Alt+Tabを押したときにブラウザーのタブが大量に並ぶ場合は、Windows 11の「マルチタスク」設定で表示数を減らせます。アプリのウィンドウだけを切り替えたいなら「タブを表示しない」、最近使ったタブを少しだけ残したいなら「3個の直近のタブ」がおすすめです。
この設定を変更しても、ブラウザーで開いているタブ自体は閉じません。Alt+Tabやスナップ操作に表示する候補だけを整理できます。([マイクロソフト サポート][1])
Alt+Tabにブラウザーのタブが多すぎるときのWindows設定
Windows 11では、対応アプリのタブをAlt+Tabの切り替え候補に含められます。便利な機能ですが、ブラウザーで多くのタブを開いていると、WordやExcel、エクスプローラーなど、切り替えたいアプリを見つけにくくなります。
次の手順で、Alt+Tabに表示するタブ数を変更してください。
Windowsキー + Iを押して「設定」を開く- 左側の「システム」を選択する
- 「マルチタスク」を開く
- 「スナップまたはAlt+Tabを押したときにアプリのタブを表示する」に相当する項目を探す
- 表示するタブ数を選択する
- Alt+Tabを押し、表示が整理されたか確認する
Microsoftの案内では、表示数として「20個の直近のタブ」「5個の直近のタブ」「3個の直近のタブ」「タブを表示しない」を選択できます。Windows 11の更新状況によって、項目名や文章の表現が多少異なることがあります。([マイクロソフト サポート][1])
どの設定を選べばよいか
選択肢ごとの使い分けは次のとおりです。
| 設定 | Alt+Tabの表示 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 20個の直近のタブ | 最近使ったタブを多く表示する | Alt+Tabでブラウザーのタブも頻繁に切り替えたい |
| 5個の直近のタブ | タブを適度に表示する | ブラウザー操作を重視しつつ、候補を減らしたい |
| 3個の直近のタブ | 直近のタブだけを表示する | アプリとタブをバランスよく切り替えたい |
| タブを表示しない | アプリのウィンドウを中心に表示する | Alt+Tabをアプリ切り替え専用にしたい |
どれを選ぶか迷った場合は、最初に**「3個の直近のタブ」を試すとよいでしょう。それでも候補が多いと感じる場合は、「タブを表示しない」**に変更します。
仕事で複数のアプリを使う場合は、「タブを表示しない」のほうが操作しやすいことがあります。ブラウザー内のタブはCtrl + Tabで切り替え、アプリ間の移動はAlt + Tabで行うと、キーの役割が明確になります。
「タブを表示しない」にしてもブラウザーのタブは閉じない
この設定は、ブラウザー内のタブを削除したり、強制的に閉じたりするものではありません。
変更されるのは、主に次の場面で表示される候補です。
- Alt+Tabでアプリを切り替えるとき
- ウィンドウのスナップ操作で候補を表示するとき
ブラウザー上部のタブ一覧、タブグループ、固定したタブ、閲覧中のページなどはそのまま残ります。表示数を減らしたあとも、ブラウザー内では通常どおりタブを選択できます。([マイクロソフト サポート][1])
そのため、「開いているページを失いたくない」という場合でも、安心して表示数を変更できます。
設定を変えてもAlt+Tabの候補が多い原因
「タブを表示しない」に変更しても、ブラウザーが複数表示されることがあります。この場合は、タブではなくブラウザーのウィンドウを複数開いている可能性があります。
タブとウィンドウは別に扱われる
たとえば、Microsoft Edgeで次のような使い方をしているとします。
- 1つ目のウィンドウで業務システムを開いている
- 2つ目のウィンドウで調べものをしている
- 3つ目のウィンドウで動画を再生している
この場合、「タブを表示しない」にしても、3つのEdgeウィンドウはAlt+Tabに表示されます。
表示されている項目がタブなのかウィンドウなのか分からない場合は、ブラウザーのタスクバーアイコンにマウスポインターを合わせて確認してください。複数のプレビューが出る場合は、複数ウィンドウが開いています。
不要なウィンドウを1つにまとめるか、使っていないウィンドウを閉じると、Alt+Tabの候補をさらに減らせます。
他のアプリを大量に開いている
Alt+Tabには、ブラウザー以外のアプリやウィンドウも表示されます。
たとえば、次のような状態では候補が多くなります。
