adguard.co.inとは?Edgeの偽ウイルス警告・通知を消す方法|xso-adguardも確認

Edgeの警告にadguard.co.inやxso-adguard.co.inという文字がある場合、名前が似ているだけで正規のAdGuard製品の案内とは判断できません。電話・支払い・「修復」アプリへ誘導する表示には従わず、画面を閉じてEdgeのサイト通知権限を確認します。右下の通知とタブ内のポップアップは対処が異なります。

Edgeを閉じても出るサイト通知は、ポップアップのブロックとは別に通知権限を取り消します。

目次

adguard.co.inとは?AdGuardの名前だけで信用しない

広告ブロック製品AdGuardの公式サイトはadguard.comです。製品によって公式サイトから別ドメインへ案内されることもありますが、画面にadguardという単語があることは公式との関係や安全性の証明ではありません。通知内のリンクを使うより、製品の公式サイトを自分で開いて確認します。

adguard.co.inとxso-adguard.co.inは異なるドメイン名です。本記事の元の表示例d155420ko90s739jn0vg.xso-adguard.co.inは、xso-adguard.co.inのサブドメインです。文字列や国別ドメイン、ランダムなサブドメインだけで所有者・感染の有無・すべてのサイトの挙動を断定しません。表示している要求と、ブラウザー側の通知元を確認してください。

Microsoftのサポート詐欺対策は、Microsoftのエラー・警告メッセージに電話番号は含まれないと説明しています。「今すぐ電話」「料金を払って修復」「遠隔操作を許可」と要求するWeb警告は、その表示の電話番号やリンクで対応しないでください。Windowsセキュリティの状態はスタートメニューから自分で開いて確認します。

例:
Attention! Your computer is in danger. Your computer is infected by viruses. To remove virus, click here.
System alert! Click here to fix the error. via Microsoft Edge.

右下の通知か、Edgeのタブ内の警告かを見分ける

表示場所・タイミング確認する対象最初の対応
画面右下や通知センター、Edgeを閉じても出るWebサイトの通知許可Edge設定で通知元をブロック
Edgeのタブ・新しい窓・ページの小窓Webページやポップアップ/リダイレクトタブを閉じ、ポップアップ許可を確認
Edgeを再起動するたび同じページが開く前回セッションや起動時の指定ページ不審なタブを復元せず、起動時設定を確認
サイトを閉じても検索変更や広告が続く拡張機能・追加アプリなど追加した項目を確認し、保護ソフトでスキャン

サイト通知の公式説明によると、許可済みのWebサイト通知はEdgeを閉じていても表示されます。Edgeのタスクを終了しただけで止まらなくても、それだけでPCが乗っ取られた証拠にはなりません。ポップアップのブロックは新しい窓やタブなどが対象で、サイト通知とは別です。

画面をクリックせずに閉じる

  1. 通知や偽警告の「修復」「許可」「電話」ボタンを押さず、Ctrl+Wで対象タブを閉じるかAlt+F4で窓を閉じます。
  2. 全画面ならF11で解除を試します。閉じられない場合はCtrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開き、Microsoft Edgeのタスクを終了します。未保存の作業が失われる場合があります。
  3. 再起動時に不審なタブを復元しません。起動直後に再び出る場合は一時的にネットワークを切り、設定を開いて起動ページ・通知権限を確認します。

警告を表示したサイトへ「本物か確認するため」に戻る必要はありません。通知元のドメインは通知表示やEdgeの権限一覧で確認できます。画面を閉じたことだけで感染の有無を判断せず、ファイルを実行したか、情報を入力したかを整理してください。

Edgeでadguard系サイトの通知を消す・ブロックする

  1. Edge右上の「…」→「設定」を開きます。
  2. 現行の公式案内では「プライバシー、検索、サービス」→「サイトのアクセス許可」→「すべてのサイト」へ進みます。
  3. 通知元に表示されたサイトを選び、「通知」を「ブロック」にします。
  4. 同じ警告を送る別のサブドメインが許可されていないか確認します。複数のEdgeプロファイルを利用している場合は、該当するプロファイルでも確認します。

以前の版では「Cookieとサイトのアクセス許可」配下に設定がある場合があります。メニュー名が違う時は設定内で「通知」を検索するか、アドレスバーへ次の設定URLを入力します。外部の警告サイトへアクセスするURLではありません。

edge://settings/content/notifications

「削除」は許可情報を取り除く操作で、サイトから再度許可を求められる場合があります。不要な通知元には「ブロック」を選びます。新しい通知の許可要求を止める設定を変更しても、既存の許可を残したままでは対処が十分とは限らないため、許可済みのサイトを個別に確認してください。

