Microsoft Edgeのコレクションが消えた理由|Edge 149で廃止後にデータを移行する方法

結論:2026年7月時点で、Microsoft Edgeのコレクションは設定不具合ではなく廃止済みです。Edge 145から新規項目を追加できなくなり、2026年6月4日公開のEdge 149以降ではコレクション自体が利用できません。移行画面が残る旧バージョンでは「お気に入りに移動」や職場・学校アカウント向けのエクスポートを使い、個人用Microsoftアカウントでは同じアカウントでBing Savesも確認します。URL以外の画像やメモはお気に入りへの一括移行対象外なので、表示できる間に個別保存が必要です。 最新の画面名や提供条件は更新で変わるため、以下の順番で確認してください。

目次

最初に確認するポイント

症状・条件主な原因最初の確認
Edge更新後、すべてのプロファイルからコレクションボタンが消えたEdge 149以降ではコレクションが利用できなくなったため、仕様どおりの可能性が最も高いです。edge://settings/helpを開いてバージョンを確認します。149以上なら外観設定や再インストールでボタンを復活させる問題ではありません。
コレクションは開けるが新しいページを追加できないEdge 145から始まった段階的廃止の状態です。既存項目は一時的に見えても、新規追加はサポートされません。コレクションパネルに廃止通知、「お気に入りに移動」、「データをエクスポート」などの案内が出ていないか確認します。
お気に入りへ移動したが、画像やメモが見つからないMicrosoftの一括移行でお気に入りへ移るのは保存したWebページのURLだけで、画像、メモ、その他の非ページ項目は含まれません。移行前の端末や旧バージョンでまだコレクションを表示できるなら、画像とメモを個別に保存します。
個人用Microsoftアカウントの過去コレクションを探したい個人用アカウントの既存コレクションはBing Savesで確認できる場合がありますが、別アカウントで開くと表示されません。Edgeでコレクションを使っていたのと同じ個人用Microsoftアカウントでhttps://www.bing.com/savesへサインインします。
職場・学校アカウントでエクスポートが見つからない移行期間やEdgeバージョン、組織の管理状態によって表示が異なり、Edge 149以降では機能そのものが利用できません。旧端末や更新前バックアップがあるか確認し、組織管理者へアカウント種別、Edgeバージョン、廃止通知の有無を伝えます。
Edge 148以前なのにコレクションへアクセスできない段階的廃止に加え、管理対象環境ではEdgeCollectionsEnabledポリシーが無効の可能性があります。edge://policyでEdgeCollectionsEnabledを確認します。ただし、このポリシーを有効にしてもEdge 149以降の廃止を取り消すことはできません。

安全な対処手順

1. まずEdgeのバージョンを確認する

アドレスバーにedge://settings/helpと入力し、Edgeのバージョンを確認します。149以降ならコレクションが消えたのは公式の廃止によるもので、外観設定、キャッシュ削除、プロファイル再作成では戻りません。145から148では新規追加が停止された移行段階の可能性があります。

  1. Edge 149以降: コレクションは利用不可
  2. Edge 145~148: 新規追加不可で、移行案内が残る場合がある
  3. Edge 144以前: 管理ポリシーや旧設定も確認対象だが、更新を止め続けない
edge://settings/help

注意:コレクションを復活させる目的で古いEdgeへダウングレードしたり、自動更新を無効化し続けたりしないでください。セキュリティ更新を失う危険があります。

2. 移行画面が見える場合は先にデータを退避する

移行期間のEdgeでコレクションをまだ開ける場合は、通知にある「お気に入りに移動」を使って保存ページを移します。職場・学校アカウントで「データをエクスポート」が表示される場合は、バックアップも作成します。移行を始める前に、URL以外の画像やメモを個別に保存してください。

