Edge 151はmacOS 13 Ventura以降が必須|Montereyで更新できない場合の対処法

macOS 12 Montereyを使っているMacでは、Microsoft Edge 151へ更新できません。原因はEdgeの不具合ではなく、Edge 151以降の最小要件がmacOS 13 Venturaへ引き上げられたためです。

Microsoftは、2026年7月31日に公開したStable版「151.0.4129.59」のリリースノートで、Edge 151以降にはmacOS 13 Ventura以降が必要だと明記しています。Montereyで利用できる最後のメジャーバージョンはEdge 150です。(Microsoft Learn)

根本的な対処法は、macOSをVentura 13以降へアップグレードすることです。Edge 150が引き続き起動する場合でも、通常のStableチャネルでは最新の品質改善やセキュリティ更新を受け取れない旧バージョンに残るため、長期的な運用は避けるべきです。(Microsoft Learn)

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macOS 12でEdge 151へ更新できない:Ventura 13が必須

Microsoft Edge for macOSの対応関係は、次のように変更されています。

使用しているmacOS対応するMicrosoft EdgeEdge 151への更新
macOS 12 MontereyEdge 139~150更新できない
macOS 13 Ventura以降Edge 151以降更新できる
macOS 11 Big SurEdge 129~138Edge 151には更新できない

macOS 12 MontereyにおけるEdge 150は、一時的な不具合によって更新できないのではなく、Microsoftが定めた正式な対応上限です。Edgeを再インストールしたり、インストーラーを手動でダウンロードしたりしても、macOSの最小要件は回避できません。(Microsoft Learn)

また、必要なのは「Venturaだけ」ではありません。macOS 13 Venturaより新しいmacOSを利用できるMacであれば、そのバージョンでもEdge 151以降を利用できます。

Montereyのまま使い続けるとどうなるのか

macOS 12に残した場合、Edgeが直ちに削除されるわけではありません。実際には、インストール済みのEdge 150が残り、しばらくWebサイトを閲覧できる場合があります。

ただし、次の問題があります。

  • Edge 151以降の新機能を利用できない
  • 最新の不具合修正を受け取れない
  • 最新のセキュリティ更新を受け取れない可能性が高い
  • Webサイトや拡張機能との互換性が徐々に低下する可能性がある
  • 会社や学校のセキュリティ基準を満たせなくなる可能性がある

Microsoftは、セキュリティ更新とサービス更新について、原則として最新のStableチャネルとBetaチャネルに提供すると説明しています。古いEdgeを使い続けると、最新の品質更新やセキュリティ更新を受けられない可能性があるため、推奨されていません。(Microsoft Learn)

特に注意したいのが、Edgeの「Microsoft Edgeは最新です」という表示です。Monterey上のEdge 150でこの表示が出ても、すべてのMacに提供されている最新版という意味ではなく、そのMacが受け取れる範囲での最新版である可能性があります。

Extended Stableを利用している管理端末の場合

企業などの管理対象端末では、Extended Stableチャネルを利用している場合があります。2026年7月31日時点では、Extended Stable版としてEdge 150.0.4078.110も公開されています。(Microsoft Learn)

そのため、Extended Stableを利用しているMacでは、Edge 151の公開後も150系の修正を一時的に受け取れる場合があります。

ただし、Extended Stableは管理対象環境向けの移行猶予であり、Montereyで新しいEdgeを永続的に使える仕組みではありません。Edge 151以降はすべてmacOS 13以上を必要とするため、最終的にはOS更新または端末更新が必要です。(Microsoft Learn)

Edge 151へ更新できないときの確認手順

まず、MacのOSとEdgeのバージョンをそれぞれ確認します。

macOSのバージョンを確認する

画面左上のAppleメニューから「このMacについて」を開きます。

表示された画面で、次のような表記を確認してください。

  • macOS Monterey バージョン12.x
  • macOS Ventura バージョン13.x
  • macOS Sonoma バージョン14.x
  • それ以降のmacOS

Apple公式でも、「このMacについて」から現在のmacOS名とバージョン番号を確認できると案内しています。(Apple サポート)

Microsoft Edgeのバージョンを確認する

Edgeを開き、次の順に操作します。

  1. 画面右上の「…」をクリックする
  2. 「ヘルプとフィードバック」を選択する
  3. 「Microsoft Edgeについて」を開く

アドレスバーに次の文字列を入力しても確認できます。

edge://settings/help

この画面を開くと、利用可能な更新が自動的に確認されます。更新後に再起動ボタンが表示された場合は、Edgeを再起動してください。(Microsoft Learn)

