Edgeモバイル151.0.4129.59の更新方法|Android・iOSのセキュリティ修正を解説

Microsoft Edge for Android/iOSのバージョン151.0.4129.59は、2026年8月4日に公開されたセキュリティ更新を含む修正版です。Microsoftは、このバージョンにChromiumプロジェクトの最新セキュリティ更新が含まれると案内しています。利用者はGoogle PlayまたはApp Storeを開き、151.0.4129.59以降へ更新してください。(Microsoft Learn)

ただし、151.0.4129.59を指定して探す必要はありません。すでに新しいバージョンが配信されている場合は、アプリストアに表示される最新版へ更新するのが適切です。2026年9月2日時点では、Android/iOS向けに後継版の152.0.4191.53も公開されています。(Microsoft Learn)

目次

Android・iOS版Edge 151.0.4129.59のセキュリティ更新

Edgeモバイル151.0.4129.59の概要は次のとおりです。

項目内容
対象Android版、iOS版Microsoft Edge
公開日2026年8月4日
更新の基準151.0.4129.59以降
主な目的Chromiumプロジェクトのセキュリティ更新の反映
その他の変更不具合修正、パフォーマンス改善、認証関連SDKの更新
更新方法Google PlayまたはApp Storeから更新

Microsoftのセキュリティリリースノートでは、Android版とiOS版の151.0.4129.59に、Chromiumプロジェクトのセキュリティ更新が組み込まれたことが明記されています。モバイル版のリリースノートでも、各種不具合とパフォーマンス問題を修正したと説明されています。(Microsoft Learn)

151.0.4129.59で変更された主な内容

セキュリティ更新以外にも、企業アカウントやPDF、Copilot Chatなどに関係する修正が含まれています。

対象主な変更
Android/iOS共通OneAuth SDKを9.3.5へ更新
Android/iOS共通Copilot Chatの操作性を改善
iOSIntune SDKを21.7.0へ更新
iOSTunnel SDKを2.1.2へ更新
iOSMAM環境でPictureInPictureOverlayEnabledポリシーが機能しない問題を修正
iOS一部のPDFをダウンロードできない問題を修正
iOSアプリへのサインインとLocked View Modeの操作性を改善
AndroidEdgeDisabledFeaturesポリシーがedge://policyに表示されない問題を修正
AndroidWebシングルサインオンの操作性を改善

個人利用者にとっては、セキュリティ更新とPDF関連の修正が主なポイントです。一方、Microsoft Intune、MAM、Webシングルサインオンを利用している組織では、認証やポリシー制御への影響も確認しておく必要があります。(Microsoft Learn)

個別のCVE番号はモバイル版の項目に記載されていない

2026年8月4日のモバイル版リリース項目には、Chromiumのセキュリティ更新を組み込んだことは記載されていますが、個別のCVE番号までは列挙されていません。

一方、2026年7月31日に公開されたデスクトップ版151.0.4129.59の項目には、Microsoft Edge固有の複数のCVEが掲載されています。バージョン番号が同じでも、デスクトップ版のCVE一覧をそのままAndroid版やiOS版の修正内容として扱うのは避けるべきです。(Microsoft Learn)

151.0.4129.59以降へ更新すべき理由

Microsoft Edgeモバイルは、通常のWeb閲覧だけでなく、Microsoftアカウントへのサインイン、パスワード入力、仕事用アカウントの認証、PDFの閲覧、シングルサインオンなどにも利用されます。

ブラウザーの脆弱性は、不正なWebページや広告、外部から送られてきたリンクを開いたときに影響を受ける可能性があります。そのため、目立った不具合が発生していなくても、セキュリティ更新は早めに適用することが重要です。

また、スマートフォンのOSを更新していても、Edgeアプリが自動的に最新版になっているとは限りません。OS更新とは別に、Google PlayまたはApp StoreでEdgeの更新状況を確認してください。

