Edgeのコレクションが消えた原因は?機能終了後の保存データ確認と移行先

Edgeのコレクションが消えた場合、現在は更新の不具合だけでなく、機能の提供終了を先に確認してください。Microsoftは、2026年6月4日公開のEdge 149からコレクションを利用できなくしたと案内しています。設定のトグル、同期、修復で元の機能が必ず戻るという対処ではありません。

2026年10月19日にMicrosoftのコレクション終了案内を確認しました。本記事では、保存したリンクやメモの所在を確認し、これ以上データを失わないための手順を説明します。

目次

最初に確認すること:機能終了とデータ消失を分ける

  • Edgeの「…」→「ヘルプとフィードバック」→「Microsoft Edgeについて」でバージョンを確認します。
  • 以前保存した時のプロファイルとアカウントの種類(個人/職場・学校)を確認します。
  • アイコンがないのか、保存済みのページが見つからないのかを分けます。機能がなくなったことだけで、保存内容がすべて消去されたとは断定できません。
  • 確認前にプロファイルを削除したり、同期データをリセットしたりしないでください。

個人用Microsoftアカウントの場合:Bing Savesを確認

公式案内では、個人用アカウントの保存済みコレクションの確認先としてBing Savesを示しています。以前コレクションを保存したのと同じ個人用アカウントで確認します。

  • アドレスがbing.comの公式ページであることを確認します。
  • 表示中のアカウントを確かめ、保存時と異なる場合は正しいアカウントへ切り替えます。
  • 見つかったリンクを開き、必要な内容が残っているか確認します。
  • 見つからない場合は、使っていた別の個人用プロファイルや、事前に移行したお気に入りフォルダーを確認します。

アカウントが違えば別の保存内容が表示されます。アカウント名が似ていることだけで同一と判断しないでください。Bing Savesを開けば全項目が必ず戻るという保証ではなく、確認先の一つです。見つかった情報を保存し直す場合も、業務データは組織が認めた保存先を使ってください。

職場・学校用アカウントの場合:移行済みデータと管理者へ確認

公式ページに残っている移行期の案内では、職場・学校用アカウント向けにデータのエクスポート、保存ページのお気に入りへの移動が説明されています。ただしEdge 149以降でも、その旧画面やエクスポートボタンが必ず使えるという意味ではありません。

  • すでに移動したお気に入りフォルダーや、以前エクスポートしたファイルがないか確認します。
  • 組織で使っていたプロファイル、端末、保存した時期を整理して管理者へ相談します。
  • 個人用Bing Savesへ業務資料を移して制限を回避することは避けます。
  • バックアップがある場合も、元データに上書きせず保全し、承認された方法で確認します。

お気に入りへ移したのにメモや画像がない場合

Microsoftが案内したお気に入りへの移行対象はWebページのURLで、画像やメモなどは含みません。リンクが戻ったことを、コレクション内の全内容が復元できた証拠にはできません。移行前に別途保存したメモやエクスポートも探してください。

お気に入り、タブグループ、ワークスペースは、保存対象と用途がコレクションと異なります。見た目が似た項目へ切り替わっていても、自動的にメモまで引き継がれたと考えないようにします。今後のURL整理にはお気に入り、メモ保存には用途に合う承認済みのノートを使い、必要な項目を個別に確認します。

同期・修復・flagsで復元しようとする前に

同期は、変更を別端末にも反映する仕組みであり、削除前の状態へいつでも戻せるバックアップとは異なります。同期をオンにしただけで、終了した機能や失われた内容を再作成できるとは限りません。

  • プロファイルを削除する前に、保存内容と既存のバックアップを確認します。
  • edge://flagsで未知の項目をEnabledにしたり、全フラグを一括リセットしたりして復元を狙わないでください。
  • Edgeの修復や再インストールは、終了したコレクション機能を再提供するものではありません。
  • 古いEdgeへダウングレードしたり、セキュリティ製品や会社のポリシーを解除したりする方法は推奨しません。

管理者・サポートへ伝える情報

  • Edgeのバージョン、OS、最後にコレクションを確認できた日。
  • 個人用か職場・学校用か、当時使用したプロファイル。
  • Bing Saves、お気に入り、以前のエクスポートのどこまで確認したか。
  • 見つからないのがURLか、画像か、メモか。

パスワード、認証コード、回復キー、プロファイルフォルダー全体は公開フォーラムへ添付しないでください。ローカルのUser Dataフォルダーを丸ごと別環境にコピーしても、アカウントや暗号化の違いで使えるとは限りません。復旧のための上書きを試す前に、残っている元データを保全します。

よくある質問

Windows 11を更新したせいですか?
更新の直後に気付いても、それだけでWindowsの不具合とはいえません。Edge側の提供終了とバージョンを先に確認します。

ショートカットや非表示設定で戻せますか?
終了後のEdgeでコレクションを再有効化する手順としては案内できません。旧バージョン向けの説明を繰り返すより、保存済み内容の確認へ進んでください。

個人用アカウントでエクスポートが見つかりません。
公式では個人用はBing Saves、職場・学校用は移行期のエクスポートという違いがあります。同じ操作が全アカウントで使えるわけではありません。

まとめ:元機能の復活ではなく、保存データの所在を確認する

現在のEdgeでは、コレクションのアイコンがないことを故障と決めつけないでください。個人用は同じアカウントのBing Saves、職場・学校用は移行済みのお気に入りやエクスポートを確認します。URLとメモ・画像は別に確認し、プロファイル削除や同期リセットを先に行わず、残るデータを保全して相談してください。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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