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Excel VBAを使って外部の音楽プレイヤーを起動する方法

この記事では、Excel VBAを使用して外部の音楽プレイヤーを自動で起動する方法を詳しく解説します。基本的な起動方法から応用例まで、具体的なコードとその詳細な解説を交えてご紹介します。この知識を活用することで、VBAをより多機能に使いこなすことが可能となります。

目次

Excel VBAの基本

Excel VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Excelに組み込まれたプログラミング言語です。これを用いると、単純作業の自動化だけでなく、高度なデータ分析やレポート作成も可能になります。

そもそも、どこにVBAコードを書いて、どう実行すれば良いのか分からない場合は、以下の記事をご参照ください。

VBAを使って外部プログラムを起動する基本

Excel VBAでは、Shell関数を利用することで外部のプログラムを起動することができます。この関数の使用方法は非常にシンプルで、起動したいプログラムのパスを引数として指定します。

上記のコードは、指定したパスの音楽プレイヤーを起動するVBAのサブプロシージャです。strProgramPath変数には、音楽プレイヤーの実行ファイルのフルパスを指定します。

Shell関数の第二引数について

Shell関数の第二引数は、起動したアプリケーションのウィンドウスタイルを指定するものです。以下は、主な引数の一覧です:

vbHide:非表示
vbNormalFocus:通常のサイズでアクティブ表示
vbMinimizedFocus:最小化してアクティブ表示
vbMaximizedFocus:最大化してアクティブ表示
vbNormalNoFocus:通常のサイズで非アクティブ表示
vbMinimizedNoFocus:最小化して非アクティブ表示

これらを適切に使用することで、起動時のウィンドウの表示形式を自由に選択することができます。

応用例1: 特定の音楽ファイルを直接起動する

外部の音楽プレイヤーを起動するだけでなく、特定の音楽ファイルを直接起動することも可能です。

このサブプロシージャでは、特定の音楽ファイルのパスをstrFilePath変数に指定して、音楽プレイヤーとともに起動しています。

応用例2: 起動後に一定時間待機する

音楽プレイヤーを起動した後、一定の時間だけ待機することができます。これは、例えばプレイヤーの起動が完了するまでの時間を確保したい場合などに役立ちます。

応用例3: 複数の音楽プレイヤーを順番に起動する

複数の音楽プレイヤーを順番に起動する場合のサンプルコードを以下に示します。

このサブプロシージャでは、2つの異なる音楽プレイヤーを10秒間隔で起動しています。

まとめ

Excel VBAを使用して外部の音楽プレイヤーや他のプログラムを起動する方法は、上記の通り非常に簡単です。この技術を利用すれば、Excelをもっと便利なツールとして活用することができます。特に、業務での自動化や日常の作業効率化に役立てることが期待できます。

VBAも良いけどパワークエリも良い

VBAの解説をしてきましたが、VBAは正直煩雑でメンテナンス性が悪いです。最近はモダンExcelと呼ばれるパワークエリやパワーピボットへのシフトが進んできています。本サイトでもパワークエリの特集をしており、サンプルデータを含む全11回の学習コンテンツでパワークエリを習得することができます。

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