ファイルサーバーを構築したら必ず設定をして欲しい機能に「シャドウコピー」があります。この機能を有効にしておくことで簡単に過去のある時点のファイルに復元する事ができます。ファイルを誤って上書きしてしまったり、削除してしまったりと何かと発生するヒューマンインシデントを解消する事ができます。また、この機能の良いところはユーザーレベルで簡単に復元できるので、システム管理者の手を煩わせることはありません。この記事ではシャドウコピーの設定方法と復元方法について解説します。

シャドウコピーの設定方法

早速ですが、ファイルサーバーとなっているドライブを右クリックして、「シャドウコピーの構成」をクリックしてください

下図ではボリュームEをファイルサーバーとして利用しています。

シャドウコピーというウインドウが立ち上がるので、設定をクリックします。

シャドウコピーをとるタイミングの設定をします。
スケジュールをクリックしてください。

シャドウコピーを行うタイミングを指定します。月・週・日そして時間・曜日といった細かい設定が可能です。

これで設定は完了です。うーん簡単ですね

シャドウコピーからの復元方法

さて設定ができらた復元のテストをしておきましょう。

南無阿弥陀仏というフォルダに「ぼうず1」と「ぼうず2」というファイルがあります。

この状態で一度シャドウコピーをしてみます。スケジュールで設定したタイミングにならなくても手動で行うことができます。

設定同様にシャドウコピーを開き、今すぐ作成をクリックします。
選択したボリュームの枠内に作成された日時が記載されれば成功です。

さてマメに「ぼうず1」を削除します。復元でこのファイルを蘇らせます。

復元するには、復元対象のファイルが含まれたフォルダを右クリックします。この検証では「南無阿弥陀仏」を右クリックします。

そしてメニューから「以前のバージョンの復元」をクリックします。

下図画面が出てきます。「開く」と「復元」といったボタンがあります。両方試してみましょう。ケースバイケースで選択するようになります。

まずは「開く」ボタンを試します。

削除した「ぼうず1」が出てきました。ただ、良くわからない場所にファイルが保存されていて、実際のEドライブにあるわけではないので、コピーするなどして、元のフォルダに戻してください。確認しながら戻したい場合は「開く」ボタンが有効かもしれません

次に復元を試します。

復元ボタンをクリックすると、下のポップアップが出てきます。上書きされるので注意だよってことですね。問答無用で上書きがされるので注意です。

復元ボタンをクリックすると、下のメッセージが出て正常終了です。

南無阿弥陀仏を確認してみると「ぼうず1」が戻っていました!

まとめ

ご紹介したようにシャドウコピーは簡単です。そして、追加で何か必要になるといったことも無くWindowsの標準機能で実装できます。それでいて効果は絶大です。もし有効になっていないようでしたら有効にして、ユーザーの利便性を高めシステム管理者は楽をしましょう。

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