Excel VBAで日付形式を持つファイル名を日別に整理する方法

この記事では、Excel VBAを使用して、特定の日付形式を持つファイル名を日別に整理する方法について詳しく解説します。初心者向けにコードとその詳細な解説、さらに実用的な応用例を3つ以上提供します。この技術を駆使して、日常業務の効率化を図りましょう。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

基本コードの解説

このコードは、指定されたディレクトリ内のすべてのファイルを検査し、ファイル名に日付形式(例: 2023-09-13)が含まれている場合、その日付に基づいてサブフォルダに移動します。

コードのポイント解説

1. **Dir関数**: ディレクトリ内のファイルやフォルダの名前を取得するために使用します。
2. **IsDate関数**: 文字列が日付として有効かどうかを判断します。
3. **Mid関数**: 文字列から部分文字列を取得します。ここではファイル名の最初の10文字を日付として取得します。
4. **MkDir関数**: サブフォルダが存在しない場合に新しいサブフォルダを作成します。

応用例

1. 特定の拡張子だけを対象とする

特定のファイルの拡張子(例:.txt)だけを整理する場合のコードを以下に示します。

2. ファイル名の異なる位置に日付がある場合

日付がファイル名の中央や最後にある場合は、Mid関数の引数を変更して日付を正確に取得します。

3. エラーハンドリングを追加する

エラーが発生した場合でも、コードの実行を続行できるようにするためのエラーハンドリングを追加します。

まとめ

Excel VBAを活用することで、日付形式を持つファイル名を日別に簡単に整理することができます。上記の基本コードと応用例を参考に、自分のニーズに合わせてカスタマイズしてみてください。日常業務の自動化と効率化を実現し、生産性を向上させましょう。

VBAも良いけどパワークエリも良い

VBAの解説をしてきましたが、VBAは正直煩雑でメンテナンス性が悪いです。最近はモダンExcelと呼ばれるパワークエリやパワーピボットへのシフトが進んできています。本サイトでもパワークエリの特集をしており、サンプルデータを含む全11回の学習コンテンツでパワークエリを習得することができます。

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