新しいOutlookで未読メールと既読メールの太さの差が分かりにくいときは、未読だけを表示するフィルターや外観設定を使えます。ただし「未読メールの色を変える」手順は、新しいOutlookとクラシックOutlookで異なります。この記事では、現在の版で使える設定を分けて、条件付き書式・外観・Windowsの表示補助を解説します。
未読メールの色を変えたいときはOutlookの種類を確認
| 使っている版 | できること・注意点 |
|---|---|
| 新しいOutlook・Web | 条件付き書式は差出人・件名などに合うメールの文字色を設定する機能。公式説明では既読・未読の両方に適用されるため、未読だけを色分けする手順と混同しない |
| クラシックOutlook | 表示 → ビューの設定 → 条件付き書式の「未読メッセージ」ルールでフォント色やスタイルを変更できる |
| 新しいOutlookで未読を確実に拾う | メール一覧のフィルター → 未読で、既読を一覧から除いて確認する |
Microsoft公式の条件付き書式の説明は、新しいOutlookとクラシックOutlookを別のタブで案内しています。画面に「ビューの設定」がないとき、クラシック用の手順を探し続ける必要はありません。
新しいOutlookで未読だけを表示する手順
- 受信トレイなど、未読を確認したいフォルダーを選びます。
- メール一覧の上部にある「フィルター → 未読」を選びます。
- ボタン名が「未読」に変わった状態で、必要なメールを確認します。
- 既読も含む一覧へ戻すときは、適用中の「未読」フィルターボタンを選びます。
フィルターは表示するメールを絞る操作です。色の違いを見分けなくても未読を探せます。公式の未読フィルター手順に沿って、作業後は絞り込みを解除してください。解除していないと、既読メールが消えたように見えることがあります。
新しいOutlookで既読・未読が見分けづらいときの確認
メール一覧では未読が太字で表示されます。ただし文字の太さだけでは区別しづらい場合は、背景と文字の組み合わせや画面の拡大を試し、既読・未読の状態が分かっているメールを並べて確認します。配色や画面解像度だけで、Outlookの不具合と断定することはできません。
本文を読む画面の背景色、送信メールのフォント、メール一覧の表示は別の設定です。作成するメールの文字色を変更しても、受信トレイの未読メールだけを色分けすることにはなりません。まず困っているのがメール一覧なのか、開いたメール本文なのかを分けてください。
外観の明るい・暗い表示を比較する
外観の変更は、画面全体の見やすさを調整する方法です。テーマ色を選べば未読メールだけが指定色になる、という設定ではありません。新しいOutlookの公式の外観設定では、明るい表示・暗い表示・システム設定に従う表示を選べます。
- 右上の設定(歯車) → 全般 → 外観を開きます。
- ダークモードで「ライト」「ダーク」または「システム設定を使用」を選びます。
- 保存し、メール一覧で既読と未読の太字の差を比較します。
- 見づらくなった場合は、同じ設定画面から元の表示へ戻します。
ダークモードのメール本文を明るく表示する操作は、閲覧ウィンドウの背景に対する変更です。未読だけの一覧や条件付き書式とは目的が異なります。「Modern themes」という項目名の有無だけで、Outlookが古い、または組織で禁止されていると判断しないでください。
条件付き書式で色を変える場合の版別手順
新しいOutlook:条件に合うメールの文字色を変える
新しいOutlookの条件付き書式は、対象となるMicrosoft 365契約の職場・学校アカウントで利用する機能です。既読と未読の両方に適用され、下書き以外のフォルダーが対象です。たとえば特定の差出人や件名を色で見つけやすくする用途に使い、色が付いていることを「未読」の判定に使わないでください。
- 設定 → メール → 条件付き書式を開き、「ルールの追加」を選びます。
- 名前を付け、差出人や件名など、画面で選べる条件を指定します。
- メール一覧に使うフォント色を選び、プレビューを確認します。
- OK → 保存を選びます。既に読んだ対象メールにも色が付くことを確認します。
複数ルールに一致すると上位のルールが優先されます。クラシックOutlookの条件や書式がすべて新しいOutlookにあるわけではありません。新しいOutlookで色を選ぶ設定と、クラシックで「未読メッセージ」の太字・フォントを選ぶ設定を区別してください。
クラシックOutlook:未読メッセージの色・フォントを変える
こちらはクラシックOutlook専用の手順です。Microsoft公式の既定ルールには「未読メッセージ」があり、未読を太字で表示します。そのルールのフォント設定を変更します。
- 表示タブ → ビューの設定 → 条件付き書式を開きます。
