Xbox PCゲームでGaming Servicesの再インストールが必要なケースは?判断基準と対処順

結論:Gaming Servicesの再インストールは、Xboxアプリが導入を繰り返し要求する、Microsoft StoreのGaming Services画面へ戻され続ける、エラー0x87e00196が出る、といった場合の最終寄りの対処です。先にWindowsとStoreを更新して再起動し、Xboxアプリ内のGaming Services Repair Tool、アプリの修復、必要ならリセットまで試します。それでもGaming Services自体の異常が残るときだけ、管理者PowerShellでパッケージを削除し、Microsoft Storeから入れ直すと切り分けやすくなります。 最新の画面名や提供条件は更新で変わるため、以下の順番で確認してください。

目次

最初に確認するポイント

症状・条件主な原因最初の確認
Xboxアプリが毎回Gaming Servicesのインストールを求め、インストール後も同じ画面へ戻るGaming Servicesパッケージの登録や更新が崩れている可能性があります。ただし、Microsoft Storeの更新待ちやキャッシュ不調でも似たループになります。Microsoft Storeのライブラリで更新を取得し、Windows Updateを完了してPCを再起動したうえで、XboxアプリのGaming Services Repair Toolを実行します。
ゲームのインストール時に0x87e00196が表示されるXbox公式はGaming Servicesパッケージ側の問題として再インストール手順を案内しています。エラーコードを記録し、先にRepair Toolと修復・リセットを試します。同じコードが続く場合は、公式の再インストール手順へ進みます。
特定の1本、またはEA・Ubisoftなど外部ランチャーを使うゲームだけ起動しないゲーム本体、外部ランチャー、保存先ドライブ、ライセンス同期の問題である可能性があり、Gaming Services全体の故障とは限りません。別のXbox/PC Game Passタイトルが起動するか確認し、対象ゲームと外部ランチャーを終了してから再試行します。1本だけならゲーム個別の修復を優先します。
Microsoft Store自体が開かない、またはダウンロードが始まらないStoreキャッシュ、時刻・地域、サインイン中のMicrosoftアカウント、Windows Update未完了の影響が考えられます。Win+Rでwsreset.exeを実行し、Storeが再度開いたらライブラリの更新とアカウントを確認します。

安全な対処手順

1. 最初に更新と影響範囲を確認する

再インストールの前に、Windows、Microsoft Store、Xboxアプリを最新にして再起動します。複数のXboxタイトルで同じ症状が出るならGaming Services側の可能性が上がりますが、1本だけならゲーム固有の修復を先に行う方が負担を抑えられます。

  1. 設定のWindows Updateで更新を確認し、保留中の更新を完了する
  2. Microsoft Storeを開き、ライブラリから更新を取得する
  3. PCを再起動し、別のXboxタイトルでも同じ症状が出るか確認する
  4. Microsoft StoreとXboxアプリで、購入・契約に使った同じMicrosoftアカウントへサインインしているか確認する

注意:サービス障害や1本だけのゲーム破損に対してGaming Servicesを削除しても効果は期待しにくいため、影響範囲を確認してから進めます。

2. Gaming Services Repair Toolを実行する

XboxアプリにはGaming Services専用の修復ツールがあります。Xboxアプリを開き、プロフィール画像からサポートへ進み、Gaming Services Repair Toolを選んでトラブルシューティングを開始します。完了後はPCを再起動し、同じゲームで再確認します。

  1. Xboxアプリを起動する
  2. プロフィール画像を選び、サポートを開く
  3. Gaming Services Repair Toolを選び、トラブルシューティングを開始する
  4. 処理完了後にPCを再起動する

注意:Xboxアプリの画面構成は更新で変わる場合があります。項目が見つからないときは、先にMicrosoft StoreでXboxアプリを更新してください。古い固定バージョン番号を合否条件にはしません。

3. XboxアプリとGaming Servicesを修復し、必要な場合だけリセットする

Windows 11では、設定のアプリ一覧から対応アプリを修復できます。まずXboxアプリを修復し、Gaming Servicesに詳細オプションが表示される環境では同様に修復します。改善しない場合だけリセットへ進みます。修復はアプリデータを保つことを意図した処理ですが、リセットはサインイン状態やアプリ設定を初期化する場合があります。

  1. 設定 > アプリ > インストールされているアプリを開く
  2. Xboxの右側にあるその他メニューから詳細オプションを開く
  3. 修復を実行して動作確認する
  4. 改善しない場合だけリセットし、Microsoftアカウントへ再サインインする
  5. Gaming Servicesが一覧に表示され、詳細オプションを開ける場合は同じ順番で試す

