Outlook on the webのCopilot選択リライトが展開開始|2026年7月更新の利用条件・管理策

Outlook on the webで、メール下書きの一部だけを選択し、Copilotに長さ・トーン・構成の変更を依頼できる「Co-Authoring Highlight and Rewrite」の展開が始まりました。

Microsoftの公式Roadmap APIでは、項目ID「564605」が日本時間2026年7月9日に更新され、提供予定が2026年7月、ステータスが「Rolling out」に変更されています。対象はWorldwideのStandard Multi-Tenant環境、プラットフォームはWeb、リリース段階は一般提供です。(Microsoft)

今回の重要点は、Outlookに初めてCopilotのメール作成機能が追加されることではありません。既存のメール全体の下書き生成やコーチングに加え、修正したい箇所だけを選び、Copilotと対話しながら書き換えられる操作がOutlook on the webで本番展開に入ったことです。

Microsoft 365 Copilotを導入済みの組織は、ライセンス、Exchange Onlineメールボックス、データ管理方針を確認したうえで、少人数のパイロット利用を始める段階です。ただし「Rolling out」は全ユーザーへの提供完了を意味しません。同じテナント内でも表示時期が異なる可能性があります。(Microsoft)

目次

Outlook on the webのCopilot選択リライトは「展開中」に更新

Roadmap ID 564605の機能名は「Outlook: Co-Authoring Highlight and Rewrite」です。

公式説明では、メール下書きの一部を選択し、長さ、トーン、構成などをCopilotに変更させられる機能とされています。(Microsoft)

今回の更新前後を整理すると、次のようになります。

確認項目公開当初の情報2026年7月9日時点実務上の意味
ステータスIn developmentRolling out開発・検証段階から実際の展開段階へ移行
一般提供の予定月2026年6月2026年7月当初予定から約1か月後ろ倒し
対象サービスOutlookOutlook変更なし
対象プラットフォームWebWebこのRoadmap項目はOutlook on the webが対象
対象クラウドWorldwide(Standard Multi-Tenant)Worldwide(Standard Multi-Tenant)一般的な商用テナント向け
リリース段階General AvailabilityGeneral Availabilityプレビューではなく一般提供として展開

公開当初の情報を保存している変更履歴アーカイブでは、初版が「In development」、一般提供予定がJune CY2026として記録されています。現在の公式APIでは「Rolling out」、July CY2026です。このため、2026年7月9日の更新は単なる説明文の修正ではなく、提供月の変更と展開開始を伴う実質的な更新と判断できます。(Microsoft 365 Message Center Archive)

ただし、Microsoft 365 Roadmapの日付は予定値です。Microsoft自身も、リリース日や説明は変更される可能性があると案内しています。(Microsoft)

選択リライトで何ができるのか

これまでのOutlookのCopilotには、メール全体を作る「Draft with Copilot」や、書いた文章を評価する「Coaching by Copilot」があります。

今回の選択リライトは、その中間に位置する機能です。

機能主な用途向いている場面
Draft with Copilot指示からメール全体を生成するゼロから案内メールや返信案を作りたい
Coaching by Copilotトーン、明確さ、読み手の受け取り方を評価する送信前にメール全体を点検したい
Highlight and Rewrite選択した一部分だけを書き換える件名下の導入、依頼文、断り文などを局所的に直したい

Microsoftのサポート情報でも、メール内のテキストを選択し、選択箇所の近くに表示されるCopilotアイコンから変更を依頼する操作が案内されています。(マイクロソフトサポート)

メール全体を作り直さずに済む

実務で便利なのは、完成度の高い部分を残したまま、問題のある段落だけを修正できる点です。

たとえば、次のような場面に向いています。

  • 顧客への催促部分だけを柔らかい表現にする
  • 長すぎる技術説明を3行程度に短縮する
  • 社内向けの文章を社外向けの敬語に変える
  • 結論が後ろにある段落を「結論、理由、依頼」の順に並べ替える
  • 強すぎる断定を、事実と推測を分けた表現に直す

