Teamsのチャネル通知を全件・メンションのみ・ミュートに設定する方法【2026年版】

Teamsのチャネル通知は、対象チャネルの右側にある「…」から「チャネル通知」を開いて設定します。Microsoft 365 Roadmap ID 565132の新機能が配信された環境では、基本動作を「すべての新しいメッセージ」「@メンションと返信」「ミュート」から選び、タグ、未フォローのスレッド、チームやチャネルへのメンション、バナー表示を個別に調整できる予定です。

ただし、2026年7月20日時点の公式ステータスは「In development(開発中)」で、提供予定は2026年9月です。3つの選択肢がまだ表示されなくても、設定ミスや不具合とは限りません。現時点では、既存の「チャネル通知」画面で、新しい投稿の通知、返信、アクティビティフィード、バナーの組み合わせを設定します。(Microsoft)

目次

Teamsのチャネル通知は4段階に分けて考える

Teamsの通知設定で混乱しやすいのは、「通知する内容」と「通知の表示方法」が別々に管理されているためです。新しいチャネル通知機能では、次の4段階に分けて考えると設定しやすくなります。

設定する要素設定内容確認するポイント
基本プリセット全件、メンションと返信、ミュートどこまで通知対象にするか
詳細な通知条件未フォローのスレッド、タグ、チーム・チャネルメンション基本プリセットの例外をどう扱うか
表示方法アクティビティフィード、バナーポップアップを表示するか
端末側の許可Teams全体設定、OSの通知許可、モバイル通知Teamsの外側で通知が止められていないか

たとえば、チャネル側で「すべての新しいメッセージ」を選んでも、表示方法が「アクティビティフィードのみ」であれば、デスクトップにバナーは表示されません。さらに、Windows、iOS、AndroidなどのOS側でTeamsの通知が許可されていなければ、アプリ内の設定が正しくても通知されないことがあります。(マイクロソフトサポート)

Roadmap ID 565132で追加される通知機能

Microsoftが公開しているRoadmap ID 565132の内容は、次のとおりです。

項目公式情報
機能名Microsoft Teams: Granular channel notification controls
Roadmap ID565132
ステータスIn development
提供予定2026年9月
リリース段階Targeted Release、General Availability
対象プラットフォームAndroid、Desktop、iOS、Web
対象クラウドWorldwide、GCC、GCC High、DoD
主な追加内容3種類の通知プリセット、未フォローのスレッド、タグ、チーム・チャネルメンション、バナー通知の詳細設定

この項目は、障害を修正するための「解決済み情報」ではなく、今後追加される新機能のロードマップです。2026年7月20日時点では「Rolling out」や「Launched」ではなく、開発中となっています。(Microsoft)

Microsoft 365 Roadmapに記載される日付は見込みであり、変更される可能性があります。また、Targeted Releaseが設定されている機能は、対象ユーザーへの先行展開後、Standard Releaseのユーザーへ段階的に展開されます。そのため、2026年9月になっても、すべての組織とユーザーへ同じ日に表示されるとは限りません。(Microsoft)

なお、Roadmap ID 565132の対象プラットフォームには「Desktop」と記載されていますが、「Mac」は独立した対象として掲載されていません。Microsoft 365 RoadmapではDesktopとMacが別々に記載されることがあるため、Mac版Teamsが初回展開に含まれるかは、配信後の実機または更新された公式情報で確認する必要があります。(Microsoft)

「全件・メンションと返信・ミュート」の違い

新機能が提供されると、チャネルごとの基本設定を次の3種類から選べるようになります。

プリセット想定される通知範囲向いているチャネル注意点
すべての新しいメッセージ新しいメッセージを広く通知障害対応、緊急連絡、少人数の運用チャネル投稿量が多いと通知過多になりやすい
@メンションと返信自分に関係するメンションや返信を中心に通知一般的なプロジェクト、部署、案件チャネルメンションされない重要投稿を見落とす可能性がある
ミュートチャネル由来の通知を原則として抑制雑談、参照用、アーカイブ、自動投稿チャネル未読表示やメンションなどの最終的な例外動作は配信後に確認が必要

Microsoftのロードマップでは、これらのプリセットに加えて、未フォローのスレッド、タグ、チャネルまたはチームへのメンション、バナー通知を細かく調整できると説明されています。プリセットを選んだ後の優先順位や例外動作については、最終的な画面とサポート文書が公開されてから確認してください。(Microsoft)

