Microsoft 365 Copilotの会話・回答をリンク共有する方法|受信者の権限と安全な使い方

Microsoft 365 Copilotでは、会話全体を共有する「Session Sharing」と、回答1件だけを共有する「Response Sharing」が追加される予定です。どちらもリンクで共有でき、受信者は共有された内容を読み取り専用で確認できます。さらに、受信者はその内容を起点として、自分のCopilot Chatで続きを質問できます。送信者の元の会話を共同編集する機能ではありません。(Microsoft)

2026年7月20日時点では開発中で、一般提供は2026年8月が予定されています。ただし、ボタンの位置や正式な操作手順、社外ユーザーへの共有可否、リンクの失効・取り消し方法などはまだ公表されていません。現段階では、必要な回答だけをResponse Sharingで共有する運用を基本とし、提供開始後に自社テナントで権限や共有範囲を検証するのが安全です。ロードマップの日程は予定であり、変更される可能性があります。(Microsoft)

目次

Microsoft 365 Copilotの会話共有は2種類

Roadmap ID 562353では、Microsoft 365 Copilotの共有方法としてSession SharingとResponse Sharingの2種類が案内されています。違いは、リンクを開いた相手にどこまでの会話内容を見せるかです。(Microsoft)

項目Session SharingResponse Sharing
共有する内容Copilotとの会話セッション全体選択した回答1件
含まれる情報質問、追加指示、回答など一連の文脈共有対象として選んだ回答
受信者の表示読み取り専用読み取り専用
受信者による継続自分のCopilot Chatで続けられる自分のCopilot Chatで続けられる
向いている場面検討過程や質問の流れも伝える必要がある結論、要約、手順、表だけを伝えたい
情報開示の範囲広い狭い
実務上の推奨文脈が必要な場合に限定通常はこちらを優先

Session Sharingが適している場面

Session Sharingは、最終回答だけでは意図が伝わらず、質問や追加指示を含む会話の流れそのものを共有したい場合に適しています。

たとえば、次のようなケースです。

  • 複数の条件を追加しながら作成した企画案を共有する
  • 調査条件や前提を含めてレビューを依頼する
  • Copilotにどのような指示を与えたかも含めて引き継ぐ
  • 同僚が同じ文脈から別の観点で分析を続ける

一方、会話の途中に顧客名、ファイル名、社内事情、検討中の数値などが含まれていると、それらも共有対象になる可能性があります。Session Sharingを利用する前には、回答だけでなく、自分が入力したプロンプトも最初から最後まで確認することが重要です。

Response Sharingが適している場面

Response Sharingは、Copilotが生成した特定の回答だけを共有したい場合に適しています。

たとえば、次のような用途です。

  • 会議内容の要点だけを共有する
  • Copilotが整理した作業手順を渡す
  • 比較表やチェックリストだけを共有する
  • 長い会話から最終的な結論だけを伝える
  • 不要なプロンプトや試行錯誤を見せたくない

実務では、まずResponse Sharingで足りるかを判断し、回答だけでは前提が伝わらない場合に限ってSession Sharingを選ぶのが安全です。共有範囲を最小限にすることで、意図しない情報開示の可能性を抑えられます。

公式ロードマップで確認できる提供条件

2026年7月20日時点で、Roadmap ID 562353から確認できる提供条件は次のとおりです。(Microsoft)

項目公式情報
機能名Session and Response Sharing in M365 Copilot
Roadmap ID562353
状態In development(開発中)
一般提供予定2026年8月
提供リングGeneral Availability
対象クラウドWorldwide(Standard Multi-Tenant)
対象プラットフォームAndroid、Desktop、Mac、Teams and Surface Devices、Web
プレビュー時期記載なし
関連する詳細資料当該ロードマップ項目にはリンクの記載なし

iOSは対象プラットフォームに記載されていない

ロードマップの対象プラットフォームにはAndroidが記載されていますが、iOSは記載されていません。そのため、iPhoneやiPadでも同時に利用できるとは現時点では判断できません。