注意:リセット後は設定やサインイン状態が変わる可能性があります。ゲーム内セーブがローカルだけに保存されるタイトルでは、同期状態を確認してから実行してください。

4. Microsoft Storeのキャッシュをリセットする

Gaming ServicesのStoreページが開かない、取得ボタンが反応しない、ダウンロードが止まる場合は、Storeキャッシュをリセットします。Win+Rを押してwsreset.exeを実行すると一時的に黒い画面が開き、通常は閉じたあとMicrosoft Storeが起動します。

  1. Win+Rで「ファイル名を指定して実行」を開く
  2. wsreset.exeを入力してOKを選ぶ
  3. Microsoft Storeが開いたら、Gaming ServicesとXboxアプリの更新を確認する
wsreset.exe

注意:wsreset.exeはStoreキャッシュの初期化であり、Gaming Servicesパッケージそのものを再インストールする処理ではありません。

5. 最後にGaming Servicesを削除してMicrosoft Storeから再インストールする

Repair Tool、修復、リセット、Store更新を済ませても導入ループや0x87e00196が続く場合は、管理者PowerShellでGaming Servicesパッケージを削除し、Microsoft Storeの製品ページから再インストールします。インストール後は必ずPCを再起動してからゲームを起動します。

  1. スタートを右クリックし、ターミナル(管理者)またはPowerShell(管理者)を開く
  2. Gaming Servicesパッケージの削除コマンドを実行する
  3. Microsoft StoreのGaming Services製品ページを開く
  4. 入手またはインストールを選び、完了後にPCを再起動する
  5. Xboxアプリへサインインし直し、ゲームのインストールまたは起動を確認する
Get-AppxPackage Microsoft.GamingServices -AllUsers | Remove-AppxPackage -AllUsers
Start-Process "ms-windows-store://pdp/?productid=9MWPM2CQNLHN"

注意:管理者権限が必要です。処理中はXboxアプリとゲームを終了してください。2021年のWindows 10向け記事にあるGamingServices/GamingServicesNetレジストリキーの手動削除は、現在の一般手順として流用しません。

6. 再インストール後も直らない場合を切り分ける

再インストール後も同じ症状なら、Gaming Services以外へ原因を広げます。1本だけならゲームの修復・再インストール、外部ランチャー利用タイトルなら連携アプリ、すべてのStoreアプリで失敗するならWindows UpdateやOSコンポーネントを確認します。問い合わせ時はエラーコード、発生したゲーム名、保存先ドライブ、試した手順をまとめると状況を伝えやすくなります。

  1. 別のXboxタイトルが起動するか確認する
  2. ゲームの管理画面からファイル修復が使える場合は実行する
  3. 外部ランチャーを更新し、完全終了してから起動し直す
  4. エラーコードと実施済み手順を添えてXboxサポートへ相談する

注意:原因が未確定のままサービスのスタートアップ種類やレジストリを変更すると、復旧範囲を広げることがあります。

よくある質問

Gaming Servicesを再インストールすると、インストール済みゲームやセーブデータは消えますか?

Gaming Servicesの再インストールはゲーム本体を削除する操作ではありませんが、処理中はXboxゲームを起動できず、アプリ設定やサインイン状態が変わる場合があります。クラウド同期の完了を確認し、ローカル保存だけのタイトルはセーブ場所を確認してから進めると安心です。

0x87e00196が出たら、すぐPowerShellで削除してよいですか?

公式にはGaming Servicesパッケージの再インストール対象となるエラーですが、先にXboxアプリ内のRepair Tool、アプリの修復、Store更新と再起動を試す方が安全です。同じコードが続く場合に限って、公式の再インストール手順へ進むと切り分けしやすくなります。

Microsoft StoreにGaming Servicesが表示されない場合はどうしますか?

StoreとXboxアプリで同じMicrosoftアカウントを使っているか、地域・時刻設定が正しいか、Windows Update後に再起動したかを確認します。wsreset.exeでStoreキャッシュをリセットし、それでも製品ページを開けない場合は、組織のStore制限やサービス側の障害も考えられます。

公式情報

画面や仕様が異なる場合は、利用中の製品・契約・管理ポリシーを確認したうえで公式情報を参照してください。

まとめ

原因を一つずつ切り分け、変更前の状態と結果を記録しながら進めることが重要です。操作後は同じ症状が再発しないか確認し、組織管理の端末ではポリシー変更を管理者へ確認してください。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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