ブラウザ版Microsoft Teamsのテスト通話とデバイス設定を徹底解説:音声トラブルの解決策まとめ

ブラウザ版Teamsでは、テスト通話を利用できません。[テスト通話を開始]はWindows・MacのTeamsデスクトップアプリで利用する機能です。Web版でボタンが見つからないことだけを理由に、障害やライセンス不足と判断する必要はありません。

Web版で会議に参加する場合は、ブラウザのマイク許可、選択している機器、本体のミュートを確認します。この記事では職場・学校向けTeamsを対象に、Web版とデスクトップ版で確認する場所を分けて説明します。

目次

Teamsブラウザ版にテスト通話がない理由

Microsoftの通話設定の公式案内では、テスト通話はWindows・Macのデスクトップアプリ限定と説明されています。Web版でボットや隠れたテストボタンを探す操作は不要です。

利用しているTeamsテスト通話最初に確認する場所
Web版(ブラウザで開くTeams)利用できないブラウザのマイク許可、使用機器、会議の音声設定
Windows・Macのデスクトップアプリ利用できる[設定]→[デバイス]→音声設定

会議画面でマイクを選んだりカメラの映像を確認したりすることと、ボットが録音した声を再生する「テスト通話」は別の確認です。マイクのオン・オフを切り替えられただけでは、相手へ声が届いたことまでは確認できません。

Web版:Chromeのマイク・カメラ許可を確認する

ブラウザでTeamsを使うには、そのサイトからマイクへアクセスできる必要があります。ここではChromeの手順を示します。カメラが映らない場合も、同じ設定画面からカメラの権限を確認できます。

  1. Chromeの[設定]を開きます。
  2. [プライバシーとセキュリティ]→[サイトの設定]→[マイク]へ進みます。
  3. 既定のマイクが、今回使う内蔵マイクやヘッドセットになっているかを確認します。
  4. マイクの使用を許可していないサイトに、利用中のTeamsサイトが入っていないかを確認します。ブロックしていた場合は、そのTeamsサイトの権限を[許可]に変更します。
  5. カメラも使う場合は、[サイトの設定]→[カメラ]で機器とTeamsサイトへの許可を確認します。

Teamsを開いた際に使用許可を求められた場合も、利用する機器へのアクセスを許可します。画面の詳しい案内はGoogle公式「Chromeでカメラとマイクを使用する」で確認できます。

学校や会社が管理するChromeでは、管理者が権限を設定していて自分では変更できない場合があります。設定が固定されているときは、表示された内容とTeamsを使う目的を管理者へ伝えます。

Web版で会議前の接続テストをするには

「テスト通話がないけれど、会議に入る前に確認したい」という場合は、参加前画面で機器を確認する方法と、確認相手に入ってもらう短い会議を使い分けます。ひとりの会議でカメラが映っても、相手への音声到達までは確認できません。

  1. Teamsの[カレンダー]に[今すぐ会議]がある場合は、確認用の会議名を付けて開始します。既存の会議リンクを開く場合は、本番の会議に誤って入らないよう注意します。
  2. 参加前画面で[コンピューターの音声]を選び、[オーディオ設定]からマイク・スピーカーを確認します。カメラを使う場合は、プレビューに目的の映像が出るかも確認します。
  3. 双方向の音を確認したい場合は、許可を得た確認相手と短く会話します。確認後は会議から退出します。

操作の参照先はMicrosoftの今すぐ会議の開始方法と会議の音声設定です。[今すぐ会議]が表示されない場合は、組織の会議ポリシーや利用できる機能を確認してください。

会議中:入力機器とミュートを確認する

すでに会議に参加していて声が届かない場合は、会議の音声設定を確認します。Microsoftは次の手順をマイクのトラブルシューティングで案内しています。

  1. 会議画面で、マイクアイコンがミュートになっていないかを確認します。
  2. マイクの横にある矢印を選び、[その他のオーディオ設定]を開きます。
  3. マイクの一覧で、今回使う入力機器を選びます。
  4. ヘッドセット本体のミュートスイッチや、マイク部分を上げるとミュートになる機構も確認します。

PC本体に内蔵マイクがあるのに、USBヘッドセットのマイクが選択されていたり、その逆になっていたりすることがあります。「機器が接続されているか」と「その機器を選んでいるか」を分けて確認しましょう。

一覧に機器が出ない場合は接続を確認します。Bluetoothマイクなら、充電があるか、スマートフォンなど別の機器につながっていないかを確かめてから再接続します。会議中の差し直しは音声が途切れるため、必要に応じて参加者へ状況を伝えてから行います。

Windows・Macアプリ:テスト通話を開始する

  1. Teamsデスクトップアプリで[設定など]→[設定]→[デバイス]を開きます。
  2. 音声設定で、使用するスピーカーとマイクを選びます。
  3. [テスト通話を開始]を選びます。
  4. Test Call Botの案内に従って短い音声を録音し、再生された声を確認します。
  5. 表示される結果を確認し、必要があればデバイス設定を見直します。

Microsoftは、テストの録音を通話の直後に削除し、保持・利用しないと説明しています。操作の詳細はTeamsの通話設定の「Make a test call」を参照してください。

テストで声が再生されても、実際の会議に参加する相手の機器や回線まで正常と分かったわけではありません。本番で使う機器を選び、必要なら参加者と短く双方向の聞こえ方を確認します。

声が届かない・音が聞こえないときの確認表

症状確認すること
自分の声が相手に届かないTeamsのミュート、ヘッドセットのミュート、ブラウザの許可、選択中のマイク
相手の声が聞こえないPC・ヘッドセットの音量と出力先。アプリ版では[デバイス]のスピーカー選択
機器の候補にマイクがないUSB接続、Bluetoothの接続先・充電、OSでその機器を認識しているか
カメラが映らないブラウザとOSのカメラ許可、選択したカメラ
設定を変更できない組織による管理の表示やエラーを記録し、管理者に確認する

ブラウザ側を許可しても機器を使えない場合は、OS側のプライバシー設定でブラウザのマイク・カメラアクセスを確認します。Windows 11では[設定]→[プライバシーとセキュリティ]→[マイク]で[マイクへのアクセス]と[デスクトップアプリにマイクへのアクセスを許可する]を確認します。カメラも同じく[カメラ]で確認します。Edgeなどのブラウザを許可していても、Teamsサイトへの個別許可は必要です。詳しくはMicrosoftのカメラ・マイクのプライバシー案内を参照してください。

改善しない場合は、利用しているTeamsがWeb版かアプリ版か、ブラウザ・OS・機器名、権限の状態、どちら向きの音声が聞こえないかを記録して管理者へ渡します。確認のために会議やブラウザを再起動する場合は、先に作業内容を保存してから行いましょう。

よくある質問

Web版でボタンがないのは、管理者に禁止されているからですか?

テスト通話についてはWeb版の非対応が理由です。マイク権限を変更できない問題とは分けて考えます。ボタンがないことだけで管理者ポリシーやライセンスを原因にしないでください。

テスト通話ができれば、会議でも必ず音声が届きますか?

必ず届くと保証するものではありません。確認した端末・機器での結果として扱い、実会議では使用機器やミュート、相手側の状態も確認します。

公式の参照先

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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