【インボイス×レジ】2023年の法改正に備える！適格請求書の発行ができるクラウドPOSのススメ

インボイス制度がスタートすると聞いて、どんな準備が必要なのか不安に感じていませんか？私も実際、知り合いの飲食店オーナーから「これからは会計でお客さんにレシートを渡すだけじゃダメなの？」と相談されたことがあります。インボイス制度は一見難しそうに見えますが、実はクラウドPOSレジをうまく使えば、手軽に対応できるんですよ。そこで今回は、2023年の法改正に向けてインボイス制度に対応したレシートの発行が可能な「スマレジ」を中心に、クラウドPOSの上手な活用方法をご紹介します。

インボイス制度とは？レジとどう関係するの？

インボイス制度（適格請求書等保存方式）は、消費税の仕入税額控除を受けるために必要とされる新しい請求書ルールです。2023年10月の導入によって、今後は取引先やお客様から「適格請求書の発行をお願いします」と依頼される可能性が高くなります。
レジを使った日常の会計でも、適格請求書（インボイス）対応のレシート発行が求められる場合があるため、個人商店や小規模の飲食店にとっても他人事ではありません。いざというときに対応できるよう、あらかじめ準備しておくのが大切です。

インボイス制度が求める6つの情報

インボイス制度では、従来のレシートよりも詳細な情報を載せる必要があります。具体的には下記の6項目が必須です。

1. 適格請求書発行事業者の登録番号

納税事業者として登録された事業者が発行する請求書やレシートには、税務署から付与された登録番号を記載しなければなりません。

2. 取引年月日

取引が行われた日付（レシート発行日）を明示します。

3. 取引内容

商品やサービスの内容、単価、数量など、売買の内容が分かるように書くことが必要です。

4. 税率ごとに区分して合計した対価額

複数の税率が混在する場合もあるため、それぞれの税率ごとに合計額を記載します。

5. 適用税率または税率ごとの消費税額

8％や10％など、適用された税率ごとに金額を振り分けて示します。

6. 宛名（請求書の場合）

法人名や個人名など、発行先が分かるようにしておく必要があります。

クラウドPOSレジを導入すると何が変わるの？

クラウドPOSとは、インターネット経由で売上データや在庫管理などを一元管理できるレジシステムです。従来型のレジスターと違って、法改正や機能拡張にも柔軟に対応しやすい特徴があります。とくにスマホやタブレット端末を利用する「スマレジ」のようなサービスは、追加アップデートもオンライン上で即時に反映できるのが魅力です。

1. レシートがインボイス対応になる

クラウドPOSの設定を切り替えるだけで、インボイスに必要な情報が自動で印字されるケースが多いです。紙のレシートはもちろん、電子的にメールで送る場合でも対応できるものが増えています。

2. 法改正にスピーディーに対応

インボイス制度に限らず、毎年のように税率変更や補助金制度が話題になります。そのたびにレジを買い替えるのは負担が大きいですが、クラウド型ならソフトウェアのアップデートでサッと修正可能です。

3. 売上や在庫をリアルタイムに管理

クラウド上でデータを集約するため、スマホやパソコンからいつでも売上や在庫をチェックできます。忙しくて店舗にいられないオーナーも、外出先でリアルタイムに状況を把握できるのは大きなメリットです。

クラウドPOSは設定やアップデートがオンラインで完結するため、導入後も常に最新機能が使えるのが嬉しいですね。

スマレジなら「インボイス×レジ」をスムーズに実現

数あるクラウドPOSレジの中でも「スマレジ」は、インボイス対応がしっかりと整備されています。スマレジは0円から導入できるうえに、QRコード決済や電子マネー決済にも対応しているため、幅広いお店が導入しやすいサービスです。

スマレジの主な特徴

幅広い業種・業態に対応

飲食店や小売店はもちろん、美容室やクリニックなど、さまざまなビジネスシーンで活用できます。業種に合わせてシステムをカスタマイズできる拡張性も魅力です。

リアルタイム売上分析

売上データはクラウドに自動保存され、どこからでも確認可能。売れ筋商品の把握や在庫管理なども一元的に行えるので、経営判断のスピードが上がります。

無料プランからスタートOK

最初から高額な投資をしなくても、無料プランで導入をはじめられます。基本的なレジ機能はもちろん、簡単な在庫管理や売上分析にも対応しているので、少しずつ慣れながらステップアップできます。

実際にスマレジを使っている友人の飲食店では、従来のレジスターに比べて会計スピードが格段に上がり、お客様のストレスも減ったそうです。

2023年のインボイス制度に対しても安心

スマレジなら、インボイス制度対応のレシートをスムーズに発行できます。設定画面で登録番号など必要事項を入力すれば、あとはレジ打ちをするだけで適格請求書としての要件を満たすレシートが完成します。
今後、新しい税率や追加情報が必要になった場合も、クラウド上のアップデートで対応される見込みなので、法改正のたびに大掛かりなシステム改修をする必要がありません。

飲食店×レジ、小売店×レジ、クリニック×レジ…どんな業態にもおすすめ

スマレジは、多種多様な業態で導入実績があります。アクティブ店舗数はすでに38,296店舗（2023年7月時点）にのぼり、飲食から小売、医療機関などあらゆるところで活用されています。

