Game Bar録画のプツプツ音は、マイクをオフにした録画とオンにした録画を同じ条件で比べ、録音されたノイズと再生側の不調を分けて確認します。 マイク入力、ゲームや他アプリの音、再生デバイス、録画時の負荷では確認する場所が違います。Game Barだけで発生したことから、Dell内蔵マイクの故障や特定の音声処理を確定することはできません。短い比較録画から、変更する設定を絞り込みましょう。
最初に短い録画を比べる
同じゲーム場面と同じ音量で、各20〜30秒程度の短い動画を作ります。この長さは比較のための目安で、長時間の安定性を証明するテストではありません。変更前の設定と、プツプツ・連続したサー音・声の割れなどの聞こえ方を記録します。
| 比較する内容 | 分かること | 次の確認 |
|---|---|---|
| マイクをオフにしてゲーム音だけ録画 | マイクを取り込まない場合にも異音が入るか | 入るならゲーム/他アプリの音、録画負荷、再生側を確認 |
| 同じ場面でマイクをオン、声と無言部分を録画 | 入力を追加した時に変化するか | 変化するなら入力先、入力音量、物理接続を確認 |
| Windowsのマイクテストで声を録音・再生 | ゲーム録画以外でも同じ入力が乱れるか | 両方で乱れるならGame Barだけの問題と扱わない |
| 保存動画を別の再生アプリや別の機器で確認 | 再生デバイスやプレーヤーによる違い | 他では正常なら出力側の設定・ドライバーを確認 |
| 別の録画アプリで、同じ入力を短く録音 | アプリや設定の組み合わせによる違い | 違いは切り分けの手がかり。原因を確定する証拠ではない |
動画のプツプツと、録画中にスピーカーから聞こえるプツプツは区別します。声が入らない症状も、ノイズが多い症状とは別です。複数の機器で同じ箇所に異音が残れば録音結果側を調べる手がかりになりますが、それだけで故障箇所は断定しません。
Game Barで録画対象とマイクのオン・オフを確認する
- 録画するゲーム/アプリを開き、Windowsキー+GでGame Barを表示します。
- 設定の[キャプチャ]で、録音する音の範囲を確認します。Microsoftの説明では[すべて]はゲーム・有効なマイク・アプリ・システムの音を含む範囲です。必要以上に他アプリの音を混ぜていないか確認します。
- Windowsキー+Alt+Rで録画を開始/停止します。録画中のマイクはWindowsキー+Alt+Mで切り替え、画面上のマイク状態も確認します。[すべて]を選んだことだけでマイクが有効だと判断しません。
- 保存した短いMP4を開き、マイクオフ/オンの聞こえ方を比較します。標準の保存場所は[ビデオ]内の[キャプチャ]です。保存先を変更している場合は自分の設定を確認します。
操作の根拠はMicrosoft:Game Barの録画・マイク切替・音声キャプチャです。Game Bar設定の音声範囲と、Windowsの[ゲーム]→[キャプチャ]で扱う録画品質等を混同しないでください。確認できない自動ゲインや「100%を超えるスライダー」を原因として説明することも避けます。音声ウィジェットに入力選択が表示される環境なら、実際に使うマイク名をWindows側と照合します。
Windowsの入力マイクと、声の録音結果を確認する
- [設定]→[システム]→[サウンド]→[入力]で、使うマイクを選びます。内蔵・USB・Webカメラなど複数ある場合は名前を控えます。
- 対象マイクの詳細で[テストの開始]を選び、普段の声で話し、停止後に録音サンプルを再生します。
- 声が割れる場合は入力音量を少し下げ、声が小さい場合は位置や音量を調整して同じテストをします。一律に60〜80%や一定のブースト値へ固定しません。
- マイクが検出されない/声が入らない場合は、接続・ミュート・入力先に加え、[プライバシーとセキュリティ]→[マイク]で目的のアプリに必要なアクセスを確認します。これはノイズ低減の設定ではありません。
Microsoft:入力マイクの選択と録音テストとMicrosoft:マイクのアクセス・入力・トラブル対処に沿って入力をテストします。マイクの拡張機能、ブースト、形式などは機器/ドライバーで異なります。メーカーが提供する項目を比較する場合は元の値を控え、1項目ずつ変更して、改善しない変更を戻します。44.1kHz/16ビット固定や排他モード全解除で必ずGame Barが安定する、とは案内できません。
再生する時だけプツプツする場合
別の機器では同じ動画が正常に聞こえる場合は、録画設定だけを変更せず、Windowsの出力先を確認します。Microsoft:再生音のプツプツと歪みは、出力機器のオーディオ拡張機能をオフにして比較する、対応する別の既定形式を試す、メーカーのドライバーを確認する手順を案内しています。この資料は再生側の対処なので、入力マイクに同じ設定があることや同じ効果を保証する根拠にはしません。
ドライバーを更新する場合は、PC/音声機器の正確な機種と対象OSを照合し、Windows Updateまたはメーカーの案内を使います。問題が録画アプリに限られる段階で、すべての音声デバイスを削除する必要はありません。
Bluetoothヘッドセットでマイクを使うと音が変わる場合