全文生成では、すでに確認済みの日付、価格、製品名まで書き換わることがあります。選択範囲を限定すれば、変更対象を絞りやすくなります。

ただし、選択リライトでも数値や事実が維持される保証はありません。生成後の確認は必要です。

利用前に確認すべき条件

CopilotのアイコンがOutlookに表示されていても、選択リライトを利用できるとは限りません。

特に注意したいのは、無料または基本提供のCopilot Chatと、Outlookの作成画面に組み込まれるCopilot機能の違いです。対象となるMicrosoft 365契約があればCopilot Chatを利用できる場合がありますが、Word、Excel、Outlook、Teamsなどに埋め込まれたCopilot機能は、Microsoft 365 Copilotの追加ライセンスによって解放されるとMicrosoftは説明しています。(マイクロソフトサポート)

条件確認内容
ライセンス対象ユーザーにMicrosoft 365 Copilotの利用権が割り当てられているか
基本契約Microsoft 365 Copilotを追加できる対象プランか
アカウントMicrosoft Entra IDの職場または学校アカウントか
メールボックスExchange Online上のユーザー本人のプライマリメールボックスか
クライアント今回のRoadmap項目ではOutlook on the webが対象
メール形式HTML形式で作成しているか
保護状態署名、暗号化、IRM、一部の秘密度ラベルなどで制限されていないか
展開状況機能が対象ユーザーまで到達しているか

Microsoft 365 Copilotは、Exchange Online上のプライマリメールボックスを前提としています。アーカイブ、グループ、共有、代理アクセス先のメールボックスは対象外です。オンプレミスのExchangeメールボックスや外部IMAPメールボックスでも利用できません。(Microsoft Learn)

また、新しいOutlookとWeb版Outlookでは、Draft with Copilotがプレーンテキスト形式のメールをサポートしていません。利用できない場合は、Outlookの「設定」「メール」「作成と返信」に相当する画面で、メール形式がHTMLになっているか確認します。(マイクロソフトサポート)

署名付きメール、暗号化メール、IRMで保護されたメール、一部のMicrosoft Purview Information Protectionラベルが設定されたメールでは、Copilot機能が利用できない場合があります。(マイクロソフトサポート)

選択リライトの基本的な使い方

画面上の名称や配置は展開状況によって変わる可能性がありますが、基本的な操作は次の流れです。

  1. Outlook on the webで新規メールまたは返信メールを開く
  2. 伝えたい事実、数値、日付を含む下書きを自分で作る
  3. 修正したい文または段落だけを選択する
  4. 選択箇所の近く、またはツールバーに表示されるCopilotメニューを開く
  5. 長さ、トーン、構成などの変更内容を指定する
  6. 元の文章と生成結果を比較する
  7. 固有名詞、金額、期限、否定表現を確認してから送信する