タブ内ポップアップ・リダイレクトの許可を確認する

現行の公式手順は「設定」→「プライバシー、検索、サービス」→「サイトのアクセス許可」→「すべてのアクセス許可」→「ポップアップとリダイレクト」です。「ブロック(推奨)」を有効にし、不審なサイトが許可一覧にあれば除きます。銀行の明細など必要なポップアップとは分けて確認してください。

edge://settings/content/popups

この設定を有効にしても、ページ内のすべての広告やWebサイト通知を消す機能ではありません。右下の警告は前の節の通知権限で止めます。

再起動で警告が復活する場合

「設定」の「スタート、ホーム、新しいタブ」などの起動ページ設定を確認し、不審なURLが指定されていれば除きます。前回のタブを復元する設定を使っている場合は、不審なタブを閉じてから正常な状態で終了するか、新しいタブから起動する設定で確認します。

拡張機能は次の画面で、最近追加したもの・提供元を確認できないものを調べます。必要な拡張機能まで一括削除せず、疑わしい項目をオフにして挙動を比較します。

edge://extensions/

Cookieを整理する公式手順では、「設定」→「プライバシー、検索、サービス」→「Cookie」→「すべてのCookieとサイトデータを表示」で対象サイトを検索して削除できます。すべてのCookieを消すと多くのサイトからサインアウトするため、必要なら該当サイトから整理します。Cookieや履歴の削除は、通知のブロックを確認する代わりにはなりません。

通知権限・起動ページ・拡張機能を確認しても続く場合に、設定リセットを検討します。次の画面で実際に表示される変更対象を読み、必要な設定を控えてから実行します。リセットだけでPC内のマルウェア駆除まで完了したとは判断できません。

edge://settings/reset

クリック・入力・遠隔操作をしてしまった場合

行ったこと次に行うこと
通知を許可しただけ通知元をブロックし、ファイル実行や情報入力がなかったか確認
不審なファイルをダウンロードした実行せず、Windowsセキュリティ等で確認。実行済みなら追加アプリと保護履歴も確認
パスワードやカード情報を入力した別の信頼できる端末でパスワードを変更し、カード会社・金融機関の公式窓口へ連絡
遠隔操作ソフトを導入し操作を許可したネットワークを切り、端末管理者や信頼できる窓口へ相談。導入アプリ、スキャン、必要なら回復を検討

Microsoftの公式案内は、詐欺相手に導入させられたアプリの削除、フルスキャン、更新、パスワード変更、支払い済みならカード会社への相談を示しています。遠隔操作を許可した場合は、通知を消す操作だけで完了と考えません。会社のPCでは管理者へ経緯を伝え、回復・初期化は保存データと業務への影響を確認して判断します。

Windowsセキュリティでスキャン結果を確認する

Microsoftのスキャン案内に沿い、スタートから「Windowsセキュリティ」→「ウイルスと脅威の防止」→「スキャンのオプション」を開きます。フルスキャンでファイルやプログラムを確認し、検出内容と推奨対応を読みます。第三者製品がウイルス対策を担当している場合は、その製品の公式手順を確認してください。

Microsoft Defenderオフラインスキャンは、再起動してWindows回復環境で確認する選択肢です。開いているファイルを保存してから実行し、完了後は「保護の履歴」で結果を確認します。すべての通知許可だけの事例に必須というわけではなく、実行済みファイルや持続する不審な動作がある場合の確認に使います。

KB890830やwindows-kb890830-x64-v5.134との関係

KB890830はMicrosoftの悪意のあるソフトウェアの削除ツール(MSRT)の案内です。MSRTは特定の広く見られるマルウェアの感染後の除去を助けるもので、常時保護を行うウイルス対策の代わりにはなりません。ファイル名にKB890830とあるだけでは、手元のファイルが本物か安全かは確定できません。

v5.134などの版付きファイル名は、固定の最新版として扱いません。MSRTを使う場合はWindows UpdateやMicrosoftの公式配布元を利用し、警告ページから「修復ツール」をダウンロードしないでください。MSRTで何も検出されなくても、Edgeの通知権限を無効にしたことにはなりません。

ファイルを実行せず署名情報を調べる例

管理者や詳しい利用者が確認する場合は、Get-AuthenticodeSignatureで署名情報を読み取れます。次のパスを実際に保存したファイルへ置き換えます。このコマンドは対象ファイルを実行しません。

Get-AuthenticodeSignature -LiteralPath 'C:\path\to\windows-kb890830-x64-v5.134.exe' |
    Select-Object Status, StatusMessage, SignerCertificate

StatusがValidか、署名者証明書と入手元がMicrosoftの正規配布に対応するかを確認します。署名があることだけで任意のファイルの安全性を保証するものではありません。確認できないファイルを試しに実行せず、公式配布元から取得し直します。

まとめ

adguard.co.inなどの文字がある警告は、名前だけで正規製品と判断せず、要求内容と通知元を確認します。画面右下の警告はEdgeのサイト通知をブロックし、タブ内の警告は閉じて起動ページ・ポップアップ権限を確認します。ファイル実行、情報入力、遠隔操作をした場合は、それぞれの被害対応と保護ソフトの確認へ進めてください。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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