Windows 11でバッテリー残量をタスクバーに常時表示する完全ガイド

Windows 11でバッテリー残量をタスクバーに常時表示するには、[設定]→[システム]→[電源とバッテリー]で、バッテリーのパーセンテージ表示をオンにします。対応する更新が入ったPCでは、バッテリーアイコンの横に残量の数値を表示できます。

この機能は、2025年10月28日公開のKB5067036で製品版への段階的な提供が案内されました。「製品版では表示できない」「InsiderのDevチャネルへの参加が必要」という以前の説明は、現在の対応環境には当てはまりません。設定項目が見つからない場合も、まずWindowsの更新状況とバッテリーの認識を確認しましょう。Microsoftの機能追加案内

目次

タスクバーにバッテリーのパーセントを表示する手順

  1. [スタート]→[設定]を開きます。キーボードならWindowsキー+Iでも開けます。
  2. [システム]→[電源とバッテリー]を選びます。
  3. バッテリーのパーセンテージ表示に関するスイッチをオンにします。英語表示では[Battery Percentage]です。
  4. タスクバー右側で、バッテリーアイコンの横に「75%」のような数値が出ることを確認します。

設定名の日本語表記や並びは、Windowsの更新状況によって異なる場合があります。[個人用設定]→[タスクバー]で探し続ける必要はありません。まず[電源とバッテリー]を確認してください。

表示をやめたいときは、同じスイッチをオフにします。これは残量の見せ方を変える設定です。オンにしても、充電上限や電源モード、スリープ時間が変更されるわけではありません。

変更後は、タスクバーの数値と[電源とバッテリー]に表示される残量を見比べます。充電中や使用中には残量が変化するため、確認するタイミングによって小さな差が出ることがあります。

設定項目がないときは、3つに分けて確認する

見えている状態先に確認すること
電源とバッテリーには残量があるが、表示スイッチがないWindowsのバージョン、更新の保留、再起動待ち
バッテリーアイコンも、設定内の残量もないPCにバッテリーがあるか、Windowsが認識しているか
会社・学校のPCで更新や設定を変更できない管理者の更新方針と、そのPCに提供されている機能

1.Windowsの更新と再起動を確認する

[設定]→[Windows Update]を開き、適用待ちの更新や再起動の案内がないか確認します。作業を保存してから、提供されている更新を適用し、必要な再起動を済ませて[電源とバッテリー]を開き直します。

調査のためにバージョンを控える場合は、Windowsキー+Rを押し、winverと入力してください。表示されるバージョンとOSビルドを記録すると、メーカーや管理者へ状況を伝えやすくなります。

KB5067036は、この機能が製品版に案内された時点を確認する資料です。今からその古いプレビュー更新を探して手動導入する必要はありません。現在のPCにWindows Updateから提供される更新を確認してください。

Windowsの新機能は、バージョンや提供状況によって画面がそろわないことがあります。更新済みでも項目がない場合、ビルド番号だけで故障と決めつけず、標準の残量確認を使いながら対応状況を確認します。

2.バッテリー自体が認識されているか確認する

この表示は、主にバッテリーを内蔵したノートPCやタブレット向けです。通常のデスクトップPCでバッテリー情報がない場合、同じ項目が出ないことがあります。マウスやイヤホンの電池残量をこの場所に常時表示する機能ではありません。

ノートPCなのに残量がどこにも出ない場合は、表示設定より先に、メーカーの診断アプリやサポート情報でバッテリーの認識状態を確認します。ACアダプターを外すと突然電源が切れるなどの症状がある場合、設定の変更だけで解決する問題とは限りません。

デバイスマネージャーでバッテリーの項目が見当たらない場合も、ドライバーの削除を繰り返す前に、PCの型番と発生時期を控えましょう。機種に合った電源管理やファームウェアの案内が必要になることがあります。

3.管理されているPCか確認する

会社や学校のPCでは、利用するWindowsのバージョンや更新時期が管理されています。個人の判断でInsiderへの参加や機能の強制有効化を行わず、管理者へ「現在のビルド」「残量は見えるがスイッチがない」など、確認できた状況を伝えます。

常時表示できなくても、残量を数値で確認する方法

すぐに数値を知りたい場合は、タスクバーのバッテリーアイコンにマウスポインターを合わせます。表示されるヒントで残量を確認できます。タッチ操作では、[設定]→[システム]→[電源とバッテリー]を開くと確認しやすくなります。

外出前に確認したいなら、出発時の残量だけでなく、充電中の表示になっているかも見てください。ケーブルを挿していても、電源供給が足りない、接続が緩い、充電を制限しているなど、状況はさまざまです。

追加アプリを入れる前に、標準の表示とメーカーの電源管理機能で目的を満たせるか確認すると、残量表示が二重になるのを避けられます。この記事では、標準機能の代わりに未確認の常駐アプリや隠し機能の切り替えを勧めていません。

パーセント、充電上限、バッテリーの劣化は別の情報

タスクバーの「80%」は、その時点の充電残量の目安です。「購入時の容量の80%まで劣化している」という意味ではありません。また、残量だけから残り使用時間を正確に計算することもできません。画面の明るさ、動画再生、会議、周辺機器などで消費電力が変わるためです。

80%前後で充電が止まる場合は、スマート充電やメーカー独自のバッテリー保護が有効になっていないか確認します。Windowsのスマート充電では、電池アイコンにハートが表示されることがあり、満充電より低いところで充電を制限する場合があります。解除方法や一時的に100%まで充電する方法は、メーカーによって異なります。Microsoft:スマート充電

残量が急に減る、十分に残っている表示なのに電源が落ちるときは、常時表示のオン・オフでは改善しません。発生時の残量、使用していたアプリ、AC接続の有無を記録し、メーカーのバッテリー診断へ進めてください。

よくある質問

数字が見たいだけでもInsiderへの参加が必要ですか?

対応する製品版では不要です。まず[システム]→[電源とバッテリー]の標準設定を確認します。この目的だけでDevチャネルに移行する必要はありません。

100%を表示するには設定を変えるのですか?

表示スイッチは、今ある残量を数値で見せるだけです。100%にならない理由が充電上限の設定なら、メーカーの充電管理で確認します。バッテリーを保護する設定を、表示の不具合と取り違えないようにしましょう。

Bluetoothマウスやイヤホンの残量も出ますか?

タスクバーのPC用バッテリー表示とは別です。対応する周辺機器なら[設定]→[Bluetoothとデバイス]や、その機器のアプリで確認します。機器が残量を通知しない場合は表示されません。

パーセント表示をオンにすると、バッテリーは長持ちしますか?

表示をオンにするだけで駆動時間が延びるわけではありません。省電力にしたい場合は、画面の明るさやエネルギー節約機能など、消費電力に関係する設定を確認してください。Microsoft:バッテリーを節約する方法

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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