Microsoft 365 Copilot usage reportは、Microsoft 365 Copilotの導入効果を「感覚」ではなく数値で確認するための管理者向けレポートです。2026年5月7日更新版の公式情報では、ライセンス付与済みユーザー、実際に使ったユーザー、アプリ別利用、Copilot Chat、エージェント利用までを確認できるレポートとして整理されています。(Microsoft Learn)
結論から言うと、管理者がまず見るべきなのは「Enabled Users」と「Active Users」の差です。ライセンスを割り当てた人数に対して、実際にCopilotを使っている人数が少ない場合は、機能の展開不足、ユーザー教育不足、対象業務とのミスマッチ、またはライセンス配分の見直しが必要です。単なる利用状況の確認ではなく、展開計画・教育施策・ライセンス最適化を判断する材料として使うのが、このレポートの実務的な価値です。
Microsoft 365 Copilot usage reportで確認できること
Microsoft 365 Copilot usage reportは、Microsoft 365 admin centerの「Reports > Usage」から確認できる、組織内のCopilot利用状況レポートです。レポートでは、過去7日、30日、90日、180日の期間でMicrosoft 365 Copilotの利用状況を確認できます。Copilotのアクティビティは、対象日の終了後、通常UTC基準で72時間以内にレポートへ反映されます。(Microsoft Learn)
確認できる主な指標は次のとおりです。
| 指標 | 意味 | 実務での見方 |
|---|---|---|
| Enabled Users | 選択期間中にMicrosoft 365 Copilotライセンスを持つユニークユーザー数 | ライセンスを割り当てた母数を把握する |
| Active Users | Microsoft 365内の1つ以上のアプリで、ユーザー起点のCopilot機能を試した有効ユーザー数 | 実際に使われているかを見る |
| Active users rate | Active UsersをEnabled Usersで割った割合 | 導入定着率の一次指標として使う |
| Total prompts submitted | 選択期間中にCopilot Chatへ送信されたプロンプト数 | 利用量の増減を確認する |
| Average prompts submitted per user | アクティブユーザー1人あたりの平均プロンプト数 | 一部ユーザーだけが使っていないかを確認する |
| Adoption by app | Word、Excel、PowerPoint、Outlook、Teamsなどアプリ別の利用状況 | どの業務領域で定着しているかを判断する |
| Copilot Chat adoption | Copilot Chatの利用状況と、work/webの利用内訳 | 業務データ利用とWeb利用の傾向を把握する |
| Agent adoption | 組織が作成したエージェントの利用状況 | 社内エージェント展開の効果を確認する |
| User last activity table | ユーザー別の最終アクティビティ日やプロンプト数など | 部門別フォローやライセンス見直しの材料にする |
特に重要なのは、「ライセンスがある」ことと「使っている」ことを分けて確認できる点です。Microsoft 365 Copilotは導入コストが大きくなりやすいため、ライセンス配布後に放置すると、未活用ユーザーが増えて費用対効果を説明しにくくなります。
今回の更新で管理者が押さえるべきポイント
今回のMicrosoft 365 Copilot usage reportの情報で押さえるべきポイントは、レポートが単なるアクティブユーザー数の確認にとどまらず、アプリ別利用、プロンプト数、Copilot Chat、エージェント利用まで含めた「展開後の運用管理ツール」として位置付けられていることです。
Copilotの利用状況をアプリ単位で見られる
CopilotはTeams会議、Outlookメール、Word文書、Excel、PowerPoint、OneNote、Loopなど複数の場所で使われます。usage reportでは、どのアプリでCopilotが使われているかを確認できるため、単に「Copilotを導入したか」ではなく、「どの業務に定着しているか」を見られます。(Microsoft Learn)
例えば、Teamsでは利用が伸びているのにWordやExcelでは利用が少ない場合、会議要約には定着しているものの、文書作成やデータ分析の業務にはまだ入り込めていない可能性があります。この場合は、全社向けの一般研修よりも、営業資料作成、議事録作成、データ集計など業務別の使い方を提示する方が効果的です。
エージェント利用も確認対象になる
