Easy Anti-Cheatの「Untrusted System File」エラーを解消してゲームを快適にプレイする方法

ゲームを起動した途端にエラーが出ると、せっかくのやる気が一気にそがれてしまうものです。特にEasy Anti-Cheatが原因で「Untrusted System File」と表示されるとどう対処してよいのか迷ってしまいがち。そんなお悩みを少しでも解消するために、本記事では具体的な対策と体験談を交えながら解説していきます。

目次

「Untrusted System File」エラーとは

ここでは、そもそもなぜEasy Anti-Cheatが「Untrusted System File」というエラーを引き起こしてしまうのか、その原因と背景について詳しく見ていきます。

Easy Anti-Cheatの概要

Easy Anti-Cheatは、多くのオンラインゲームで不正行為を防止するために導入されているシステムです。ゲームの起動時やプレイ中にシステムファイルの改ざんや疑わしい動作を検知すると、自動的にエラーを出し、ゲームを強制終了させることがあります。Haloシリーズ、Hunt Showdown、その他の人気オンラインゲームでも広く採用されています。

エラー発生の主な原因

「Untrusted System File」というエラーは、一言でいうと“信頼できないファイルを検出したのでブロックしました”という意味合いがあります。具体的には以下のようなケースが想定されます。

グラフィックドライバー関連のファイル

WindowsのSystem32やDriverStoreの中にあるグラフィックドライバー関連ファイルをEasy Anti-Cheatが不正ファイルと誤認識してしまうケースがあります。実際にNvidiaのnvrtum64.dllやAMDの関連ファイルがエラー原因として報告されることが多いです。

システムファイルの破損や不整合

長期間システムを利用していると、Windows Updateや他のソフトウェアとの競合によって、必要なシステムファイルの一部が破損したりバージョンが合わなくなってしまうことがあります。sfc /scannowやDISMなどの修復コマンドで問題が見つかる場合が典型的です。ただし、実際にはGPUドライバーの方が原因だったということも多いため、原因を特定するのが難しい場合があります。

エラーが発生しやすい場面や実例

ここでは私や周囲が体験した事例を挙げながら、エラーが出やすいパターンを掘り下げます。

最新のゲームアップデート直後

大規模なアップデートが入った直後に、ファイルの互換性が合わなくなることがあります。例えばHalo Infiniteが新シーズンに合わせた大幅な更新を行った際、以前のグラフィックドライバーのバージョンではうまく動作しなくなるケースが実際にありました。

新たにGPUドライバーを更新した直後

グラフィックドライバーを最新にしたタイミングでゲームが起動しなくなるという経験をした方は少なくないのではないでしょうか。新バージョンが必ずしも安定しているとは限らず、古いバージョンの方がゲームと相性が良いという場合もあるのです。

私自身、Hunt Showdownをプレイしていたとき、ちょうどNvidiaのグラフィックドライバーを最新にアップデートした翌日にエラーを連発してしまいました。最初はゲーム側の問題かと思って公式フォーラムを漁りましたが、最終的にはドライバーをひとつ前のバージョンに戻すことで解決しました。

ハードウェア構成を変更した際

グラフィックボードやメモリを追加交換した後、安定していた環境が突然エラーを出すようになるケースもあります。新しいデバイスを導入することでドライバーが再インストールされるため、ゲームとの互換性が乱れる可能性があります。

主な対処法とポイント

では、具体的にどのように対処すればこの「Untrusted System File」エラーから解放されるのか、手順とポイントを解説していきます。

グラフィックドライバーのクリーンインストール

エラーの原因がグラフィックドライバーにあることが多いため、まずはこれを疑ってみましょう。特にNvidiaやAMDなどのGPUを利用している場合は、ドライバーの更新や再インストールをしっかりと行うことが大切です。

DDU(Display Driver Uninstaller)を活用

ただ単にドライバーを削除して再インストールするだけでは、レジストリや隠しフォルダに残っている情報が原因で問題が再発することがあります。DDUを使用すると、より完全に以前のドライバーを削除できるので有効です。

DDUを使うと、通常のアンインストーラーでは削除しきれない残存ファイルをクリーンにできるというメリットがあります。

バージョンを変えてみる

最新のドライバーが必ずしもベストとは限りません。ひとつ前の安定版を試してみると、エラーが解消する可能性も大いにあります。逆に古すぎるドライバーだとゲーム自体が最新アップデートに合わないこともあるので、安定版や推奨バージョンのドライバーを中心に検討するのがおすすめです。

最新ドライバーにするほどゲーム体験が常に向上するわけではなく、下手にアップデートするとかえって不具合に巻き込まれる可能性があります。

Easy Anti-Cheatの修復・再インストール

グラフィックドライバーをクリーンインストールしてみても問題が解決しない場合は、Easy Anti-Cheat自体の修復や再インストールを検討してみましょう。

ゲームフォルダ内のRepair機能

多くのゲームでは、インストールフォルダ内にEasy Anti-Cheatを修復する機能が備わっています。該当の「EasyAntiCheat_Setup.exe」などを探し、Repairボタンがあれば実行すると良いでしょう。