確認結果から対処方法を判断する

macOSEdgeの状態判断と対処
macOS 12、Edge 150正常な対応上限macOSを13以降へ更新する
macOS 12、Edge 149以前Edgeも古いまず150まで更新できるか確認し、その後OSを更新する
macOS 13以降、Edge 150OS要件は満たしているEdgeの再起動、更新確認、管理ポリシーを確認する
macOS 13以降、Edge 151以降要件を満たしている表示されているマイナー更新も適用する
macOS 12、OSアップグレードが表示されない対応機種外などの可能性Macの機種と管理制限を確認する

macOS 13 Ventura以降へアップグレードする手順

Edge 151を利用するための基本的な対処は、macOSのアップグレードです。

アップグレード前に確認すること

OSを更新する前に、最低限次の項目を確認しておきます。

  • Time MachineなどでMacをバックアップする
  • Edgeの同期が有効か確認する
  • 必要に応じてお気に入りをエクスポートする
  • 業務アプリや会計ソフトが新しいmacOSに対応しているか確認する
  • VPN、ウイルス対策ソフト、EDRの対応状況を確認する
  • プリンターやスキャナーのドライバーを確認する
  • 十分な空き容量を確保する
  • 電源と安定したインターネット接続を用意する

Appleも、macOSの新しいソフトウェアをインストールする前に、Macのバックアップを作成することを推奨しています。(Apple サポート)

ソフトウェアアップデートを実行する

操作画面の名称はmacOSのバージョンによって異なるため、Spotlightで「ソフトウェアアップデート」と検索して開く方法が確実です。

Ventura以降では、次の場所からも開けます。

Appleメニュー
→ システム設定
→ 一般
→ ソフトウェアアップデート

利用可能なmacOSが表示されたら、「アップグレード」または「今すぐアップグレード」を選択し、画面の案内に従います。

Edge 151の最低要件はVenturaですが、MacにVenturaより新しい対応OSが提示されている場合は、そのOSを選んでも問題ありません。Appleのソフトウェアアップデートには、原則としてそのMacモデルに対応するソフトウェアだけが表示されます。(Apple サポート)

OS更新後にEdgeを更新する

macOSのアップグレードが完了したら、次の手順でEdgeを更新します。

  1. Macを再起動する
  2. Microsoft Edgeを起動する
  3. edge://settings/helpを開く
  4. 更新が完了するまで待つ
  5. 「再起動」が表示されたらクリックする
  6. Edge 151.x以降になったことを確認する

OSを更新しただけでEdgeの更新が完了するとは限りません。最後にEdgeのバージョンまで確認することが重要です。

Ventura以降へ更新できないMacの対処法

ソフトウェアアップデートを開いてもVentura以降が表示されない場合は、使用しているMacが対応機種外である可能性があります。

Appleは、ソフトウェアアップデートにはMacモデルが対応しているOSだけが表示されると説明しています。(Apple サポート)

まず「このMacについて」でMacのモデルと年式を確認し、Apple公式のmacOS対応状況と照合してください。

会社や学校から支給されたMacの場合

機種自体は対応していても、管理者がOSアップグレードを延期または禁止していることがあります。

この場合は、利用者側で設定を変更せず、管理担当者へ次の情報を伝えます。

macOS 12 MontereyではMicrosoft Edge 151以降を利用できません。
Edge 151以降にはmacOS 13 Ventura以上が必要です。
OSアップグレードまたは対応端末への移行を確認してください。

MacがVenturaに対応していない場合

ハードウェアがVentura以降に対応していなければ、Microsoftがサポートする方法でEdge 151を利用することはできません。

現実的な選択肢は次のとおりです。

  • Ventura以降に対応するMacへ買い替える
  • 対応OSを搭載した別の端末で作業する
  • Edgeが必要な業務だけ対応端末へ移す
  • 端末交換まで機密性の低い作業だけに限定する

非公式な方法で未対応Macへ新しいmacOSをインストールできる場合もありますが、AppleやMicrosoftの正式なサポート条件を満たすとは限りません。業務端末や個人情報を扱う端末では、恒久的な回避策として利用しない方が安全です。

