Outlookの予定表グループを一括で開閉する新機能は、グループ内のカレンダーをまとめて選択・解除する機能です。登録する人数を増やす操作や、グループ名の折りたたみとは別です。新しいOutlookの提供状況に加え、クラシック版での登録、共有予定表の追加、複数人を見やすく表示する方法を説明します。
予定表をグループへ登録する操作、画面へ一括表示する操作、会議の空き時間を調べる操作を分けると迷いません。
2026年10月4日確認:Microsoft 365 Roadmap ID 560697の公式データは、現在も「In development(開発中)」、一般提供予定月は2026年5月という記載のままです。予定月が過ぎたことを、提供完了や全員が使えることの根拠にはしないでください。(Microsoft)
最初に確認:一括登録・一括表示・複数人の空き時間は別
| 目的 | 見るべき機能 | 注意点 |
|---|---|---|
| 部署の複数人を自分の一覧へ登録したい | 予定表グループの作成、共有予定表の追加 | 登録しても全員の詳細を閲覧できる権限が付くわけではない |
| 登録済みグループをまとめて表示・非表示にしたい | グループの選択・解除 | 左側の展開/折りたたみ、削除、共有解除と区別する |
| 複数人の予定を見比べたい | 並列/Split view、重ね合わせ、必要な人だけ選択 | 人数を増やし過ぎると見にくくなる |
| 会議を置ける時間帯を探したい | スケジュールアシスタント | 予定表グループを作ることが必須とは限らない |
予定表のグループは、自分が見るカレンダーを整理する仕組みです。Microsoft 365グループの共同予定表や、部署全員へ共有権限を設定する操作と同じ意味ではありません。使うアカウント、Outlookの版、何をまとめたいのかを先に確認します。公式のOutlook版の確認方法も参照してください。
新しいOutlookの一括開閉:Roadmap 560697の現在の状態
| 確認項目 | 2026年10月4日に確認した公式データ |
|---|---|
| Roadmap ID | 560697 |
| 機能の内容 | 新しいOutlook for Windowsで、左側グループ内の予定表を一括選択・解除 |
| ステータス | In development(開発中) |
| 一般提供予定月 | 2026年5月という記載のまま |
| プラットフォーム表記 | Web |
| クラウド | Worldwide、GCC、GCC High、DoD |
| 最終更新時刻 | 2026年6月19日22:15 UTC(日本時間6月20日) |
APIの説明は新しいOutlook for Windowsを明示し、クラシックOutlookに類似する操作として案内しています。一方、Webというプラットフォーム表記だけで、Windowsアプリ・ブラウザ版・すべてのテナントへの同時提供までは断定できません。モバイル版をこの項目の対象とする記載もありません。(Microsoft)
「開発中」という公式の記載は、手元の利用環境で何が表示されるかを確認する代わりにはなりません。逆に、一般提供予定月の欄があるだけで提供済みとも判断しません。Microsoftのステータス説明と、勤務先の管理者が確認できるメッセージセンター、実際の画面を照合してください。
過去のクラウド範囲の変更履歴を追う参考としてcloudscout.oneもありますが、第三者の履歴は現在の公式提供状況を確定する根拠には使いません。今回の確認では、現在の対象クラウドと状態をMicrosoftの公式データで再確認しています。
「開閉」は予定表の表示・非表示。削除や折りたたみとは違う
グループ名の横の矢印で一覧を展開・折りたたむ操作と、カレンダー画面へ予定を表示・非表示にする選択操作を区別します。チェックを外して予定が消えたように見えても、表示対象を変えただけの場合があります。
グループの選択を解除しても予定表は削除されません。再度グループまたは各予定表を選択すると表示されます。
ただし「削除」「グループ削除」「共有の解除」等のメニューは別の操作です。表示を隠したいときに、それらを選ばないでください。特定の予定表だけ必要なら、その予定表のチェックを確認します。
クラシックOutlook:複数人を予定表グループにまとめて登録する
