Learn about retention for Teamsとは?Microsoft Teams保持ポリシーの変更点と管理者の確認ポイント

Microsoft Teamsの「Learn about retention for Teams」は、単に「チャットを何日残すか」を説明するページではありません。2026年6月4日時点で確認すべきポイントは、Teamsの保持ポリシーの対象範囲、通話ログの扱い、プライベートチャネル移行、Teamsで共有されるファイルや会議記録の別管理です。なお、Microsoft Learn上の対象ページは「Last updated on 2026-06-03」と表示されています。(Microsoft Learn)

結論から言うと、管理者は「Teamsチャット」「Teamsチャネルメッセージ」「Teamsプライベートチャネルメッセージ」「Teams通話ログ」「SharePoint/OneDrive/Microsoft 365グループ」の保持設定を分けて確認する必要があります。特に、Teamsアプリ上でメッセージが見えるかどうかは、コンプライアンス上の保持・完全削除の状態を正確に示しません。確認はMicrosoft Purviewと電子情報開示を前提に進めるべきです。(Microsoft Learn)

目次

Microsoft Teamsの「Learn about retention for Teams」とは

「Learn about retention for Teams」は、Microsoft Purviewのアイテム保持ポリシーをMicrosoft Teamsに適用する際の考え方をまとめた公式ドキュメントです。対象読者は、Teamsの保持ポリシーを管理するIT管理者です。一般的なMicrosoft 365の保持機能ではなく、TeamsメッセージとTeams通話ログに固有の動きが中心です。(Microsoft Learn)

Teamsでは、チャットやチャネルのメッセージがExchange Onlineの隠しフォルダーなどにコンプライアンス用データとして保持されます。そのため、「Exchangeメールボックスの保持ポリシーを設定しているからTeamsも対象になる」と考えるのは誤りです。Teamsのチャットやチャネルメッセージには、Teams用の場所を指定したアイテム保持ポリシーが必要です。(Microsoft Learn)

まず押さえるべき変更点と影響範囲

今回の公式情報で、管理者が特に確認すべきポイントは次のとおりです。

確認項目何が重要か実務での確認ポイント
Teams通話ログTeams通話ログが保持ポリシーの対象として整理されている2026年4月下旬以降の新しい通話データレコードは、Teams通話ログ用ポリシーで管理する必要があります。(Microsoft Learn)
プライベートチャネル2025年末に向けて、プライベートチャネルメッセージの保存場所が変わる移行後はTeamsチャネルメッセージの場所がすべてのチャネルメッセージに適用されます。(Microsoft Learn)
Teamsで共有するファイルTeamsメッセージの保持ポリシーだけではファイルや録画を十分に管理できないチャネルのファイルはSharePoint、チャットで共有されたファイルはOneDrive側の保持設定を確認します。(Microsoft Learn)
Teamsアプリの表示アプリ上で消えたメッセージが、すぐ完全削除されたとは限らない電子情報開示で検索できる期間が残る場合があります。(Microsoft Learn)
TeamsチャットとCopilot以前の「TeamsチャットとCopilot操作」ポリシーは分離確認が必要新規ポリシーではTeamsチャットとMicrosoft Copilotエクスペリエンスを別の場所として選択します。(Microsoft Learn)

管理者が最初にやるべきことは、新機能をすぐ有効化することではありません。まず、既存の保持ポリシーがどの場所に適用されているかを棚卸しし、Teamsの実データの保存場所とずれていないかを確認することです。

Teamsの保持ポリシーで対象になるデータ

Microsoft Teamsの保持ポリシーでは、Teamsチャットメッセージ、チャネルメッセージ、プライベートチャネルメッセージを保持または削除できます。共有チャネルもサポートされ、共有チャネルは親チームの保持設定を継承します。(Microsoft Learn)

保持対象には、メッセージ本文だけでなく、ビデオクリップ、埋め込み画像、テーブル、ハイパーリンク、他のTeamsメッセージやファイルへのリンク、カードコンテンツなども含まれます。一方で、コードスニペット、Teamsモバイルクライアントで録音された音声メモ、サムネイル、アナウンス画像、他者のリアクションは保持されません。(Microsoft Learn)