- 既存の「未読メッセージ」ルールを選び、チェックが有効か確認します。
- 「フォント」から色やスタイルを指定します。
- 各画面をOKで閉じ、対象フォルダーの一覧を確認します。
新しいOutlookで同じ項目が見当たらない場合は、前述の未読フィルターを使ってください。新・クラシック両方の手順はMicrosoft公式の版別条件付き書式ガイドで確認できます。
Windows側のハイコントラストや拡大鏡の活用
Outlookの設定だけでは物足りない場合、Windows自体の表示設定を変えるという手段もあります。Windowsには、視認性を高めるための機能がいくつか標準搭載されています。
Windowsのコントラストテーマを比較する
Outlook以外の文字も見づらい場合は、Windowsのコントラスト設定で背景と文字の組み合わせを調整できます。画面全体が対象で、未読メールだけの色を指定する機能ではありません。
| Windowsの種類 | 操作 |
|---|---|
| Windows 11 | 設定 → アクセシビリティ → コントラストテーマ。テーマを選び「適用」。戻すときは「なし」を選んで適用 |
| Windows 10 | 設定 → 簡単操作 → ハイコントラスト。「ハイコントラストをオンにする」を切り替え、テーマを選ぶ |
Windows 11はテーマを選んで適用する画面、Windows 10はオン・オフのスイッチを使う画面です。Microsoft公式のコントラスト設定で自分のOSのタブを確認してください。ほかのアプリの配色も変わるため、必要な画面を比較して選びます。
拡大鏡の活用
Windowsの拡大鏡機能を使うことで、Outlookの表示が一時的に拡大され、フォントの太さや色の違いを認識しやすくなります。拡大鏡はショートカットキーで簡単にオンオフの切り替えができるため、一瞬だけ文字を大きく確認したいときに便利です。
- 拡大鏡のショートカット
- 拡大:Windowsキー + 「+(プラス)」
- 縮小:Windowsキー + 「-(マイナス)」
- 終了:Windowsキー + Esc
この機能はOutlookだけでなく、他のアプリケーションにも適用されるので、目を酷使しがちな方や細かい文字をチェックする機会の多い方にはおすすめです。
キー操作はMicrosoft公式の拡大鏡ショートカット一覧でも確認できます。拡大は文字を見やすくする補助で、メールの既読・未読を変更する操作ではありません。
職場・学校アカウントで設定がない場合
条件付き書式が見当たらない場合は、使っているOutlookの種類、アカウント、契約で利用できる機能を確認します。項目がないという理由だけで、管理ポリシーが原因と決めつけないでください。管理者へ相談するときは、画面と利用アカウントを示し、「未読の判別が難しい」「必要な設定項目が表示されない」と具体的に伝えます。
新しいOutlookの未読フィルターやWindowsの表示補助で支障を減らせるかも確認します。独自のアドインを追加する前に、組織で利用できる標準の表示設定を相談してください。
トラブルシューティング早見表
| 困っていること | 確認する方法 |
|---|---|
| 新しいOutlookで太字だけでは未読を区別できない | メール一覧のフィルター → 未読。終わったら未読フィルターを解除 |
| 新しいOutlookで色を付けても既読にも付く | 条件付き書式は両方に適用される仕様。未読判定には使わない |
| 未読メッセージのフォント設定を探している | クラシックの表示 → ビューの設定 → 条件付き書式の手順か確認 |
| 一覧の背景と文字が見づらい | 新しいOutlookの設定 → 全般 → 外観でライト/ダークを比較 |
| 文字が小さく、ほかのアプリでも見づらい | Windowsの拡大鏡・コントラストテーマを試す |
表示を変えた後に確認すること
- 未読フィルターが適用中なら、既読が一覧にないのは絞り込みの結果です。解除してメールがあるか確認します。
- 条件付き書式の色はメールの内容条件を示すため、未読の状態とは別に確認します。
- 外観を変えたときは、既読・未読の状態が分かっているメールを使って見え方を比較します。
- Windowsのコントラストテーマを戻すときは、Windows 11では「なし」を選んで適用します。
まとめ:快適なOutlook運用のために
新しいOutlookで未読を見分けるには、まず未読フィルターを使い、必要に応じて外観やWindowsの表示補助を調整します。未読メールだけの色・フォントを変えるクラシックの手順と、新しいOutlookで既読・未読両方に適用される条件付き書式を区別してください。利用できる設定の範囲を確認し、自分が確認しやすい一覧へ整えましょう。

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