結論から言うと、2026年7月7日の初報を見て「『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』が7月21日にXbox Game Passへ追加される」と判断するのは危険です。Xboxは7月13日、公式英語版の記事に編集注記を追加し、同作を「近日追加予定」の一覧から削除しました。削除理由や新たな提供日は発表されていません。一方、『The Planet Crafter』や『Palworld 1.0』などは現行の公式記事にも残っています。『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』だけを目的に加入やプラン変更をする場合は、正式な再案内を待つべきです。(XBOX Wire)
この記事では、Xbox Game Pass、PC Game Pass、Xbox Cloud Gamingを対象に、2026年7月第1弾のラインアップ、プランごとの違い、利用者と開発者への影響、Xboxの事業戦略との関係を整理します。
7月7日の公式発表は後から内容が変更された
2026年7月7日の発表では、『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』が『The Planet Crafter』と並ぶ7月21日の追加作品として掲載されていました。しかし、現行の英語版記事では同作が一覧から消え、記事タイトルも『Gears of War: Reloaded』『The Planet Crafter』『Palworld 1.0』を中心とした内容に変更されています。(XBOX Wire)
| 確認項目 | 7月7日の初報 | 7月13日以降の公式英語版 |
|---|---|---|
| 『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』 | 7月21日追加予定 | 近日追加予定の一覧から削除 |
| 対応予定だった環境 | クラウド、コンソール、PC | 現時点では未確定 |
| 対象予定だったプラン | Ultimate、Premium、PC Game Pass | 現時点では未確定 |
| 削除理由 | 記載なし | 記載なし |
| 現行記事の中心作品 | Tony Hawk、The Planet Crafter、Palworld 1.0 | Gears of War: Reloaded、The Planet Crafter、Palworld 1.0 |
一部のローカライズ版には『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』の記載が残っていますが、英語版には削除を明記した編集注記があります。言語別ページの更新時期が一致していない可能性があるため、最終判断はXboxアプリや現行の英語版公式記事で行うのが安全です。(XBOX Wire)
Xbox Game Pass 2026年7月第1弾のラインアップ
7月第1弾では、完全な新規追加だけでなく、Premiumへの対象拡大、クラウド・コンソール版の追加、発売初日配信が一つの発表にまとめられています。現行の公式英語版と初報の変更点を反映すると、次のように整理できます。(XBOX Wire)
| 提供日 | タイトル | 対応環境 | 対象プラン | 位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| 7月6日 | Winds of Arcana: Ruination | クラウド、コンソール、携帯ゲーム機、PC | Ultimate、Premium、PC Game Pass | 発表時点で提供中 |
| 7月9日 | Gears of War: Reloaded | クラウド、Xbox Series X | S、携帯ゲーム機、PC | Ultimate、Premium、PC Game Pass |
| 7月9日 | Tamashika | クラウド、Xbox Series X | S、携帯ゲーム機、PC | Ultimate、Premium、PC Game Pass |
| 7月13日 | Ascend to Zero | クラウド、Xbox Series X | S、携帯ゲーム機、PC | Ultimate、PC Game Pass |
| 7月14日 | PBA Pro Bowling 2026 | クラウド、Xbox Series X | S、PC | Ultimate、Premium、PC Game Pass |
| 7月15日 | Quarantine Zone: The Last Check | クラウド、Xbox Series X | S、PC | Ultimate、Premium、PC Game Pass |
| 7月16日 | Mavrix by Matt Jones | クラウド、Xbox Series X | S、携帯ゲーム機、PC | Ultimate、Premium、PC Game Pass |
