GitHub CopilotでMAI-Code-1-Flashを使用している場合は、2026年9月10日までにMAI-Code-1.1-Flashへ切り替える必要があります。旧モデルは同日、すべてのGitHub Copilot体験から廃止される予定です。モデルを削除する操作は不要ですが、旧モデルを明示指定しているワークフローや連携設定は事前に変更しなければなりません。(The GitHub Blog)
特にCopilot BusinessまたはCopilot Enterpriseでは、後継モデルを利用できるように管理者側のモデルポリシーを確認する必要があります。先にMAI-Code-1.1-Flashを有効化し、VS CodeやGitHub.comのモデル選択画面に表示されることを確認してから、利用者とワークフローを切り替えるのが安全です。
MAI-Code-1-Flash廃止で押さえておくべき結論
今回の変更点を整理すると、次のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 廃止対象 | MAI-Code-1-Flash |
| 廃止予定日 | 2026年9月10日 |
| 対象範囲 | すべてのGitHub Copilot体験 |
| 推奨される移行先 | MAI-Code-1.1-Flash |
| 利用者の対応 | モデル選択をMAI-Code-1.1-Flashへ変更 |
| ワークフローの対応 | 旧モデルを指定している設定や連携を変更 |
| 管理者の対応 | 代替モデルのポリシーを有効化して表示を確認 |
| 旧モデルの削除操作 | 不要 |
GitHubは、廃止日より前にワークフローと統合を新しいモデルへ更新するよう案内しています。廃止後の旧モデルはGitHub側で取り除かれるため、利用者が削除操作を行う必要はありません。(The GitHub Blog)
ただし、廃止後に旧モデルを明示指定した設定がどのようなエラーやフォールバック動作になるかは、廃止告知では細かく定められていません。自動的にMAI-Code-1.1-Flashへ置き換わることを期待せず、期限前に設定を変更してください。
また、告知には廃止時刻やタイムゾーンが記載されていません。日本時間の2026年9月10日まで使えると決めつけず、遅くとも9月9日までに本番環境の切り替えと確認を終える運用が安全です。
自分に必要な対応を利用形態別に判断する
MAI-Code-1-Flash廃止への対応は、GitHub Copilotの契約プランとモデルの選び方によって異なります。
| 利用形態 | 必要な対応 |
|---|---|
| Copilot Free、Copilot StudentでAutoのみ使用 | 明示的なモデル指定がないか確認する。手動選択はできないため、通常はAuto model selectionを利用する |
| Copilot Pro、Pro+、Maxで手動選択 | モデルピッカーからMAI-Code-1.1-Flashへ切り替える |
| Copilot Business、Enterpriseの利用者 | 管理者によるポリシー有効化後、モデルピッカーから切り替える |
| スクリプトや連携設定で旧モデルを指定 | 設定値を後継モデルへ変更し、動作テストを実施する |
| チームの標準モデルとして案内 | 手順書、研修資料、テンプレート、スクリーンショットを更新する |
| 使用状況が分からない | リポジトリ、管理画面、各クライアントのモデル選択を棚卸しする |
MAI-Code-1.1-Flashは、Copilot FreeとCopilot StudentではAuto model selection経由で利用対象になります。Copilot Pro、Pro+、Max、Business、Enterpriseでは、Autoに加えて手動選択にも対応します。(The GitHub Blog)
Auto model selectionを使用している場合、利用者が毎回MAI-Code-1.1-Flashを選ぶ必要はありません。ただし、Autoは利用可能なモデルの中から状況に応じて選択する仕組みであり、常にMAI-Code-1.1-Flashが使われるとは限りません。
MAI-Code-1.1-Flashは単なる名前変更ではない
MAI-Code-1.1-Flashは、MAI-Code-1-Flashの後継となる軽量コーディングモデルです。モデル名に「1.1」が追加されただけではなく、機能と応答特性も更新されています。
