Windows 11アップデート後に起こるMicrosoft Edgeお気に入り表示サイズの悩みと解決策

「Windows 11をアップデートしたら、Microsoft Edgeのお気に入り一覧の文字がやけに小さくなってしまった…」そんな経験はありませんか?実は、累積アップデートの適用後に発生することがあるこのトラブルを、私も直近で体験しました。そこで今回は、その不具合の背景や具体的な対処法、さらにKB5045934にまつわる別の不具合情報まで、できるだけ詳しくご紹介したいと思います。

目次

Edgeのお気に入り文字サイズ問題の概要

Windows 11のバージョン24H2におけるKB5044384やKB5045934などの累積アップデートを適用後、一部の環境でMicrosoft Edgeの「お気に入り(ブックマーク)」に関する文字サイズが著しく小さく表示されてしまうケースが報告されています。特に、ブックマークフォルダをクリックして表示されるサイト一覧の文字が細かくなってしまい、表示倍率を高めて使っているユーザーにとっては読みづらさを感じることもあるようです。

発生環境の特徴

Windowsの「テキストの大きさ」や「ディスプレイの拡大率」を既に150%程度に設定しているにもかかわらず、Edgeのお気に入り部分だけが小さくなるという事象が多いようです。アップデート適用前後で比較した場合に、他のウィンドウやサイト本体の拡大率には変化がないにもかかわらず、なぜかお気に入りフォルダの文字だけ小さくなっているのが特徴です。

実際の症状

更新プログラムをインストールした直後から、ブックマークを開いた瞬間に「ん?なんだか文字が小さい……」と気づく方が多いようです。その他のUI要素は従来どおりの大きさを保っているため、なおさらお気に入り部分のサイズだけが取り残されている印象を受けるのです。

私自身もKB5044384を適用後に、Edgeのお気に入りリストが急に読みづらくなって困惑しました。しかも拡大率を再調整してしまうと、今度はWebページの本文が必要以上に大きくなり過ぎてしまうんですよね。

背景にあるアップデートの影響

KB5044384やKB5045934の更新プロセスの中で、Edgeの表示やフォント設定に関係する一部のファイルやレジストリに影響が及んでいる可能性があります。更新プログラムは時々、大きな機能アップデートに付随して微妙なUIや描画挙動を変化させることがあり、こうした細部に思わぬ不具合が発生することも珍しくありません。

具体的な対処法

アップデートをアンインストールして再インストールする

アップデートそのものに不具合がある場合、まずは累積アップデートを一度アンインストールし、再度入れ直す方法が検討されます。初回のインストール時に何らかのエラーがあった場合、再インストールによって修正されることがあります。

アンインストールと再インストールの流れ

1つの目安としては、下記のような手順になりますが、実行する際はあらかじめバックアップを取っておくと安心です。

設定からアンインストール

Windowsの設定画面を開き「Windows Update」→「更新履歴の表示」→「更新プログラムをアンインストール」からKB5044384やKB5045934を探してアンインストールします。その後、PCを再起動すると該当アップデートが除去された状態になります。

再度Windows Updateを実行

再度Windows Updateを手動でチェックし、見つかった同じ累積アップデートが再配信されるのを確認してインストールします。再起動後にEdgeのお気に入り表示を確認し、文字サイズが元に戻っているかチェックします。

OSやアプリの状態が正常になる報告例が少なくないため、まずは手軽に試せる手段としてオススメです。

Microsoft Edge内のフォント設定をチェックする

Edgeの右上にある「…(設定など)」→「設定」→「外観」→「フォントサイズ」を確認する方法もあります。ここでフォントの大きさを「カスタマイズ」し、さらに詳細設定で拡大率を設定できます。ただし、この設定項目だけではブックマーク部分の文字サイズに影響が及ばないケースもあるようです。

フォント設定に関する注意点

Edgeのフォント設定は主にWebページ本文やメニューの一部に適用される仕組みになっていますが、お気に入りバーやポップアップで表示されるフォルダリストなどは、Windows自体の設定やブラウザ本体のUI関連パラメータが影響を与えていることが多いです。そのため、どれだけフォントサイズを大きくしても期待通りに反映されない場合があります。

拡張機能やプロファイルを切り分ける

一部の拡張機能やユーザープロファイルの設定が干渉していることも考えられます。InPrivate ウィンドウで試してみると拡張機能が無効化された状態になるため、そこでも同じ現象が起きるかどうかで原因切り分けが可能です。また、新しいプロファイルを作成してログインし直したところ、不具合が解消したという事例もあります。

他ブラウザを暫定的に利用する

Web閲覧に支障をきたすようであれば、しばらくはGoogle ChromeやFirefoxなどの別ブラウザを試してみるのも1つの手段です。文字の読みやすさを最優先に考えたいときは、複数のブラウザを使い分けるのが賢い選択になることもあります。

