Windows 10更新プログラムKB5035845が失敗!エラーコード0x800f0922の原因と対処法を徹底解説

最近、Windows 10の累積更新プログラムKB5035845が何度も失敗してしまい、エラーコードとして0x800f0922が表示されるケースが多く報告されています。私自身も最初は「再起動を繰り返すだけで全然進まない…」と頭を抱えましたが、いろいろ手を打つうちに無事アップデートを完了できました。この記事では、その過程で得た知識や具体的な解決方法をわかりやすく紹介します。

KB5035845とは

Windows 10(22H2)向けの累積更新プログラムとして配信されるKB5035845は、セキュリティ修正や機能面での安定性向上などを目的に提供されています。最新のパッチを導入することで、OS全体のセキュリティリスクを低減したり、細かな不具合修正が期待できます。しかしながら、アップデート途中で「0x800f0922」のエラーが出てしまう事例があり、場合によっては何度も失敗を繰り返してしまう点が問題となっています。

エラーコード 0x800f0922の意味

エラーコード「0x800f0922」は、Windows Updateで比較的よく見られるもののひとつです。特にシステム予約パーティションの領域不足が原因になると言われています。システム予約パーティションはWindowsが起動する際に必要となる重要な領域で、ここに空きがない状態では更新プログラムが正しくインストールできないことがあります。また、Windows Updateのコンポーネント自体に問題が生じている場合もあるため、一概にパーティションの問題だけでなく、複合的な原因が考えられます。

過去の私の失敗事例

私の場合、ディスク容量には余裕があるはずなのに何度試してもアップデートがこけるので、いろいろ調べたらシステム予約パーティション自体が極端に小さい構成になっているのが分かりました。見た目上はCドライブに数百GB空きがあっても、システム予約パーティションが圧迫されていればエラーは起こるので、盲点でした。

対策の全体像

KB5035845がどうしてもインストールできないときには、下記のような流れで原因を追究しながら対策していくことをおすすめします。

1. システム予約パーティションの空き領域を確認

まず最初に、システム予約パーティション(System Reserved Partition)の容量をチェックします。エラーコード0x800f0922が表示されるときは、ここが足りていない場合が多いです。

確認方法

・ディスクの管理ツール(Windows標準機能)を使う
・またはMacrium Reflectなどの外部ソフトを用いて確認する

実際に数十MB程度しか空きがなく、更新プログラムの展開に必要な容量を満たしていないケースがあります。この場合は下記のような方法でパーティションを広げるか、ファイルを削除する形で空きを作ることを検討します。

パーティション編集ツールを活用してシステム予約パーティションの容量を確保すると、エラーが解消する可能性が高まります。

2. Windows Updateの通常トラブルシューティング

次に、Windows Update関連の基本的なトラブルシューティングを確認します。多くのユーザーは既にやっているかもしれませんが、改めて以下を試すことで問題が解決する場合があります。

主な手順

・Windows Updateトラブルシューティングツールの実行
・sfc /scannow でシステムファイルを確認・修復
・DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth および /RestoreHealth で破損イメージを修復
・SoftwareDistributionフォルダのリセット(Windows Updateのキャッシュクリア)
・過去の不要な更新プログラムファイルの削除とディスククリーンアップ

よくある注意点

これらの作業を行う前に、必ずセキュリティソフトを一時的に停止しておくのが望ましい場合もあります。私が以前遭遇したケースでは、ウイルス対策ソフトのリアルタイムスキャン機能が更新プログラム展開をブロックしていたことがありました。

セキュリティソフトの一時停止によってPCリスクが高まることには注意が必要です。

3. 手動インストールを試す

Windows Update経由で自動的にダウンロード&インストールされる手順がうまくいかないときは、Microsoft Updateカタログから直接MSUファイルをダウンロードして手動インストールを試す方法もあります。

手動インストールのやり方

・ブラウザで「Microsoft Updateカタログ」を検索する
・検索欄に「KB5035845」と入力する
・OSのバージョンに合った更新プログラムをダウンロード
・ダウンロードしたMSUファイルをダブルクリックしてインストールを実行

手動インストールでは、Windows Update関連サービスやキャッシュの影響を受けにくく、成功率が上がるケースがあります。

成功しなかった場合

手動インストールでも失敗する場合は、システムに深刻な破損があるか、パーティション関連やサービス設定が何らかの形で阻害している可能性があります。次に紹介する修復インストールやクリーンインストールを考慮した方が効率的かもしれません。

修復インストール(In-Place Upgrade)

Windows 10のISOファイルを使い、システムを初期化せずに上書きする修復インストールは、多くのトラブルを解決する切り札的な方法として知られています。私もこの方法でKB5035845のインストールに成功した経験があります。

修復インストールのメリット

データやアプリを保持したままWindowsのシステムコンポーネントを再構成できるので、トラブルを解決しつつ環境を引き継げます。

実施手順

1.ISOファイルを入手

・Microsoft公式サイトまたはメディア作成ツールを利用してWindows 10のISOファイルをダウンロード

2.ISOファイルをマウント

・ダウンロードしたISOを右クリックで「マウント」
・または仮想ドライブソフトを使用

3.Setup.exeを実行

・マウントされたドライブの中にあるSetup.exeをダブルクリックして実行
・画面の指示に従い「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」設定を選択
・更新プログラムをダウンロードしながら、Windowsを修復インストール

この作業中はPCの再起動を何度か促されるので、電源やネットワークが安定した環境で行うのが望ましいです。また、インストールにはある程度の時間がかかりますので、急ぎの作業がない時間帯に取り組むことをおすすめします。

