Teamsの設定にデバイスが表示されない時は、利用しているアカウントと、デスクトップ/Web/スマートフォンのどれかを確認します。個人用・無料版だからデバイス設定が一律に使えない、という説明は現在の公式案内に合いません。個人用Teamsでもデスクトップでは、会議外の設定→デバイスからマイク、スピーカー、カメラを選べます。
最初に確認する設定場所
| 利用環境 | 確認する場所 | 注意点 |
|---|---|---|
| 個人用Teamsのデスクトップ | プロフィール横の…→設定→デバイス | 公式の会議外設定に対応。会議中は音声設定/ビデオの効果と設定 |
| 仕事/学校用Teamsのデスクトップ | 設定その他→設定→デバイス | 音声機器とカメラを選択。対応環境ではテスト通話も使える |
| Webから会議に参加 | 参加前画面のマイク/カメラとブラウザー権限 | デスクトップと同じ設定一覧やテスト通話を保証しない |
| スマートフォン/タブレット | 参加画面・通話画面とOSのアプリ権限 | 個人用公式デバイス設定記事の対象はデスクトップ |
「設定の項目がない」「機器の候補が出ない」「選べるが音が出ない」は別の症状です。項目がない時に、音声ドライバーを削除したり、有料プランへ変更したりする前に、画面と利用環境を照合してください。
個人用・無料版Teamsでデバイス設定を開く
個人用Teamsの公式デバイス設定は、会議の外でもデスクトップから設定できる手順を掲載しています。公式の更新履歴でも、2024年10月に会議前のデバイス設定が案内されています。古い「個人用には設定がない」という手順を前提にしないでください。
- デスクトップのTeamsにサインインする。
- プロフィール画像の横にある…を開く。
- 設定→デバイスを選ぶ。
- 音声設定のスピーカー/マイク、ビデオ設定のカメラで使う機器を選択する。
- カメラの表示を確認し、マイクはOSや利用できるテスト方法でも動作確認する。
同じアプリに複数アカウントを入れている場合は、目的のアカウントで設定を開いているかも確認します。表示が異なる場合は、アプリを更新して終了・再起動し、デスクトップとWebの画面を取り違えていないか調べます。地域差やベータ版を原因と決めつける必要はありません。
会議中にマイク・カメラを切り替える
個人用Teamsのデスクトップでは、通話/会議のその他メニューから音声設定とビデオの効果と設定を開きます。音声機器を選び、カメラはビデオ設定側で選択します。会議中の設定場所と、アプリ全体の設定場所は別です。切り替え後は、相手に音声・映像が届いているかも確認します。
仕事/学校用の会議では、Microsoftのマイク対処資料がマイク横の矢印→その他の音声設定で使用機器を確認する手順を示しています。ヘッドセットに物理ミュートがある場合は、画面上のミュート状態と両方を確認しましょう。
テスト通話が表示されない場合
仕事/学校用のテスト通話の公式手順では、Windows/Macのデスクトップで設定→デバイス→音声設定→テスト通話を行うを選択します。Test Call Botの案内に従って短いメッセージを録音し、再生と結果を確認します。これは、会議前画面に自分の映像が出る確認とは別の方法です。
公式のマイク資料は、Teams Webではテスト通話を利用できないとしています。個人用の公式デバイス設定手順にも、仕事/学校用と同じTest Call Botが常にあるという保証はありません。表示されない場合に、それだけでマイク故障や有料化が必要と判断しないでください。
- カメラは参加前のプレビューや設定画面で映るか確認する。
- マイク/スピーカーはWindowsのサウンド等で機器を選び、入力や再生を確認する。
- Teamsでの送受信は、了承を得た相手との短い通話等で確認する。
- 同じ部屋の2台で確認する時は、音声の回り込みを防ぐため一方をミュートするなど調整する。
自分だけの会議や参加前画面でカメラ・機器選択を確認しても、相手へ音声が届くことまで自動的に証明できません。テストの目的に合わせて確認する項目を分けてください。
Web版:参加前の設定とサイト権限を確認する
個人用Teamsの参加手順では、会議リンクからブラウザー参加を選んだ時にカメラ/マイクの利用許可を求められ、参加前画面にも機器設定があります。案内されている対応ブラウザーはEdge、Firefox、Safari、Chromeです。仕事/学校用の利用条件まで、この個人用の一覧だけで同一と扱わないでください。
OSでブラウザーにアクセスを許可していても、サイト側の許可は別です。Windowsのプライバシー資料も、Edgeがカメラ/マイクを使える状態に加えて、個々のWebサイトへの許可が必要と説明しています。Teamsを開いているサイトの設定を確認し、変更後にページを読み込み直します。
機器が出ない・音が出ない時のWindows確認
- USB機器の接続、Bluetooth機器の充電と接続先、物理ミュート、カメラのシャッターを確認する。
- Windowsの設定→システム→サウンドで、入力/出力に意図する機器があるかを確認する。
- Windows 11は設定→プライバシーとセキュリティ、Windows 10は設定→プライバシーで、マイク/カメラへのアクセスを確認する。
- 必要なStoreアプリの個別アクセスと、デスクトップアプリのアクセスを確認する。個別一覧にないだけで未導入と判断しない。
- Teamsの機器選択に戻り、OS側の機器と同じものを選んで再確認する。
Windowsのデスクトップアプリは、カメラ/マイクの個別スイッチが一覧に出ない場合があります。デスクトップアプリ全体のアクセス設定を確認してください。グレー表示や組織のポリシーで変更できない場合は、管理者へ相談します。OSで認識されない機器は、Teamsのメニューだけでは直せません。
管理者向けの読み取り:現在の音声エンドポイント
Windows PowerShellで、現在存在するAudioEndpointクラスの機器を一覧にする例です。Get-PnpDeviceの公式資料では、通常の取得は現在存在しない機器も含み、PresentOnlyは現在存在する機器を対象にすると説明しています。次の例は機器を無効化/削除せず、基本情報を読むだけです。
Get-PnpDevice -Class AudioEndpoint -PresentOnly | Format-Table Status, Class, FriendlyName -AutoSize
StatusがOKでも、Teamsがその機器を選んでいること、マイクの許可やミュート、相手への送信まで保証するものではありません。コマンドが利用できない時はデバイスマネージャーで確認します。最新ドライバーを無条件に入れる前に、対象機器と実際のエラーを記録してください。
設定を戻すためにクラシック版やInsiderは必要?
デバイス設定を探す目的で旧版やプレビューへの切り替えを必須にする必要はありません。クラシックTeamsの公式利用終了資料は、2025年7月1日から利用できないと説明しています。現行の公式デスクトップを使い、組織の端末は管理者が認める更新方法で確認します。
仮想カメラや仮想ミキサーも、基本的な機器選択のために追加するものではありません。必要な配信機能がある場合に別途導入を検討し、まず物理機器をOSとTeamsで確認すると、問題の箇所を絞れます。
解決しない時に管理者・サポートへ渡す情報
- 個人用か仕事/学校用か、利用アカウントとOS。
- デスクトップ/Web/モバイル、Teamsやブラウザーの版。
- 項目がないのか、機器がないのか、選べるが動かないのか。
- 対象機器の名前と接続方式、OSの確認結果。
- 参加前と会議中のどちらで失敗し、他のアプリでは使えるか。
デバイス設定が表示されることと、選んだマイクやカメラが通話で正常に使えることは別々に確認してください。該当画面と症状を揃えることで、表示の問題と機器・権限の問題を分けて相談できます。

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