これはiOSで今後提供されないという意味ではありません。正式提供時のリリースノートやMicrosoft 365管理センターのメッセージセンターで、対象アプリとバージョンを確認する必要があります。

2026年8月になってもすぐ表示されるとは限らない

Microsoft 365 Copilotの機能は、テナント内の一部ユーザーから段階的に展開され、その後対象が拡大される場合があります。そのため、一般提供月が2026年8月であっても、8月1日にすべての組織、ユーザー、デバイスで利用できるとは限りません。(マイクロソフト ラーン)

次のような違いが生じる可能性があります。

  • 同じ組織でも利用できるユーザーと利用できないユーザーがいる
  • Web版では表示されるが、デスクトップアプリには表示されない
  • Androidには展開済みだが、ほかの端末にはまだ表示されない
  • 管理者向け通知が届いた後、実際の利用開始まで時間差がある

機能が表示されない場合は、アプリの再インストールやライセンス変更を急ぐのではなく、ロードマップ、リリースノート、メッセージセンターの順に展開状況を確認するのが適切です。

会話全体または回答1件をリンク共有する方法

正式な画面構成やボタン名はまだ公開されていません。以下は、ロードマップに記載されたSession SharingとResponse Sharingの動作に基づく基本的な利用手順です。(Microsoft)

基本的な共有手順

  1. Microsoft 365 Copilotで共有したい会話を開きます。
  2. 会話全体を共有するか、回答1件だけを共有するか決めます。
  3. 会話単位または回答単位の共有操作を開きます。
  4. Session SharingまたはResponse Sharingを選択します。
  5. 共有対象に不要な情報が含まれていないか確認します。
  6. 共有リンクを生成またはコピーします。
  7. Teams、Outlookなど、組織が許可している連絡手段でリンクを送ります。
  8. 受信者はリンクを開き、読み取り専用で内容を確認します。
  9. 必要に応じて、受信者は自分のCopilot Chatへ内容を引き継いで質問を続けます。

正式提供時には、共有アイコンの場所、メニュー名、共有先の指定方法などが変更される可能性があります。現在の個人向けMicrosoft Copilotや、ほかのMicrosoft 365アプリの共有画面を根拠に、ボタン位置やリンク設定を決めつけないようにしてください。

会話全体を共有する前に確認する範囲

Session Sharingでは、最終回答だけを見て判断してはいけません。少なくとも、次の範囲を確認します。

  • 最初に入力した質問
  • 途中で追加した条件
  • Copilotが生成したすべての回答
  • 人名、部署名、顧客名
  • ファイル名、サイト名、チーム名
  • 売上、予算、人件費などの数値
  • 未公開の計画や意思決定
  • メールや会議から引用された内容
  • パスワード、トークン、接続情報などの秘密情報

会話の途中に不要な情報が含まれている場合は、Session Sharingを使わず、必要な内容だけを含む回答を作り直してResponse Sharingを使う方が安全です。

受信者はどこまで操作できるか

公式ロードマップで明示されているのは、共有内容が読み取り専用で開かれ、受信者が自分のCopilot Chatで会話を続けられることです。(Microsoft)

受信者の操作現時点で確認できる内容
共有された内容を読む可能。読み取り専用で表示される
送信者の元の会話を編集するできない
送信者の会話に直接メッセージを追加するできない
共有内容を起点に質問を続ける可能。受信者自身のCopilot Chatで続ける
送信者の元の会話を削除するできない
元ファイルやメールを開く受信者が元から持つMicrosoft 365の権限に依存する
リンク作成後に追加された会話を見る未公表
リンクを別の人へ再共有する未公表
共有内容をダウンロード・エクスポートする未公表
社外ユーザーやゲストが開く未公表
匿名ユーザーが開く未公表
送信者がリンクを失効させる未公表
有効期限を設定する未公表

送信者の元の会話は共同編集されない

受信者が「続きを質問する」を選んでも、送信者の元の会話に書き込むわけではありません。共有された内容を出発点として、受信者自身のCopilot Chatに別の会話を作る形です。

