ChatGPTで間違い探しを作る流れは、元絵を作る→変更内容を指定して元絵を編集する→2枚を人が比較する→確認できた実際の差だけで答え表を作る、の順です。最初に「3か所変える」と頼んでも、指定外の小さな変化が加わることがあります。そのため、変更指示をそのまま答えにせず、完成した2枚を必ず見比べてから問題として使います。
大人が操作し、できた画像を紙または画面で家族と楽しむ想定です。子ども自身のアカウント作成や操作は勧めません。画像生成・添付の利用可否や上限は、プランやワークスペース設定によって異なります。

今回作るもの
- 小物が少ないピクニックの元絵1枚
- 元絵を参照して一部だけ変えた変更絵1枚
- 2枚を人が確認した後に作る答え表
予定する変更は、カップを赤から青へ、りんごを1個から2個へ、小さい旗を三角形から四角形へ、の3点です。ただし、これは作業前に決めた「予定した差」です。生成後の画像に本当に存在する差、または指定外に生じた差とは分けて考えます。
手順1:小物が少ない元絵を作る
物を増やしすぎず、背景を単純にします。文字や細かな模様を避け、色・数・形を見分けやすいオリジナルの絵を頼みます。
家族で遊ぶ間違い探しの元絵として、シンプルなピクニックのオリジナルイラストを作ってください。明るい芝生と無地のレジャーシートを描き、小物は赤いカップ1つ、赤いりんご1個、小さい三角形の旗1つを中心に、必要最小限にしてください。背景は単純にし、細かな模様、文字、数字、ロゴ、看板は入れないでください。物が重ならず、それぞれの色・数・形を見分けやすい構図にしてください。
元絵ができたら、カップ、りんご、旗を確認します。物が多い、文字らしい形が入る、旗が小さすぎるといった問題は、変更絵へ進む前に直します。
手順2:変更する3点を先に決める
| 対象 | 元絵の予定 | 変更絵の予定 |
|---|---|---|
| カップ | 赤 | 青 |
| りんご | 1個 | 2個 |
| 小さい旗 | 三角形 | 四角形 |
先に表にすると編集指示がぶれにくくなります。ただし、これはまだ答え表ではありません。答えは完成した2枚を確認した後に作ります。
手順3:元絵を参照して変更絵を作る
元絵を添付し、変える箇所と維持したい箇所を同時に伝えます。公式資料でも、既存画像の編集では「何を変えるか」と「何を同じままにするか」を具体的に書き、小さく対象を絞って直す方法が案内されています。
添付した元絵を参照して、間違い探し用の変更絵を作ってください。変更したいのは次の3点だけです。赤いカップを青いカップにする。りんごを1個から2個にする。小さい三角形の旗を四角形の旗にする。それ以外は、構図、背景、物の位置と大きさ、線、色合い、光、影、余白、描画の雰囲気をできるだけ保ってください。新しい物、文字、数字、ロゴは追加しないでください。
このように書いても、元絵の完全固定や「差が必ず3個だけになること」は保証されません。草の線、影、物の位置なども確認します。
手順4:2枚を同じ大きさで並べて確認する
元絵と変更絵を同じ表示サイズで横に並べ、左上から右下へ領域を区切って見ます。最初に予定した3点だけを探すのではなく、次の項目を順番に確認します。
- 数:物が増減していないか
- 形:旗、葉、雲、器などの輪郭が変わっていないか
- 色:対象外の物や背景の色が変わっていないか
- 位置:物の移動、向き、重なり、余白の変化がないか
- 背景・影・線:草、雲、影、輪郭線などに小さな差がないか
ChatGPTにも2枚の比較を頼めます。画像を複数添付するときは、どちらが何の画像か、何を比較してほしいかを明示します。
画像1は元絵、画像2は変更絵です。2枚を左上から領域ごとに比較し、実際に見える違いを列挙してください。色、数、形、位置、背景、影、線の変化を確認し、場所、画像1の状態、画像2の状態の3列で整理してください。確信が低い候補は別に示してください。
ただし、画像比較による検出にも見落としや誤りがあります。ChatGPTの一覧は補助として使い、最終判断は大人が2枚を直接見て行います。
手順5:確認できた実際の差で答え表を作る
答え表には、入力した変更指示ではなく、完成画像で確認できた内容を書きます。たとえば本当に予定した3点だけが存在した場合は、次のように記録できます。
