Excel VBAで音楽ファイル名にアーティスト名やアルバム名を追加する方法

Excel VBAを使用して、音楽ファイルのメタデータを取得し、そのメタデータ(アーティスト名やアルバム名)をファイル名に追加する方法を学びます。この記事では、具体的なVBAコードとその詳細解説、さらに応用例を通して、この技術の幅広い応用範囲を探求します。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

基本的なVBAコード

まず、基本となるVBAのコードを紹介します。このコードは、指定されたフォルダ内の音楽ファイルのメタデータを取得し、ファイル名にアーティスト名やアルバム名を追加する役割を持っています。

コードの詳細解説

このコードは、指定されたフォルダ(folderPath)内の全ての.mp3ファイルを順番に取得し、各ファイルのメタデータからアーティスト名とアルバム名を取得します。そして、これらの情報をもとに新しいファイル名を作成し、ファイル名を変更します。

具体的には、Dir関数を使ってフォルダ内のファイルを取得しており、Name As文を使ってファイル名を変更しています。また、メタデータ取得の部分は疑似コードで示されており、実際のメタデータ取得方法は、外部のライブラリやAPIを使用する必要があるかもしれません。

応用例

1. ファイル形式の選択

異なるファイル形式(例:.wav, .flacなど)の音楽ファイルにも同じ処理を適用する方法を紹介します。

2. メタデータの取得方法の変更

外部ライブラリやAPIを使用してメタデータを取得する例を紹介します。

3. ファイル名の形式のカスタマイズ

アーティスト名、アルバム名、曲名の順番を変更する方法や、間の区切り文字を変更する方法を紹介します。

まとめ

Excel VBAを使用して音楽ファイルのメタデータを取得し、それをファイル名に反映させる方法について学びました。この技術は、大量の音楽ファイルを整理する際や、一貫した命名規則を適用する際に非常に役立ちます。

VBAも良いけどパワークエリも良い

VBAの解説をしてきましたが、VBAは正直煩雑でメンテナンス性が悪いです。最近はモダンExcelと呼ばれるパワークエリやパワーピボットへのシフトが進んできています。本サイトでもパワークエリの特集をしており、サンプルデータを含む全11回の学習コンテンツでパワークエリを習得することができます。

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パワーピボットの記事はありません。興味がある場合は、書籍で学んでみてください

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