レポートでは、組織が作成したエージェントのアクティブユーザー数も確認できます。対象には、管理者が承認したエージェントや、agent builderで作成され組織内ユーザーに共有されたエージェントが含まれます。ただし、現時点で対象は組織が作成したエージェントに限られ、MicrosoftやMicrosoftパートナーが作成したエージェントの利用は今後追加予定とされています。(Microsoft Learn)
そのため、エージェントの利用状況を見るときは「すべてのCopilotエージェント利用が見えている」と考えないことが重要です。社内で作成したエージェントの展開効果を測るには有効ですが、外部提供エージェントを含む包括的な利用分析には向きません。
プロンプト数は「使いこなし」の参考値として見る
Total prompts submittedやAverage prompts submitted per userは、Copilot Chatの利用量を把握するうえで役立ちます。ただし、プロンプト数が多いほど必ず成果が高いとは限りません。
例えば、次のように解釈を分ける必要があります。
| 状況 | ありがちな解釈 | 実務での確認ポイント |
|---|---|---|
| プロンプト数が多い | 活用が進んでいる | 同じ作業を何度もやり直していないか確認する |
| プロンプト数が少ない | 使われていない | 業務に合うユースケースが提示されているか確認する |
| 一部ユーザーだけ多い | パワーユーザーがいる | 成功事例を横展開できるか確認する |
| Active Usersは多いが平均プロンプト数が少ない | 広く浅く使われている | 初回利用後に継続利用されているか確認する |
プロンプト数は「成果そのもの」ではなく、「利用行動の兆候」として扱うのが安全です。
影響範囲:誰が何を確認すべきか
Microsoft 365 Copilot usage reportの更新は、エンドユーザーよりも、Microsoft 365管理者、IT企画担当、ライセンス管理者、セキュリティ・コンプライアンス担当、社内開発者に影響します。
| 対象者 | 影響 | 確認すべきこと |
|---|---|---|
| Microsoft 365管理者 | Copilotの利用状況を管理センターで把握しやすくなる | Reports > Usageからレポートにアクセスできるか |
| IT企画・DX推進担当 | 導入効果を数値で説明しやすくなる | 部門別・アプリ別に活用が進んでいるか |
| ライセンス管理者 | 未活用ライセンスの見直し材料が増える | Enabled UsersとActive Usersの差 |
| セキュリティ担当 | 利用レポートと監査ログの役割分担が必要になる | usage reportを監査目的に使いすぎていないか |
| 開発者・データ担当 | Graph APIやCSV連携で分析できる余地がある | APIの権限、対象データ、匿名化設定 |
管理者にとって最も重要なのは、レポートを「見て終わり」にしないことです。Active Usersが少ない部署には研修やユースケースを追加し、利用が定着している部署には成功パターンを聞き取り、ライセンス配分や展開計画に反映させます。
Microsoft 365 admin centerでの確認手順
Microsoft 365 Copilot usage reportは、Microsoft 365 admin centerから確認します。公式情報では、次の手順が示されています。(Microsoft Learn)
| 手順 | 操作 |
|---|---|
| 1 | Microsoft 365 admin centerにアクセスする |
| 2 | 左側メニューで「Reports」を選択する |
| 3 | 「Usage」を選択する |
| 4 | Reportsの一覧から「Microsoft 365 Copilot」を選択する |
| 5 | 「Copilot」を選択し、Usageタブで採用状況と利用指標を確認する |
レポートを表示するには適切な管理者ロールが必要です。Microsoft 365 admin centerのCopilotレポートでは、AI Administratorでのアクセスが案内されています。また、Microsoftは管理者ロールについて、必要最小限の権限を使い、Global Administratorの利用を緊急時などに限定することを推奨しています。(Microsoft Learn)
実務では、日常的なレポート確認にGlobal Administratorを使うのは避けるべきです。Copilotの運用担当にはAI AdministratorやReports Readerなど、目的に合う最小権限のロールを割り当てる方が安全です。
レポートを読むときの注意点
Microsoft 365 Copilot usage reportは便利ですが、数字をそのまま鵜呑みにすると判断を誤ることがあります。特に次の点は、管理者が事前にチーム内で共有しておくべきです。