データの種類Teams保持ポリシーでの扱い注意点
1対1チャット、グループチャット対象「Teamsチャット」の場所を指定します。(Microsoft Learn)
標準チャネル、共有チャネルのメッセージ対象「Teamsチャネルメッセージ」の場所を指定します。(Microsoft Learn)
プライベートチャネルメッセージ移行前後で扱いが変わる移行前は専用の場所、移行後はTeamsチャネルメッセージ側で管理されます。(Microsoft Learn)
Teams通話ログ対象2026年4月下旬以降の新しい通話ログは専用ポリシーが必要です。(Microsoft Learn)
チャネルにアップロードしたファイルTeamsメッセージ保持ポリシーの対象外SharePointまたはMicrosoft 365グループ側の保持設定を確認します。(Microsoft Learn)
チャットで共有したファイルTeamsメッセージ保持ポリシーの対象外ファイル共有者または会議開催者のOneDrive側を確認します。(Microsoft Learn)

Teamsの保持は「アプリ上の見た目」と一致しない

Teamsの保持ポリシーで最も誤解されやすいのは、Teamsアプリ上の表示とコンプライアンス上の保持状態が一致しない点です。

Teamsは、チャットやチャネルメッセージのプライマリストレージとしてAzureを利用したチャットサービスを使いながら、コンプライアンス処理用のデータをExchangeメールボックス側にも保存します。Teamsチャットのデータは会話に含まれる各ユーザーのメールボックスの隠しフォルダーに保存され、チャネルメッセージはグループメールボックスなどに保存されます。(Microsoft Learn)

保持期間が満了したメッセージは、Exchangeサービスのタイマージョブによって評価されます。このタイマージョブは通常1〜7日で実行され、期限切れのアイテムはSubstrateHoldsフォルダーに移動されます。その後、少なくとも1日保持され、削除対象であれば次回のタイマージョブで完全削除されます。(Microsoft Learn)

さらに、ユーザーがTeamsメッセージを削除した場合でも、メッセージはTeamsアプリから消える一方で、すぐにSubstrateHoldsフォルダーへ移動するわけではありません。公式情報では、ユーザー削除後21日間はSubstrateHoldsフォルダーに移動しないと説明されています。(Microsoft Learn)

つまり、ヘルプデスクや管理者は「Teams上で見えない=完全削除済み」と判断してはいけません。訴訟ホールド、遅延ホールド、電子情報開示ホールド、別のTeams保持ポリシーが適用されている場合、Teamsアプリ上では見えなくても電子情報開示では検出できることがあります。(Microsoft Learn)

2026年に特に注意したいTeams通話ログの保持

Teams通話ログは、通話データレコード、いわゆるCDRや通話メタデータなど、Teamsで生成される通話関連データを指します。既定ではTeams通話ログは無期限に保持されるため、コンプライアンス上の理由で削除したい場合は、通話ログ用の保持ポリシーを使います。(Microsoft Learn)

2026年4月下旬より前は、TeamsチャットやTeamsチャネルのCDRがTeamsチャットの場所の保持ポリシーに含まれていました。今後の新しいCDRは、Teams通話ログの保持ポリシーを作成した場合にのみ対象になります。以前のTeamsチャット保持ポリシーに含まれていたCDRは、引き続き同じポリシーで管理されます。(Microsoft Learn)

Teams通話ログの保持ポリシーには、次の制約があります。

制約内容
作成方法PowerShellでのみ作成できます。(Microsoft Learn)
スコープテナント全体が対象で、個別ユーザーにスコープ設定できません。(Microsoft Learn)
アダプティブスコープサポートされません。(Microsoft Learn)
管理単位サポートされません。(Microsoft Learn)
対象TeamsチャットとTeamsチャネルの両方の通話ログを含みます。(Microsoft Learn)
適用範囲ポリシー構成後に作成される新しい通話ログにのみ適用されます。(Microsoft Learn)
Purviewポータル作成後に表示されますが、読み取り専用です。(Microsoft Learn)

