LANDISKがエクスプローラーの「ネットワーク」に出ない場合は、まず「一覧にないだけ」か「共有フォルダーにも接続できない」のかを分けます。SMB1の有効化やWindowsの保護機能の解除から始めず、NASの型番、接続先、認証、対応OSを順に確認しましょう。
最初に確認すること:型番・Windowsバージョン・エラー
本体ラベルのHDLで始まる型番、NASのファームウェア、Windowsのバージョンとエディションを控えます。WindowsのバージョンはWin+Rでwinverを実行して確認できます。エラーは番号だけでなく、表示された文章も記録してください。0x80004005だけで原因をSMBやネットワーク設定と決めることはできません。
電源・LANケーブル・リンクランプを確認し、他のPCから同じ共有を開けるか調べます。全PCで接続できない場合はNASやネットワーク側、一台だけならそのPCの設定や認証情報を優先して確認します。異音やディスク障害の警告がある場合は、再起動を繰り返さずメーカーへ相談してください。
一覧に出ない場合:NAS名とIPアドレスで直接開く
エクスプローラーのアドレス欄、またはWin+Rに、実際のNAS名を使って次のように入力します。Webブラウザーの検索欄ではありません。
\\NAS名
名前で開けない場合は、ルーターの接続機器一覧や管理者が確認したNASのIPアドレスで試します。次は書式例なので、実際の値へ置き換えてください。
\\192.168.1.100
IPアドレスなら開ける場合は、名前解決や一覧表示を調べます。名前でもIPでも開けない場合は、接続経路・認証・SMB対応を確認します。IPアドレスはDHCPで変わることがあるため、恒久的なショートカットにする際は管理者と設定を確認してください。
NASを一覧から探す必要がある場合は、信頼できる自宅・社内ネットワークでネットワーク探索の設定を確認します。公共のWi-Fiをむやみにプライベートへ変更したり、ファイアウォールを全面停止したりしないでください。PC自身のフォルダーを共有する設定を有効にすることと、NASへ接続することは別です。
Windows 11 24H2・25H2で接続できなくなった場合
I-O DATAはWindows 11 24H2・25H2の機種別対処ページを公開しています。シリーズごとに対応が異なるため、型番に一致する案内へ進み、ファームウェアとWindows対応状況を確認してください。サポート終了・Windows 11非対応とされている旧製品もあります。
Microsoftの説明では、Windows 11 24H2のPro・Enterprise・EducationはSMB署名を既定で要求します。Homeとは要件が異なるので、「Windows 11ならすべて同じ」と考えないでください。NAS側の署名対応や認証方式を確認し、署名の無効化・安全でないゲストログオンの許可を共通の解決策にはしません。詳しくはMicrosoftのSMB署名要件を参照してください。
ユーザー名・パスワードを求められる場合
NASの共有フォルダーへアクセスするために登録されたユーザー名とパスワードを使用します。Windowsへのサインイン用PINとNASのパスワードは別です。共有のアクセス権も確認し、管理者権限を一般利用者へ渡して解決しないでください。
保存済みの古い認証情報が疑われる場合は、資格情報マネージャーで対象NASの項目だけを確認します。他の接続先まで一括削除せず、必要な資格情報と影響を管理者に確かめてから変更します。すでに別ユーザーで接続している場合は、使用中のファイルを閉じてから対象接続を整理します。
例えばLAN DISK Lシリーズの公式案内も、利用者に応じた認証設定を説明しています。NAS管理用のadmin資格情報を一般利用PCへ登録する方法を一律に適用しないでください。
SMB1を有効にすれば直る?
古いNASがSMB1にしか対応していない場合でも、SMB1の有効化を最初の対処にはしません。NAS側でSMB2/SMB3を使えるか、対応ファームウェアがあるかを型番別に確認します。対応できない旧機種は、安全に利用を継続できるかメーカーや管理者へ相談し、移行を検討してください。
LAN DISK CONNECTなどの検出ツールも、製品・Windowsバージョンごとに対応を確認して使います。公式配布ページから対象製品の案内を確認し、検出できたことだけでファイルの読み書きや権限まで正常と判断しないでください。
新しいNASへ移行する場合の注意
旧NASのデータを別媒体へバックアップし、新NASのユーザー・共有権限を準備してからコピーします。コピー後はファイル数や容量だけでなく、重要なファイルが開くこと、必要な利用者がアクセスできること、バックアップから復元できることを確認します。元データの削除や旧NASの初期化は、確認と必要な保管期間を終えるまで行わないでください。
接続できずデータを取り出せない場合は、初期化や設定の総リセットを試す前にI-O DATAサポートへ相談します。問い合わせには型番、Windowsバージョン、エラー全文、名前/IPのどちらで試したか、他PCから接続できるかを添えると状況を伝えやすくなります。


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