「Active Users」は意図的な操作が対象
Active Usersは、ユーザーがAI機能に対して意図的な操作を行った場合にカウントされます。たとえば、WordのリボンにあるCopilotアイコンを押してチャットペインを開くだけではアクティブ利用に含まれず、プロンプトを送信するなどの操作を行うとカウントされます。(Microsoft Learn)
つまり、「Copilotの画面を開いた人」ではなく、「実際にCopilotへ依頼した人」に近い指標です。導入定着を測るうえでは有用ですが、画面表示や認知状況までは測れません。
データ反映には遅延がある
Copilotアクティビティは、通常UTC基準で対象日終了後72時間以内に反映されます。また、データ品質を保つために過去3日分の検証と補完が行われるため、履歴データに差分が見えることがあります。(Microsoft Learn)
月次レポートを作る場合は、月末翌日にすぐ数値を確定しない方が安全です。社内報告では「集計基準日」を明記し、必要に応じて数日後に再確認する運用にしましょう。
ユーザー情報は既定で匿名化される
Microsoft 365の利用状況レポートでは、既定でユーザー名、表示名、グループ名、サイト名などの情報が非表示になります。組織のプライバシーポリシー上許可される場合、管理者は設定を変更して、隠されたユーザー情報を表示できます。(Microsoft Learn)
ただし、個人名が見える状態にすると、利用状況の確認が人事評価や監視と受け取られるリスクがあります。運用上は、まず部門単位・チーム単位で傾向を見て、個別確認はライセンス最適化やサポート目的に限定するのが現実的です。
ユーザー別テーブルの対象は過去180日で見る
ユーザー別テーブルには、過去180日のどこかでMicrosoft 365 Copilotライセンスを持っていたユーザーが表示されます。ライセンスを後から削除したユーザーや、Copilotを一度も使っていないユーザーも含まれる点に注意が必要です。(Microsoft Learn)
そのため、「一覧にいる=現在もライセンスがある」とは限りません。ライセンス棚卸しを行う場合は、Microsoft 365 admin centerのライセンス情報やEntra IDのユーザー属性と突き合わせて確認します。
監査ログとの違い:利用状況レポートをコンプライアンス監査の代わりにしない
よくある誤解が、Microsoft 365 Copilot usage reportとMicrosoft Purviewの監査ログを同じ用途で使おうとすることです。
usage reportは、Copilotの採用状況や利用傾向を把握するためのレポートです。一方、Microsoft Purviewの監査ログは、データセキュリティやコンプライアンス目的でCopilotのやり取りを可視化するためのものです。公式情報でも、監査ログから集計したプロンプト数やアクティブユーザー数が、Microsoftの公式Copilot usage reportの数値と一致するとは限らないと説明されています。(Microsoft Learn)
使い分けは次のように考えると分かりやすいです。
| 用途 | 使うべき機能 |
|---|---|
| 導入率や利用定着を見たい | Microsoft 365 Copilot usage report |
| Copilot Chatの未ライセンス利用を見たい | Microsoft 365 Copilot Chat usage report |
| データ過共有リスクや監査証跡を確認したい | Microsoft Purview audit logs |
| 経営層向けに効果や傾向を深掘りしたい | Copilot Dashboard / Viva Insights |
| APIで定期集計したい | Microsoft GraphのCopilot usage report API |
管理者は、利用状況レポートと監査ログを混ぜてKPIを作らないようにしましょう。両者は目的もデータの前提も異なります。
展開・移行時に確認すべき設定
今回の情報は、クライアントアプリを移行するような変更ではありません。ただし、既にCopilotを展開している組織では、レポートの見方や運用設計を見直す必要があります。
導入前に確認すること
Copilotをこれから展開する場合は、usage reportを見る前に、まず「何を成功とするか」を決めます。たとえば、次のようなKPIを設定します。
| 導入フェーズ | 推奨KPI | 見るべきレポート |
|---|---|---|
| パイロット開始 | 対象ユーザーのActive users rate | Microsoft 365 Copilot usage report |
| 1か月後 | Teams、Outlook、Wordなど主要アプリ別の利用 | Adoption by app |
| 3か月後 | 継続利用者、平均プロンプト数、未利用ライセンス | User last activity table / CSV |