  1. 画像は元のページまたは許可された保存先へ個別保存する
  2. メモはOneNoteや組織で許可されたメモ先へコピーする
  3. Webページは「お気に入りに移動」でフォルダー化する
  4. 職場・学校アカウントはエクスポートファイルを組織ルールに沿って保管する

注意:お気に入りへの一括移行に画像とメモは含まれません。移行完了表示だけを見て元データを削除しないでください。

3. 個人用アカウントはBing Savesを確認する

個人用Microsoftアカウントで使っていたコレクションは、同じアカウントでBing Savesにサインインすると確認できる場合があります。複数のMicrosoftアカウントを持っている場合は、Edgeでコレクションを作成したプロフィールのメールアドレスと一致しているかを確認します。

  1. Edgeの旧プロフィールで使っていたメールアドレスを確認する
  2. 同じ個人用MicrosoftアカウントでBing Savesを開く
  3. 必要なURLをお気に入りへ整理し直す
https://www.bing.com/saves

注意:職場・学校アカウントのデータを個人用Bing Savesへ無断で移さないでください。機密情報は組織の保存先と規程に従います。

4. 移行後のお気に入りを確認して整理する

Edgeの「お気に入り」を開き、コレクション名に対応するフォルダーとURL件数を確認します。お気に入りページでは右クリックの「名前で並べ替え」を利用できます。重要なページを数件開いてリンク切れがないか確認し、同期を使う場合は正しいプロファイルでお気に入り同期を有効にします。

  1. 移行元コレクションとフォルダー数を照合する
  2. 重要なURLを実際に開いて確認する
  3. 必要に応じてフォルダー名を整理する
  4. 別端末で使う場合はお気に入り同期を確認する
edge://favorites/

注意:同期中のフォルダーを削除すると、ほかの同期端末からも消えることがあります。重複整理はバックアップ確認後に行ってください。

5. 旧バージョンだけの問題なら管理ポリシーを確認する

Edge 148以前の管理端末で、廃止移行とは別にコレクションが使えない場合は、edge://policyでEdgeCollectionsEnabledを確認します。無効なら管理者の制御です。ただし公式ポリシー文書が残っていても、Edge 149以降で廃止された機能を復活させる手段ではありません。

  1. EdgeCollectionsEnabledの値と適用元を確認する
  2. 管理対象なら変更理由を添えて管理者へ相談する
  3. Edge 149以降では移行・代替手段へ切り替える
edge://policy

注意:レジストリでEdgeCollectionsEnabledを追加しても、廃止済みバージョンの機能は安全に復元できません。非公式フラグや旧バイナリを使わないでください。

よくある質問

コレクションボタンを外観設定でオンにすれば戻りますか?

Edge 149以降では戻りません。2026年6月4日公開のEdge 149以降でコレクション自体が利用できなくなったためです。Edge 148以前の管理端末ではポリシーの影響もあり得ますが、現行版ではボタン復旧よりデータ移行を優先してください。

お気に入りへ移動すれば、画像やメモも全部残りますか?

残るのは保存したWebページのURLです。Microsoftの案内では、画像、メモ、その他のページ以外の項目は一括移行に含まれません。まだ旧画面を開ける端末がある場合は、画像とメモを先に個別保存してからURLをお気に入りへ移してください。

個人用と会社用のコレクションはどこで確認できますか?

個人用Microsoftアカウントでは、同じアカウントでBing Savesにアクセスすると既存コレクションを確認できる場合があります。職場・学校アカウントでは移行期間中にエクスポートが提供される場合がありますが、組織ポリシーとバージョンの影響を受けるため、見つからなければ管理者へ相談してください。

公式情報

画面や仕様が異なる場合は、利用中の製品・契約・管理ポリシーを確認したうえで公式情報を参照してください。

まとめ

原因を一つずつ切り分け、変更前の状態と結果を記録しながら進めることが重要です。操作後は同じ症状が再発しないか確認し、組織管理の端末ではポリシー変更を管理者へ確認してください。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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