したがって、受信者が追加質問をしたり、異なる指示で回答を作り直したりしても、送信者の会話内容は変更されません。受信者側で生成された回答も、送信者の元の会話へ自動的に反映されるものではありません。

閲覧と会話継続では利用条件が異なる可能性がある

共有リンクを閲覧するために必要なライセンスやアカウント条件は、現時点では公表されていません。

一方、共有内容から自分のCopilot Chatで会話を続けるには、受信者がCopilot Chatを利用できる必要があります。Microsoftの案内では、職場向けCopilot ChatはMicrosoft 365アカウントでのサインインと、対象となる法人向けまたは企業向けMicrosoft 365サブスクリプションが前提です。利用できる機能の範囲は、Microsoft 365 Copilotライセンスの有無などによって異なります。(マイクロソフト サポート)

そのため、送信者がMicrosoft 365 Copilotを利用できるからといって、すべての受信者が同じ機能で会話を継続できるとは限りません。

元ファイルの権限がない相手なら安全とは限らない

Microsoft 365 Copilotは、Microsoft 365の既存のID、ロール、アクセス権を利用します。原則として、ユーザーが閲覧権限を持たないSharePointファイル、OneDriveファイル、メールなどをCopilotが勝手に参照して表示するものではありません。(マイクロソフト ラーン)

ただし、元ファイルを開く権限と、共有されたCopilot回答を読む権限は別に考える必要があります。

たとえば、次のようなケースです。

  1. 送信者だけが閲覧できる人事資料をCopilotに要約させる
  2. Copilotの回答に社員名、評価、給与額が表示される
  3. 送信者がその回答をResponse Sharingで別の社員へ共有する
  4. 受信者は元の人事資料を開けない
  5. それでも、共有された回答本文に書かれた情報は読めてしまう

今回の機能は、Copilotが生成した内容そのものをリンクで共有する仕組みです。元資料へのリンクがアクセス拒否になるとしても、回答本文に機密情報が書かれていれば、その情報はすでに共有されています。

Microsoft 365のアクセス権が適切に設定されていることは重要ですが、それだけで共有する回答本文の安全性が保証されるわけではありません。

Session SharingとResponse Sharingの選び方

共有方法に迷った場合は、次の基準で判断すると安全です。

目的適した方法理由
結論や要点だけを伝えるResponse Sharing不要なプロンプトや途中回答を見せずに済む
手順や表をそのまま渡すResponse Sharing共有範囲を回答1件に限定できる
質問条件や検討過程も説明するSession Sharing一連の文脈を共有できる
相手に別の観点で分析を続けてもらうSession Sharing会話全体を起点にしやすい
複数人で文章を共同編集するCopilot Pages読み取り専用リンクより共同作業に適している
元データを正確に確認してもらう元のWord、Excel、PowerPoint、SharePointファイルを共有ファイル側の権限、版管理、更新内容を利用できる
機密性の高い情報を扱う原則として共有しないリンクの詳細な制御仕様が未公表のため

特別な理由がなければ、Response Sharingを標準、Session Sharingを例外とする社内ルールが分かりやすいでしょう。

安全にリンク共有するためのチェック項目

共有範囲を最小限にする

回答1件だけで目的を達成できる場合は、Session Sharingを使わないようにします。会話全体には、最終的な成果物には不要な質問、試行錯誤、ファイル名、社内用語が残っていることがあります。

AIの回答内容を検証する

Copilotの回答は、事実と異なる内容、古い情報、不完全な要約を含む可能性があります。Microsoftも、Copilotの出力を行動、共有、判断に利用する前に検証することを推奨しています。(マイクロソフト サポート)

最低限、次の点を確認します。

  • 人名、日付、金額、数量が正しいか
  • 出典と回答内容が一致しているか
  • 古いファイルを参照していないか
  • 推測を事実として書いていないか
  • 重要な条件や例外が抜けていないか
  • 受信者が誤解する表現になっていないか