| 比較項目 | MAI-Code-1-Flash | MAI-Code-1.1-Flash |
|---|---|---|
| 位置付け | 廃止予定の軽量モデル | 推奨される後継軽量モデル |
| 画像理解 | 後継モデルほどのネイティブ対応は案内されていない | ネイティブな画像理解に対応 |
| コーディング品質 | 従来水準 | 改善 |
| 指示への追従 | 従来水準 | 改善 |
| ツール利用 | 従来水準 | 改善 |
| パフォーマンス | 従来水準 | 改善 |
| 廃止予定 | 2026年9月10日 | 廃止告知なし |
GitHubの発表では、MAI-Code-1.1-Flashに画像理解機能が追加され、コーディング品質、指示追従、ツール利用、パフォーマンスが改善されたと説明されています。(The GitHub Blog)
料金面でも、リリース時の案内ではMAI-Code-1-Flashよりリスト価格が73%低いとされています。現在の使用量ベース料金表でも、MAI-Code-1.1-Flashは旧モデルより低い単価に設定されています。ただし、実際の請求額は契約プラン、課金方式、使用量、AIクレジットの扱いによって変わるため、73%のコスト削減がそのまま請求額に反映されるとは限りません。(The GitHub Blog)
後継モデルは改善版ですが、同じプロンプトから同じ文章やコードが生成されることを保証するものではありません。移行作業は単純な名称変更ではなく、モデル更新として扱う必要があります。
MAI-Code-1-Flashを使用している箇所を棚卸しする
最初に、MAI-Code-1-Flashがどこで使われているかを洗い出します。モデル選択画面だけを確認して終わらせると、スクリプトや社内手順書に旧モデル名が残る可能性があります。
主な確認対象は次のとおりです。
- VS CodeやVisual StudioなどのCopilot Chat
- GitHub.com上のCopilot Chat
- Copilot CLI
- Copilot cloud agent
- GitHub Copilot app
- JetBrains IDE、Eclipse、Xcode
- GitHub Actionsや社内自動化の設定
- モデル名を固定しているスクリプトや統合
- プロンプトテンプレートや評価ツール
- 社内手順書、研修資料、FAQ
- 利用者向けの推奨モデル設定
Git管理しているファイル内を確認する場合は、リポジトリのルートで次のコマンドを実行できます。
git grep -n -i "MAI-Code-1-Flash"
ripgrepを利用できる環境では、隠しファイルも含めて検索できます。
rg -n -i --hidden --glob '!**/.git/**' 'MAI-Code-1-Flash'
検索結果がゼロでも、モデルを使用していないとは限りません。IDEのモデル選択、GitHubの管理画面、外部のワークフロー管理製品、Wikiやチケット管理システムなど、リポジトリ外の設定も確認してください。
また、見つかった文字列を一括置換するだけで完了扱いにするのは危険です。表示名と設定内部のモデル識別子が同じとは限らず、クライアントや統合方法によって指定形式が異なる可能性があります。実際に使用している製品のモデル選択画面や設定仕様に従って変更してください。
Enterprise管理者がMAI-Code-1.1-Flashを有効化する手順
Copilot BusinessまたはCopilot Enterpriseでは、利用者がモデルを選ぶ前に、管理者がMAI-Code-1.1-Flashへのアクセスを許可する必要があります。
MAI-Code-1.1-Flashのリリース告知では、BusinessおよびEnterprise向けのモデルポリシーは既定でオフと案内されています。利用者側に表示されるはずだと考えず、管理画面で明示的に確認してください。(The GitHub Blog)
Enterprise全体で有効化する
Enterprise ownerは、次の流れでモデルの利用可否を設定します。
- GitHub.comで対象のEnterpriseを開きます。
- 上部の「AI controls」を開きます。
- サイドバーから「Copilot」を選択します。
- 「Configure models」を開きます。
- モデル一覧から「MAI-Code-1.1-Flash」を探します。