Microsoft:Bluetooth Classicのマイク使用時の動作によると、ClassicのA2DPはステレオ再生用で、HFPはマイク入力とモノラル再生を同時に扱います。マイクが開くなどの条件でWindowsが方式を切り替えるため、音楽だけの時との違いを「録画ノイズ」と混同しないでください。LE Audioの対応環境には別条件があるので、Windows 11のコーデック・LE Audio条件も確認できます。
Dell内蔵マイク・イヤホン端子を使う場合
音は聞こえるがイヤホンマイクが入力一覧へ出ない場合は、PCの機種別マニュアルで端子が出力専用、マイク専用、ヘッドセット用コンボのどれかを確認します。Dell:対象機種のヘッドホン・マイク端子でも、対象Latitudeのコンボ端子と、Eシリーズドックの別々の端子を区別しています。この説明を全Dell一体型PCへ一律に適用しません。
| 端子の構成 | 接続前に確認すること |
|---|---|
| ヘッドセット用コンボ端子が1個 | 対応するヘッドセットの配線規格と機種別の接続/認識手順。常にY分岐が必要ではない |
| ヘッドホンとマイクの別々の端子 | 1本のヘッドセット用プラグを分ける場合は、入力/出力と配線に合う分岐器を確認 |
| 出力専用端子 | 挿したヘッドホンで音が聞こえても、その端子でマイク入力を使える根拠にはならない |
| USBマイク/USB音声機器 | 対応OS、入力一覧に現れる機器、アプリが選ぶ入力を確認。交換で全症状が解決する保証はない |
PC本体を叩いて変化を見る方法は行わず、端子の緩み、ケーブル、マイク開口部、ファン音や机の振動を通常の点検で確認します。振動や接触で症状が変わるなら機種メーカーへ相談する手がかりですが、音声経路だけの問題と決めつけません。
負荷と録画アプリを比較する
ゲームをしている時だけ途切れるなら、他の録画/配信アプリや不要な処理を終了し、録画先の空き容量と、同じ場面の映像/音声の状態を確認します。キャプチャの品質やフレームレートの項目がある場合は、元の値を残して負荷の低い選択肢と比較します。30fpsにしても処理負荷が必ず半分になるわけではなく、ボーダーレス表示も一律の解決策ではありません。
Game BarやSnipping Toolなど1アプリに限定した問題なら、アプリの更新を確認し、設定に[詳細オプション]→[修復]が表示される場合はMicrosoft:アプリの修復操作の手順を検討します。全アプリに修復機能があるとは限りません。Microsoft:MSIXアプリ修復とリセットの影響の説明では修復はアプリデータを保持し、リセットはアプリデータ・設定/サインイン情報等を削除します。リセット前には必要な記録を保存して影響を確認してください。Snipping Toolが一律に1分で落ちる、長時間録画に使えない、という仕様は確認していません。
OBSを比較に使う場合:音と負荷を別々に調整する
OBSを使う場合も、同じ入力機器を選び、まず短い比較録画を行います。OBS:ハードウェアエンコーダーの条件は対応するハードウェアエンコーダーの利用を一般的な性能改善策として説明していますが、GPUやドライバーで利用可否が違います。録画設定はOBS:録画形式・設定・Remuxを参考に、選べるエンコーダー、出力解像度、フレームレートを調整します。Intel Quick Syncの有無や、一律の6000kbps/ultrafast設定で安定を保証しません。
軽い背景音にはOBS:ノイズ抑制の範囲とCPU負荷のノイズ抑制を比較できます。RNNoiseはSpeexよりCPU使用が増える場合があり、強い抑制は自分の声も歪ませる可能性があります。強いノイズや欠落をフィルターで完全に修復できるわけではありません。フィルター前後の無言部分と声を聞き、話し始めが切れる場合も設定を見直します。
OBSの録画形式は、予期せぬ終了に備えて公式が案内するMKVも選択肢です。編集にMP4が必要なら[ファイル]→[録画の再多重化(Remux)]で変換できます。保存先の空き容量も確認します。
音声を別録りする場合と、問い合わせ用の記録
回避策として映像と音声を別々に録る場合は、両方の開始時に短い合図を入れ、編集時に同期位置を合わせます。長時間では録音機器の違いによるずれも確認し、元のゲーム音を残すか、自分の声のトラックを置き換えるかを編集上で選びます。別録りでも自動的に完全同期する保証はありません。
- Windowsの版/ビルド、Game Barの版、PCとマイクの型番。
- マイクオフ/オン、Windows入力テスト、別プレーヤーでの比較結果。
- 異音が出る時刻、録画時間、使った入力/出力名、変更した設定と元の値。
- 他アプリでも起きるか、特定のゲームだけか。共有する短い動画には不要な会話や画面情報が入っていないか。
まず録画結果と再生側を切り分け、次にマイク入力、Game Barの音声範囲、接続、負荷を順に比較すると、対処先を絞りやすくなります。比較しても改善しない場合は、上の記録を添えてMicrosoftまたは機器メーカーへ相談してください。

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