公式ドキュメントでは、Teams通話ログの保持ポリシー作成例として次のPowerShellコマンドが示されています。実運用では、ポリシー名、保持期間、削除アクションが自社の規程に合っているかを確認してから実行してください。(Microsoft Learn)

New-AppRetentionCompliancePolicy -Name "<PolicyName>" -Applications "User:MicrosoftTeamsCallLog" -ExchangeLocation "All"
New-AppRetentionComplianceRule -Name "<RuleName>" -Policy "<PolicyName>" -RetentionDuration 365 -RetentionDurationDisplayHint Days -RetentionComplianceAction Delete

通話ログは、ユーザーが編集・削除する通常のチャットメッセージとは違い、削除のみが該当するアクションです。そのため、ポリシー設計では「保持してから削除」よりも、何日後に削除すべきか、どの監査・法務要件で何年残すべきかを先に決める必要があります。(Microsoft Learn)

プライベートチャネル移行で確認すべきこと

Teamsのプライベートチャネルメッセージは、2025年末に向けて保存場所が変更されます。移行前はユーザーメールボックスに保存され、保持ポリシーでも「Teamsプライベートチャネルメッセージ」という専用の場所が必要でした。移行後は標準チャネルや共有チャネルと同じようにグループメールボックスへ保存され、「Teamsチャネルメッセージ」の場所がすべてのチャネルメッセージに適用されます。(Microsoft Learn)

移行後、プライベートチャネルを持つチームは、共有チャネルと同じように親チームから保持設定を継承します。プライベートチャネルだけ別の保持期間を必要とする組織では、移行中および移行後に、プライベートチャネルを持つ親チームだけを対象にした新しいTeamsチャネルメッセージ用ポリシーを作成する必要があります。(Microsoft Learn)

ここで重要なのが、既存ポリシーとの競合です。Microsoft Purviewの保持原則では、保持は削除より優先され、最も長い保持期間が優先されます。プライベートチャネル用に新しいポリシーを追加するだけでは、既存のチャネルメッセージポリシーと重なり、意図した保持期間にならない可能性があります。必要に応じて、既存のTeamsチャネルメッセージポリシーから親チームを除外する設計が必要です。(Microsoft Learn)

TeamsチャットとCopilot操作の分離も見落とさない

以前は、保持ポリシーで「TeamsチャットとCopilot操作」を組み合わせた場所が使われていました。現在は、TeamsチャットとMicrosoft Copilotエクスペリエンスが別の保持場所として追加されています。既存の結合ポリシーは引き続きサポートされますが、テナントが別の場所をサポートしている場合は編集できず、新しい保持ポリシーでは新しい場所を使う必要があります。(Microsoft Learn)

Copilotを利用している組織では、Teamsの保持ポリシー見直しと同じタイミングで、Copilot関連データの保持ポリシーも棚卸しするのが安全です。特に、チャット、会議、AIアプリのプロンプト・応答が混在する環境では、「Teamsだから同じポリシーでよい」とまとめず、データ種別ごとに分けて確認してください。(Microsoft Learn)

管理者が設定前に確認すべきチェックリスト

Teamsの保持ポリシーは、設定画面で期間を選ぶだけでは不十分です。次の順番で確認すると、移行漏れや意図しない削除を防ぎやすくなります。

既存ポリシーを棚卸しする

Microsoft Purviewポータルのデータライフサイクル管理から、Teamsに関連する保持ポリシーを一覧化します。最低限、次の項目を表にしてください。

棚卸し項目確認する理由
ポリシー名後から変更できない設定があるため、命名規則も重要です。(Microsoft Learn)
スコープ種別静的かアダプティブかで、保守性と対象指定方法が変わります。(Microsoft Learn)
対象場所Teamsチャット、Teamsチャネル、Teams通話ログ、OneDrive、SharePointなどを分けて確認します。(Microsoft Learn)
保持アクション保持のみ、削除のみ、保持してから削除のどれかを確認します。(Microsoft Learn)
保持期間最長保持期間が優先されるため、重複ポリシーを必ず確認します。(Microsoft Learn)
除外設定プライベートチャネル移行時の親チーム除外が必要になる場合があります。(Microsoft Learn)