- Enterprise全体で利用させる場合は「Enabled for everyone」を選択します。
- Organization単位で管理する場合は、Organizationへの委任を選択します。
- 設定を保存し、実際の利用者アカウントで表示を確認します。
Enterprise ownerは、モデルを全員に対して有効化または無効化できます。また、OrganizationやEnterprise teamへ判断を委任する設定も可能です。(GitHub Docs)
Organization単位で有効化する
Enterprise側からモデル設定がOrganizationへ委任されている場合は、Organization ownerが次の設定を行います。
- GitHub.com右上のプロフィール画像を選択します。
- 「Organizations」を開きます。
- 対象のOrganizationを選択します。
- 「Settings」を開きます。
- サイドバーの「Copilot」を選択します。
- 「Models」を開きます。
- MAI-Code-1.1-Flashのメニューから「Enabled」を選択します。
Enterprise側で「Disabled」が強制されているモデルは、Organization側から有効化できません。その場合はEnterprise ownerに設定変更を依頼する必要があります。(GitHub Docs)
モデル設定の状態を正しく読み取る
管理画面の表示によって、追加対応が必要かどうかが変わります。
| 表示される状態 | 意味と対応 |
|---|---|
| Enabled for everyone | Enterprise全体で利用可能 |
| Disabled for everyone | 利用不可。移行前に設定変更が必要 |
| Delegate to Organizations | 各Organizationで有効化が必要 |
| Delegate to Default Policy | 既定ポリシーを継承。既定値が無効なら利用できない |
| EnabledまたはDisabledが固定表示 | Enterpriseが強制しており、Organization側では変更できない |
現行のモデル管理には、未設定の一般提供モデルを既定で有効または無効にする「Default availability」の仕組みもあります。移行期限が決まっているため、継承結果に任せるのではなく、MAI-Code-1.1-Flashの状態を明示的に確認することが重要です。(GitHub Docs)
利用者がMAI-Code-1.1-Flashへ切り替える手順
管理者によるアクセス許可が完了したら、利用者側でモデルを変更します。
VS Codeで切り替える
- Visual Studio CodeとGitHub Copilot関連の拡張機能を更新します。
- GitHub Copilot Chatを開きます。
- 新しいチャットを開始します。
- モデル選択メニューを開きます。
- 「MAI-Code-1.1-Flash」を選択します。
6.普段使用しているプロンプトを入力し、応答を確認します。 - コードを生成した場合は、ビルド、テスト、Lintを実行します。
古いバージョンのIDEや拡張機能では、新しいモデルが表示されない場合があります。GitHubのドキュメントでも、利用可能なモデルはプラン、使用クライアント、OrganizationやEnterpriseの制限によって変わると案内されています。(GitHub Docs)
GitHub.comで切り替える
- GitHub.comでCopilot Chatを開きます。
- モデル選択メニューを開きます。
- 「MAI-Code-1.1-Flash」を選択します。
- 対象リポジトリを参照する質問を実行します。
- モデル名がMAI-Code-1.1-Flashとして表示されていることを確認します。
GitHubは、管理者による確認方法として、個人のCopilot設定で対象モデルのポリシーを確認したうえで、VS CodeとGitHub.comのCopilot Chatモデル選択欄に表示されることを確認するよう案内しています。(The GitHub Blog)
その他のクライアントも確認する
MAI-Code-1.1-Flashは、次のCopilot体験でモデル選択に対応すると案内されています。
- Copilot CLI
- Copilot cloud agent
- GitHub Copilot app