| 全社展開後 | 部門別の定着、研修効果、エージェント利用 | CSV、Viva Insights、必要に応じてGraph API |
最初から全社平均だけを見ると、利用が進んでいる部署と停滞している部署が見えにくくなります。パイロット段階では、部署・職種・業務シナリオ単位で見ることが重要です。
ライセンス配布後に確認すること
ライセンスを割り当てた後は、まず30日単位でEnabled UsersとActive Usersを比較します。差が大きい場合は、次の順に原因を切り分けます。
| 確認項目 | 判断の目安 |
|---|---|
| ユーザーがCopilotをどこで使えるか知っているか | Teams、Outlook、Wordなどの入口を案内しているか |
| 業務別の使い方を提示しているか | 「議事録要約」「メール下書き」「資料たたき台」など具体例があるか |
| 対象アプリで利用が偏っていないか | Teamsだけ、Outlookだけに偏っていないか |
| 未利用ユーザーにフォローしているか | 研修、FAQ、利用例の共有があるか |
| ライセンス配分が妥当か | 利用予定のないユーザーに割り当てたままになっていないか |
Copilotは、ライセンスを付けただけでは定着しません。業務の中に「どの場面で使うか」を組み込む必要があります。
既存レポートやPower BI連携を見直すこと
すでに監査ログ、CSV、Power BI、独自スクリプトでCopilot利用状況を見ている場合は、Microsoft 365 Copilot usage reportの定義と一致しているかを確認します。特に、監査ログ由来の集計値を公式のusage reportと同じ指標として扱うのは避けるべきです。
社内ダッシュボードを作る場合は、データソースごとにラベルを分けます。
- 公式利用指標:Microsoft 365 Copilot usage report
- セキュリティ・監査指標:Microsoft Purview audit logs
- 経営層向け効果分析:Copilot Dashboard / Viva Insights
- 自動収集・定期集計:Microsoft Graph API
指標名が似ていても、データの定義が違えば比較できません。月次レポートでは、データソースと集計期間を必ず明記しましょう。
開発者が確認すべきMicrosoft Graph APIのポイント
開発者やデータ担当者がusage reportを自動取得する場合は、Microsoft GraphのCopilot usage report APIを確認します。公式ドキュメントでは、GET https://graph.microsoft.com/v1.0/copilot/reports/getMicrosoft365CopilotUsageUserDetail が示されており、D7、D30、D90、D180、ALLなどの期間パラメーターを指定できます。(Microsoft Learn)
API利用時の主な注意点は次のとおりです。
| 項目 | 注意点 |
|---|---|
| 権限 | Reports.Read.Allが必要 |
| 対象ユーザー | Microsoft 365 Copilotライセンスを持つユーザーの使用状況データが対象 |
| 未ライセンスのCopilot Chat | Graph reports APIでは取得できないため、Copilot Chat usage reportや監査ログを使う |
| 個人アカウント | 個人用Microsoftアカウントは対象外 |
| ベータAPI | /beta は変更される可能性があり、本番利用では慎重に扱う |
| プライバシー | テナント間でユーザー別プロンプト数を追跡することはサポートされない |
管理画面をスクレイピングして自動集計するのは避け、CSVエクスポートまたはMicrosoft Graph APIを使うのが基本です。特に定期的なPower BI連携や部門別ダッシュボードを作る場合は、API権限、匿名化設定、データ保持期間、社内のプライバシー規程を先に確認しましょう。
Copilot Chat usage reportとの違い
Microsoft 365 Copilot usage reportと混同しやすいのが、Microsoft 365 Copilot Chat usage reportです。
Copilot Chat usage reportは、現在、Microsoft 365 Copilotライセンスを持たないユーザーがTeams、Outlook、m365.cloud.microsoft/chat、Microsoft Edge、Word、Excel、PowerPoint、OneNoteなどでCopilot Chatを使った状況を対象にしています。一方、Microsoft 365 Copilotライセンスを持つユーザーのCopilot Chat利用は、Microsoft 365 Copilot usage reportで確認します。(Microsoft Learn)