基本は「メンションと返信」を選ぶ

通常の業務チャネルでは、「@メンションと返信」を基本にすると、通知を減らしながら、自分に関係する会話を拾いやすくなります。

ただし、次のようなチャネルは「すべての新しいメッセージ」が適しています。

  • システム障害やセキュリティインシデントを扱う
  • 顧客からの緊急連絡を共有する
  • 当番担当者が短時間で応答する必要がある
  • 投稿数が少なく、すべての内容を確認する必要がある

一方、自動通知が大量に投稿されるチャネルや、資料を保管するだけのチャネルは「ミュート」が適しています。

判断するときは、単にチャネルの重要度を見るのではなく、見落とした場合の影響と投稿量の両方を確認します。重要でも投稿量が非常に多いチャネルでは、全件通知ではなく、担当者タグや明示的なメンションを運用ルールにしたほうが実用的です。

デスクトップ版とWeb版で設定する手順

新しい3プリセットが表示される場合

Roadmap ID 565132の機能が配信された後は、次の流れで設定します。

  1. Microsoft Teamsを開きます。
  2. チャットとチャネルの一覧から対象チャネルを探します。
  3. チャネル名の右側にある「…」を選択します。
  4. 「チャネル通知」を選択します。
  5. 基本プリセットとして、次のいずれかを選びます。
  • すべての新しいメッセージ
  • @メンションと返信
  • ミュート
  1. 必要に応じて、未フォローのスレッド、タグ、チームメンション、チャネルメンションの通知を調整します。
  2. バナーを表示するか、アクティビティフィードだけに表示するかを選びます。
  3. 保存ボタンがある場合は保存します。
  4. テスト投稿、返信、@メンションを使って、意図した通知になるか確認します。

公式ロードマップでは最終的な画面構成や日本語の項目名までは公開されていません。配信時のTeamsバージョンや言語設定によって、名称や配置が変わる可能性があります。(Microsoft)

3プリセットが表示されない場合

新機能がまだ配信されていない環境では、現在のチャネル通知画面を使います。

  1. 対象チャネルの右側にある「…」を選択します。
  2. 「チャネル通知」を選択します。
  3. 「すべての新しいメッセージ」または「すべての新しい投稿」の通知をオンまたはオフにします。
  4. 表示方法を次のいずれかから選びます。
  • アクティビティフィードとバナー
  • アクティビティフィードのみ
  1. スレッドレイアウトのチャネルでは、必要に応じて「スレッドの返信を含める」を有効にします。
  2. 重要なチャネルでは「すべての新しいスレッドをフォロー」を有効にします。

現在のTeamsでは、チャネルが投稿レイアウトかスレッドレイアウトかによって、「新しいメッセージ」「新しい投稿」などの表示が異なります。(マイクロソフトサポート)

「すべての新しいスレッドをフォロー」だけでは通知されない

スレッドレイアウトでは、「すべての新しいスレッドをフォロー」をオンにすると、チャットとチャネルの一覧上部にある「フォロー中のスレッド」から新しい返信を確認できます。

ただし、この設定だけではアクティビティフィードへの通知は発生しません。返信を通知として受け取りたい場合は、「スレッドの返信を含める」も有効にする必要があります。(マイクロソフトサポート)

Android版とiOS版で設定する手順

Roadmap ID 565132では、Android版とiOS版も対象プラットフォームに含まれています。配信後は、対象チャネルのメニューから「チャネル通知」を開き、3種類のプリセットと詳細項目を設定する形になる予定です。

ただし、2026年7月20日時点では、Android版とiOS版の最終的な画面構成は公開されていません。モバイル版では、Teamsアプリ内の設定だけでなく、端末側の通知許可も確認してください。(Microsoft)

Teamsアプリ全体の通知を確認する

  1. Teamsアプリを開きます。
  2. 画面左上のプロフィール画像をタップします。
  3. 「通知」を選択します。
  4. チャネル、@メンション、返信など、必要な通知が有効になっているか確認します。
    5.すべてのTeamsアクティビティを通知したい場合は、「すべてのアクティビティ」に相当する設定を選択します。

チャネル単位の設定が正しくても、アプリ全体のチャネル通知やメンション通知が無効になっていると、期待どおりに届かないことがあります。(マイクロソフトサポート)

iPhoneやAndroid端末の通知許可を確認する

Teamsから通知がまったく届かない場合は、端末側でTeamsの通知が拒否されていないか確認します。

  1. iPhoneまたはAndroidの「設定」を開きます。
  2. アプリまたは通知の設定を開きます。
  3. Microsoft Teamsを選択します。
  4. 「通知を許可」をオンにします。
  5. 必要に応じて、サウンド、バナー、ロック画面表示を有効にします。