- GitHub.comのCopilot Chat
- Visual Studio Code
- Visual Studio
- GitHub Mobile
- JetBrains IDE
- Eclipse
- Xcode
複数の開発環境を併用している組織では、VS Codeだけで確認を終えないようにしてください。利用者が実際に使用しているクライアントごとに確認する必要があります。(The GitHub Blog)
ワークフローと統合設定を切り替える
モデル名を固定したワークフローや統合では、利用者がモデルピッカーを変更しただけでは移行できません。
次の順序で変更します。
- MAI-Code-1-Flashを指定している設定を特定します。
- 使用しているクライアントや統合の仕様を確認します。
- 正式に提供されている方法でMAI-Code-1.1-Flashを指定します。
- 開発環境または検証環境で動作させます。
- エラー処理、タイムアウト、出力形式を確認します。
- 本番環境へ反映します。
- 変更履歴にモデル移行を記録します。
モデル名の変更と同時に、次のような固定条件も確認してください。
- 応答を特定のJSON形式で受け取る処理
- コードブロックの抽出処理
- 特定の文言を前提とした正規表現
- 応答文字数や処理時間を前提とするタイムアウト
- ツール呼び出し回数の上限
- 生成コードの自動実行処理
- AIクレジットや利用量の監視条件
モデルが変わると、意味は同じでも文章の構造、コードブロックの数、説明の詳しさなどが変わる可能性があります。生成結果の文字列が以前と完全一致することを前提にした処理は見直してください。
移行テストでは同じ文章ではなく成果物を比較する
生成AIモデルの移行テストでは、旧モデルと新モデルの回答文を一字一句比較しても、実務上の品質を正しく判定できません。
代表的な業務を5件から10件程度選び、次の基準で確認します。
| テスト項目 | 合格基準の例 |
|---|---|
| コード生成 | ビルドが成功し、既存テストを通過する |
| リファクタリング | 外部仕様を変更せず、対象範囲だけが修正される |
| バグ修正 | 再現テストが失敗から成功へ変わる |
| 指示追従 | 使用言語、変更禁止ファイル、出力形式を守る |
| リポジトリ理解 | 存在しない関数やファイルを前提にしない |
| エージェント処理 | 意図しないファイル変更やコマンド実行がない |
| ツール利用 | 必要なツールを適切な順序で使用する |
| 画像入力 | スクリーンショットや図の内容を正しく理解する |
| 応答速度 | チームの許容範囲内で完了する |
| 利用量 | 想定する予算やAIクレジット内に収まる |
例えば「このコードを改善してください」という曖昧なプロンプトだけでは、モデル間の違いを判断しにくくなります。次のように合格条件まで指定すると比較しやすくなります。
この関数をリファクタリングしてください。
条件:
- 公開APIの引数と戻り値は変更しない
- 新しい外部ライブラリを追加しない
- 既存の単体テストをすべて通す
- 変更理由を3項目以内で説明する
テストでは生成された説明文よりも、ビルド結果、テスト結果、変更差分、セキュリティチェックといった検証可能な成果物を重視してください。
画像理解を使う場合は情報管理ルールも確認する
MAI-Code-1.1-Flashでは、画像を理解するネイティブな機能が追加されています。画面キャプチャ、エラー画面、設計図、UIモックアップなどを入力して開発支援に使える可能性があります。(The GitHub Blog)
一方で、画像には次のような情報が入り込みやすいため注意が必要です。
- 顧客名や個人情報
- アクセストークンやAPIキー
- 社内URL
- メールアドレス
- ソースコード以外の業務情報
- 管理画面の権限情報
- 通知領域や別ウィンドウに表示された機密情報
新機能が利用可能になったからといって、すべての画像を入力してよいわけではありません。スクリーンショットを利用する場合は、不要部分を切り取り、機密情報をマスキングし、組織の生成AI利用ルールに従ってください。
データのホスティング先は大きく変わらない
MAI-Code-1-FlashとMAI-Code-1.1-Flashは、どちらもMicrosoftのファーストパーティモデルであり、GitHubのテナント内にあるAzure上でホストされます。そのため、今回の移行はMicrosoftモデルから別の外部プロバイダーへ切り替わる変更ではありません。(GitHub Docs)