指示は「変えるもの」と「変えないもの」を分ける

「丁寧に書き直して」だけでは、必要以上に長くなったり、依頼の強さが失われたりします。

次のように制約を加えると、実務で使いやすい結果になりやすくなります。

数値、製品名、日付は変更せず、社外向けの丁寧な表現にしてください。150文字以内に短縮してください。

障害原因は断定せず、確認済みの事実、現在の対応、次回連絡予定の順に並べ替えてください。

技術用語とコマンド名は保持してください。結論を最初に置き、依頼内容を箇条書きにしてください。

支払期限の重要性は弱めず、威圧的に見える表現だけを修正してください。

実務では、1回の指示に多くの変更を詰め込むより、「短くする」「トーンを変える」「構成を直す」のように分けたほうが、意図しない変更を見つけやすくなります。

データ境界は「学習されない」だけで判断しない

Microsoft 365 Copilotを業務メールで使う際は、データ境界を複数の観点に分けて考える必要があります。

境界Microsoftの説明組織側で確認すべきこと
アクセス権の境界ユーザーが閲覧権限を持つ組織データだけを提示する過剰な共有権限や誤ったメールボックス権限がないか
契約上の境界プロンプト、取得データ、応答はMicrosoft 365の契約上の取り扱いに沿って処理・保存される自社のクラウド利用規程と合っているか
モデル学習の境界プロンプト、応答、Microsoft Graph経由のデータは基盤LLMの学習に使われない「学習されない」ことと「保存されない」ことを混同しない
地理的な境界EUにはEU Data Boundaryの追加保護がある一方、Worldwideの処理はEUやほかの国・地域へ送られる場合がある日本国内だけで処理されると決めつけない
保持・監査の境界Copilotのやり取りは履歴として保存され、Purviewによる検索や保持の対象になり得る保持期間、監査、eDiscoveryの方針を確認する

Microsoftは、Copilotへのプロンプト、応答、Microsoft Graphでアクセスしたデータを、Microsoft 365 Copilotで使用する基盤LLMの学習には利用しないと説明しています。また、表示される組織データは、そのユーザーがアクセス権を持つ範囲に制限されます。(Microsoft Learn)

一方で、Microsoft 365 Copilotとのやり取りは、プロンプトや応答を含む「interaction content」として保存される場合があります。管理者はContent SearchやMicrosoft Purviewを利用して検索や保持を管理できます。新しいOutlookの選択リライトが監査画面にどのように現れるかは、パイロット環境で実際に確認するのが安全です。(Microsoft Learn)

日本のテナントでも国内処理とは限らない

「Microsoft 365のサービス境界内で扱われる」と「日本国内だけで処理される」は同じ意味ではありません。

Microsoftの説明では、EUのユーザーにはEU Data Boundaryが適用されますが、Worldwideのトラフィックは、処理能力などに応じてEUやほかの国・地域へ送られる場合があります。データ所在地に厳しい要件がある組織は、契約条件と自社のリスク基準を個別に確認する必要があります。(Microsoft Learn)

選択リライトとWeb検索は別に管理する

Roadmap ID 564605の説明には、選択リライトでWeb検索を必須とする記載はありません。

ただし、Microsoft 365 Copilot全体では、管理者がWeb検索を許可している場合、回答品質を高めるためにBing Searchへ検索クエリを送信することがあります。Web検索の許可はCloud Policy serviceの「Allow web search in Copilot」ポリシーで管理できます。(Microsoft Learn)

そのため、「選択リライトを許可するか」と「CopilotによるWeb検索を許可するか」は、分けて判断するのが適切です。

管理者が確認すべき制御項目

2026年7月11日時点で、Roadmap ID 564605の公開情報には、この選択リライトだけを有効・無効にする専用管理トグルの説明はありません。(Microsoft)

実務では、Microsoft 365 Copilot全体の制御を組み合わせます。

制御方法管理できること注意点
Copilotライセンスの割り当て埋め込み型Copilot機能を利用するユーザーの範囲Copilot Chatが見えるかどうかだけで判断しない
セルフサービス購入の制御ユーザーが自分でCopilotを試用・購入できるか意図しない導入拡大を防ぐ
Connected Experiencesのプライバシー設定コンテンツを分析する接続エクスペリエンスの利用可否無効化するとCopilot以外の機能にも影響する可能性がある
Web検索ポリシーBing Searchを利用したWebグラウンディング選択リライト専用の設定ではない
Purviewの秘密度ラベル保護対象メールや情報の取り扱いラベルや暗号化によってCopilotが使えない場合がある
保持、監査、eDiscoveryCopilot関連データの保存と調査自社のメール保持規程との整合が必要
Exchange Onlineの権限管理Copilotが利用できるメールボックスと情報範囲共有・代理メールボックスはサポート対象外

Microsoft 365管理センターでは、「Copilot」「Settings」配下から、ユーザーアクセスやデータアクセスに関する設定を確認できます。セルフサービス購入、Web検索、Purviewへの導線などが用意されています。(Microsoft Learn)

Connected Experiencesのプライバシー設定も、Microsoft 365 Copilot機能の利用可否に影響します。Copilotだけを止めたい場面で広範囲のConnected Experiencesを無効にすると、ほかのMicrosoft 365機能まで制限する可能性があるため、影響範囲を検証してから適用してください。(Microsoft Learn)