「151.0.4129.59以降」の見分け方

更新後のバージョンが151.0.4129.59以上であれば、今回の更新基準を満たします。

表示されているバージョン判定
151.0.4129.58更新が必要
151.0.4129.59今回の修正版
151.0.4129.70より新しいため問題なし
151.0.4129.86より新しいため問題なし
151.0.4129.96より新しいため問題なし
152.0.4191.53メジャーバージョンも新しいため問題なし

バージョン番号は左から順に比較します。たとえば、152で始まるバージョンは151で始まるバージョンより新しいため、151.0.4129.59へ戻す必要はありません。

151.0.4129.59は最低ラインであり、固定して使い続けるための推奨バージョンではありません。 アプリストアに後継版が表示されている場合は、最新の安定版へ更新してください。

Android版Edgeを更新する方法

Androidでは、Google PlayからMicrosoft Edgeを更新します。

  1. 「Google Play ストア」を開きます。
  2. 画面右上のプロフィールアイコンをタップします。
  3. 「アプリとデバイスの管理」を開きます。
  4. 「利用可能なアップデート」または「詳細を表示」を選択します。
  5. Microsoft Edgeの横にある「更新」をタップします。
  6. 更新完了後、Edgeを一度終了してから開き直します。

Microsoft Edgeのアプリページを直接検索し、「更新」が表示されている場合は、そこから更新しても問題ありません。Googleの案内でも、更新可能なアプリには詳細ページ上に「更新」ボタンが表示されると説明されています。(Google ヘルプ)

Androidで自動更新を有効にする

セキュリティ更新の見落としを減らすには、自動更新も確認しておきましょう。

  1. Google Play ストアでプロフィールアイコンをタップします。
  2. 「設定」を開きます。
  3. 「ネットワーク設定」を選択します。
  4. 「アプリの自動更新」を開きます。
  5. Wi-Fi接続時またはモバイルデータ通信を含む更新方法を選択します。

通信量を抑えたい場合は、「Wi-Fi接続時のみ」を選択するとよいでしょう。ただし、長期間Wi-Fiに接続しない端末では更新が遅れる可能性があるため、定期的な手動確認も必要です。(Google ヘルプ)

iPhone・iPad版Edgeを更新する方法

iPhoneまたはiPadでは、App Storeから更新します。

  1. 「App Store」を開きます。
  2. 画面上部のアカウントボタンまたはプロフィール写真をタップします。
  3. 「アプリのアップデート」を開きます。
  4. Microsoft Edgeの横にある「アップデート」をタップします。
  5. 更新完了後、Edgeを開き直します。

「すべてをアップデート」を選択し、ほかのアプリと一緒に更新しても構いません。iPhoneとiPadでは通常、App Storeから入手したアプリは自動更新されますが、更新状況に問題がある場合は手動更新できます。(Apple Support)

iPhone・iPadで自動更新を確認する

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「アプリ」を選択します。
  3. 「App Store」を開きます。
  4. 「アプリのアップデート」をオンにします。

自動更新をオンにしていても、配信時期、ネットワーク、バッテリー、端末の利用状況などによって、すぐに更新されない場合があります。セキュリティ情報を確認したときは、App Storeを開いて手動確認する方が確実です。(Apple Support)

Edgeモバイルのバージョンを確認する方法

更新後は、インストールされたバージョンを確認します。

  1. Microsoft Edgeを開きます。
  2. メニューの「…」をタップします。
  3. 「設定」を開きます。
  4. 「Microsoft Edgeについて」またはバージョン情報が表示される項目を開きます。
  5. バージョンが151.0.4129.59以上であることを確認します。

設定項目の名称や位置は、Android、iOS、Edgeのバージョンによって多少異なる場合があります。Microsoftの案内では、Edgeの設定画面にある「Microsoft Edgeについて」からバージョンを確認できます。(マイクロソフトサポート)

確認後の表示が152.xなど、151.0.4129.59より新しい場合も更新済みです。

「更新」ボタンが表示されない場合の対処法

Microsoft Edgeのアプリページに「更新」が表示されない場合は、状況に応じて確認します。

状況確認すること
「開く」しか表示されないEdge内のバージョン番号を確認する
古いバージョンのままApp StoreまたはGoogle Playを開き直す
更新が途中で止まる通信状態、空き容量、バッテリー残量を確認する
複数の更新が保留されているEdgeだけを個別に更新する
会社や学校の端末管理者による配信制御の有無を確認する
古いOSを利用しているOS更新の可否とEdgeの対応状況を確認する