GitHubは、Copilot BusinessおよびCopilot Enterpriseの顧客データをAIモデルの学習に使用しないと説明しています。また、入力と出力には、適用される場合の公開コード一致確認や有害コンテンツ向けのCopilotフィルターが引き続き適用されます。(GitHub Docs)
ただし、新しいモデルを社内の承認済みモデル一覧へ追加する必要がある組織では、ホスティング先が同じでも変更管理を省略すべきではありません。モデル名、機能、料金、画像入力の可否を記録し、必要に応じて情報セキュリティ部門へ確認してください。
MAI-Code-1.1-Flashが表示されない場合の確認ポイント
モデルポリシーを有効化してもMAI-Code-1.1-Flashが表示されない場合は、次の順番で切り分けます。
| 症状 | 主な確認ポイント |
|---|---|
| モデル一覧にまったく表示されない | EnterpriseまたはOrganizationのモデルポリシー |
| Autoしか選べない | Copilot FreeまたはStudentではないか |
| 管理者には見えるが一般利用者には見えない | Copilotライセンス、適用Organization、ポリシー対象範囲 |
| GitHub.comでは見えるがIDEでは見えない | IDE、拡張機能、プラグインの更新状況 |
| Organization側の設定を変更できない | Enterprise側で有効・無効が強制されていないか |
| 別の利用者だけ表示されない | サインイン中のGitHubアカウントとライセンス付与先 |
| ポリシー設定後も一覧が変わらない | IDEの再読み込み、再サインイン、新規チャットでの確認 |
モデルの利用可否は、契約プラン、利用クライアント、EnterpriseまたはOrganizationの制限によって決まります。まず管理者アカウントだけでなく、実際にCopilotライセンスを付与されている一般利用者のアカウントで確認してください。(GitHub Docs)
Enterprise側の設定を最初に確認する
Organizationで「Enabled」を選択できない場合は、Enterpriseがモデルを無効化している可能性があります。Enterpriseの設定はOrganizationより上位にあるため、Organization ownerだけでは解決できません。(GitHub Docs)
使用中のアカウントを確認する
個人アカウント、会社アカウント、複数のOrganizationを使い分けている場合、想定と異なる契約元のポリシーが適用されることがあります。モデルが表示されない利用者には、次の点を確認してもらいます。
- どのGitHubアカウントでサインインしているか
- Copilotライセンスがどこから付与されているか
- 対象Organizationのメンバーになっているか
- 対象Enterpriseのポリシーが適用されているか
クライアントを更新する
GitHubのドキュメントでは、一部の新しいモデルについて、IDEやCopilot拡張機能の最低バージョンが必要になる場合があると説明されています。MAI-Code-1.1-FlashがGitHub.comには表示されるのにIDEには表示されない場合は、IDEとCopilot関連プラグインを更新してください。(GitHub Docs)
移行時に失敗しやすいポイント
旧モデルが自動削除されるので何もしなくてよいと考える
不要なのは、廃止後の旧モデルを削除する操作だけです。ワークフローや統合設定の切り替えは必要です。
管理者アカウントだけで確認する
管理者自身には別のライセンスやポリシーが適用されている場合があります。実際の開発者アカウントでもモデル選択欄を確認してください。
モデル名を一括置換してテストしない
モデル出力の構造や詳しさが変わる可能性があります。設定の変更後は、代表的なプロンプトと自動テストを実行してください。
VS Codeだけを確認する
Copilot CLI、GitHub.com、JetBrains IDE、Visual Studioなどを併用している場合、各クライアントで確認が必要です。
Default availabilityだけに任せる
既定ポリシーが無効になっていると、未設定モデルは利用できません。期限が決まっているモデル移行では、MAI-Code-1.1-Flashの状態を明示的に確認してください。
