Windowsで除外したフォルダーをファイル履歴に戻す方法|設定場所・戻らない原因・対処まで解説

Windowsで除外したフォルダーをファイル履歴に戻したいなら、最短ルートは コントロール パネルの「ファイル履歴」で除外一覧から外し、必要ならそのフォルダーをライブラリに含めてから「今すぐ実行」する ことです。迷いやすいのは、「Windows バックアップ」と「ファイル履歴」は別機能 だという点と、Dドライブなど既定の対象外にあるフォルダーは、除外解除だけではバックアップ対象に戻らないことです。(Microsoft サポート)

この記事では、Windows 11 と Windows 10 の違いを踏まえながら、設定場所、戻し方、戻らない原因、以前のバックアップを確認する方法まで、実際に迷いやすい順で整理します。

目次

最短で戻す手順

  1. コントロール パネルを開き、[システムとセキュリティ] > [ファイル履歴] に進みます。
  2. バックアップ先が未設定なら、[ドライブの選択] で外付けドライブまたはネットワークの場所を指定し、必要なら [オンにする] を選びます。
  3. 左側の [フォルダーの除外](Exclude folders) を開き、戻したいフォルダーを除外一覧から外して [変更の保存] を押します。
  4. そのフォルダーが ライブラリ外 にある場合は、先に [ライブラリに含める] でバックアップ対象に入れます。
  5. 反映を待たずに確認したいなら、ファイル履歴の画面に戻って [今すぐ実行] を選びます。

Microsoft の現行案内でも、ファイル履歴はコントロール パネル側から設定し、独自の場所を対象にしたい場合はライブラリに追加し、再開後は次回の定期バックアップを待つか [今すぐ実行] で手動実行する流れです。除外画面での追加・削除と保存も、現在の操作ガイドで共通しています。(Microsoft サポート)

まず確認したい「Windows バックアップ」と「ファイル履歴」の違い

開いた画面できること今回使うか
設定 > アカウント > Windows バックアップOneDrive にユーザーフォルダーや設定を同期する使わない
コントロール パネル > システムとセキュリティ > ファイル履歴外付けドライブ/ネットワーク先へのファイル履歴、除外設定、手動実行、以前の版の確認使う

Windows バックアップは、主に OneDrive と Microsoft アカウントを使うバックアップ です。一方のファイル履歴は、外付けドライブやネットワークの場所に定期的な版を保存する機能 です。今回の「除外したフォルダーを戻す」は、Windows バックアップではなくファイル履歴側 で操作します。(Microsoft サポート)

Windows 11/現在のWindows 10で戻す手順

コントロール パネルから除外を外す

いちばん確実なのは、Windows 11 でも Windows 10 でも コントロール パネルのファイル履歴 から戻す方法です。Microsoft の現行サポートでも、ファイル履歴はこの経路で案内されています。(Microsoft サポート)

操作の流れは次のとおりです。

  1. スタートで「コントロール パネル」と検索して開く
  2. [システムとセキュリティ] > [ファイル履歴] を開く
  3. 必要なら [ドライブの選択] でバックアップ先を確認する
  4. 左側の [フォルダーの除外] を開く
  5. 戻したいフォルダーを除外一覧から外し、[変更の保存] を押す
  6. 元の画面に戻って [今すぐ実行] を押す

バックアップ先が外れている、または長く未接続だった場合は、設定だけ直してもすぐには反映されません。ドライブを再接続し、必要なら [今すぐ実行] まで行うと確認が早いです。(Microsoft サポート)

設定を変えたら、その場で反映確認する

除外を外したあとに何も起きないように見えるときは、設定が反映されていないのではなく、次の定期バックアップをまだ待っているだけ というケースがよくあります。すぐ確認したいなら、[今すぐ実行] を押してから対象フォルダーに新しい変更を加え、履歴が作られるかを見たほうが早いです。(Microsoft サポート)

Windows 10の設定画面から戻せるケース

一部の Windows 10 では、[設定] > [更新とセキュリティ] > [バックアップ] > [その他のオプション] に、[バックアップするこれらのフォルダー] と [これらのフォルダーを除外] が表示されます。この画面では、該当フォルダーを選んで [削除] する操作ができます。(Microsoft Learn)

ただし、Windows 10 の Microsoft サポートは 2025 年 10 月 14 日で終了 しており、既存環境では使えても、画面の見え方や案内はばらつきやすくなっています。設定アプリ側で目的の項目が見つからないときは、無理に探し続けず コントロール パネル > ファイル履歴 に切り替えたほうが早いです。(Microsoft サポート)