Teamsのデータ種別ごとに適用場所を分ける

Teamsのデータは、1つの保持ポリシーだけで完結しません。チャットはTeamsチャット、チャネル投稿はTeamsチャネルメッセージ、通話ログはTeams通話ログ、ファイルはSharePointまたはOneDriveというように、データの保存場所に合わせてポリシーを分けます。(Microsoft Learn)

チャネルにアップロードされたファイルはチームのSharePointに保存され、チャット内で共有されるファイルはファイルを共有したユーザーのOneDriveに保存されます。Teams会議の録画やトランスクリプトも、チャネル会議かユーザーチャット由来かによって確認すべき場所が変わります。(Microsoft Learn)

展開までの時間を見込む

アイテム保持ポリシーを作成して送信しても、すぐ全コンテンツに適用されるとは限りません。公式情報では、ポリシーが適用されるまで最大7日かかる場合があります。展開状態はMicrosoft Purviewポータルで確認できます。(Microsoft Learn)

ポリシー展開に想定以上の時間がかかる場合、PowerShellで再配布を試す手順も用意されています。ただし、本番環境で実行する前に、対象ポリシー名と場所を確認し、変更履歴を残す運用にしておくべきです。(Microsoft Learn)

開発者・連携システム担当者が確認すべきポイント

Teams連携アプリやBot、メッセージアーカイブ、監査レポートを扱う開発者は、保持ポリシーを「管理者だけの設定」と見ないほうが安全です。メッセージの見え方、検索可否、削除タイミングがアプリの仕様や問い合わせ対応に影響するためです。

Teamsメッセージの保持では、一部のコントロールメッセージもサポートされます。サポートされるコントロールメッセージの種類は、Microsoft Teams Export APIで利用できるコントロールメッセージの種類と同じです。Teamsデータをエクスポート・監査・分析する仕組みを持つ場合、対象メッセージの種類を事前に確認してください。(Microsoft Learn)

また、Teamsアプリからメッセージが削除された後も、保持ポリシーや電子情報開示ホールドの影響でコンプライアンスデータとして残る場合があります。アプリ側の画面表示だけを基準に「削除済み」「検索不可」と扱うと、法務・監査部門の期待とずれる可能性があります。(Microsoft Learn)

通話ログ保持ポリシーはPowerShellでのみ作成でき、Purviewポータルでは読み取り専用です。運用自動化を行う場合は、PowerShell実行権限、変更承認、実行ログ、ロールバック方針をセットで設計してください。(Microsoft Learn)

展開時に失敗しやすいポイント

Teamsの保持ポリシーでは、次のような勘違いがよく起きます。

失敗例なぜ問題か正しい対応
Exchangeの保持ポリシーでTeamsチャットも守れると思い込むTeamsチャットとチャネルメッセージはExchange用保持ポリシーに含まれません。(Microsoft Learn)Teamsチャット、Teamsチャネルメッセージの場所を指定します。
1日後削除にすれば翌日完全削除されると思う1日後削除でも、完全削除まで最大16日かかる可能性があると説明されています。(Microsoft Learn)ユーザー表示と電子情報開示検索の両方で検証します。
Teamsのファイルもメッセージ保持ポリシーで管理できると思うTeamsで使うメールやファイルはTeams保持ポリシーに含まれません。(Microsoft Learn)SharePoint、OneDrive、Microsoft 365グループ側の保持ポリシーを追加します。
通話ログを既存のTeamsチャット保持ポリシーだけで管理し続ける2026年4月下旬以降の新しいCDRはTeams通話ログポリシーが必要です。(Microsoft Learn)PowerShellでTeams通話ログ用ポリシーを作成します。
プライベートチャネル移行後も旧設計のままにする移行後は親チームの保持設定を継承します。(Microsoft Learn)親チーム単位で新しいTeamsチャネルメッセージポリシーを設計します。
外部ユーザーとのチャットを自社だけで完全制御できると思う別テナントのユーザーのメッセージは、そのユーザーのメールボックスに保存されるため、自社ポリシーで削除できません。(Microsoft Learn)自社ユーザー側に適用される範囲を明確にします。

