この記事ではLinuxシステムでディスクのUUID（Universally Unique Identifier）を確認する方法について詳しく説明します。コマンドライン操作から各種のコード、応用例に至るまで、幅広く網羅しています。
目次
UUIDとは何か
UUID（Universally Unique Identifier）とは、ディスクやファイルシステムなどを一意に識別するためのIDです。Linux環境でのデバイスマネージメントやマウント設定でよく用いられます。
UUIDの特徴
– 一意性：UUIDはその名の通り、全世界で一つしかない識別子です。
– 柔軟性：デバイス名が変更されても、UUIDはそのままです。
UUIDの確認方法
LinuxでUUIDを確認する基本的な方法は`blkid`コマンドを使用することです。
blkidコマンド
以下のコマンドで、接続されているすべてのディスクのUUIDを確認できます。
sudo blkid # 接続されている全ディスクのUUIDを表示詳細解説
`blkid`コマンドは、特権ユーザー（root）で実行する必要があります。このコマンドは接続されているすべてのブロックデバイス（HDD、SSD、USBメモリなど）のUUIDを列挙します。
応用例
特定のディスクのみを調査
sudo blkid /dev/sda1 # /dev/sda1のUUIDを表示UUIDでディスクをマウント
sudo mount -U [UUID] /mnt # UUIDを指定してマウントfstabでのUUID利用
# /etc/fstabファイル内でUUIDを使う例UUIDでのディスクフォーマット
sudo mkfs.ext4 -U [既存のUUID] /dev/sda1 # UUIDを指定してフォーマットlsblkコマンドでUUIDを確認
lsblk -o NAME,UUID # lsblkコマンドでUUIDも表示まとめ
LinuxでのディスクUUIDの確認は、システム管理者やユーザーにとって非常に重要なスキルです。この記事を通して、その方法と応用例について詳しく学べたことでしょう。
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