Mac版のOfficeアプリで「Aptos」フォントをもう一度既定にしたいと感じている方へ、今回はその背景や具体的な方法、さらにちょっとした応用までをしっかりと解説していきます。アップデートの影響によって、いつの間にか元のCalibriに戻ってしまった……というお悩みを解消し、思い通りの文章作成環境を取り戻しましょう。あなたのMac上で作業がより快適になり、毎日のドキュメント編集がほんの少し楽しくなるはずです。
- Office 365 (Microsoft 365) Mac版での既定フォント変更の背景
- 「Aptos」を再び既定に設定するメリット
- Mac版Office(Word)でAptosを既定フォントに設定する手順
- Excel・PowerPointなど他のOfficeアプリでのフォント設定
- 手動以外でAptosを使う方法はある?
- トラブルシューティング:Aptosが見当たらない場合
- Normalテンプレートの管理と活用
- Aptosを使って魅力的な文書を作成するコツ
- 表やコードの挿入時のフォント設定
- OfficeアプリをApp Store経由でインストールする場合の注意点
- まとめ:Aptosを再度既定フォントにして快適な編集ライフを
Office 365 (Microsoft 365) Mac版での既定フォント変更の背景
Mac版のOfficeアプリを長く使っている方ならご存じかもしれませんが、Microsoftは一時的に既定フォントを「Calibri」から「Aptos」へ切り替えました。ところが、その後のアップデートなどを経て、再び既定フォントが従来の「Calibri」に戻ったという経緯があります。この動きはWindows版だけでなくMac版のMicrosoft 365にも影響しており、「せっかくAptosに慣れ始めたのに、気づいたらCalibriに戻っていた」というユーザーの声が多く聞かれます。
なぜ新フォント「Aptos」に変更されたのか
Microsoftは従来の「Calibri」に代わる新しいイメージ戦略の一環として、よりモダンで可読性に優れたフォントとして「Aptos」を選びました。デジタルデバイスでの見やすさ、グローバル環境での文字の統一感、さらにはMicrosoft自身が推進するユーザーエクスペリエンスの向上が狙いのようです。実際、Aptosは視認性が高く、ビジネス文書だけでなく学術論文やプレゼン資料など幅広い用途で使いやすいとの評判がありました。
再びCalibriに戻った理由
一方で、Officeユーザーの中には「Aptosに違和感がある」「慣れ親しんだCalibriのほうがよい」という声があったのも事実です。Microsoftはユーザーからのフィードバックを注視する企業として知られており、まずは新しいフォントの導入状況や評価を確かめるために、途中で既定フォントを元のCalibriに戻したと考えられます。こうした実験的なアプローチは、クラウドベースで更新されるMicrosoft 365ならではの特徴でもあります。
「Aptos」を再び既定に設定するメリット
文書全体の印象を新しくできる
Aptosは比較的新しく設計されたフォントなので、見た目がクリーンでスタイリッシュです。ビジネス文書でも、プレゼン資料でも、ちょっと先進的な雰囲気を演出できます。あなたのブランドイメージや書類の印象を一新したい場合には、大きなプラス要素になるはずです。
Mac環境との相性が良い
Macユーザーの方は、UIやフォントの美しさを重視する傾向があります。AptosはAppleのRetinaディスプレイで見ても美しく、書き手の意図が伝わりやすいのも魅力的なポイントです。「Calibriは慣れているけれど、もう少しおしゃれにまとめたい」というときに試してみる価値があります。
新鮮な書き心地を楽しめる
フォントを変えると、文章を書くときの気分も意外に変わるものです。視覚的な刺激が新鮮だと、アイデアが浮かびやすくなったり、作業そのものへのモチベーションが高まったりします。日々の業務にちょっとした変化を加えたいなら、Aptosへの切り替えはおすすめです。
Mac版Office(Word)でAptosを既定フォントに設定する手順
以下ではWordを例に、Aptosを既定フォントに設定する方法を詳しく見ていきます。基本的にはWordだけでなく、ExcelやPowerPointでも同様の流れでフォントをカスタマイズできるので、参考にしてください。
1. Wordを起動して「フォント」ダイアログを開く
- Wordを起動したら、新規文書を開きます。空白の文書で問題ありません。
- リボンの「ホーム」タブを選択し、「フォント」グループの右下にある小さな矢印アイコンをクリックします。これが「フォント」ダイアログ(Font Dialog Box Launcher)の起動ボタンです。
2. フォントをAptosに変更する
- 「フォント」ダイアログが表示されたら、フォントのプルダウンリストから「Aptos」を探して選択します。