- Excelファイルを別ウィンドウで複数開いている
- エクスプローラーを何枚も開いている
- PDFや画像を個別のウィンドウで開いている
- 設定画面やダイアログを開いたままにしている
Alt+Tabの設定だけでなく、使い終わったウィンドウを閉じることも大切です。
仮想デスクトップの設定と混同しないようにする
「マルチタスク」画面には、Alt+Tabに関係する設定が複数あります。ブラウザーのタブ数を変更する項目と、仮想デスクトップのウィンドウを表示する項目は別です。
「デスクトップ」内にあるAlt+Tabの設定では、次のような表示範囲を選択できます。
- 使用しているデスクトップのみ
- すべてのデスクトップ上
こちらは、仮想デスクトップを複数作成している場合に、別のデスクトップで開いているウィンドウまでAlt+Tabに表示するかを決める設定です。ブラウザーのタブ数を直接減らす設定ではありません。([マイクロソフト サポート][1])
| 設定項目 | 変更されるもの |
|---|---|
| アプリのタブを表示する設定 | ブラウザーなどのタブを何個表示するか |
| デスクトップのAlt+Tab設定 | 他の仮想デスクトップのウィンドウも表示するか |
原因を切り分けるため、一度に両方を変更するのではなく、まずタブ数の設定だけを変更してAlt+Tabを確認してください。
それでも候補が多い場合に、仮想デスクトップの設定を「使用しているデスクトップのみ」に変更します。
設定項目が見つからない場合の確認ポイント
Windows 11の設定画面で目的の項目が見つからない場合は、次の点を確認してください。
設定内で「マルチタスク」を検索する
「設定」を開き、上部の検索欄に「マルチタスク」と入力します。検索結果から直接開ける場合があります。
Windows 11の更新状況を確認する
Windowsのバージョンや更新状況によって、設定項目の名称や配置が異なることがあります。
「設定」から次の順に開き、利用可能な更新プログラムがないか確認してください。
Windows Update → 更新プログラムのチェック
更新前には、編集中のファイルを保存しておきましょう。
組織で管理されているPCか確認する
会社や学校、自治体などのPCでは、管理者が一部のWindows設定を制限している場合があります。
次のような状態なら、組織管理の影響が考えられます。
- 選択欄がグレー表示されている
- 設定を変更しても元に戻る
- 「一部の設定は組織によって管理されています」と表示される
- 個人PCと同じ項目が表示されない
管理されているPCでは、レジストリ変更や管理用設定の解除を自己判断で行わず、情報システム担当者に確認してください。
Alt+Tabを使いやすくするおすすめ設定
一般的な事務作業では、次の組み合わせが扱いやすいでしょう。
- アプリのタブ:3個の直近のタブ、またはタブを表示しない
- 仮想デスクトップ:使用しているデスクトップのみ
- ブラウザー内のタブ切り替え:
Ctrl + Tab - アプリ間の切り替え:
Alt + Tab - 全ウィンドウと仮想デスクトップの確認:
Windowsキー + Tab
特に、Alt+TabでWord、Excel、メール、ブラウザーを素早く切り替えたい場合は、「タブを表示しない」が適しています。
一方、ブラウザー作業が中心で、直前に見ていたページへAlt+Tabから戻りたい場合は、「3個の直近のタブ」または「5個の直近のタブ」が使いやすい設定です。
Alt+Tabのタブ表示を減らして操作しやすくする
Alt+Tabにブラウザーのタブが大量に表示される場合は、次の順に設定してください。
- 「設定」を開く
- 「システム」を選ぶ
- 「マルチタスク」を開く
- Alt+Tabに表示するアプリのタブ数を変更する
- 迷った場合は「3個の直近のタブ」を選ぶ
- アプリだけを表示したい場合は「タブを表示しない」を選ぶ
変更後は、ブラウザーで複数のタブを開いた状態でAlt+Tabを押し、目的のアプリを選びやすくなったか確認しましょう。まだ項目が多い場合は、ブラウザーの複数ウィンドウと、仮想デスクトップの表示設定も確認してください。
[1]: https://support.microsoft.com/ja-jp/accessibility/windows/make-it-easier-to-focus-on-tasks “タスクにフォーカスしやすくする | Microsoft Support”

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