RAV Endpoint Protectionが不要なら、まずWindowsのアプリ一覧から正規のアンインストールを行います。「Stub.exe」という名前だけで、RAVのファイルとも、マルウェアとも断定はできません。ウイルス対策ソフトが検知している場合は、検出名と保存場所を確認し、アプリの削除とは別に対処してください。
この記事では、RAVを削除する手順、削除ボタンが働かない場合、Stub.exeが再び検知される場合、作業後の確認を説明します。2026年9月10日に確認したMicrosoftとReasonLabsの公式情報に基づき、通常の操作から進めます。個別の端末やファイルを解析していないため、すべての残骸を必ず消せるという保証はありません。
RAV本体・関連アプリ・検出ファイルを分けて確認する
RAV Endpoint Protectionは、ReasonLabsが提供するセキュリティ製品です。同社にはブラウザ拡張機能などもあるため、PCのアプリとブラウザ内の機能が別々に表示される場合があります。製品名が見つかったことだけで感染とは判断せず、自分が必要としているか、どこに入っているかを確認します。ReasonLabs公式:Online Securityと削除案内
| 見つかったもの | 確認先・対応 |
|---|---|
| RAV Endpoint Protection | Windowsのインストール済みアプリで発行元を確認して削除 |
| VPN by RAVなどの別アプリ | 別の項目として存在するか、必要かを確認 |
| Online Securityなどの拡張機能 | 利用する各ブラウザの拡張機能一覧を確認 |
| Stub.exeなどの検出通知 | ウイルス対策ソフトの履歴で検出名・場所・処置を確認 |
| アプリはないが通知だけ届く | 通知元がWebサイトかアプリかを確認 |
同じ名前のファイルでも、別のインストーラーやアプリが使っている可能性があります。ファイル名を頼りにPC全体を検索して一括削除する方法は使わないでください。「名前が残っている」「プロセスが動く」「新しく脅威が検出される」は、別々の状態です。
削除前に確認すること
- 開いている文書を保存し、削除対象のアプリ名・発行元・バージョンを控えます。
- 会社・学校のPCでは、管理者が必要としている製品でないか確認します。
- 削除後に利用するウイルス対策機能を確認します。保護を無効にしたまま使い続けないでください。
- 検出通知がある場合は、日時、脅威名、ファイルの場所、隔離などの処置結果を保存します。
すでにNortonなどで脅威が検出されている場合は、その製品の案内に従って隔離や検査を先に進めます。「削除するため」という理由で検出ファイルを許可したり、保護対象から除外したりしないでください。誤検知を疑う場合も、ファイルを実行して試すのではなく、検出した製品のサポートへ確認します。
Windowsのアプリ一覧からアンインストールする
- Windows 11では[設定]→[アプリ]→[インストールされているアプリ]を開きます。画面によって[インストール済みアプリ]と表示されます。
- RAV Endpoint Protectionを探し、項目の[…]から[アンインストール]を選びます。
- 確認画面で対象製品と発行元を確かめ、アンインストーラーの案内を最後まで進めます。
- 再起動を求められたら、作業を保存して再起動します。
Windows 10では[設定]→[アプリ]→[アプリと機能]から対象を選びます。設定から削除できないデスクトップアプリは、コントロールパネルの[プログラムと機能]も確認してください。Windowsキー+Rでappwiz.cplを入力して開くこともできます。Microsoft公式:アプリとプログラムの削除
VPNなどが別項目で入っている場合は、それぞれの用途と発行元を確かめ、不要なものだけを削除します。RAV本体を削除したから、同時期に入ったすべてのアプリが消えたとは限りません。有料契約がある場合は、アプリの削除とは別に契約管理画面で更新・解約の状態も確認します。
ブラウザの拡張機能も確認する
Edgeでは[…]→[拡張機能]→[拡張機能の管理]、Chromeでは拡張機能の管理画面を開き、Online Securityなど不要な項目が残っていないか確認します。削除する前に、その機能が必要か、組織で管理されていないかを確かめてください。複数のブラウザプロファイルを使っている場合は、普段利用するプロファイルも確認します。
ReasonLabsは、ブラウザ設定、RAV本体、削除ツールに関する案内を公式FAQにまとめています。専用ツールを使う必要がある場合は、この公式入口や公式サポートから、現在の製品に合う手順を確認します。検索結果に出る第三者配布の「完全削除ツール」を、出所を確認せず実行しないでください。
