声Q(KOEQ)の使い方|無料の匿名Q&A・投票・回答まとめ

声Q(KOEQ)の新しいトップ画面。質問受付の作成と参加コード入力

声Q(KOEQ/コエキュー)は、QRコードから匿名の質問を集められる無料ツールです。主催者はタイトルを入れて受付を作り、参加者はスマートフォンから質問。気になる質問への投票、アンケート・クイズ、会場投影、終了後の回答共有までブラウザで進められます。

この記事では、2026年9月10日の公開画面に合わせて、始め方と運営の流れを紹介します。まず雰囲気を見たい方は、入力内容が保存されない操作デモから試せます。

ITtripは声Q(KOEQ)の運営元です。本文の画像は公開ページと操作デモを撮影したものです。デモの参加人数・質問・回答はサンプルで、実際の利用実績ではありません。

声Q(KOEQ)の新しいトップ画面。質問受付の作成と参加コード入力を選べる
現在のホーム画面。主催者は受付作成へ、参加者はコード入力へ進みます。2026年9月10日撮影。
目次

声Qでできること

用途できること
質問を集める匿名Q&A、質問への支持投票、公開前承認、発表者だけに見せる受付
会場の意見を聞く選択式投票、アンケート、クイズ。公式料金ページにはワードクラウドも掲載
その場で答える質問の固定・非表示、文章での回答、口頭で回答済みの管理、会場投影
終了後に残す質問CSV、グラフ付きPDF、担当・期限の管理、選んだ回答の公式回答まとめ
管理画面を開き直す管理リンク・バックアップ、任意のGoogleログインでの保存

現在公開中の機能は無料で、有料契約やカード登録は不要です。通常の作成・参加にログインは必要ありません。料金と利用条件も確認できます。

1.タイトルを入れて質問受付をつくる

質問受付の作成ページを開き、セミナー名や授業名を入力して「質問受付をつくる」を押します。タイトルは後から変更できます。

タイトルと必要な設定だけで始められる声Qの質問受付作成画面
現在の作成画面。追加項目は「必要なら設定」にまとまっています。画像では受付を作成していません。

「必要なら設定」を開くと、発表者名、参加者へのメッセージ、質問の公開範囲、公開前承認、参加パスコード、並び順、質問の文字数上限を選べます。

設定参加者への見せ方
みんなで質問を見る公開された質問を参加者同士で共有し、気になる質問へ投票できます。
発表者だけが見る質問は主催者の管理画面だけに届きます。参加者同士で質問を共有しません。
公開前に質問を承認する主催者が確認するまで質問を公開しません。質問を共有する受付で使えます。

質問が届いた後は公開範囲を変更できないため、最初に見せ方を決めましょう。匿名受付でも、個人情報や社外秘を投稿しないよう事前に案内します。

2.参加用QRコードを共有し、管理情報を保存する

作成後に発行される参加用QRコード、URL、8文字の参加コードを会場へ案内します。QR画像を保存してスライドに載せる方法と、ブラウザの投影画面を見せる方法があります。スマートフォンでQRを読めない参加者にはURLやコードを案内してください。

参加用リンクと管理用リンクは別です。所有者リンクやバックアップコードは、設定変更・回答・削除につながる秘密情報です。参加者に配るスライドや記事には載せません。

管理画面を開き直す方法は、次から選べます。

  • Googleログインで受付を保存する:Googleアカウントに紐付けて保存した受付は、声Qの「自分の受付」から開けます。参加者のログインを必須にする機能ではありません。
  • 管理情報を手元に保存する:管理リンク、管理情報ファイル、バックアップコードを安全な場所へ保管します。
  • 保存した情報から戻す:管理リンクを戻すページで、保存済みリンク・ファイル・コードを使えます。バックアップコードで復旧すると、以前の所有者リンクとコードは無効になります。

Googleアカウントに受付を紐付けておらず、所有者リンクやバックアップコードなどの復旧手段も失った場合は、受付を取り戻せません。共有パソコンへの保存は避け、自分で管理できる場所に残してください。

3.参加者が匿名で質問し、聞きたい質問に投票する

参加者はQR・URL・参加コードから受付を開き、質問を書いて送ります。通常は会員登録やアプリのインストールは不要で、ニックネームの入力も任意です。参加パスコードを設定した受付では、その入力が必要になります。

声Qの参加者操作デモ。匿名質問、質問への投票、アンケートを表示
参加者の操作デモ。画像内の質問・票数・アンケートはサンプルです。実際にデモで操作しても本番データには保存されません。

