この記事では、SQLの`WHERE`句を用いてレコードを効率的にフィルタリングする方法を詳しく解説します。具体的なコード例、その詳細な解説、およびデータテーブルを用いた演習問題とその解答も提供します。SQLの基本的な知識がある方を対象としています。
目次
はじめに:WHERE句とは何か
`WHERE`句はSQL(Structured Query Language)でデータベースから特定のレコードを選択するために使用される非常に重要な機能です。`WHERE`句はSELECT, UPDATE, DELETE文で用いることが多いです。
基本的なWHERE句の使用方法
`WHERE`句を使用する一番基本的な形は以下の通りです。
SELECT column1, column2
FROM table_name
WHERE condition;
このSQLコードは、`table_name`というテーブルから`condition`に一致するレコードの`column1`と`column2`を選択します。
コードの詳細解説
– `SELECT column1, column2`:選択するカラムを指定します。
– `FROM table_name`:データを抽出するテーブルを指定します。
– `WHERE condition`:フィルタリング条件を指定します。
具体的な使用例
数値を使ったフィルタリング
例えば、年齢が20歳以上のレコードを抽出する場合のコードは以下の通りです。
SELECT name, age
FROM persons
WHERE age >= 20;
文字列を使ったフィルタリング
また、名前が”John”のレコードを抽出する場合は以下のようになります。
SELECT name, age
FROM persons
WHERE name = 'John';
データテーブルを用いた演習問題
以下のようなデータテーブルがあるとします。
ID | Name | Age |
---|---|---|
1 | John | 25 |
2 | Mary | 19 |
3 | Sam | 35 |
演習問題1:年齢が30歳以上のレコードを抽出せよ。
この問題に対するSQLコードは以下の通りです。
SELECT ID, Name, Age
FROM persons
WHERE Age >= 30;
まとめ
`WHERE`句を理解して活用することで、データベースから必要なデータを効率よく抽出することが可能です。本記事で紹介した具体例や演習問題を通して、実践的なスキルの習得を目指してください。
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