**Excel VBAを活用したPowerPointスライド作成のデッドライン自動設定法

PowerPointのスライド作成はビジネスの場面で頻繁に行われる作業の一つですが、デッドラインの設定と管理は、しっかりと行わないと大きなトラブルの原因となることがあります。この記事では、Excel VBAを活用してPowerPointのスライド作成のデッドラインを自動設定する方法をご紹介します。具体的なコードやその解説、応用例を交えて、どのように実装すればよいかを解説していきます。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

基本の設定方法

Excelのシートにスライド名や作成日、デッドラインを記載し、VBAを利用してPowerPointにデッドラインを自動設定します。


Sub SetDeadline()

    Dim pptApp As Object
    Dim pptPresentation As Object
    Dim slideDeadline As Date
    Dim ws As Worksheet
    Dim lastRow As Long

    ' PowerPoint Applicationの設定
    Set pptApp = CreateObject("PowerPoint.Application")
    Set pptPresentation = pptApp.Presentations.Open("あなたのPowerPointファイルのパス")

    ' Excelシートの設定
    Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
    lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "A").End(xlUp).Row

    ' デッドラインの設定
    For i = 2 To lastRow
        slideDeadline = ws.Cells(i, 3).Value
        pptPresentation.Slides(i - 1).NotesPage.Shapes(2).TextFrame.TextRange.Text = "デッドライン: " & slideDeadline
    Next i

    pptPresentation.Save
    pptPresentation.Close
    Set pptPresentation = Nothing
    Set pptApp = Nothing

End Sub

このコードは、Excelのシートに記載されたスライド名とデッドラインを取得し、指定されたPowerPointファイルのノートページにデッドラインを自動設定します。

応用例1:デッドラインのアラート機能

スライドのデッドラインが近づいてきたら、自動でアラートを出す機能を追加してみましょう。


Sub DeadlineAlert()
    Dim ws As Worksheet
    Dim lastRow As Long
    Dim slideDeadline As Date
    Dim todayDate As Date
    ' Excelシートの設定
    Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
    lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
    todayDate = Date
    For i = 2 To lastRow
        slideDeadline = ws.Cells(i, 3).Value
        If slideDeadline - todayDate <= 3 Then
            MsgBox ws.Cells(i, 1).Value & "のデッドラインが3日以内に迫っています!"
        End If
    Next i
End Sub

このコードは、Excelのシートに記載されたデッドラインが現在の日付から3日以内の場合、メッセージボックスでアラートを表示します。

応用例2:デッドラインのカラー変更

デッドラインが近づいてきたスライドのタイトルや内容を赤色に変更する機能を追加してみましょう。


Sub ChangeColorOnDeadline()
    Dim pptApp As Object
    Dim pptPresentation As Object
    Dim ws As Worksheet
    Dim lastRow As Long
    Dim slideDeadline As Date
    Dim todayDate As Date
    ' PowerPoint Applicationの設定
    Set pptApp = CreateObject("PowerPoint.Application")
    Set pptPresentation = pptApp.Presentations.Open("あなたのPowerPointファイルのパス")
    ' Excelシートの設定
    Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
    lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
    todayDate = Date
    For i = 2 To lastRow
        slideDeadline = ws.Cells(i, 3).Value
        If slideDeadline - todayDate <= 3 Then
            pptPresentation.Slides(i - 1).Shapes(1).TextFrame.TextRange.Font.Color = RGB(255, 0, 0)
        End If
    Next i
    pptPresentation.Save
    pptPresentation.Close
    Set pptPresentation = Nothing
    Set pptApp = Nothing
End Sub

このコードは、デッドラインが現在の日付から3日以内のスライドのテキストを赤色に変更します。

応用例3:デッドラインの延長

デッドラインを一定の日数だけ延長する機能を追加してみましょう。


Sub ExtendDeadline(daysToExtend As Integer)

    Dim ws As Worksheet
    Dim lastRow As Long
    Dim slideDeadline As Date

    ' Excelシートの設定
    Set ws = ThisWorkbook.Sheets("Sheet1")
    lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "A").End(xlUp).Row

    For i = 2 To lastRow
        slideDeadline = ws.Cells(i, 3).Value
        ws.Cells(i, 3).Value = slideDeadline + daysToExtend
    Next i

End Sub

このコードは、指定された日数だけExcelのシートに

記載されているデッドラインを延長します。

まとめ

Excel VBAを活用することで、PowerPointのスライド作成のデッドラインの設定や管理を自動化し、効率的に作業を進めることが可能です。上記の基本的な方法や応用例を参考に、自分のニーズに合わせてカスタマイズしてみてください。

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