【2026年版】質問受付ツールおすすめ5選|匿名・無料・QRコードで比較

セミナーや授業で、参加者から匿名で質問を集めたい。そんなときは、当日の参加方法、無料枠の数え方、終了後の回答共有で質問受付ツールを比べると選びやすくなります。

この記事では、声Q(KOEQ/コエキュー)、Slido、Mentimeter、AhaSlides、LiveQの5サービスを比較します。2026年9月10日時点の公式情報と、声Qの現在の公開画面に合わせ、投票・クイズや管理画面の復旧方法も更新しました。

運営者について:ITtripは声Q(KOEQ)の提供元です。本記事ではその関係を明示し、各サービスの公式情報を基に、用途と利用条件を比較しています。順位による性能評価ではありません。料金・無料枠は変更されるため、導入時は公式ページをご確認ください。

目次

まずは「何をしたいか」で候補を絞る

やりたいこと候補選ぶ理由
登録せず受付を作り、回答と記録を残す声Q(KOEQ)任意のGoogleログインでの保存、CSV・PDF、公式回答まとめ
既存のプレゼン・会議ツールに組み込むSlidoPowerPoint、Google Slides、Webexなどとの連携
対話型スライドとして質問や結果を見せるMentimeterQ&A・投票・ワードクラウドを資料に組み込める
研修にクイズや参加型の設問を入れるAhaSlidesクイズ・投票を1つのプレゼンで進行できる
日本語UIでQ&A・投票・クイズを運営するLiveQ日本語の画面で複数の参加機能を扱える
各サービスの用途は重なります。「この機能はこのサービスだけ」という区分ではありません。

迷ったら、質問を1件投稿し、主催者側で回答し、結果を持ち帰るところまで試してください。機能一覧だけでは分かりにくい、当日の操作量を確認できます。

無料枠と登録・データ出力を比較

サービス無料枠の主な条件主催者登録ファイル出力
声Q
(KOEQ)
500人程度まで推奨※
1受付最大1,000質問
不要
Googleログインでの保存は任意
CSV・PDFを無料で利用
Slido100人/イベント
投票3件+クイズ1つ
必要有料
Mentimeter月間合計50人
進行中の1開催は超過許容あり
必要Excel・PDFは有料
AhaSlides50人/プレゼン
クイズ5問+投票3問
必要有料
LiveQ月100人・イベント3件
1イベント3スライド
必要CSV・Excelは有料
2026年9月10日確認。参加者は通常、アカウントなしでQRコードやURLから参加できます。主催者の認証設定などにより条件が変わる場合があります。

※声Qの500人は、固定の参加上限ではなく推奨規模です。無制限の同時処理を保証するものではありません。他社の契約上の人数枠と同じ意味ではないため、重要なイベントでは会場の回線・端末を含めて事前に確認してください。

Mentimeterの50人は月間の合計です。人数を超えた進行中のプレゼンは継続できますが、そのプレゼンは最大8時間までで、別のプレゼンはアップグレードか月次リセットまで制限されます。AhaSlidesは1プレゼンの人数枠で、月間合計の上限はありません。根拠はMentimeterの無料枠説明とAhaSlides公式料金をご覧ください。

声Q(KOEQ)|登録なしで始め、当日の質問を後日の回答へ

声Q(KOEQ)の現在のトップページ
2026年9月10日に確認した声Qのトップページ。無料・登録不要で質問受付を始められます。

声Q(KOEQ)は、日本語の画面で匿名Q&Aを始められるWebサービスです。現在は質問への支持票だけでなく、選択式投票・アンケート・クイズ・ワードクラウドも公開機能として案内されています。会場投影、CSV・PDF、公式回答まとめも無料です。

  • 受付の準備:タイトルを入力して作成。必要なら、公開範囲、公開前承認、参加パスコードなどを設定します。
  • 当日の進行:支持票を参考に質問を選び、文章で回答。投票やクイズを、理解度確認などに使えます。
  • 終了後:回答状態・担当・期限を整理し、掲載する回答を選んで公式回答URLを公開できます。未回答や内部の担当情報がそのまま公開される仕組みではありません。