以下はExchangeアカウントを使うクラシックOutlookの手順です。Microsoft サポートの予定表グループの公式案内はこの条件で説明しています。POP/IMAPのアカウントや新しいOutlookへ、そのまま同じリボン操作を適用しないでください。
- 予定表を開き、ホームの予定表グループ作成の操作を選ぶ。表示される版では「予定表グループ」→「新しい予定表グループの作成」を使う。
- 「営業部」「プロジェクトA」等、目的が分かるグループ名を入力する。
- アドレス帳または連絡先一覧を選び、追加したい人を検索してグループメンバーへ入れる。
- 必要な人の選択を同じ画面で繰り返し、メンバーが正しいことを確認してOKで作成する。
- 左側の一覧でグループと各人の予定表が登録されたこと、閲覧できる情報を確認する。
リボンやメニュー名は画面によって異なります。公式の作成方法には、アドレス帳・連絡先からメンバーを選ぶ方法と、現在表示している予定表を「新しい予定表グループとして保存」する方法があります。既に必要な予定表を表示しているなら後者も検討できます。
一括登録は、部署の名前を入れるだけで全社員の予定表が自動登録され、共有権限まで付くという意味ではありません。必要な人・会議室等を選び、権限の範囲で確認します。追加済みの予定表を別グループへ整理する場合は、クラシック版の左側一覧で対象の予定表を目的のグループへ移す方法が公式に案内されています。
クラシックOutlook:グループを一括表示・非表示にする
左側の予定表一覧で、表示したいグループのチェックを選択します。不要になったらチェックを解除し、必要な人だけの選択に戻します。グループ以外の予定表も同時に選択できるため、消えた・残った予定は、どのチェックが選ばれているかで確認してください。
新しいOutlook:共有予定表を追加して表示する
新しいOutlookで職場・学校アカウントを使う場合は、予定表→「予定表を追加」→「ディレクトリから追加」で、対象の人の予定表を追加する方法があります。公式の共有予定表の追加・表示手順を参照し、使用するアカウントと名前を確認してください。
- 予定表を開き、左側の一覧を表示する。共有/委任予定表が見えなければ「すべて表示」を確認する。
- 一覧の「他の人の予定表」等から対象の予定表を探す。未登録なら予定表追加で対象の人を指定する。
- 少人数を選択し、表示される予定と閲覧権限を確認する。
- 既存のグループに一括選択・解除の操作が表示される場合は、少数の予定表で表示の変化を確認する。
- 一括操作がない場合は、各予定表の選択で必要な人だけ表示する。
新しいOutlookの一括開閉について、今回のRoadmapデータには具体的なボタン名や画面画像がありません。グループ付近に表示される操作と、選択・解除した後のカレンダー画面を確認します。登録そのものも、クラシックのアドレス帳で複数人を選ぶ操作と同一とは保証しません。
職場・学校アカウントでは、追加した相手の既定の共有情報(多くの組織では空き時間/予定あり)が見える場合があります。追加だけで予定の件名・詳細や編集権限が増えるわけではありません。個人アカウントでは、相手からの共有招待を使う手順等を確認してください。
現行Web版:グループ作成・名前・移動の操作を確認する
Microsoftの現行Outlook on the webの複数予定表の案内では、予定表一覧のその他のオプションから新しいグループを作り、名前を入力してEnterで確定します。自分で作成したグループだけ名前変更・削除ができる点も案内されています。予定表を移す場合は、予定表側のその他のオプション→移動先から対象グループを選びます。
これはWeb版の案内です。新しいWindows版でも、実際に表示されるメニューを確認し、クラシックのドラッグ操作やWebの移動先メニューが必ず同じとは考えないでください。古いWeb版には別の手順・制限があるため、公式ページの現行版と旧版を取り違えません。
複数人の予定表を見やすくする:並列・重ね合わせを使い分ける
| 確認したい内容 | 表示の選び方 | 見やすくする工夫 |
|---|---|---|
| 人ごとの予定を見比べる | 新しいOutlookのSplit view等で並列表示 | 自分と比較相手など、必要な人数に絞る |
| 同じ時間の重なりを探す | 対応する画面で重ね合わせ/結合表示 | 色だけでなく、予定表名・予定の詳細も確認 |