エンドユーザー向けに説明しておくべきこと

保持ポリシーによってTeamsのメッセージが削除されると、ユーザーから「勝手にメッセージが消えた」「ピン留めしていたのに消えた」という問い合わせが起きることがあります。

Microsoftのサポート情報では、組織の保持ポリシーによって削除されたメッセージは、システムメッセージに置き換わる場合があり、ピン留めや保存済みメッセージも対象になり得ると説明されています。また、保持ポリシーで削除されたメッセージは復元できません。(マイクロソフトサポート)

ファイルについても注意が必要です。メッセージとファイルには別々の保持ポリシーが適用される場合があります。Teams上でメッセージやファイルプレビューが見えていても、実ファイルを開くと「File not found」となることがあります。(マイクロソフトサポート)

社内向けには、次のように説明しておくと問い合わせを減らせます。

  • Teamsのメッセージは、会社の保持ポリシーにより一定期間後に削除される場合がある
  • ピン留め、保存、チャネル投稿でも削除対象になる場合がある
  • Teams上で消えたメッセージは、ユーザーが復元できない
  • ファイルはメッセージとは別の保持ルールで管理される場合がある
  • 法務・監査上の理由で、Teams上では見えなくても管理者側で検索可能な期間が残る場合がある

実務でのおすすめ対応手順

Teamsの保持ポリシーを見直す場合は、次の順番で進めると安全です。

手順作業内容成果物
現状把握PurviewでTeams関連の保持ポリシーを一覧化するポリシー棚卸し表
データ分類チャット、チャネル、通話ログ、ファイル、録画、トランスクリプトを分類するデータ種別ごとの保持マップ
影響確認プライベートチャネル、外部ユーザー、Copilot、通話ログの影響を確認する影響範囲リスト
設計保持期間、削除有無、スコープ、除外条件を決める新旧ポリシー比較表
検証テスト対象ユーザーやチームで電子情報開示を確認する検証結果
展開PurviewまたはPowerShellで設定し、最大7日の展開時間を見込む変更記録
周知ヘルプデスク、法務、監査、一般ユーザーに説明するFAQ・社内告知

特に、Teams通話ログとプライベートチャネルは、既存のTeamsチャット保持ポリシーだけを見ていると漏れやすい領域です。ポリシーを追加する前に、重複適用による保持期間の延長や、削除タイミングの競合が起きないかを確認してください。(Microsoft Learn)

まとめ:Teams保持ポリシーは「場所」と「データ種別」で見直す

Microsoft Teamsの「Learn about retention for Teams」で重要なのは、Teamsの保持対象をひとまとめに考えないことです。チャット、チャネル、プライベートチャネル、通話ログ、ファイル、録画、トランスクリプトは、それぞれ保存場所と保持ポリシーの考え方が異なります。

管理者が次に取るべき行動は明確です。まず、既存のMicrosoft Purview保持ポリシーを棚卸しし、Teamsチャット、Teamsチャネルメッセージ、Teams通話ログ、SharePoint、OneDrive、Microsoft 365グループのどこに何が適用されているかを表にしてください。そのうえで、2026年4月下旬以降の通話ログ、2025年末に向けたプライベートチャネル移行、TeamsチャットとCopilot操作の分離を重点的に確認します。

最後に、Teamsアプリ上の表示だけで削除状況を判断せず、電子情報開示で検証する運用に切り替えましょう。保持ポリシーは「消すための設定」ではなく、コンプライアンス、法務、ユーザー体験を同時に守るためのデータライフサイクル管理です。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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