| 7月17日 | FixForce | クラウド、Xbox Series X | S、PC | Ultimate、Premium、PC Game Pass |
| 7月17日 | Fogpiercer | PC | Ultimate、PC Game Pass | PC向け追加 |
| 7月21日 | The Planet Crafter | クラウド、Xbox Series X | S、PC | Ultimate、Premium、PC Game Pass |
| 7月21日予定だった作品 | Tony Hawk’s Pro Skater 1+2 | 初報ではクラウド、コンソール、PC | 初報ではUltimate、Premium、PC Game Pass | 7月13日に一覧から削除 |
日付、対応環境、対象プランは公式記事の表記に基づきます。また、公式記事における「携帯ゲーム機」は、携帯型端末でのプレイ向けに最適化された作品を示すラベルです。すべての携帯型PCで同じ動作や操作性が保証されるという意味ではありません。(XBOX Wire)
『Palworld 1.0』は新規追加ではなく正式版への大型更新
『Palworld 1.0』は、新たにGame Passへ追加される作品ではありません。すでに提供されているタイトルが、2026年7月10日に正式版へ移行する「ゲームアップデート」として掲載されています。
正式版では、新たな探索場所やキャラクターが追加されると案内されています。対応環境はクラウド、コンソール、PCで、対象プランはGame Pass Ultimate、Premium、PC Game Passです。(XBOX Wire)
| 内容 | 対応環境 | 対象プラン |
|---|---|---|
| Palworld 1.0正式版 | クラウド、コンソール、PC | Ultimate、Premium、PC Game Pass |
| League of Legendsの新チャンピオン「Locke」 | PC | Ultimate、Premium、Essential、PC Game Pass |
| Wuthering Wavesの更新特典 | Xbox Series X | S、PC |
『Wuthering Waves』では、バージョン更新後にゲーム内アイテムを受け取れるほか、Xbox限定のシジルが1回限りの報酬として提供されます。このように今回の発表は、ゲーム本編の追加だけでなく、既存タイトルへ再びログインする動機を作る特典も含んでいます。(XBOX Wire)
『Palworld』利用者が確認すべきこと
既存プレイヤーは、1.0を別作品として探すのではなく、現在インストールしている『Palworld』の更新状況を確認します。自動更新を無効にしている場合は、起動前にアップデートの有無を確認してください。
マルチプレイを利用する場合は、参加者間でゲームのバージョンが一致しているかも確認が必要です。大型更新直後は、パッチノートや既知の問題が追加される可能性があるため、長時間プレイを始める前に公式情報を確認すると安全です。
『The Planet Crafter』はXbox版発売とGame Pass追加が同日
『The Planet Crafter』は、資源を集めて基地や機械を建設し、酸素、気温、気圧などを変化させながら惑星を居住可能な環境へ変えていくサバイバル・テラフォーミング作品です。ソロだけでなく、オンライン協力プレイにも対応します。
開発元Miju Gamesの公式資料では、Xbox Series X|S版の発売日は2026年7月21日とされ、Xbox Game Passへの対応も明記されています。つまり、既存のXbox作品が後からGame Passへ入るのではなく、Xboxでの展開開始とサブスクリプション提供を同期させた形です。(mijugames.com)
Miju Gamesは公式資料で7人規模のチームと説明されています。小規模な開発チームにとって、コンソール発売とGame Pass追加を同時に行うことは、多くの利用者に作品を発見してもらう機会になります。一方で、配信直後の問い合わせ、協力プレイの接続状況、コンソール固有の不具合などに対応する運用体制も重要になります。(mijugames.com)
『Gears of War: Reloaded』はPremiumの価値を補強
『Gears of War: Reloaded』は、新作として全プランへ同時追加されるのではなく、すでに対象だったUltimateとPC Game Passに加え、7月9日からPremiumでも利用可能になる作品です。
本作は初代『Gears of War』のリマスターで、追加キャンペーン、マルチプレイヤーマップ、キャラクター、コスメティックなど、オリジナル版の発売後コンテンツを収録します。(XBOX Wire)
この追加方法からは、Ultimateを発売初日作品の中心に置きつつ、一定期間が経過した作品や既存カタログをPremiumへ広げ、各プランの価値を段階的に調整する方針が読み取れます。
プランと対応環境は別々に確認する
Game Passの発表で間違えやすいのが、「対応環境」と「対象プラン」を同じものとして読んでしまうことです。