ランチャーのファイル整合性チェック

SteamやEpic Gamesなどのランチャーでは、ゲームファイルの整合性をチェックして不整合があれば修復してくれる機能があります。時間は多少かかることもありますが、思いのほか簡単に解決するケースもあります。

個人的には、失敗のリスクが少ない方法としてよく利用しています。一度Hunt Showdownが原因不明のクラッシュを繰り返したとき、ファイル整合性チェックをしたら数個のファイルが壊れていたようで、修正後は何事もなかったかのように動作しました。

Windowsシステムファイルの修復と注意点

sfc /scannowやDISMコマンドを用いたシステムファイル修復も有効ですが、やはり「Untrusted System File」エラーの原因がGPUドライバーにあることが多いため、あまり期待しすぎない方が良いかもしれません。ただし、Windows自体に何かしらの問題がある場合の補助的な対策としては試してみる価値があります。

DISMコマンドの使い方

DISM /Online /Cleanup-image /Scanhealth
DISM /Online /Cleanup-image /Restorehealth

これらを入力することで、Windowsのイメージファイル自体を修復し、sfc /scannowでも修復できなかった不具合を直せる可能性があります。ただ、実行には時間がかかる場合もあるので、ゲーム起動トラブルの直接的な対処としては優先度は低めと言えます。

Windows自体の環境が長年使われていて、不要ファイルや不具合が蓄積している環境なら、一度試してみても損はありません。

ゲーム自体のアップデートや設定の確認

特定のゲームだけエラーが頻発する場合は、そのゲーム自体の不具合やアップデートの問題である可能性も考えられます。公式フォーラムやサポートページで同様の事例が報告されていないか、調べてみることも大切です。

公式パッチの情報収集

オンラインゲームは頻繁にアップデートやパッチを配信することが多いです。公式サイトやコミュニティで既知の不具合として挙げられていないか確認すると、思わぬところで公式が既に対処法を示していることもあります。

コンフィグ設定の見直し

ゲームの中には外部ファイルを用いて設定を変更するものもあり、その設定がEasy Anti-Cheatから見て不正と判断されるケースがあります。もし何か設定を変更してからエラーが出始めた場合は、そのファイルをデフォルトに戻して試してみましょう。

対策を一覧で比較する

わかりやすいように、対策方法を表にまとめてみました。どの方法から試すかを検討する際の参考になれば幸いです。

対策方法 手軽さ 効果の即効性 リスク・注意点
グラフィックドライバーの再インストール 中程度 高い DDU使用推奨、誤操作に注意
Easy Anti-Cheatの修復/再インストール 高い 中程度 修復するゲームを間違えない
ゲームファイルの整合性チェック 非常に簡単 場合による 時間がかかることがある
Windowsシステムファイル修復(sfc / DISM) 中程度 あまり即効性はない 実行に時間がかかる場合あり
ゲームのアップデートや再インストール 中程度 場合による 再ダウンロードで時間と通信量が必要

知っておきたい追加のポイント

上記の対処法に加えて、いくつか意外と見落としがちなポイントを紹介します。

常駐ソフトやセキュリティソフトとの競合

セキュリティソフトやウイルス対策ソフトによっては、Easy Anti-Cheatの動作を阻害している場合があります。安全だと思っているソフトでも、誤ってゲームの一部ファイルを隔離していることがあるので、一度例外設定を見直してみることをおすすめします。

サウンドドライバーや周辺機器ドライバー

Untrusted System Fileエラーの原因はGPUドライバーが多いとされますが、まれにサウンドカードや別のドライバーが検知される場合もあります。私の知人はUSBサウンドデバイスのドライバーが問題を起こしていたケースがあり、ドライバーを更新したらあっさり解決したそうです。

システムの復元ポイント活用

ゲームが問題なく動作していた時期にWindowsの復元ポイントが設定されているなら、そこまで巻き戻してみるのも手です。ただし、巻き戻し時点以降にインストールしたソフトがすべて影響を受けるので、実行前に十分なバックアップを取っておきましょう。

まとめと今後の展望

Easy Anti-Cheatによる「Untrusted System File」エラーは、一見すると原因が分かりにくく不安になりがちですが、多くの場合はグラフィックドライバーの不整合やファイル破損が原因で起こりやすいものです。再インストールやバージョンの変更をしっかりと行うだけでも、意外なほどあっさりと解決することがあります。また、Easy Anti-Cheat側の問題やゲーム自体のアップデート状況も絡んでいる可能性があるため、複数の手段を併用して原因を切り分けていくことが大切です。

私自身も最初は何が原因でゲームが強制終了するのか皆目見当がつかず、フォーラムを巡回したり片っ端からシステム修復を試したりと右往左往していました。最終的には「DDUを使ってドライバーをクリーンインストールする」という単純な方法で解決することが多かったですね。

ゲームは日々進化し、セキュリティシステムも更新されていくため、状況は常に変化しています。今はエラーが出なくても、将来的にまた同様の問題に直面するかもしれません。そんなときに今回の対処法を思い出していただければ、きっとスムーズに解決できるはずです。


この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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