なお、「Pin Copilot Chat」はTeamsやOutlookのナビゲーションにCopilot Chatを表示しやすくする設定です。ピン留めを解除しても、ライセンスや埋め込み型Copilot機能そのものを無効化したことにはなりません。(Microsoft Learn)

展開前に行うパイロットテスト

Rolling out段階では、対象ユーザー全員への一斉告知より、条件を満たす少人数で試すほうが安全です。

パイロットユーザーを選ぶ

次のようなメンバーを含めると、業務上の利点とリスクを確認しやすくなります。

  • 顧客メールを頻繁に作成する営業担当
  • 長い説明メールを扱うサポート担当
  • 障害報告やリリース連絡を行う開発・運用担当
  • 秘密度ラベルを利用する管理部門
  • Outlookアドインを利用しているユーザー

テストする組み合わせ

少なくとも、次の条件を分けて確認します。

テスト項目確認内容
新規メール選択した段落だけを書き換えられるか
返信メールスレッド内の事実や宛先を誤って変更しないか
HTML形式Copilotメニューが正常に表示されるか
プレーンテキスト利用できない場合の案内が分かりやすいか
秘密度ラベル付きメール利用可否と利用者への表示
署名入りメール署名部分を誤って選択・変更しないか
共有メールボックスサポート対象外であることを利用者が理解できるか
Outlookアドイン併用作成画面、選択メニュー、本文編集に競合がないか

MicrosoftはCopilot機能を段階的に展開しており、同一テナント内でも一部ユーザーから提供を始める場合があります。「管理者には見えるが利用者には見えない」「同じ部署でも使える人と使えない人がいる」といった状況を、直ちに設定ミスと判断しないことが重要です。(Microsoft Learn)

業務で効果が出やすい使いどころ

営業メールの一部分だけを調整する

顧客へのフォローアップメールでは、製品説明や見積条件はそのまま残し、催促部分だけを柔らかくできます。

指示例は次のとおりです。

日付と金額は変えず、相手を急かしている印象を抑えてください。ただし、今週金曜日までに回答が必要なことは明確に残してください。

確認すべき項目は、価格、割引条件、有効期限、契約上の約束です。

カスタマーサポートの説明を短くする

技術的な説明が長くなった場合、対象段落を選択して、顧客が実行する手順だけに整理できます。

原因説明は残しつつ、お客様が行う操作を3ステップの箇条書きにしてください。設定名とエラーメッセージは変更しないでください。

障害原因を調査中の場合は、「原因は判明しました」のような断定に変わっていないか確認します。

管理職や人事のメールを読みやすくする

評価、配置、勤怠、労務などのメールは、表現が丁寧でも法的・人事的な意味が変わることがあります。

Copilotは文章の読みやすさを整える補助には使えますが、懲戒、契約終了、健康情報、個人情報を含む内容は、社内ルールに沿ったレビューを優先してください。

開発・運用チームの連絡を構造化する

障害報告、リリース案内、コードレビュー依頼などにも活用できます。

用途リライト指示の例必ず確認する項目
障害連絡事象、影響、暫定対応、次回報告時刻の順に並べる影響範囲、時刻、原因の確度
リリース案内利用者への影響を最初に置き、技術詳細を後ろに移すバージョン、リリース日、ロールバック条件
レビュー依頼変更目的、確認してほしい点、期限を明確にするブランチ名、URL、期限
運用手順の案内コマンドと設定名を保持し、説明だけを簡潔にするコマンド、パス、環境名

APIキー、パスワード、秘密鍵、アクセストークンは、Copilotへの指示以前にメール本文へ記載すべきではありません。伏せ字にしたつもりでも、元の選択範囲やスレッド内に秘密情報が残っていないか確認してください。