Microsoft EdgeモバイルのStable版は、Apple App StoreとGoogle Playを通じて段階的に配信されます。Microsoftは、端末によって利用可能になる時期が数日程度異なる場合があると説明しています。(Microsoft Learn)

アプリストア上で「開く」と表示されても、必ずしも151.0.4129.59未満とは限りません。すでに後継版がインストールされている可能性があるため、まずバージョン番号を確認してください。

再インストールは最後に行う

更新できないときに、最初からEdgeを削除して再インストールするのは避けた方が安全です。同期していないタブ、ダウンロード済みファイル、ローカルに残っている設定などを確認してから実施してください。

まずは次の順番で対処します。

  1. アプリストアを開き直す
  2. 端末を再起動する
  3. 通信状態と空き容量を確認する
  4. Microsoftアカウントの同期状態を確認する
  5. 必要なデータを確認してから再インストールする

デスクトップ版とモバイル版を混同しない

Microsoft Edgeモバイルは、Windows版やmacOS版とは独立したスケジュールで公開されます。バージョン151のモバイルStable版は2026年8月4日に公開されましたが、同じ151.0.4129.59のデスクトップStable版は2026年7月31日に公開されています。(Microsoft Learn)

そのため、Windows PCのEdgeを更新しただけでは、スマートフォンのEdgeは更新されません。反対に、スマートフォンを更新してもPC版の更新状況には影響しません。

複数端末でEdgeを利用している場合は、次のように端末ごとに確認します。

  • Windows/macOS:Edgeの「Microsoft Edgeについて」
  • Android:Google PlayとEdgeのバージョン情報
  • iPhone/iPad:App StoreとEdgeのバージョン情報

組織でEdgeモバイルを管理している場合の確認事項

Microsoft IntuneなどでEdgeモバイルを管理している組織は、単に更新を配信するだけでなく、業務機能への影響も確認する必要があります。

最低バージョンを151.0.4129.59以上にする

端末の棚卸しでは、151.0.4129.59を最低基準として設定します。ただし、後継版を配信できる場合は、その時点の最新安定版を基準にする方が適切です。

確認対象には、次の端末を含めます。

  • 組織所有のAndroid端末
  • 組織所有のiPhone/iPad
  • BYODで仕事用アカウントを利用している端末
  • Microsoft IntuneのMAMポリシーを適用している端末
  • 共有デバイスやキオスク用途の端末

更新後に業務機能をテストする

151.0.4129.59では認証SDKやIntune関連SDKも更新されています。更新後は、次の操作を確認すると問題を早期に発見できます。

  • 仕事または学校アカウントへのサインイン
  • Microsoft 365へのシングルサインオン
  • OutlookやTeamsからEdgeでリンクを開く操作
  • 業務用PDFの表示とダウンロード
  • 管理対象アプリ間のデータ受け渡し
  • Copilot Chatの起動とアカウント切り替え
  • Locked View Modeを利用するiOS端末
  • edge://policyでのポリシー反映状況

Android版とiOS版ではストア配信のタイミングが異なる場合があります。全端末が同時に更新されることを前提にせず、OS別に配信状況を確認してください。

Edgeモバイル151.0.4129.59の対応まとめ

Microsoft Edge for Android/iOS 151.0.4129.59は、2026年8月4日に公開され、Chromiumプロジェクトのセキュリティ更新、不具合修正、パフォーマンス改善を含んでいます。

利用者が行うべき対応は、Google PlayまたはApp Storeを開き、151.0.4129.59以降へ更新することです。すでに152.xなどの後継版が表示されている場合は、151.0.4129.59にこだわらず最新版をインストールしてください。

更新後はバージョン番号を確認し、仕事用アカウントを利用している端末では、サインイン、シングルサインオン、PDF、管理ポリシーなどの主要機能も確認しておくと安心です。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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