私も最初はEdgeを使っていましたが、どうしても文字サイズが小さすぎてつらかったので、暫定的にChromeに切り替えていました。実はあっさりChromeには問題が出ず、結局数日間はそちらがメインブラウザになっていましたね。

KB5045934に見られる別の不具合について

Windows Update Cleanup容量が正しく表示されない

KB5045934をインストールすると、Windowsの「設定」→「システム」→「記憶域」→「一時ファイル」→「Windows Updateのクリーンアップ」項目の容量表示に不具合が起こるケースも報告されています。

具体的症状

例えば、アップデート前には8.63GBと表示されていた不要ファイルが、KB5045934適用後は190MB程度と表示されるようになったり、逆に削除しようとしても容量が減らずに残り続けるといった問題が発生します。

実際には容量が減っていないのに減ったように見える、あるいはいつまでも削除が完了しないといったトラブルが考えられるため注意が必要です。

対策や回避策

KB5045934をアンインストールして様子を見る、もしくはアップデートを一時見送ることで問題を回避しているユーザーも少なくないようです。ほかにも、「実害が少ないなら特に気にしない」という判断もありますが、ストレージの管理をまめに行う人にとっては多少なりともストレスを感じる要因になり得ます。

KB5046617との比較

KB5045934と同時期に配信されているKB5046617などの累積アップデートは、今のところ大きな問題が報告されていないこともあり、「KB5045934だけ見送って、他のアップデートは適用している」という選択をする方もいます。

アップデート関連の不具合をまとめた表

KB番号 報告されている主な不具合
KB5044384 Edgeのお気に入り(ブックマーク)文字サイズが小さくなる
KB5045934 Windows Updateのクリーンアップ容量表示に不具合
KB5046617 大きな不具合報告は特になし

表の見方

上記のように、特にKB5044384とKB5045934が今のところ話題になる不具合を含んでいる印象があります。KB5046617は、筆者の観測範囲では大きなトラブルがまだ確認されていないため、比較的安心して適用できるケースが多いようです。ただし、システム環境によっては思わぬエラーが生じる可能性がゼロとは言えないので、すべてのアップデート適用時にバックアップを取ってから作業することが推奨されます。

再インストール以外の予防策

Windows Updateを手動インストールする

Windows Updateを完全に自動任せにするのではなく、手動インストールやカタログサイトから入手してオフラインインストールをすることも考えられます。自動更新中にエラーが発生すると、そのまま一部のファイルが壊れた状態でインストールされてしまう可能性があるからです。

手動インストールのメリット

Windows UpdateカタログからKB番号を検索し、該当するMSUファイルをダウンロードして実行することで、より安定した環境でアップデートができる場合があります。エラーが起こっても、どの段階で失敗したかを細かく確認しやすいというメリットもあります。

一度失敗したアップデートも、オフラインで改めて実行すれば問題なくインストールできることがあるので試してみる価値はあります。

システム復元ポイントを活用する

Windowsには復元ポイントを作成して、アップデート前の状態に手軽に戻せる機能が備わっています。事前に復元ポイントを作っておけば、万一不具合に遭遇した時でも短時間で元の状態に戻せます。

復元ポイントの作成手順

1. スタートメニューから「復元ポイントの作成」と入力し、システムのプロパティを開く。
2. システム保護タブで、保護設定を有効にする。(設定によってはデフォルトで無効の可能性あり)
3. 「作成」をクリックし、必要に応じて名前を付けて復元ポイントを保存。

この作業をアップデート実施前に行っておくだけで、安心感が大きく変わります。

なぜアップデートでトラブルが起こりやすいのか

OSとブラウザの密接な連携

WindowsとMicrosoft Edgeは同じMicrosoftが開発しているため、OS側の変更がブラウザのUIやフォント描画に影響を与えることが多々あります。通常はスムーズに連携できるように設計されていますが、アップデートのタイミングや方法次第では意図しない形でUIが崩れてしまうこともあるのです。

様々な環境要因

Windows 11自体は多様なPC環境(ディスプレイ解像度、拡張機能、アクセシビリティ設定など)で運用されているため、すべての組み合わせにおいて完璧な互換性を保つのは難しいとされています。そのため累積アップデートで改善が進められる一方、新たな不具合が生まれてしまうのも事実です。

過去にWindows 10のアップデートでも同様の問題が生じたことがあったのを思い出します。その時も特定ユーザーだけがUIの一部で文字が小さいままになってしまい、騒ぎになったことがありましたね。

実際に試した事例とその結果

ケース1: アンインストール→再インストールで解決

あるユーザーは、KB5044384をアンインストールして再起動後、もう一度Windows Updateで再インストールしてみたところ、Edgeのお気に入り文字サイズ問題が解消したとのことです。最初のインストールで不整合が生じていた可能性もあります。