戻したのにバックアップされないときの確認表

症状よくある原因先にやること
除外一覧そのものが見当たらないWindows バックアップを開いているコントロール パネル > ファイル履歴 を開き直す
戻したのに何も変わらないバックアップ先ドライブが未接続、または未実行ドライブを再接続して [今すぐ実行]
Dドライブのフォルダーだけ戻らないその場所がライブラリに含まれていない[ライブラリに含める] を先に行う
以前の版が表示されない除外していた期間の変更が履歴に残っていない可能性がある以前の版の有無を確認しつつ、再開後のバックアップを作る

ファイル履歴は、外付け/ネットワーク先に定期的なバックアップを作る仕組みです。独自の場所を対象にしたいときはライブラリ追加が必要で、ドライブ再接続後は 次回スケジュールを待つか [今すぐ実行] が必要です。最後の行は、この仕組みから見た実務上の整理で、除外していた期間の変更は通常その時点では遡って増えません。(Microsoft サポート)

Dドライブや任意の場所にあるフォルダーを戻す方法

ここがいちばん詰まりやすいポイントです。ファイル履歴は、ドキュメント、画像、ビデオ、デスクトップなどの重要フォルダーやライブラリ を中心にバックアップします。つまり、たとえば D:\Work\Project のような場所にあるフォルダーは、除外を外しただけでは対象に戻らず、ライブラリに含める 作業が必要になることがあります。(Microsoft サポート)

手順はシンプルです。

  1. 対象フォルダーをエクスプローラーで開く
  2. フォルダーを右クリックする
  3. Windows 11 なら [その他のオプションを表示] > [ライブラリに含める] を選ぶ
  4. 既存のライブラリに入れるか、新しいライブラリを作る
  5. そのあとで ファイル履歴の除外一覧に入っていないか を確認し、[今すぐ実行] する

たとえば「以前は D:\Photo を除外していたが、やはりバックアップしたい」というケースなら、除外解除 → ライブラリ追加 → 今すぐ実行 の順で考えると迷いません。(Microsoft サポート)

以前のバックアップはどうなるのか

すでに過去にバックアップ済みの版が残っているなら、その版を復元できる可能性 があります。確認するときは、対象フォルダーが保存されている実際の場所で右クリックし、[以前のバージョンの復元] を開きます。現在のファイルを上書きしたくないなら、[復元先] を使って別の場所へ戻すのが安全です。(Microsoft サポート)

逆に、除外を外しただけで、除外中の空白期間の履歴が自動で埋まるわけではありません。ファイル履歴は定期的にコピーを作る仕組みなので、通常は 戻したあとに再開されたバックアップから新しい履歴がたまる と考えると理解しやすいです。(Microsoft サポート)

失敗しやすいポイント

「Windows バックアップ」で探し続ける

[設定] > [アカウント] > [Windows バックアップ] は、OneDrive にユーザーフォルダーや設定を同期するための画面です。今回の除外解除を探しても見つからないのは自然なので、ここで詰まったら早めに コントロール パネルのファイル履歴 に切り替えたほうが時間を無駄にしません。(Microsoft サポート)

除外を外しただけで終えてしまう

設定を戻しても、バックアップ先が未接続だったり、次回のスケジュールをまだ迎えていなかったりすると、見た目では何も変わりません。変更後は [今すぐ実行] までやる のが失敗しにくい運用です。(Microsoft サポート)

フォルダーの場所を見落とす

「戻したのに入らない」ときは、除外設定のミスよりも、そのフォルダーがそもそもライブラリ外 というケースが多いです。特に Dドライブ配下や独自の作業フォルダーは、バックアップ対象かどうかを先に確認する だけで解決することがあります。(Microsoft サポート)

迷わないための結論

「Windowsで除外したフォルダーをファイル履歴に戻す」作業は、やること自体は多くありません。迷わない順番は次の5つです。

  1. コントロール パネル > ファイル履歴 を開く
  2. 除外一覧からそのフォルダーを外す
  3. 標準外の場所ならライブラリに含める
  4. [今すぐ実行] で反映する
  5. [以前のバージョンの復元] で過去の版も確認する

この順番で見れば、ほとんどのケースは解決できます。特に「設定は直したのに戻らない」と感じる場合は、Windows バックアップを見ていないか、ライブラリに含まれているか、手動実行したか の3点を先に確認してください。(Microsoft サポート)

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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