機密情報と個人情報を確認する

次の情報が含まれる回答は、安易にリンク共有しない方が安全です。

  • 個人情報や人事評価
  • 顧客の契約情報
  • 未公開の売上や予算
  • 法務相談や訴訟関連情報
  • 医療・健康情報
  • パスワードやAPIキー
  • システム構成や脆弱性情報
  • 買収、組織変更、製品発表などの未公開情報

必要な場合は、固有名詞や数値を除いた回答を改めて生成し、内容を確認してから共有します。

リンク転送を防げると決めつけない

社外共有、匿名アクセス、再共有、リンクの有効期限などの仕様は、2026年7月20日時点では公表されていません。

正式な管理資料が公開されるまでは、「リンクを受け取った本人だけが開ける」「転送しても別の人は開けない」「一定期間で自動的に失効する」といった前提で運用しないことが重要です。

共有時に説明を添える

リンクだけを送るのではなく、次の情報を一緒に伝えます。

  • 何のために共有したのか
  • 会話全体か回答1件か
  • Copilotが生成した内容であること
  • 人が確認済みか、未確認か
  • どの時点の情報か
  • 受信者に求める対応

たとえば、次のように記載します。

2026年7月20日時点のプロジェクト資料を基にCopilotが作成した要約です。数値は元資料と照合済みです。回答1件のみを共有しています。

これだけでも、受信者がAI生成内容を確定情報と誤解するリスクを抑えられます。

管理者が一般提供前に準備すべきこと

Microsoft 365 Copilotでは、既存のID管理、アクセス権、暗号化、秘密度ラベル、保持、監査、管理者設定など、Microsoft 365の保護機能が利用されます。ただし、Session SharingとResponse Sharingのリンクに各制御が具体的にどう適用されるかは、まだ詳細が公表されていません。(マイクロソフト ラーン)

社内の共有ルールを決める

少なくとも、次の内容を一般提供前に決めておきます。

  • 原則はResponse Sharingとする
  • Session Sharingを利用できる業務を定める
  • 共有してはいけない情報を明文化する
  • 社外共有の可否を定める
  • TeamsやOutlookなど、利用可能な送信経路を指定する
  • 誤共有時の報告先と対応手順を決める
  • AI回答の確認責任が共有者にあることを周知する

小規模なパイロットで確認する

機能がテナントへ展開されたら、すぐに全社利用を開始するのではなく、少人数で次の項目を確認します。

確認項目確認する内容
リンクの対象者組織内限定、特定ユーザー、ゲストなどを選べるか
認証サインインが必須か
ライセンス閲覧と会話継続に必要なライセンスは何か
社外共有ゲストや外部テナントで開けるか
再共有受信者がリンクを転送・再共有できるか
有効期限期限を設定できるか
取り消し発行済みリンクを無効にできるか
更新範囲リンク作成後の追加メッセージも表示されるか
監査共有、閲覧、取り消しを監査ログで確認できるか
情報保護秘密度ラベル、DLP、保持ポリシーがどう動作するか
モバイルAndroid、Mac、Webなどで同じ動作になるか

正式な仕様が確認できない項目については、安全側の前提で運用します。たとえば社外共有の可否が分からない段階では、機密情報を含むリンクを発行しないといった対応が必要です。

既存のアクセス権も見直す

共有機能だけでなく、SharePoint、OneDrive、Teamsのアクセス権も確認します。

Copilotは、ユーザーがすでにアクセスできるMicrosoft 365の情報を基に回答を生成します。組織内で「全員」や広範なグループへ必要以上の権限が付与されている場合、Copilotの利用によって既存の過剰共有が見つかりやすくなる可能性があります。(マイクロソフト ラーン)

特に、次の場所を優先して確認します。

  • 人事や給与に関するSharePointサイト
  • 経営会議や役員会のTeams
  • 全社員向け権限が残ったプロジェクトフォルダー
  • 退職者や異動者が所有する共有ファイル
  • 「リンクを知っている組織内ユーザー」で共有されたファイル
  • 古い機密資料が残るOneDrive共有フォルダー

機能がまだ表示されない場合の代替方法

2026年7月20日時点ではSession SharingとResponse Sharingは開発中です。機能が利用できない場合は、共有目的に応じて別の方法を選びます。