会員登録は必須ではありません。任意でGoogleアカウントに保存した受付は「自分の受付」から開けます。保存しない場合も、秘密の管理リンク、管理情報ファイル、バックアップコードを保管しておけば管理画面へ戻れます。Google未保存で、所有者リンクもバックアップコードも失った場合は復旧できません。

利用期間は作成から90日で、残り30日以内かつ期限前なら所有者が90日延長できます。質問は1受付最大1,000件、同じブラウザーの参加者識別子につき最大30件、受付作成は同じブラウザーから直近1時間に最大50件です。詳細は声Qの料金・公開機能と利用上限・保存期間で確認できます。

PowerPointやGoogle Slidesでは、参加案内画像を資料に置く、ブラウザー画面を投影するといった運用が基本です。Slidoの公式アドイン連携や組織向け認証が必要な場合は、その条件も比較してください。

実際の手順は声Qの画面付き使い方ガイド、終了後の運用は公式回答まとめの紹介をご覧ください。

Slido|プレゼンや会議ツールとの連携を重視

Slidoは、Q&A・投票・クイズをPowerPointやGoogle Slides、Webex、Microsoft Teams、Zoomなどと組み合わせたい場合の候補です。主催者の文章返信にも対応し、当日に答え切れなかった質問へ後から返信して参加URLを共有できます。

  • 無料のBasic:1イベント100人、投票3件+クイズ1つ。参加者が投稿するQ&Aの質問数に上限はなく、イベント期間は最大7日です。
  • プランで確認する点:公開前承認はProfessional以上。結果のエクスポートは有料です。
  • 日本語:参加者・投影画面と、主催者のWeb画面をそれぞれ日本語に設定できます。

参照:Basicの公式説明/投票とクイズの無料枠/主催者の文章返信。詳しい違いはSlidoと声Qの比較記事にまとめています。

Mentimeter|投票や質問をスライドの流れに組み込む

Mentimeterは、Q&A・投票・ワードクラウド・クイズなどを対話型プレゼンとして作りたい場合の候補です。参加者はQRコード、参加リンク、menti.comのコードから入れます。

  • 無料枠:月間合計50人。作成するプレゼン数や質問・クイズの利用数は原則無制限ですが、1プレゼンは性能上200スライドまでです。
  • 向く使い方:説明の合間に意見を集め、結果を次の議論へつなげる授業・ワークショップ。
  • プランで確認する点:Excel・PDFへの出力はBasic以上、Q&AモデレーションはProに含まれます。

毎週開催する場合は、1回の参加人数だけでなく月の合計を見積もってください。詳細は公式料金表と無料アカウントの条件で確認できます。

AhaSlides|クイズとQ&Aを同じ資料で進行する

AhaSlidesは、研修や授業にクイズ、投票、ワードクラウド、匿名Q&Aを入れたい場合の候補です。PowerPoint・Google Slidesとの連携もあり、参加者は通常、登録せずQRコードやURLから参加できます。

  • 無料枠:1プレゼン50人、クイズ5問と投票3問。月間のイベント数・参加者合計に上限はありません。
  • 向く使い方:説明、理解度クイズ、質問受付を1つのプレゼンにまとめる研修。
  • プランで確認する点:結果の出力は有料、Q&AモデレーションはProに記載されています。

設問数と参加人数の両方を公式料金ページで確認してください。無料枠の人数を超えた参加者は入れないため、予定人数が50人を超えるなら事前に対応プランを選びます。

LiveQ|日本語UIで質問・投票・クイズを扱う

LiveQは、Q&A・投票・クイズ・ワードクラウドを日本語の画面で扱えるサービスです。主催者は無料登録が必要ですが、参加者はアプリや会員登録なしでQRコード・イベントURLから参加できます。

  • 無料枠:月100人、作成イベント3件、1イベント3スライド。
  • 質問管理:文章返信、回答済み、投稿者ブロック、承認した質問だけの公開に対応します。
  • 期間と出力:無料の投稿受付はイベント開始から7日、過去データの閲覧は14日。CSV・Excel出力はライト以上です。