- フォントサイズも変更したい場合は、同じダイアログでサイズを変更します。
- 太字や斜体などのスタイルをどうするかも合わせて検討しましょう。標準の文章にしたい場合は、スタイルは「標準(Regular)」を選んでおくのがおすすめです。
3. 「既定に設定」でNormalテンプレートを更新する
- フォントの設定が完了したら、ダイアログ右下の「既定に設定(Set As Default)」ボタンをクリックします。
- 表示されるオプションで、「この文書のみ」か「Normalテンプレートを基にするすべての文書」を選択できます。
- 常にAptosを使いたい場合は「Normalテンプレートを基にするすべての文書」を選択し、「OK」をクリックしてダイアログを閉じましょう。
4. 正しく設定できたか確認する
- Wordを一旦終了し、再度立ち上げてみます。
- 新規文書を開いて、実際にフォントがAptosに設定されているか確認しましょう。
- もしCalibriのままになっている場合は、Normalテンプレートが正しく更新されていない可能性があります。再度手順を繰り返すか、テンプレート自体を手動で置き換える方法も試してみてください。
Excel・PowerPointなど他のOfficeアプリでのフォント設定
AptosをWordだけでなく、ExcelやPowerPointでも既定フォントにしたいというケースは多いでしょう。アプリごとに設定画面がやや異なるため、代表的な例を紹介します。
ExcelでAptosを既定に設定する例
- Excelを起動し、空白のブックを開きます。
- メニューから「Excel」→「環境設定」を選択します。
- 「フォント」または「既定のフォント」の項目を探し、プルダウンから「Aptos」を選択します。
- サイズも合わせて設定したら、設定画面を閉じてExcelを再起動します。
- 新規ブックでAptosが設定されているか確認してみてください。
表で確認する:Excelでのフォント設定項目
項目名 | 内容 |
---|---|
標準フォント | ワークシート全体の標準フォントを指定 |
フォントサイズ | セルに入力する文字のデフォルトサイズ |
既定フォントの適用先 | 新規ブック作成時に適用される設定かどうかを選択 |
PowerPointでAptosを既定に設定する例
- PowerPointを起動し、空白のプレゼンテーションを開きます。
- 「デザイン」タブを選択して、「バリエーション」グループ(または「テーマのオプション」)を探します。
- 「フォント」をクリックすると、テーマに紐づけられたフォントのセットを変更できます。Aptosを適用したい場合は、カスタムフォントの作成を行いましょう。
- カスタムフォントをAptosに設定して保存し、「現在のテーマを既定として保存」を行うと、新しいスライドでもAptosが適用されるようになります。
手動以外でAptosを使う方法はある?
テーマを切り替えてAptosを採用する
テーマ単位でフォントを管理しているOfficeアプリ(特にPowerPointやWord)では、自分好みのテーマを作成し、そのテーマ内で「Aptos」をフォントセットとして指定しておくと便利です。以下のようにすると、新規文書や新規スライド作成時に自動でAptosが適用されます。
- テーマの編集画面を開く
- フォントセットを「Aptos」に変更
- テーマを保存・既定のテーマに設定
組織単位でテンプレートを共有する
企業やチームで統一フォントを使用したい場合は、Aptosを設定したテンプレートを作成し、共有フォルダなどでメンバー全員に配布する方法もあります。事前にNormalテンプレートやテーマファイルをAptosに変更しておけば、新しいドキュメントを作るだけで自然とAptosが使われるようになります。
トラブルシューティング:Aptosが見当たらない場合
Officeのバージョンを確認する
Aptosがそもそもフォントリストに表示されない場合、OfficeやMacのバージョンが古い可能性があります。最新のアップデートを適用することで、Aptosが使えるようになるケースもあるので、まずはMicrosoft 365の更新状況を確認してみましょう。
フォントファイルがインストールされていない
何らかの理由でMacにAptosのフォントファイルが正しくインストールされていないと、Officeアプリのフォントリストに表示されないことがあります。Officeが自動的にインストールするはずですが、手動で追加できる場合はMicrosoftからフォントファイルを入手してインストールする方法を検討してください。
Officeアプリの再インストールや修復を試す
フォントトラブルが解決しない場合は、Officeアプリをいったんアンインストールして再度App Storeからインストールし直す、もしくはMicrosoft公式サイトからダウンロードしたインストーラを利用して再インストールしてみるのも手です。
ただし、再インストール時にはWordやExcelの個別設定がリセットされる恐れがあるので、大切な設定はバックアップを取っておくと安心です。