公開された質問に支持票を入れると、主催者が会場の関心を把握しやすくなります。似た質問があるときは、新しく投稿する前にその質問へ投票するよう案内すると、質疑応答を整理できます。

質問への支持投票と、選択式アンケートは別の機能です。声Qは両方に対応しています。研修では理解度を聞くクイズ、説明会では関心のあるテーマを聞くアンケート、と使い分けられます。

4.主催者が質問を確認し、回答・投影する

管理画面では、届いた質問を確認し、必要に応じて公開前承認、固定、非表示、回答を行います。文章で回答を残すほか、その場で説明した質問を「口頭で回答済み」にすることもできます。

声Qの主催者操作デモ。質問の公開前承認、回答、会場投影をまとめて確認
主催者の操作デモ。質問の確認・投影・集計など、一部の機能を試せます。本番の設定項目をすべて表示した画面ではありません。

会場投影では、参加QR、質問、集計結果などを場面に合わせて見せられます。ブラウザを会場スクリーンへ映す運用で、PowerPointやGoogle Slidesの専用アドイン連携とは異なります。

投票・アンケートには、単一選択、複数選択、自由回答、評価、順位などの回答形式があります。クイズでは正解を設定できます。操作画面や公開条件は、開催前に確認しておきましょう。

終了後は「公式回答まとめ」でフォローする

当日答え切れなかった質問を、集めたままにしないための機能がAnswer Loopです。似た質問の候補を主催者が確認してまとめ、回答状態・担当者・期限・回答順を管理できます。統合は主催者が判断し、後から解除することも可能です。

  • 未回答を整理:「未回答」「回答準備中」「後日回答」「回答済み」で進捗を管理。
  • 回答を共有:公開Q&Aの回答済み質問から掲載対象を選び、公式回答まとめのURLを公開。
  • 記録を保存:質問CSV、回答運用CSV、PDFレポートを用途に応じて利用。

公式回答まとめは初期状態では非公開です。内部の担当者・期限や未回答の質問を自動で公開するものではありません。「発表者だけが見る」で受け付けた非公開Q&Aは、公式回答まとめとして公開できません。

回答の整理から公式回答まとめまでの詳しい説明を確認し、終了時に「回答をどこで、いつ共有するか」も参加者へ伝えましょう。

人数・保存期間・利用上限

項目現在の案内
推奨規模1受付あたり500人程度まで。固定上限や500人同時操作の保証ではありません。
質問数1受付で同時に保存できる質問は最大1,000件。参加者1人相当のブラウザー識別子につき最大30件。
受付の作成同じブラウザーから直近1時間に最大50件。
利用期間作成から90日。残り30日以内かつ期限前に、所有者が90日延長できます。
期限後受付停止後、利用期限から30日を過ぎたデータを順次完全削除。必要な記録は期限前に保存します。

「無料」と「無制限の処理能力」は別です。重要なイベントでは会場Wi-Fi、スマートフォン、投影画面を含めてリハーサルしてください。詳しい制限と検証条件は利用上限FAQ、当日の確認項目は本番前チェックにまとまっています。

よくある質問

Googleログインをしないと使えませんか?

通常の受付作成・参加はログイン不要です。Googleは、作成した受付を後から開くための任意の保存手段です。

管理リンクをなくしたら終わりですか?

Googleログインで保存済みなら「自分の受付」から開けます。保存済み管理リンク、管理情報ファイル、バックアップコードも使えます。復旧手段をすべて失った場合は戻せないため、作成後に保存してください。

投票・アンケート・クイズも無料ですか?

現在公開中の機能は無料です。質問への支持投票だけでなく、選択式投票・アンケート・クイズにも対応しています。ワードクラウドも公式料金ページに掲載されています。

90日後に必ずすべて消えますか?

最初の利用期間は90日ですが、期限まで残り30日以内であれば、期限前に所有者が90日延長できます。期限切れから30日を経過したデータが順次完全削除されます。

Slidoの代わりに使えますか?

登録不要で匿名Q&Aを始め、回答を整理・共有したい用途では候補になります。プレゼンテーション連携や企業向け認証を重視する場合は、Slidoなどと要件を比較してください。

次のセミナーで使う前に

参加者デモで質問・投票を試し、主催者デモで承認・投影を確認してから、自分の受付を作ると流れをつかめます。

公式情報・確認日

機能・画面・利用条件の確認日:2026年9月10日。今後変更される場合があるため、開催前には公式案内を確認してください。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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