別のブラウザーは恒久的な代替にならない

Montereyに対応する別のブラウザーへ一時的に移行できる場合はあります。ただし、ほかのブラウザーも古いmacOSのサポートを順次終了する可能性があります。

別のブラウザーを使う場合も、次の点を確認してください。

  • 現在もmacOS 12を正式にサポートしているか
  • セキュリティ更新が提供されているか
  • 業務で使用するWebサービスに対応しているか
  • 組織のセキュリティ基準を満たしているか

別ブラウザーへの変更は時間を稼ぐ方法にはなりますが、OSや端末の更新を不要にする根本解決ではありません。

企業や学校の管理者が進めるべき対応

複数のMacを管理している場合は、利用者から問い合わせが来てから個別対応するのではなく、macOS 12端末を事前に抽出しておくことが重要です。

次の順序で対応すると整理しやすくなります。

macOS 12端末を一覧化する

MDMや資産管理台帳を使い、Monterey端末を抽出します。

一覧には次の情報を含めます。

  • 利用者
  • 部署
  • Macのモデル
  • 導入年
  • macOSのバージョン
  • Edgeのバージョン
  • Ventura以降への対応可否
  • 業務アプリの利用状況

端末を3種類に分類する

分類状況対応
そのまま更新可能Macも業務アプリも対応OSアップグレードを実施
検証が必要Macは対応するが業務アプリが未確認テスト端末で動作確認
更新不可能MacがVentura以降に非対応端末交換を計画

重要な業務環境を先に検証する

macOSアップグレードでは、ブラウザー以外の業務環境にも影響が出る可能性があります。

特に次の項目を事前に検証します。

  • VPN接続
  • EDRやウイルス対策ソフト
  • 電子証明書
  • シングルサインオン
  • プリンター
  • ファイルサーバー
  • 社内Webシステム
  • Microsoft 365へのサインイン

「Edgeが起動するか」ではなくバージョンを確認する

管理上の判定基準を「Edgeが開けること」にすると、Edge 150のまま残った端末を見落とします。

更新後は、最低でも次の2点を確認してください。

  • macOSが13以降になっている
  • Edgeが151以降になっている

この2つがそろって初めて、Edge 151の対応条件を満たしたと判断できます。

よくある質問

Edge 150はいつまで使えますか

Edge 150が起動できる期間と、最新のサービス更新を受けられる期間は同じではありません。

Microsoftは、古いEdgeでは最新の品質更新やセキュリティ更新を受けられない可能性があるとして、利用を推奨していません。正確な移行猶予はチャネルや管理状況によって異なるため、「まだ開けるから大丈夫」ではなく、早めにOS更新を進めるべきです。(Microsoft Learn)

macOS Ventura 13.0ならEdge 151を利用できますか

Microsoftが示す最低要件はmacOS 13 Venturaです。そのため、要件上はVenturaが対象になります。

ただし、Venturaの初期バージョンのままではなく、Appleから提供される最新の13.x更新を適用してください。Microsoftも、対応OSについては利用可能な最新バージョンを使用するよう案内しています。(Microsoft Learn)

Edge 151のインストーラーを直接実行すれば更新できますか

できません。問題は自動更新機能ではなく、Edge 151本体のOS要件です。

Edgeの再インストール、キャッシュ削除、プロファイルの作り直しでは、macOS 12という条件を変更できません。macOSを13以降へ更新する必要があります。

Edgeの設定やお気に入りは消えますか

通常のOSアップグレードではデータを残したまま更新しますが、更新中のトラブルに備える必要があります。

事前にEdgeの同期状態を確認し、重要なお気に入りはエクスポートしてください。Mac全体についてもTime Machineなどでバックアップを作成してから作業するのが安全です。

Edge 151を使うならOSバージョンまで確認する

Edge 151以降のmacOS最小要件は、macOS 13 Venturaです。macOS 12 Montereyで利用できる最後のメジャーバージョンはEdge 150であり、再インストールだけでは151へ更新できません。(Microsoft Learn)

まず、Appleメニューの「このMacについて」と、Edgeのedge://settings/helpを開き、OSとブラウザーの両方を確認してください。

macOS 12であれば、バックアップと業務アプリの互換性確認を行ったうえで、Ventura以降へアップグレードします。アップグレードできないMacでは、対応端末への移行を計画する必要があります。

重要なのは、Edgeが現在開けるかどうかではありません。今後も最新のセキュリティ更新を受け取れる環境かどうかを基準に判断してください。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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