Normalテンプレートの管理と活用
Officeアプリ(特にWord)で既定のスタイルが変わらない、あるいは何らかの不具合があるときは、Normalテンプレートが原因のことがあります。Normalテンプレートには、以下のような特徴があります。
- Wordの標準テンプレート:新規文書を作るときにベースとして使われる
- フォント・段落・スタイルなどの基本設定が記録されている
- Mac版Wordの場合、ユーザーディレクトリに存在する「Normal.dotm」ファイルを編集することで、設定を変えられる
もしNormalテンプレートが破損している疑いがあるなら、ファイル名を変更してWordを再起動し、新しいNormalテンプレートを生成させてから、改めてAptosの設定を既定化する方法も試してみてください。
Aptosを使って魅力的な文書を作成するコツ
文書構成やレイアウトも見直す
フォントを変えるだけでなく、段落の行間や文字間隔などを調整すると、全体がぐっと読みやすくなります。Aptosはモダンなフォントなので、行間を少し広めに取ると、おしゃれな印象をより引き立てられます。
箇条書きや見出しのスタイルを活用する
WordやPowerPointでは、「見出し1」「見出し2」などのスタイルを使うと、ドキュメント構造を効率的に管理できます。Aptosをこれらの見出しスタイルにも適用しておけば、文章全体の統一感が高まり、後からデザインを切り替えるのも簡単になります。
フォントの組み合わせを楽しむ
プレゼン資料などでは、あえて見出しと本文で異なるフォントを組み合わせるという上級テクニックがあります。たとえば、見出しをAptosにして、本文を別のサンセリフ系フォントにするとメリハリが付きます。読みやすさとインパクトのバランスを考えつつ、試してみるのも面白い方法です。
表やコードの挿入時のフォント設定
業務でプログラミングコードをWordに貼り付けたり、Excelでちょっとしたテーブルを作成する方もいるでしょう。
Aptosはオールラウンドなフォントですが、コード表示には等幅フォントのほうが見やすい場合もあります。コード部分だけを「Consolas」や「Courier New」に指定するテクニックもありますので、以下のように設定するのがおすすめです。
// Wordなどでコードを貼り付ける例
public class Sample {
public static void main(String[] args) {
System.out.println("Hello Aptos!");
}
}
- 通常の文章:Aptos
- コード部分:Consolas(または等幅フォント)
こうすることで可読性が高まり、どこからどこまでがコードかがひと目で分かるようになります。
OfficeアプリをApp Store経由でインストールする場合の注意点
Mac版OfficeをApp Store経由でインストールしている方も多いでしょう。App Store版はMicrosoft公式サイトからダウンロードする版とは更新のタイミングやインストールパッケージが若干異なる場合があります。
以下のような点に注意してください。
- アップデートが若干遅れる:App Storeの審査や配布プロセスがあるため、Microsoft公式の更新タイミングとずれることがあります
- エラー時の対処法が限定される:トラブルシューティングの際、手動で修復する手順が公式サイト版と微妙に違う場合があります
- OneDriveやTeamsなどとの連携:App Store版でも基本的に使えますが、認証周りでトラブルが起きたら、一度サインアウト→サインインし直すのがおすすめです
Aptosが使えなくなる主な原因として、更新が追いついていないケースや不具合の可能性もあります。必要に応じて、Microsoft公式サイト版への切り替えも検討してみると良いでしょう。
まとめ:Aptosを再度既定フォントにして快適な編集ライフを
MicrosoftはクラウドベースのOfficeアプリを頻繁にアップデートし、新しい機能やデザインを試行錯誤して取り入れています。Aptosの既定フォント化→Calibriへの一時的な戻しはその一例ですが、Aptosそのものは現在でも使えるフォントとして残っており、設定次第で常に使えるようになります。
あなたのMac上でAptosを既定フォントに設定するためには:
- WordやExcelなどの「フォント」または「テーマ」設定を開く
- Aptosを選択し、既定設定に保存する(Wordの場合はNormalテンプレート)
- 新しい文書やプレゼン資料を作るときに、Aptosが使われているか確認する
この手順だけで、常にAptosを使う環境に移行可能です。自分の好みやチーム方針に合わせて自由にカスタマイズし、Officeアプリを最大限に活用していきましょう。
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