新旧モデルの回答文を完全一致で比較する
生成AIの出力は一定ではありません。文字列の一致ではなく、コードの正しさ、テスト結果、指示への準拠を評価してください。
画像理解機能を無条件に利用可能にする
スクリーンショットには機密情報が含まれやすいため、画像入力に関する社内ルールも併せて整備してください。
廃止日までに行うチェックリスト
- [ ] MAI-Code-1-Flashを使用している利用者とチームを特定した
- [ ] リポジトリ内で旧モデル名を検索した
- [ ] 外部ワークフローや統合設定を確認した
- [ ] Enterpriseのモデルポリシーを確認した
- [ ] 必要なOrganizationでMAI-Code-1.1-Flashを有効化した
- [ ] 一般利用者のアカウントでモデル表示を確認した
- [ ] VS CodeとGitHub.comの両方で確認した
- [ ] 使用中のその他のCopilotクライアントも確認した
- [ ] 代表的な業務プロンプトで回帰テストを実施した
- [ ] ビルド、テスト、Lint、セキュリティチェックを通過した
- [ ] 社内手順書と研修資料を更新した
- [ ] 利用者へ切り替え期限を通知した
- [ ] 廃止後の問い合わせ担当者を決めた
MAI-Code-1-Flash廃止に関するよくある疑問
MAI-Code-1-Flashを手動で削除する必要はありますか
必要ありません。GitHubは、廃止後の旧モデルを取り除くための利用者側の操作は不要と案内しています。必要なのは、廃止前に利用設定とワークフローを後継モデルへ切り替えることです。(The GitHub Blog)
Auto model selectionを使っていれば何もしなくてよいですか
モデルを明示指定していない個人利用者では、手動変更の必要性は比較的小さくなります。ただし、社内ワークフロー、プロンプトテンプレート、手順書などに旧モデル名が固定されていないかは確認してください。
Copilot FreeとCopilot Studentでは、MAI-Code-1.1-FlashはAuto model selection経由で提供されます。(The GitHub Blog)
Copilot Businessでも管理者設定が必要ですか
必要です。リリース告知では、Copilot BusinessとCopilot Enterpriseの管理者がCopilot設定でMAI-Code-1.1-Flashのポリシーを有効化する必要があると案内されています。(The GitHub Blog)
移行後も同じプロンプトを使えますか
基本的には既存プロンプトを引き続き利用できます。ただし、回答の詳しさ、コードの構造、ツール利用の判断などが変わる可能性があります。業務で重要なプロンプトは、移行前後で機能テストを実施してください。
MAI-Code-1.1-Flashへ変えると必ず料金が安くなりますか
リスト価格は旧モデルより低く設定されていますが、実際の支払額は契約方式や利用量によって変わります。モデル単価だけでなく、AIクレジット、リクエスト数、出力トークン量も確認してください。(The GitHub Blog)
MAI-Code-1-Flashを廃止後も互換性のために残せますか
GitHubは、2026年9月10日にすべてのGitHub Copilot体験から廃止すると案内しています。OrganizationやEnterpriseの設定で旧モデルだけを延命できるとは案内されていないため、継続利用を前提にせず移行してください。(The GitHub Blog)
MAI-Code-1.1-Flashへの移行はポリシー確認から始める
MAI-Code-1-Flashは2026年9月10日に廃止されるため、旧モデルを指定したワークフローはMAI-Code-1.1-Flashへ変更する必要があります。
個人利用者はモデル選択を切り替え、BusinessまたはEnterpriseの管理者は先にモデルポリシーを有効化してください。その後、管理者自身ではなく実際の利用者アカウントで、VS CodeやGitHub.comのモデル選択欄にMAI-Code-1.1-Flashが表示されることを確認します。
最後に、既存プロンプトをそのまま送信して終わらせず、生成コードのビルド、テスト、指示への準拠、ツール利用、処理時間まで検証します。旧モデルの削除作業は不要ですが、設定、ワークフロー、手順書に残った旧モデル名は、廃止日前に取り除いておくことが重要です。

コメント