飲食店の場合

オーダー管理と会計を一元化

スマレジ・ウェイターなどを活用すれば、ホールスタッフがiPadでオーダーを取るだけでキッチンに伝票を送れます。会計時もインボイス対応のレシートを発行できるので、法改正があっても安心です。

本部で複数店舗のメニュー変更や売上管理が一括で行えるのは、忙しい飲食店オーナーにとって大きな魅力ですよね。

小売店の場合

在庫管理の効率化

商品コードやバーコードリーダーとの連携で、リアルタイムの在庫管理が可能になります。セール情報やキャンペーンの反響を瞬時に確認できるのもクラウドPOSならではの強みです。

免税対応や消費税区分にも柔軟

海外からのお客様が多い店舗では、免税対応が必須。スマレジでは免税処理や複数税率管理にも対応しており、インバウンド需要を逃しません。

以前、アパレル関係の小売店で働いたときは、商品の入れ替え時期に在庫データのズレが大きな問題でしたが、クラウド上でリアルタイム管理していると手間がぐっと減ります。

クリニックの場合

シンプル操作でスタッフ教育を軽減

レジ操作に慣れないスタッフでも、タブレット端末の簡易的な操作ならスムーズに覚えられます。レセプト業務やカルテ管理と併用する場合でも、API連携を活用すればミスが減ります。

患者さんへの領収書もインボイス対応

診療費やサプリメント販売などの領収書にもインボイス対応が求められるケースがあります。スマレジのレシートなら、要件を満たす形式で発行できるので安心です。

実はクリニックの受付業務こそ会計トラブルが起きやすい分野。クラウドPOSによる自動計算はスタッフの心強い味方ですね。

スマレジを導入するメリットと注意点

スマレジは便利な機能が多く存在する一方で、導入時に押さえておきたいポイントがあります。ここでは、メリットと注意点をまとめました。

スマレジの料金プランは以下の通りです。

プラン名	月額料金 (税込)	主な機能
スタンダード	0円	基本的なレジ機能、売上分析
プレミアム	5,500円	複数店舗管理、一部サポート拡充
プレミアムプラス	8,800円	顧客管理10万件、ポイント管理、電話サポート
フードビジネス	12,100円	飲食店向けのオーダーエントリー機能
リテールビジネス	15,400円	高度な在庫管理、小売・アパレル向け機能

メリット：低コストで高機能

スマレジは無料プランから導入できるため、初期コストを抑えたい方にぴったり。法改正やキャッシュレス対応にも素早く対処できるのは、クラウド型ならではです。

注意点：インターネット環境は必須

クラウドPOSはオンライン接続が前提となるため、ネットワーク環境が不安定だと売上の反映が遅延するリスクがあります。店舗の回線状態をチェックしておきましょう。

スマレジ導入の流れ：短期間でスタートできる

スマレジをはじめとしたクラウドPOSレジは、導入にあまり時間がかからないのも魅力です。アカウントを作成し、iPadやiPhoneに専用アプリをインストールすれば、すぐに利用を開始できます。

アカウント作成

オンラインからメールアドレスを登録し、無料でアカウントを作成します。登録後はスマレジの管理画面にアクセスできるようになります。

アプリのインストール

App Storeで「スマレジ」と検索してダウンロード。インストールしたアプリに、先ほどのアカウント情報でログインするとレジ画面を利用できます。

設定と試運転

実際に商品やメニュー情報を登録し、レシートのデザインを調整します。タブレットやレシートプリンターなどの周辺機器との接続が確認できれば、あとは実店舗ですぐに使い始められます。

スマレジを使いこなしてインボイス制度を乗り切ろう

インボイス制度への対応は、新たに求められる会計処理の一つにすぎません。もちろん最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、クラウドPOSレジを導入してしまえば、システム側が自動的に適格請求書の形式を整えてくれるので、手間や心配が大幅に減ります。
特にスマレジは多彩な機能を低コストで利用できるうえ、複数店舗や在庫管理、キャッシュレス決済など幅広い拡張性があります。これから先も法改正は続く可能性がありますが、そのたびにレジを買い替えるのではなく、クラウド型でアップデート対応する方が断然スマート。

今後も続く「業種名×レジ」の変化に柔軟対応

飲食店×レジ、美容室×レジ、クリニック×レジなど、業種によって求められる機能は異なるもの。スマレジはこうしたニーズの違いにも柔軟に合わせられるよう、API連携や豊富な拡張機能を整えています。店舗の規模や特徴に合わせて最適な形で導入し、長く使い続けていけるのもクラウドPOSの大きな魅力です。

複数税率、免税対応、キャッシュレス決済や予約管理など、必要な機能を効率よくプラスしていくことで、店舗運営の効率化とお客様へのサービス向上を同時に実現できます。

まとめ：インボイス対応はクラウドPOSで乗り換えが正解！

レジ機能のバージョンアップや法改正への対応は、事業者にとって負担になりがちです。ですが、クラウドPOSレジを導入することで、その負担を大幅に軽減しながら精度の高い会計処理が実現できます。
スマレジはインボイス対応をはじめ、在庫管理や顧客管理、スタッフ管理など店舗運営に欠かせない機能をワンストップで提供してくれる強い味方。しかも無料プランが用意されているので、導入のハードルも低く、まずは試してみたいという方にもピッタリです。
これから本格運用が始まるインボイス制度に、早めに備えておけば、お客様への対応もスムーズ。最終的には「法改正があっても怖くない」状態を作り上げて、売上アップと信頼獲得につなげてみましょう。