私が初めて修復インストールを試したときは、「アップデートよりも大がかりになるんじゃないか」と不安でしたが、意外とスムーズでした。ほとんどの設定やアプリがそのまま残り、問題となっていたKB5035845もしっかりインストール完了したので一安心です。

クリーンインストール(最終手段)

修復インストールでもうまくいかない場合は、クリーンインストールを検討する必要があります。これはシステムドライブを初期化して真っさらな状態からWindowsを再導入する方法なので、時間も手間もかかりますが、深刻な問題を抱えた環境をリセットして再スタートできる利点があります。

クリーンインストールのポイント

1.大切なデータのバックアップ

必ず事前にバックアップを取りましょう。ドキュメント・画像・動画・アプリ設定・ブラウザのブックマークなど、必要なものを外部ストレージやクラウドに退避することが重要です。

2.インストールメディアの作成

USBやDVDなどでインストールメディアを作成し、PCをブートしてクリーンインストールを行います。メディア作成ツールはMicrosoft公式から利用可能です。

クリーンインストールを行うと、基本的に環境をすべて再構築する必要があります。アプリの再インストールやライセンスの再認証など、時間も手間もかかります。

それでも得られるメリット

システムの根本的な問題をクリアにできる可能性が非常に高いです。レジストリやサービスの設定が壊れていても、クリーンインストールで正常状態に戻せます。

具体的な解決例

私が体験したケース

以前、SFCやDISMコマンドはもちろん、手動インストールやウイルス対策ソフトの停止、Windows Updateトラブルシューティングなど、あらゆる方法を試しましたが失敗を繰り返しました。エラーコードは一貫して0x800f0922で、原因が絞りきれず難航しました。
最終的に修復インストール(In-Place Upgrade)を実施したところ、あっさりKB5035845が入り、エラーも解消されました。システム内部のどこかに何らかの不整合があったのでしょうが、修復インストールによって更新プログラムのコンポーネントが正しく再構築されたのだと考えています。

よくある質問とポイント

Q1: エラーコード0x800f0922が出たらパーティションが原因?

A: まずは容量を確認

システム予約パーティションが不足している場合が多いです。ディスク管理ツールやサードパーティーのパーティション管理ソフトで確かめましょう。

Q2: SFCやDISMをやっても治らないのはなぜ?

A: システムファイル以外の問題

SFC/DISMで修復できるのは主にWindows自体のファイル破損です。パーティション構成やWindows Updateの一部サービス設定が誤っていると、修復しても追いつかないケースがあります。

Q3: 古い更新プログラムを削除すればOK?

A: キャッシュ問題の解決には有効

SoftwareDistributionフォルダのリセットなどは一般的な対処法ですが、それだけで解決しない場合は他の方法も並行して試してみてください。

表で見る対処法の比較

以下の表では、主な対処法を一覧にしてまとめます。

対処法 概要 難易度 成功率の目安 備考
システム予約パーティションの容量確認・拡張 ディスク管理ツールなどでシステム予約領域をチェック。必要に応じてパーティションを拡張する 比較的高い 容量不足が原因の場合は最優先
Windows Updateトラブルシューティング
SFC/DISMコマンド実行
更新関連サービスをリセット、システムファイルの破損を修復する そこそこ 軽度の破損なら効果大
手動インストール
(Microsoft Updateカタログ)
KB5035845のMSUファイルを直接ダウンロードし、オフラインでインストール 高い 自動アップデートが失敗する場合に有効
修復インストール(In-Place Upgrade) ISOファイルを使ってシステムを再構築し、設定やファイルを保持 中~高 かなり高い ある程度時間がかかるが成功率は高い
クリーンインストール データをバックアップし、OSを完全に入れ直す ほぼ確実 最終手段。手間がかかる

まとめ

KB5035845がWindows 10でインストールに失敗し、エラーコード0x800f0922を繰り返す場合、システム予約パーティションの空き容量不足がよく問題視されますが、それ以外にもWindows Updateの設定やファイル破損、セキュリティソフトの干渉など様々な原因が考えられます。まずはパーティション容量をチェックし、ダメならSFC/DISMやアップデートのキャッシュリセット、手動インストールを試してみてください。それでも改善しなければ、修復インストール(In-Place Upgrade)や最終的にはクリーンインストールを視野に入れると良いでしょう。

私自身も最初はなんだか敷居が高そうだと思っていましたが、修復インストールは思ったより手軽でした。クリーンインストールの場合でもバックアップさえしっかり取れば心配ないので、焦らずじっくり手順を踏むのがおすすめです。

一歩先のアドバイス

インストール失敗を回避するためにできる日頃のメンテナンス

1.ディスククリーンアップ

定期的にディスククリーンアップを実行することで、不要ファイルや古い更新プログラムのバックアップが減り、ストレージ容量に余裕を持たせられます。

2.不要な常駐ソフトの削除

スタートアップソフトや常駐アプリが過剰にあると、アップデート時の競合リスクが高まります。不要なプログラムはアンインストールを検討しましょう。

3.バックアップの習慣づけ

万が一に備え、システム全体や重要ファイルの定期的なバックアップを取る習慣があると、何かあった場合でもすぐに復元できます。

最後に

Windows 10の累積更新プログラムKB5035845が失敗すると、どうしても焦りがちになりますが、落ち着いて手順を踏むことで比較的スムーズに解決できるはずです。どうしても直らないときは、今回紹介した修復インストールやクリーンインストールを選択肢として考えてみてください。OSの不調が続く状態より、思いきって環境をリフレッシュするほうが結果的には早いケースもあります。少し大変ではありますが、データの安全を確保しながら段階的に対応していきましょう。

コメント

コメントする