ポイント

・バックアップをしっかり取ってから行う
・Windows Updateを実行する前に、不要な外部ストレージや拡張機能は外しておく
・再インストール後は複数回再起動し、安定するか確認する

ケース2: 拡張機能を外したら直った

Edgeに多くの拡張機能を導入していると、フォントに影響を与えるものも存在します。InPrivateウィンドウで試すと改善されたり、拡張機能を1つずつ無効化してテストしたところ、原因の拡張機能が判明して問題が解決したという事例もあります。

ポイント

・アクセシビリティ系の拡張機能はUIを調整する場合があり、衝突の原因になり得る
・問題が発生したら、拡張機能を全部オフにして確認するのが手っ取り早い

ケース3: ブラウザを切り替えた

Edgeの文字サイズ問題がなかなか解消されない時は、一時的にChromeやFirefoxなど別のブラウザを使う方も。急ぎの仕事があるときなどは、対処を後回しにしながらも快適に作業を継続するための現実的な方法です。

ポイント

・ChromeやFirefoxではフォントサイズやUI設定が違うため、同じ不具合が発生しにくい
・Microsoftアカウントを活用しているなら同期を止めるなど、メインで使うブラウザをしっかり決める

KB5045934をどうするかの判断基準

実害の大きさで決める

KB5045934の不具合は、主にWindows Updateのクリーンアップ容量が誤表示されるというものです。実害が少ないため見送らなくても良いという意見もありますが、アップデート後にストレージ管理をこまめにしている方にとっては厄介な問題になる場合があります。

症状の確認ポイント

1. 8GB以上あった容量が数百MBに激減したように見えても、実際に削除できていない場合がある
2. クリーンアップ操作をしても何度も残り容量が計測されてしまい、手間が増える

一時的にアンインストールして様子を見る

KB5045934をアンインストールして文字サイズ問題が解消するという報告も中にはあります。したがって、気になる場合は一旦取り除いた上でWindowsの状態を確認し、また必要に応じて再インストールするのも1つの選択肢です。

私は普段から「ストレージ管理」を頻繁にやっているので、このクリーンアップ容量の誤表示は地味に困る部類でした。しばらく様子を見ながら、必要であればアンインストールに踏み切ろうかと思っています。

まとめと今後の見通し

Edgeのお気に入り文字サイズ問題への対処

アップデート後に突如発生するEdgeの文字サイズ問題は、一度アップデートをアンインストールして再インストールすることで解決する可能性があります。また、拡張機能やユーザープロファイルを切り分けて原因を探るのも有効です。どうしてもすぐに対応できない場合は、他ブラウザを暫定的に利用してストレスを軽減する方法もあります。

KB5045934のクリーンアップ容量不具合に関する対策

これに関しては、気にならないなら放置して問題はありませんが、ストレージ管理を頻繁に行うユーザーにとっては煩わしい症状になるでしょう。一時的にKB5045934を見送る、またはアンインストールして様子を見る方法も検討してみてください。

今後のアップデート情報の収集と注意点

Windowsは定期的に新しい累積アップデートを配布しています。大半の更新はセキュリティ強化やバグ修正に役立つものですが、予期せぬUIや機能の不具合が紛れ込む可能性があります。アップデート適用前には可能な限り以下を行いましょう。

対策のポイント

・システムや重要データのバックアップ
・復元ポイントの作成
・不具合情報をこまめにチェック
・トラブルが大きい場合はアンインストールして様子を見ながら再インストール

私も重要なPCには、次のPatch Tuesday(定例アップデート)から1~2日遅らせて適用するスタイルで様子を見ています。仕事の都合上、UIが崩れたりすると困るので慎重に行っているんです。新しいもの好きだけど、安全第一ですよね。

あとがき

Windows 11の累積アップデートは、基本的にセキュリティや安定性向上のために欠かせない存在です。しかしながら、Edgeのお気に入り文字サイズ問題のような予期せぬ不具合が発生することもあり、ユーザーにとってはストレスや不安の原因になりがちです。幸い、今のところはアップデートのアンインストールや再インストール、拡張機能の見直しなど、比較的わかりやすい対処法で症状が改善する事例が多いようです。

また、KB5045934がもたらすWindows Update Cleanupの容量表示不具合については、ストレージ管理の頻度や重要度によって対応を判断するとよいでしょう。将来的にはMicrosoft側で修正アップデートをリリースする可能性が高いので、最新情報をこまめにチェックしておくのがおすすめです。

アップデートはメリットばかりではなく、環境によってはデメリットが表面化することもあります。最終的には、自身の使用状況やPC環境に合わせて最善策を選んでみてください。トラブルに巻き込まれた際にも慌てずに、まずはバックアップと復元ポイントを念頭に置きながら、安全に作業を進めていきましょう。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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