサーバーが誤作動します。
具体例を挙げると、サーバがシャットダウンしなかったり、起動時にBIOS画面でフリーズしてしまったりします。
そして、厄介なのがUSB接続機器はログを出力しないため、サーバー管理者からすると原因不明でサーバがフリーズしてしまう点です。
原因不明からの普及は非常に時間がかかりますし、とにかくなんか情けない感じになります。なんだこれか~といった感じです。
管理人が遭遇した事例
暗号化USBメモリの接続でサーバシャットダウン
暗号化付きのUSBメモリをサーバーに接続した瞬間にシャットダウンが始まったことがありました。その時はメンテナンス時間内だったので事なきを得たんですが、サービス提供時間内だったら大変なことになっていました。
外付けHDDが影響してサーバーシャットダウンせず
外付けHDDの故障でサーバーがシャットダウンしない事象に遭遇したことがあります。外付けHDDのLEDは正常動作していて、デバイスマネージャーからも見えていたので、疑わなかったんですが結果的に壊れていました。シャットダウンしないので強制シャットダウン後に起動させてもBIOSから閲覧できない状態でした。多少お金がかかってもNAS等のLAN上のストレージを利用すればシャットダウンできない事はないし、万が一何かあってもログを出すので復旧時間がそれ程必要ありません。
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