Teamsアプリと端末OSの両方で通知が有効になっている必要があります。(マイクロソフトサポート)

パソコン使用中だけモバイル通知を止める

デスクトップ版やWeb版Teamsを使用している間もスマートフォンへ通知が届き、二重通知になる場合は、モバイル版Teamsで次の設定を確認します。

  1. プロフィール画像をタップします。
  2. 「通知」を選択します。
  3. 通知をブロックする設定を開きます。
  4. 「他のデバイスでアクティブなとき」に相当する項目をオンにします。

この設定を有効にすると、デスクトップ版やWeb版で操作している間は、モバイル通知を減らせます。パソコン側で数分間操作しなくなると、モバイル通知が再開されます。ただし、通話の通知は、デスクトップでアクティブな場合でもモバイルへ送信されます。(マイクロソフトサポート)

詳細設定の意味と使い分け

未フォローのスレッド

スレッドをフォローすると、その後の返信を「フォロー中のスレッド」から追いやすくなります。現在のTeamsでは、次の場合にスレッドが自動的にフォローされます。

  • そのスレッドへ返信した
  • スレッド内で自分が@メンションされた
  • 自分の元メッセージから別のユーザーがスレッドを開始した

新機能では、フォローしていないスレッドについても、通知を受け取るかどうかを調整できる予定です。すべての返信を追う必要がない場合は、未フォローのスレッドを通知対象から外すことで、通知量を抑えられます。(Microsoft)

タグへのメンション

Teamsのタグは、役割、担当、プロジェクト、スキル、勤務シフトなどでメンバーをまとめる機能です。チャネルでタグを@メンションすると、そのタグに割り当てられているメンバー全員へ通知されます。(マイクロソフトサポート)

たとえば、次のようなタグを作成できます。

  • @システム担当
  • @店舗責任者
  • @夜間当番
  • @広報チーム

新しい通知設定では、タグへのメンションをどのように通知するかを個別に調整できる予定です。通常の投稿はミュートし、担当者タグが使われたときだけ確実に気付けるような運用がしやすくなります。

チームメンションとチャネルメンション

チームまたはチャネル全体へのメンションは、多数のユーザーへ通知される可能性があります。そのため、すべてのユーザーが自由に使える状態では、個人が通知を調整してもノイズが増えやすくなります。

チーム所有者は、チームの管理画面にある設定から、チーム、チャネル、グループへのメンションを誰が使用できるか調整できます。通知設定とあわせて、広範囲メンションの利用ルールも決めておくと効果的です。(マイクロソフトサポート)

バナー通知

バナーは、画面上に一時的に表示されるポップアップ通知です。

表示方法動作適した用途
アクティビティフィードとバナーフィードへ記録し、画面にもポップアップを表示緊急連絡、自分への直接メンション
アクティビティフィードのみフィードへ記録するが、ポップアップは表示しない後で確認すればよい更新
オフまたはミュート原則として通知しない参照用、自動投稿、雑談

通知件数が多い場合は、すべてをオフにする前に、バナーだけを減らす方法も検討してください。アクティビティフィードのみであれば、作業を中断されにくくしながら、後から通知履歴を確認できます。(マイクロソフトサポート)

用途別のおすすめ設定

チャネルの用途基本プリセットバナー詳細設定の例
障害・緊急対応すべての新しいメッセージオンタグ、チーム・チャネルメンション、返信を通知
通常のプロジェクト@メンションと返信直接メンションのみオン未フォローのスレッドは抑制
全社・部門のお知らせすべての新しいメッセージ必要に応じてオフ新規投稿はフィード、返信は抑制
自動監視・ログ投稿ミュートオフ異常時だけ担当タグを使用
雑談・交流ミュートまたはメンションと返信オフ自分への返信だけ確認
資料保管・アーカイブミュートオフ必要なときに手動で確認

全件通知を使うチャネルは、組織内で限定するのが現実的です。「重要なチャネルだから全員が全件通知」ではなく、即時対応が必要な担当者だけ全件通知にし、それ以外のユーザーはメンション中心にする方法もあります。

通知が来ないときの確認ポイント

3種類のプリセットが表示されない

Roadmap ID 565132は2026年7月20日時点で開発中です。2026年9月は予定月であり、正式な提供日ではありません。Targeted Releaseから段階的に配信されるため、同じ組織内でもユーザーやクライアントによって表示時期が異なる可能性があります。(Microsoft)

