Windows 11で通知音を画面の点滅でも知らせる方法|表示時間の変更も解説

Windows 11では、通知音を聞き逃しやすい場合に、音声通知と同時に「タイトルバー」「作業中のウィンドウ」「画面全体」のいずれかを点滅させられます。

設定場所は、**[設定]→[アクセシビリティ]→[オーディオ]→[音声通知中に画面を点滅させる]**です。迷った場合は、目立ちやすさと負担のバランスがよい「作業中のウィンドウ」を選ぶとよいでしょう。通知がすぐ消えて読めない場合は、[視覚効果]で通知の表示時間も延長できます。([マイクロソフト サポート][1])

目次

Windowsの通知音を画面の点滅でも知らせる設定方法

画面の点滅を有効にする手順

  1. WindowsキーとIキーを押して、[設定]を開きます。
  2. 左側のメニューから[アクセシビリティ]を選択します。
  3. [聴覚]の項目にある[オーディオ]を開きます。
  4. [音声通知中に画面を点滅させる]を選択します。
  5. 通知時に点滅させる範囲を選びます。

[アクセシビリティ]を直接開きたい場合は、WindowsキーとUキーを押す方法もあります。([マイクロソフト サポート][2])

Windows 11では、音声通知に対して、作業中のウィンドウのタイトルバー、作業中のウィンドウ全体、画面全体を点滅させる方法を選べます。([マイクロソフト サポート][1])

3つの点滅方法の違い

点滅させる範囲気づきやすさ画面への影響向いている使い方
タイトルバー低め小さい点滅を控えめにしたい
作業中のウィンドウ高め中程度気づきやすさと負担を両立したい
画面全体最も高い大きい通知を頻繁に見逃す

タイトルバーを点滅させる

作業中のウィンドウ上部だけが点滅します。

画面全体の見え方を大きく変えたくない場合に適しています。ただし、タイトルバーを見ていないと気づきにくいため、通知音を頻繁に見逃す人には弱く感じることがあります。

作業中のウィンドウを点滅させる

現在操作しているウィンドウ全体が点滅します。

タイトルバーだけよりも気づきやすく、画面全体の点滅ほど強くありません。最初に試す設定としては、この方法が無難です。

画面全体を点滅させる

通知が届いたときに、画面全体が点滅します。

最も気づきやすい一方で、通知が多い環境では点滅がわずらわしく感じられる場合があります。メールやチャットの通知が頻繁に届くPCでは、実際の利用状況を確認してから継続するか判断してください。

通知が消えるまでの表示時間を長くする

画面の点滅に気づいても、通知バナーがすぐに消えて内容を読めないことがあります。その場合は、通知の表示時間も変更します。

Windowsの通知は、既定では表示から5秒後に閉じる設定です。表示時間は[アクセシビリティ]の[視覚効果]から延長できます。([マイクロソフト サポート][1])

通知の表示時間を変更する手順

  1. WindowsキーとIキーを押して、[設定]を開きます。
  2. [アクセシビリティ]を選択します。
  3. [視覚]にある[視覚効果]を開きます。
  4. [この時間が経過すると通知を閉じる]を選択します。
  5. 通知を表示しておきたい時間を選びます。

この設定は、画面が点滅する時間を延ばすものではありません。画面右下などに表示される通知バナーを、読み終わるまで残しやすくする設定です。

表示時間の選び方

表示時間の目安向いている人注意点
5秒短い通知をすぐ確認できる初期設定では短く感じやすい
15秒程度メールの件名や予定を落ち着いて確認したい普段使いではバランスがよい
30秒以上長めの通知をゆっくり読みたい通知が画面に残る時間が長くなる

迷った場合は、まず15秒程度に変更して使い勝手を確認してください。それでも短い場合は、30秒以上へ延ばすとよいでしょう。

点滅しない場合は通知設定を切り分ける

画面を点滅させる設定は、禁止されている通知を新たに表示する機能ではありません。通知そのものが無効になっている場合は、アクセシビリティ設定とは別に確認が必要です。

症状別の確認項目

症状主な確認項目
通知音もバナーも点滅も出ないWindows全体またはアプリ別の通知がオフになっていないか
バナーは出るが音が鳴らないアプリの[通知が届いたらサウンドを再生する]がオフになっていないか
通知音は鳴るが点滅しない[音声通知中に画面を点滅させる]の設定
ゲーム中や全画面表示中だけ出ない[応答不可]が自動的に有効になっていないか
特定のアプリだけ出ないそのアプリの通知設定とアプリ内設定
通知がすぐ消える[視覚効果]の通知表示時間