アンインストールできない場合の分岐
| 症状 | 次に行うこと |
|---|---|
| 使用中・別のセットアップが実行中 | 進行中の処理を終え、通常の再起動後に試す |
| 管理者の資格情報を求められる | PCの管理者へ依頼する |
| 一覧にはあるが削除画面が開かない | エラーを控え、コントロールパネルと発行元の案内を確認 |
| アンインストーラーが見つからない | 手動削除を進めず、ReasonLabsの公式サポートへ相談 |
| 脅威として隔離され、削除操作が失敗する | 検出したウイルス対策ソフトの案内を確認。隔離を独断で解除しない |
Microsoftのインストール・削除がブロックされる場合の案内も参考になります。Windows 11とWindows 10では案内される方法が異なります。古いトラブルシューティングツールをどのOSにも適用せず、自分のOSに対応する説明を確認してください。
最初からセーフモードにする必要はありません。製品によっては、通常モードで使うサービスを停止するとアンインストーラーが動かなくなることもあります。公式サポートから特定の手順を案内されたときに、必要な準備をして実施します。Program Files内のフォルダーや、名前にRAVが含まれるレジストリを一括削除することは勧めません。
Stub.exeが検出される・再び現れる場合
ウイルス対策ソフトの履歴を開き、通知が「過去の隔離履歴」なのか「新しい日時の検出」なのかを確認します。履歴に名前が表示され続けても、同じファイルが毎回再生成されているとは限りません。新しい検出なら、前回と同じ場所か、別のアプリの場所かも比べます。
検知されていない実行ファイルの情報を確認する場合は、実行せずに右クリックして[プロパティ]を開き、場所・詳細・デジタル署名を確認します。署名がないことだけで危険とは断定できず、署名があることだけで安全も保証できません。保存場所、発行元、入手経路、検出結果を合わせて判断します。
対処は、使っているウイルス対策ソフトを更新してスキャンし、検出結果に応じて進めます。Microsoft Defenderを使う場合は、Windowsセキュリティの[ウイルスと脅威の防止]から検査できます。個別ファイルを右クリックして検査する方法もあります。公式:Windowsセキュリティで保護する
通常の検査で解消しない脅威が疑われる場合は、Microsoft Defenderオフラインなどの追加検査を検討します。オフラインスキャンは再起動を伴うので、先に文書を保存してください。表示されない場合は、現在の保護製品や管理設定に合う案内を確認します。複数の常駐ウイルス対策製品を追加して競合させないようにします。公式:オフラインスキャンの案内
削除後は再起動して4点を確認する
- インストール済みアプリに、削除した製品が残っていないか。
- 利用中ブラウザに不要な拡張機能が残っていないか。
- 新しい時刻の検出通知や、同じアプリの再起動がないか。
- Windowsセキュリティで、利用するウイルス対策が有効になっているか。
Microsoftは、複数のウイルス対策製品が同時に動くと問題が起きる場合があると案内しています。削除後は、Defenderまたは引き続き使う製品の保護状態を確認します。単にアイコンが消えたことだけで、削除と保護の確認を終えないでください。公式:Windowsのウイルス対策製品
よくある質問
RAVが入っていたらウイルスに感染していますか?
製品が入っている事実だけでは感染と判断できません。不要な正規アプリの削除と、別の脅威の検出を分けて考えます。導入した覚えがない場合は、最近実行したインストーラーや同時期に追加されたアプリも確認してください。
SFCやDISMでRAVやStub.exeを消せますか?
SFCやDISMはWindowsの修復に使うもので、RAV専用の削除ツールではありません。アンインストールの代わりに実行したり、成功表示を完全削除の証拠にしたりしないでください。Windows自体の故障がある場合は、その症状を別に調べます。
フォルダーや履歴が少し残る場合は?
ログや隔離履歴だけなのか、実行されるアプリが残っているのかで対応が変わります。残った名前をすべて消すことを目的にせず、場所と状態を控えて公式サポートへ確認します。新しい脅威の検出や不審な動作が続くときは、検出したセキュリティ製品の窓口にも相談してください。

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