| 多人数の会議候補を探す | スケジュールアシスタント | 予定表を常時全員分開く代わりに参加者の空き時間を比較 |
| 部署や設備を用途別に見る | 用途別グループと選択・解除 | 常時必要な予定表と必要時だけ見る予定表を分ける |
新しいOutlookの共有予定表の公式ヒントでは、一覧で対象を選び、リボンのSplit viewで複数の予定表を並べる方法が示されています。画面が窮屈なら、同時に表示する人数を減らして比較します。
クラシック版では、日・稼働日・週・月等の表示で並列にし、予定表タブの重ね合わせの操作を使えます。対応するスケジュール表示も選べます。現行Web版ではSplit viewの切替で並列/結合表示を比較できます。版ごとの操作を分け、必要な予定表名と表示期間を確認してください。
会議の空き時間はスケジュールアシスタントで比較する
会議候補を探す目的なら、予定表グループを作り直す前に公式の会議作成・スケジュールアシスタントの手順を確認します。新しいOutlookでは、新しいイベントに招待する人を追加し、Microsoft 365/Exchangeの職場・学校アカウントでスケジュールアシスタントを開いて、必須・任意の参加者の空き時間を比較できます。
空き時間の確認と会議の送信は別です。時間候補を確認した後、参加者・日時・場所等を確認して送信してください。予定表グループを選択しただけで、全員への招待が作成・送信されるわけではありません。
一括操作が出ない、名前が戻る、順番を変えられないとき
| 症状 | 先に確認すること | 次に試す比較 |
|---|---|---|
| 一括選択が見当たらない | 新しい/クラシック/Webの版、グループと各予定表の有無 | 公式Roadmap、勤務先の提供状況、少人数グループで表示を確認 |
| グループ名を変えても戻る | 自分で作成したグループか、同じアカウントか、入力確定したか | 再表示・再起動後の同じグループと、Webを使う場合の同じアカウントの表示を記録 |
| グループ・予定表の順番が変わらない | 使う版で移動/並べ替えのメニューがあるか | 表示された操作だけで少数を移動し、閉じて開いた後の保存結果を確認 |
| 追加した相手の詳細が見えない | その予定表の共有権限、空き時間のみの共有か | 一括表示の問題と区別し、相手または管理者に権限を確認 |
名前が戻ることを、この新機能の不具合と決め付けないでください。Web版の既定グループ等、変更できる範囲が異なる場合があります。グループの並べ替え・予定表のグループ間移動は版に対応したメニューを使い、少数で保存結果を確認します。
一括操作がないだけで、アプリの再インストール、予定表の削除・再作成、共有権限の解除を急がないでください。Microsoftの最新の公式項目と実際の画面を照合し、今利用できる個別選択や並列表示を使います。このRoadmap項目には管理者用の有効・無効ポリシーの手順はありません。職場で利用する場合は管理者の案内も確認してください。(Microsoft)
運用例:常時見る予定表と、必要時だけ見るグループを分ける
| 説明用のグループ例 | 使い方 |
|---|---|
| 毎日確認 | 自分、担当上司、主要会議室など必要な範囲 |
| 部署の予定 | 部署全員を確認する時だけ表示 |
| プロジェクト | その案件の関係者・設備だけ表示 |
一括解除で重要な予定表まで隠さないよう、必要な情報はどのグループにあるかを共有します。画面の表示を変えること、一覧から整理すること、共有権限や予定そのものを変更することを分けて案内すると、利用者が「予定が消えた」と誤解しにくくなります。
よくある質問
新しいOutlookの一括開閉はもう全員使えますか?
2026年10月4日確認の公式データは開発中のままです。予定月と実際の提供は分け、自分の利用環境の画面と勤務先の案内を確認します。
一括登録すれば部署の予定がすべて詳しく見えますか?
グループへの登録は閲覧権限を追加する操作ではありません。空き時間だけの共有か、件名・詳細が許可されているかを相手の予定表の条件で確認してください。
一括解除したら登録をやり直す必要がありますか?
表示の選択を解除しただけなら、対象のグループや予定表を再選択します。予定表の削除や共有解除を行った場合とは区別してください。

コメント