たとえば、作品欄に「クラウド、コンソール、PC」と書かれていても、PC Game Passへの加入だけでXbox Cloud Gamingが利用できるという意味ではありません。公式のプラン案内では、クラウドゲーミングはUltimate、Premium、Essentialの機能として案内されています。PC Game PassはPC版をダウンロードして遊ぶためのプランとして考える必要があります。(xbox.com)
| プラン | 7月第1弾における主な対象 | 注意点 |
|---|---|---|
| Game Pass Ultimate | 現行記事に残る主要10作品、Palworld 1.0、ゲーム内特典 | 対応作品をクラウドでも利用可能 |
| Game Pass Premium | Ascend to ZeroとFogpiercerを除く主要作品、Palworld 1.0、ゲーム内特典 | 発売初日作品が原則すべて含まれるわけではない |
| PC Game Pass | PC版がある主要10作品、Palworld 1.0、ゲーム内特典 | PC Game Pass単体はクラウド利用権を意味しない |
| Game Pass Essential | 今回の主要追加作品には記載なし | League of Legends、Wuthering Wavesの特典は対象 |
公式案内では、発売初日から遊べる新作は基本的にGame Pass UltimateとPC Game Passの対象です。PremiumとEssentialには、すべての発売初日作品が含まれるわけではありません。今回『Ascend to Zero』がUltimateとPC Game Passのみになっているのは、このプラン設計に沿ったものです。(xbox.com)
なお、作品や機能の提供状況は、地域、プラン、プラットフォームによって異なる場合があります。日本のアカウントで利用する場合は、海外向け記事だけで判断せず、Xbox本体、Xbox PCアプリ、またはGame Passのゲーム一覧で最終確認してください。(xbox.com)
7月15日に提供終了と案内された10作品
今回の発表では、次の10作品が2026年7月15日にGame Passライブラリから外れる作品として案内されました。
- Dungeons of Hinterberg
- EA Sports Football Club 24
- Stellaris
- Golf With Your Friends
- Minami Lane
- PowerWash Simulator
- Shadow of the Tomb Raider Definitive Edition
- Splitgate: Arena Reloaded
- Super Fantasy Kingdom(Game Preview)
- Techtonica(Game Preview)
『Super Fantasy Kingdom』はPCのみ、それ以外の9作品はクラウド、コンソール、PCが対象として掲載されています。(XBOX Wire)
Game Pass作品は、サブスクリプションを解約した場合だけでなく、作品自体がライブラリから外れた場合もサブスクリプション経由では遊べなくなります。継続して遊ぶ場合は、Microsoft Storeで購入版の対象機種やエディションを確認してください。(xbox.com)
利用者が今すぐ確認すべきこと
『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』だけが目的なら加入を急がない
初報で案内された7月21日の追加予定は、現行英語版から削除されています。再追加や延期を示す正式発表もないため、同作だけを目的とした新規加入、Premiumへの変更、ストレージ整理は保留するのが妥当です。
自分のプラン名と遊ぶ端末を分けて確認する
「PC対応」と「クラウド対応」、「PC Game Pass対象」と「クラウドゲーミング利用可能」は別の条件です。特にPC Game Pass利用者は、クラウド版ではなくPC版をインストールして遊ぶ前提で確認してください。
7月21日に遊ぶ作品を事前に決める
『The Planet Crafter』をXbox Series X|SまたはPCへインストールする場合は、配信後に必要容量を確認します。UltimateまたはPremiumでクラウド版を利用できる場合は、まずストリーミングで操作感やゲーム内容を試し、その後にインストールする方法もあります。
終了作品は「いつか再開する」ではなく継続要否を決める
Game Passを積み残し作品の保管場所として考えると、提供終了時に慌てやすくなります。長時間プレイ中の作品は購入候補、未着手の作品は見送る候補として分けると、不要な購入を避けられます。
開発者・パブリッシャーへの影響
コンソール発売とGame Pass追加を連動できる
『The Planet Crafter』のように、コンソール版の発売日とGame Pass追加日を合わせることで、発売直後から幅広い利用者へ届けられます。特に知名度をこれから高めたい作品では、ストアでの単体販売だけでは接触できない層にも試してもらえる可能性があります。(mijugames.com)