全件通知にしたのにバナーが表示されない

次の順番で確認します。

  1. 対象チャネルの「チャネル通知」を開く
  2. 表示方法が「アクティビティフィードとバナー」になっているか確認する
  3. 「設定」から「通知とアクティビティ」を開く
  4. 「チャットとチャネル」の通知がオフになっていないか確認する
  5. OS側でTeamsの通知が許可されているか確認する
  6. 通話中や会議中にも通知する設定が必要か確認する

Teamsには一般通知を確認する「テスト通知」機能があります。設定変更後にテスト通知を実行し、バナーとサウンドが表示されるか確認すると、Teams全体またはOS側の問題を切り分けやすくなります。(マイクロソフトサポート)

フォロー中のスレッドなのにアクティビティへ通知されない

「すべての新しいスレッドをフォロー」は、「フォロー中のスレッド」一覧へ表示するための設定です。アクティビティフィード通知を受け取るには、「スレッドの返信を含める」も有効にします。(マイクロソフトサポート)

チャネルを非表示にしたのに通知が来る

チャネルを非表示にする操作は、チャネル一覧から見えにくくするためのものです。通知をミュートする操作ではありません。

Microsoftの公式サポートでは、非表示のチャネルでも、@メンション、タグへのメンション、フォロー中のスレッドや投稿への返信通知を受け取る場合があると説明されています。通知を止めるには、チャネルの非表示ではなく「チャネル通知」を変更します。(マイクロソフトサポート)

クイックビューを非表示にしても通知が止まらない

「未読」「@メンション」「フォロー中のスレッド」などのクイックビューは、一覧に表示する会話を絞り込む機能です。通知設定そのものは変更しません。

通知を止めたい場合は、「設定」の「通知とアクティビティ」または各チャネルの「チャネル通知」を変更してください。(マイクロソフトサポート)

スマートフォンだけ通知が来ない

次の項目を確認します。

  • Teamsアプリの「通知」が有効か
  • iOSまたはAndroidの「通知を許可」が有効か
  • サウンドやバナーが端末側で無効になっていないか
  • Androidの省電力機能やバックグラウンド制限でTeamsが停止されていないか
  • 「他のデバイスでアクティブなとき」に通知をブロックしていないか

モバイル通知は、Teamsアプリ内と端末側の両方に設定箇所があるため、片方だけ確認しても解決しない場合があります。(マイクロソフトサポート)

チーム所有者と管理者が押さえるべき注意点

Roadmap ID 565132は、ユーザーが自分の働き方に合わせてチャネル通知を調整する機能として説明されています。現時点の公式ロードマップには、管理者やチーム所有者が全ユーザーの3プリセットを一括設定する機能について記載されていません。(Microsoft)

そのため、組織で通知を統一したい場合は、次のような運用ルールを用意するのが現実的です。

  • 障害対応チャネルは担当者が全件通知にする
  • 通常チャネルはメンションと返信を標準とする
  • 全員に読ませたい投稿ではチャネルメンションを使用する
  • 担当者だけを呼び出す場合はタグを使用する
  • チーム・チャネルメンションを使用できるユーザーを制限する
  • 自動投稿チャネルでは、異常時だけ担当タグを付ける

個人の通知設定だけでなく、「誰が、どの場面で、どのメンションを使うか」を決めることが重要です。全員が全件通知にする運用よりも、通知先をタグで絞り込むほうが、見落としと通知過多の両方を抑えやすくなります。

まず現在のチャネルを3種類に分類する

新しい通知プリセットの提供を待たず、まず利用中のチャネルを次の3種類に分類してください。

  1. 即時対応が必要なチャネル
  2. 自分へのメンションや返信だけ確認すればよいチャネル
  3. 必要なときだけ開けばよいチャネル

現時点では、各チャネルの「チャネル通知」で、全件通知のオン・オフ、返信、アクティビティフィード、バナーを設定します。Roadmap ID 565132が配信された後は、分類結果に合わせて「すべての新しいメッセージ」「@メンションと返信」「ミュート」の各プリセットへ置き換え、タグや未フォローのスレッドを調整します。

通知が多すぎる場合は、すぐにすべてをミュートするのではなく、まずバナーを減らし、次に未フォローのスレッドを除外し、それでも多い場合にメンションと返信へ絞ると、重要な連絡を残しながら段階的に整理できます。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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