共同編集したい場合はCopilot Pagesを使う

Copilot Pagesでは、Copilotの回答をページへ移し、ページのリンクやコンポーネントとして同僚と共有できます。受信者は元のチャットセッションへアクセスせずに、ページ上で内容を確認・編集できます。

職場または学校アカウントでは、SharePointまたはOneDriveのストレージを利用できるユーザーであれば、Microsoft 365 Copilotライセンスを持たないユーザーを含めて共同作業できる場合があります。(マイクロソフト サポート)

次のような用途には、読み取り専用の会話リンクよりCopilot Pagesが適しています。

  • 議事録を複数人で修正する
  • 企画案へコメントや追記を行う
  • Copilotの回答を正式な資料へ整える
  • 内容を継続的に更新する
  • チャットの試行錯誤を見せず、成果物だけを共有する

正確性が重要な場合は元ファイルを共有する

数値、契約条件、手続きなどの正確な確認が必要な場合は、Copilotの回答だけではなく、元のWord、Excel、PowerPoint、SharePointページを適切な権限で共有します。

Copilotの回答は理解を助ける補助資料として使い、正式な根拠は元ファイルで確認できる状態にしておくことが重要です。

よくある疑問

受信者は送信者の会話を書き換えられますか

書き換えられません。共有内容は読み取り専用です。受信者が続きを質問する場合は、受信者自身のCopilot Chatで別の会話として継続します。(Microsoft)

回答1件だけを共有できますか

Response Sharingを利用して、1件のCopilot回答をリンク共有できる予定です。質問やほかの回答を見せる必要がない場合は、Session SharingよりResponse Sharingが適しています。(Microsoft)

社外ユーザーにも共有できますか

2026年7月20日時点では、社外ユーザー、ゲスト、匿名ユーザーに対する共有条件は公表されていません。正式な管理者向け資料が公開されるまでは、組織内共有を前提に準備し、機密情報を含むリンクを社外へ送らない方が安全です。

リンクを後から無効にできますか

リンクの取り消し、有効期限、アクセス対象者の変更方法はまだ公表されていません。正式提供後に自社テナントで確認が必要です。

受信者は元ファイルも閲覧できますか

Copilotの一般的なアクセスモデルでは、受信者が元から持っているMicrosoft 365の権限に依存します。共有リンクを受け取っただけで、SharePointやOneDriveの元ファイルに対する権限が自動的に追加されると考えるべきではありません。(マイクロソフト ラーン)

ただし、Copilotの回答本文に元ファイルの情報が書かれていれば、その回答を共有することで情報自体は相手へ伝わります。共有前には回答本文を必ず確認してください。

2026年8月になっても機能が表示されない場合はどうしますか

ロードマップの日程は予定であり、Microsoft 365の機能は段階的に展開される場合があります。Roadmap ID 562353、Microsoft 365 Copilotのリリースノート、管理センターのメッセージセンターを確認してください。(Microsoft)

共有範囲を絞り、正式仕様を確認してから展開する

Microsoft 365 CopilotのSession Sharingでは会話全体を、Response Sharingでは回答1件だけをリンク共有できます。受信者は共有内容を読み取り専用で確認し、自分のCopilot Chatで会話を続けられます。一方、送信者の元の会話を編集することはできません。(Microsoft)

実務では、まずResponse Sharingを選び、質問や検討過程まで必要な場合だけSession Sharingを使う方法が安全です。元ファイルのアクセス権だけに頼らず、共有される回答本文とプロンプトに機密情報が含まれていないか確認してください。

一般提供に備えて、次の3点から着手するとよいでしょう。

  1. Roadmap ID 562353を変更管理の確認対象へ追加する
  2. 「回答1件の共有を原則」とする社内ルールを決める
  3. 機能展開後、外部共有、リンク失効、監査、ライセンス条件を小規模に検証する

機能がまだ利用できない段階では、共同編集にはCopilot Pages、正確な情報共有には元のMicrosoft 365ファイルを利用することで、安全性と実用性を両立できます。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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