Windows全体の通知を確認する

  1. [設定]を開きます。
  2. [システム]を選択します。
  3. [通知]を開きます。
  4. 一番上の[通知]がオンになっていることを確認します。

Windows全体の通知がオフになっていると、アプリごとの通知も表示されません。

アプリごとの通知を確認する

[設定]→[システム]→[通知]を開き、[アプリやその他の送信者からの通知]から対象のアプリを選択します。

次の項目を確認してください。

  • アプリの通知がオンになっている
  • 通知バナーを表示する設定がオンになっている
  • 通知センターに表示する設定がオンになっている
  • 通知時にサウンドを再生する設定がオンになっている

Windows 11では、アプリごとに通知のオン・オフ、バナー表示、通知センターへの表示、サウンド再生、優先度などを変更できます。([マイクロソフト サポート][3])

「応答不可」がオンになっていないか確認する

[応答不可]が有効になると、多くの通知はバナーを表示せず、通知センターへ直接送られます。

通知センターを開き、zZが付いたベルのアイコンが有効になっていないか確認してください。通知センターは、タスクバーの時計または通知ベルをクリックするか、WindowsキーとNキーを押して開けます。([マイクロソフト サポート][3])

また、[応答不可]は次の状況で自動的に有効になるよう設定できます。

  • 指定した時間帯
  • 画面を複製しているとき
  • ゲームをしているとき
  • アプリを全画面表示しているとき
  • Windowsの機能更新直後

普段は通知されるのに、プレゼンテーション中やゲーム中だけ通知されない場合は、[設定]→[システム]→[通知]→[自動的に応答不可をオンにする]を確認してください。([マイクロソフト サポート][3])

アプリ内の通知設定も確認する

Windows側で通知を許可していても、アプリ側で通知が無効になっていると表示されません。

たとえば、メール、チャット、Web会議、ブラウザなどは、アプリ内に独自の通知設定を持っていることがあります。特定のアプリだけ通知されない場合は、次の順番で確認すると原因を切り分けやすくなります。

  1. アプリ内の通知設定
  2. Windowsのアプリ別通知設定
  3. [応答不可]の設定
  4. アクセシビリティの画面点滅設定

ブラウザからの通知では、Windowsの設定だけでなく、ブラウザ側のサイト通知が許可されているかも確認が必要です。

画面の点滅は通知音専用の補助機能

[音声通知中に画面を点滅させる]は、Windowsが音声通知として扱うアラートに気づきやすくする機能です。

動画、音楽、Web会議など、PCから再生されるすべての音に合わせて画面が点滅する機能ではありません。

会議や動画の会話内容を文字で確認したい場合は、[設定]→[アクセシビリティ]→[キャプション]にあるライブキャプションを使用します。ライブキャプションは、Windowsキー、Ctrlキー、Lキーを同時に押して起動することもできます。([マイクロソフト サポート][1])

画面の点滅が負担になる場合の調整方法

画面全体の点滅は目立つため、通知を見逃しにくくなります。しかし、通知数が多いPCでは、集中を妨げる可能性もあります。

点滅がまぶしい、落ち着かない、作業の邪魔になると感じた場合は、次の順番で弱めてください。

  1. 画面全体の点滅から、作業中のウィンドウの点滅へ変更する
  2. 作業中のウィンドウから、タイトルバーの点滅へ変更する
  3. 負担が続く場合は、画面の点滅を使用しない設定へ戻す

共有スペースや画面共有中に使用する場合も、画面全体の点滅が周囲の人や相手側にどのように見えるかを確認しておくと安心です。

まずは作業中のウィンドウと15秒表示から試す

通知音を聞き逃しやすい場合は、まず次の組み合わせから試すと調整しやすくなります。

  • [音声通知中に画面を点滅させる]は、作業中のウィンドウを選択する
  • [この時間が経過すると通知を閉じる]は、15秒程度に延長する
  • 実際に使用するメールやチャットアプリから通知を発生させて確認する

点滅が弱ければ画面全体へ変更し、強すぎる場合はタイトルバーへ戻します。点滅も通知バナーも表示されない場合は、[システム]の通知設定、アプリごとの通知許可、[応答不可]の順に確認してください。
[1]: https://support.microsoft.com/ja-jp/accessibility/windows/make-windows-easier-to-hear “Windows の音声を聞き取りやすくする | Microsoft Support”
[2]: https://support.microsoft.com/en-us/accessibility/windows/windows-keyboard-shortcuts-for-accessibility?utm_source=chatgpt.com “Windows keyboard shortcuts for accessibility”
[3]: https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/experience/notifications-and-do-not-disturb-in-windows “Windows での通知と応答不可 | Microsoft Support”

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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