開発者は「APIの追加」と誤解しない

Roadmap ID 564605から読み取れる範囲では、今回の更新はOutlook on the webのユーザーインターフェース機能です。

Microsoft Graph API、Outlook JavaScript API、Webhook、SDK、Copilot拡張機能の新しいエンドポイントが追加されたという発表ではありません。自動化処理から選択リライトを呼び出せるとは限らないため、画面操作の自動化やスクリーンスクレイピングを前提に設計しないでください。(Microsoft)

メール作成をシステム化する必要がある場合は、Microsoft Graph、Power Automate、Copilot Studioなど、用途に合った正式な仕組みを別途検討します。

Outlookアドインは回帰テストを行う

今回のRoadmap項目にAPI変更の記載はありませんが、メール作成画面で次の処理を行うアドインは確認しておくと安全です。

  • 選択中のテキストを読み取る
  • メール本文を置き換える
  • 定型文や署名を挿入する
  • 本文の書式を変換する
  • 独自のコンテキストメニューを表示する
  • 送信前に本文を検査する

特に、Copilotによる書き換え後にアドイン側の本文キャッシュが古いまま残らないか、送信前イベントで最新本文を取得できるかを確認します。

利用時に起こりやすい問題と対処法

症状主な原因対処
Copilotアイコンが表示されないライセンス未割り当て、段階展開中、設定制限ライセンス、アカウント、展開状況を順に確認する
Copilot Chatは使えるが選択リライトがないChatと埋め込み型機能の利用権が異なるMicrosoft 365 Copilotの割り当てと機能権限を確認する
選択してもメニューが出ないプレーンテキスト、保護メール、未展開HTML形式とメールの保護状態を確認する
共有メールボックスで使えない共有・代理メールボックスは対象外ユーザー本人のプライマリメールボックスで試す
文章は自然だが事実が変わったCopilotが表現だけでなく内容も再構成した元文と並べて、日付、金額、否定、責任範囲を比較する
依頼の緊急度が弱くなった「丁寧に」という指示が優先された期限やエスカレーションレベルを維持すると明記する
書式や箇条書きが崩れた選択範囲が広すぎる1文または1段落単位で書き換える
同じ組織でも利用可否が異なる段階的なロールアウト利用可能ユーザーを記録し、数日おきに再確認する

送信前には、最低でも次の項目を確認します。

  • 宛先と敬称
  • 日付、時刻、タイムゾーン
  • 金額、数量、バージョン番号
  • 製品名、サービス名、固有名詞
  • 「できる」「できない」などの肯定・否定
  • 回答期限、契約条件、責任範囲
  • URL、コマンド、ファイル名

自社で対応が必要かを判断する

組織の状況対応要否推奨する次の行動
Microsoft 365 Copilotを導入済みで、Outlook on the webを利用高いパイロット利用と利用者向けガイドを開始する
Copilot Chatだけを利用している要確認埋め込み型Copilotのライセンス有無を確認する
主に共有・代理メールボックスで業務を行う低い現時点では業務フローをこの機能前提に変更しない
デスクトップ版Outlookだけを利用中程度今回はWeb項目のため、Web利用者の有無を確認して継続監視する
秘密度の高いメールを頻繁に扱う高いラベル、暗号化、保持、監査方針を先に検証する
Outlookアドインを開発・運用している高い作成画面と本文変更処理の回帰テストを行う
Microsoft 365 Copilotを未導入低い直ちに設定変更する必要はないが、将来導入時の評価項目に追加する

まず管理者は、Roadmap ID 564605の最新状態と自テナントの案内を確認してください。次に、Microsoft 365 Copilotライセンスが割り当てられたExchange Onlineのプライマリメールボックス利用者から、少人数のパイロット対象を選びます。

そのうえで、「変更してよい情報」「維持すべき情報」「入力してはいけない情報」を明文化し、送信前チェックを利用者に共有します。

選択リライトは、メール全体をAIに任せる機能ではありません。人が事実と意図を決め、Copilotには限定した範囲の表現改善を担当させる運用にすると、誤送信や意味の変化を抑えながら、実務上の効果を得やすくなります。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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