月の参加人数はイベントごとに合算され、同じ人が別イベントに参加すると再度数えられます。詳細はLiveQ公式料金表を確認してください。

選ぶときに試したい5つのこと

1. 参加者が迷わず質問を送れるか

会場ではQRコード、オンラインでは参加URLを案内すると参加しやすくなります。スマートフォンだけで会議に入る人には、同じ画面のQRを読み取らせず、チャットにURLを置きましょう。

声Qの参加者向け操作デモで質問を読む画面
声Qの参加者向け操作デモ。表示される質問や票数はサンプルです。デモの入力・変更は保存されません。

2. 質問への支持票と、投票・クイズを区別できるか

質問への支持票は「これを聞きたい」を集める機能です。選択式投票は意見や希望を尋ね、クイズは正解を設定して理解度を確認します。声Qでも、支持票とは別に投票・アンケート・クイズを使えます。必要な形式を1つずつ実際に試してください。

3. 公開範囲と承認方法が目的に合うか

質問を全員で見たいのか、発表者だけが読みたいのかを先に決めます。公開前承認と、公開後の非表示・削除も別の機能です。声Qでは公開範囲、公開前承認、参加パスコードを設定できます。質問が届いた後は公開型・非公開型を切り替えられないため、作成時に確認しましょう。

4. 答え切れなかった質問を引き継げるか

当日は口頭で回答しても、未回答の質問や補足説明が残ることがあります。文章返信、回答状態、共有URL、CSV・PDFのうち、開催後に必要なものを確認してください。主催者の文章返信は声Qだけでなく、SlidoやLiveQにもあります。

声Qの主催者向け操作デモで質問を管理する画面
声Qの主催者向け操作デモ。表示内容はサンプルで、操作しても本番の質問や設定は変更されません。

5. 無料枠・利用期限・管理画面への戻り方を確認する

同じ「50人」でも、月間合計と1開催の上限では運用が変わります。開催回数を含めて見積もり、保存期間内に必要なデータを出力しましょう。登録不要で使う声Qでは、Googleログインでの保存または管理情報・バックアップコードの保管までを準備に含めると、別の日にも管理画面を開けます。

フォーム型とQ&A型は、当日の進め方で使い分ける

事前質問を個別に受け取り、後で表計算にまとめるならフォーム型も候補です。会場で質問を共有し、支持票を参考に回答順を決めたいなら、今回のようなリアルタイムQ&A型が合います。イベントの前後で両方を使っても構いません。

Microsoft環境で事前に匿名回答を集める場合は、Microsoft Formsで名前・メールを記録しない設定と注意点も参考になります。

よくある質問

主催者も登録せずに使えるのはどれですか?

今回の5サービスでは声Q(KOEQ)です。主催者も参加者も会員登録不要で、現在公開している機能は無料です。Googleログインでの保存は任意であり、使い始めるための必須ログインではありません。

匿名なら個人情報を書いても大丈夫ですか?

匿名投稿と情報の安全性は別です。質問本文に氏名や顧客情報を入れれば、その内容は読む人に伝わります。質問の公開範囲、主催者に見える情報、参加認証の設定を確認し、業務上の機密や不要な個人情報は投稿しない運用にしてください。

声Qは90日で使えなくなりますか?

初期の利用期間は作成から90日です。残り30日以内かつ期限前に所有者が90日延長できます。期限後は延長できず、期限切れから30日を経過したデータは順次完全削除されます。必要な記録は期限前に保存してください。

Slidoの無料代替として、声Qでクイズも使えますか?

はい。声Qは匿名Q&Aに加え、投票・アンケート・クイズに対応しています。ただし、Slidoの公式アドイン、組織向け認証・管理などと同じ機能構成ではありません。比較ページで、当日の運用に必要な機能を確認してください。

当日の流れを一度試してから選ぶ

候補を絞ったら、参加する → 質問する → 主催者が回答する → 終了後に共有・保存するまで確認しておくと、本番の準備が具体的になります。セミナー向けの運用例は声Qのセミナー・研修ページでも紹介しています。

公式情報の確認先

情報確認日:2026年9月10日。声Qおよび本記事へのお問い合わせはITtripのお問い合わせページへ。他サービスの契約・利用に関するお問い合わせは、各社の公式窓口をご利用ください。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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