一方、加入者がすぐにアクセスできる分、リリース初日の同時接続、マルチプレイ、問い合わせ、レビューへの対応も集中しやすくなります。Game Pass参加を決める際は、露出効果だけでなく、運用負荷まで含めた準備が必要です。
正式版アップデートを再訪のきっかけにできる
『Palworld 1.0』は新規追加ではありませんが、Xboxは第1弾ラインアップと同じ記事で大きく扱っています。正式版移行や大型アップデートをGame Passの告知サイクルに乗せることで、休眠ユーザーへ再び作品を知らせる効果が期待できます。(XBOX Wire)
プラン、端末、地域ごとの情報管理が複雑になる
現在のGame Passは、Ultimate、Premium、Essential、PC Game Passで対象範囲が異なります。さらに、クラウド、コンソール、PC、携帯ゲーム機という対応環境も併記されます。
開発者や広報担当者は、「Game Pass対応」とだけ告知するのではなく、対象プラン、対象機種、提供日、クラウド対応、発売初日配信かどうかを分けて示す必要があります。
発表変更を各言語ページへ速やかに反映する必要がある
今回の『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』では、英語版に削除注記が追加された一方、一部のローカライズ版には初報の記載が残っています。発表内容を変更する場合は、公式記事だけでなく、ストア情報、SNS投稿、プレス向け資料、各言語ページを同時に更新しなければ、利用者やメディアに古い情報が残ります。(XBOX Wire)
Xboxの事業戦略から今回の発表を読む
今回のラインアップは、Xboxが事業の立て直しを表明した時期と重なっています。
Xboxは2026年6月の社内向けメッセージで、8か月以上続いたGame Passの減少後にサービスが再び成長し始めたと説明しました。同時に、現在の競争相手は他社のゲーム機だけではなく、ゲーム、映像、配信者、アプリなどを含む「利用者の時間」であるとの認識を示しています。(XBOX Wire)
さらに7月6日の公式メッセージでは、Game Pass、マルチプラットフォーム展開、幅広いコンテンツへの投資は価値を生んだものの、期待した速度では成長しなかったと説明し、コンテンツポートフォリオを見直す方針を示しました。(XBOX Wire)
この発表だけから個別作品の契約理由までは判断できません。ただし、7月第1弾の構成は、単純に大型新作を大量投入する方式ではなく、次の要素を組み合わせています。
- インディー作品の発売初日配信
- 既存作品のPremiumへの対象拡大
- 『Palworld』の正式版アップデート
- 基本プレイ無料作品のゲーム内特典
- クラウドと携帯型端末を含む対応範囲の拡大
- 提供終了作品によるカタログの入れ替え
これは、加入時の話題性だけでなく、既存加入者の継続利用、復帰、複数端末でのプレイまで含めてGame Passの価値を作ろうとする構成だと考えられます。
今後の注目点
最も重要なのは、『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』が別の日程で再発表されるのか、それとも追加自体が取り消されたのかという点です。現時点の公式英語版には、削除理由も新しい提供日もありません。非公式情報だけで追加日を判断せず、Xboxアプリの「近日追加予定」と公式記事の更新を確認する必要があります。(XBOX Wire)
『Palworld 1.0』では、正式版公開後の修正状況や既知の問題が焦点になります。『The Planet Crafter』では、Xbox Series X|S版の動作、コントローラー操作、オンライン協力プレイの安定性が評価を左右します。
サービス全体では、今後もUltimateとPC Game Passを発売初日作品の中心に据え、一定期間が経過したタイトルをPremiumへ広げる動きが続くかが注目点です。新しいラインアップを見る際は、本数だけでなく「どのプランへ、どのタイミングで追加されたか」を確認すると、Xboxの方針をより正確に読み取れます。
まとめ
2026年7月のXbox Game Pass第1弾では、『The Planet Crafter』のXbox版同日追加、『Palworld 1.0』への更新、多数のクラウド・PC対応作品、Premiumへの対象拡大が発表されました。
ただし、『Tony Hawk’s Pro Skater 1+2』は7月7日の初報後、7月13日に公式英語版の一覧から削除されています。同作を目的にプランを変更するのは避け、現在のGame Passライブラリで提供状況を確認してください。
利用者は、作品名だけでなく、対象プラン、対応端末、クラウド利用権、提供終了日を確認することが重要です。まずXboxアプリで自分の加入プランを確認し、現在利用できる作品と今後遊ぶ作品を整理しましょう。

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