| 実際の位置 | 元絵 | 変更絵 |
|---|---|---|
| レジャーシート上のカップ | 赤いカップ | 青いカップ |
| レジャーシート付近のりんご | 1個 | 2個 |
| 画面上部の小さい旗 | 三角形 | 四角形 |
位置は実際の絵に合わせ、「右下」「木の左」など答え合わせしやすい表現へ直します。
指定外の差が見つかったとき
余分な差を見つけたまま隠して遊びに使うのは避けます。対応は二つです。
- 元絵をもう一度参照し、余分に変わった場所を示して、そこだけ元に戻すよう少ない変更で編集し直す。
- 現在の2枚を採用するなら、実際に存在する差をすべて数え、答え表へ追加してから「差は何個」とするかを確定する。
編集を繰り返すたびに別の場所が変わる場合は、一度に3点を直そうとせず、元絵から1点ずつ変更した候補を作って比較する方法もあります。どの方法でも、最後は完成した2枚を再確認します。
遊ぶ前の最終チェック
- 紙に印刷する場合も画面で見せる場合も、2枚を同じ大きさにする。
- 色の差が印刷で判別できるか、細い線や小さな旗がつぶれていないかを見る。
- 答え表を別ページや別画面に置き、参加者から見えないようにする。
- 問題文の差の数と、確認済みの答え表の行数を一致させる。
見つけやすさは絵の大きさ、差の種類、表示環境などでも変わります。「この年齢なら必ず解ける」と決めつけず、実際の参加者に合わせて物の大きさや差の目立ち方を調整します。
よくある失敗と修正例
背景や影まで変わった
元絵を再添付し、「カップだけを赤から青へ変え、背景、影、線、位置は元絵に戻す」のように対象を一つへ絞ります。修正版も元絵と比較します。
りんごが2個になったが重なって見える
「元のりんごと同じ大きさの2個目を、少し右に離して置く。ほかは変えない」と位置関係を具体化します。
予定した差が見つけにくい
表示サイズや印刷結果を確認し、対象を大きくする、色の差を強くする、重なりをなくすなど、見分けるために必要な箇所だけを直します。
ChatGPTの比較結果と人の確認が一致しない
AIの回答を正解扱いせず、同じ大きさの2枚を領域ごとに再点検します。判断が割れる差がある画像ペアは採用を見送るか、誰が見ても分かる形へ編集し直し、すべての差を再確認します。
よくある質問
「間違いを3個だけ」と頼めば、必ず3個になりますか?
いいえ。変更を絞る指示はできますが、指定外の差が生じないことや、指定数ぴったりになることは保証されません。実物の確認後に差の数を決めます。
変更指示の3項目を、そのまま答えにしてよいですか?
できません。指示が画像へ正確に反映されたか、別の差が増えていないかを確認し、実際に存在する差だけを答えにします。
2枚の比較もChatGPTだけに任せられますか?
比較の補助には使えますが、漏れや誤認の可能性があります。遊びに出す前の最終確認は人が行います。
子どもに操作させる作り方ですか?
この記事は、大人が作成と確認を担当し、完成した間違い探しを家族で楽しむ想定です。
本記事の説明図について
本記事の比較図と手順図は説明用イラストであり、実際のChatGPT画面やChatGPTによる生成結果ではありません。比較図では、カップの色、りんごの数、旗の形という3点だけを変えて描いています。実際のChatGPT出力でも同じ3点だけが変わることを示すものではありません。
参考にした公式資料
2026年10月17日時点で、基本操作の根拠として次のOpenAI公式資料を確認しています。
- Image generation:参照画像を使った編集、変更点と維持したい点の明示、小さく対象を絞った修正、Webでの利用可否や上限がプラン・ワークスペース設定に依存することの確認。
- Image inputs:Webで画像を添付・貼り付け・ドラッグできること、複数画像では各画像の役割と比較内容を説明することの確認。
公式資料は、間違い探しを指定数ぴったりに作れる精度を保証するものではありません。本記事は、画像生成と画像入力の基本操作を間違い探し作りへ応用した手順です。


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