つまり、ライセンス付きユーザーのCopilot利用を見るならMicrosoft 365 Copilot usage report、ライセンスなしユーザーのCopilot Chat利用を見るならCopilot Chat usage reportと分けて考えます。両方を導入している組織では、レポートを片方だけ見ると全体像を誤認する可能性があります。
よくある失敗と対策
ライセンス数だけを成功指標にしてしまう
Copilot導入で最も多い失敗は、ライセンス配布数を成果として報告してしまうことです。Enabled Usersが多くても、Active Usersが伸びていなければ、実際の業務利用は進んでいません。
対策は、導入初期からActive users rate、アプリ別利用、最終アクティビティ日を見ることです。特に30日単位で未利用ユーザーを確認し、利用方法の案内や対象者の見直しを行います。
部門や業務ごとの差を見ない
全社平均のActive users rateだけを見ると、利用が進んでいる部門と停滞している部門が見えません。営業部門ではOutlookやPowerPoint、管理部門ではExcel、開発・企画部門ではTeamsやWordなど、使いやすい場面は部門によって異なります。
対策は、CSVエクスポート後に部門情報と組み合わせ、業務別に分析することです。ただし、個人単位の監視にならないよう、分析目的と閲覧権限を明確にしておきます。
監査ログとusage reportの数字を無理に一致させる
監査ログはセキュリティやコンプライアンス目的、usage reportは利用状況の把握目的です。両者を同じ指標として扱うと、数値の差を説明できなくなります。
対策は、社内レポートで「利用状況はusage report」「監査・リスク確認はPurview」と明記することです。数字が異なる場合も、どちらが正しいかではなく、用途が違うと説明します。
データ反映の遅延を考慮しない
Copilotのレポートは即時反映ではありません。日次や月次で報告する場合、直近データがまだ反映されていない可能性があります。
対策は、集計タイミングを固定することです。たとえば月次報告なら、月末時点ではなく翌月3営業日後の数値を使うなど、運用ルールを決めておくと混乱を避けられます。
管理者向けチェックリスト
Microsoft 365 Copilot usage reportを実務で使う場合は、次の順に確認するとスムーズです。
| チェック項目 | 確認内容 |
|---|---|
| アクセス権限 | AI AdministratorやReports Readerなど、必要最小限のロールで見られるか |
| レポート表示 | Reports > Usage > Microsoft 365 Copilot > Copilotにアクセスできるか |
| 集計期間 | 7日、30日、90日、180日のどれをKPIに使うか |
| 基本指標 | Enabled Users、Active Users、Active users rateを確認したか |
| アプリ別利用 | Teams、Outlook、Word、Excel、PowerPointなどの偏りを確認したか |
| Copilot Chat | work/webの利用傾向を確認したか |
| エージェント | 組織作成エージェントの利用が伸びているか |
| 匿名化設定 | ユーザー情報を表示する必要があるか、プライバシー上問題ないか |
| CSV/API連携 | 手動確認で足りるか、定期集計が必要か |
| 施策反映 | 研修、FAQ、ライセンス再配分に数値を反映したか |
このチェックリストを月次運用に組み込むと、Copilotの導入状況を継続的に改善しやすくなります。
まとめ:usage reportはCopilot導入後の改善サイクルに使う
Microsoft 365 Copilot usage reportは、Microsoft 365 Copilotを導入した後に、利用が定着しているか、どのアプリで使われているか、どのユーザー層に支援が必要かを判断するための重要なレポートです。
管理者が最初に確認すべきなのは、Enabled UsersとActive Usersの差です。そのうえで、アプリ別利用、Copilot Chat、エージェント利用、最終アクティビティ日を見て、研修・展開・ライセンス配分を見直します。
次に取るべき行動は明確です。まずMicrosoft 365 admin centerでMicrosoft 365 Copilot usage reportを開き、過去30日と90日のActive users rateを確認しましょう。利用が少ない部署やアプリが見つかったら、業務別の使い方を提示し、必要に応じてCSVやGraph APIで継続的に分析できる体制を整えます。

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