Outlookで差出人・件名・受信日時を横に並べたい場合、従来のOutlookでは[表示]→[ビューの変更]→[シングル]を選ぶのが出発点です。本文の抜粋を1行表示する設定とは別なので、[メッセージのプレビュー]を1行にするだけでは、差出人と件名が同じ行にはなりません。
新しいOutlookとWeb版は設定体系が異なります。以下では「一覧の列を横に並べる」「本文の抜粋を消す」「本文を読む領域を変える」を分けて説明します。画面の名称はアプリや更新状況により異なります。
従来のOutlookで単一行表示にする手順
1. 受信トレイなど、表示を変えたいメールフォルダーを開きます。
2. [表示]タブの[ビューの変更]から[シングル]を選びます。
3. 本文の抜粋が不要なら、[表示]→[メッセージのプレビュー]を[オフ]にします。
4. 差出人や件名の列が見切れる場合は、一覧の横幅を広げて列幅を調整します。
Microsoftの公式手順では、列を追加・削除するには[シングル]または[プレビュー]などのリスト形式へ切り替えます。[プレビュー]というビュー名と、本文の抜粋を表示する[メッセージのプレビュー]は別の設定です。
本文の「1行プレビュー」と混同しない
[メッセージのプレビュー]の1行・2行・3行は、本文から何行を一覧に表示するかの指定です。「1行」を選んでも、メール1件全体を必ず1行にできるわけではありません。抜粋を消す詳しい手順はOutlookのメッセージプレビューを非表示にする方法をご覧ください。
差出人・件名・受信日時などの列を整える
従来版の[表示]→[ビューの設定]→[列]で、必要な列を追加・削除できます。サイズなど普段見ない列を外すと、件名に使える幅を増やせます。ここで列を外しても、メールそのものを削除する操作ではありません。
列幅や文字サイズは見やすさに合わせて調整します。[その他の設定]では行や列のフォントを変更できます。自動列サイズ調整は列幅の設定であり、それだけで単一行表示へ切り替えるスイッチではありません。細かな調整の前に、まず選択しているビューを確認してください。
閲覧ウィンドウと一覧の横幅を確認する
右側に本文を表示すると、メール一覧の横幅は狭くなります。件名が見切れるときは境界を動かして一覧を広げるか、[表示]→[閲覧ウィンドウ]で[下]または[オフ]を試してください。下に置けば横幅を確保しやすい一方、一覧の縦の表示件数は減ります。右配置が常に単一行表示に最適というわけではありません。
新しいOutlook・Web版ではどう設定する?
[設定]→[メール]→[レイアウト]を開き、メッセージ一覧の形式、会話のまとめ方、閲覧ウィンドウなどを確認します。差出人を先にするか件名を先にするかの選択は、従来版の[シングル]ビューと同じ機能ではありません。
従来版の[ビューの変更]→[シングル]や[列]が見当たらなくても、同名の項目が隠れているとは限りません。この記事では、新しいOutlookに従来版と同じ自由な列設定があるとは案内しません。提供されている設定の範囲で表示を調整し、同じ表形式が必須なら、利用可能な従来のOutlookがあるか確認してください。
新しいOutlookを一律に「正式リリース前のプレビュー版」と扱うのは適切ではありません。また、Microsoft 365 Appsの更新チャネルを変更することと、新しいOutlook・従来のOutlookを切り替えることは別です。会社のPCでは、アプリの利用可否を管理者に確認し、表示調整のために更新チャネルや管理設定を勝手に変更しないでください。
他のフォルダーにも同じ表示を使いたい
従来版では[表示]→[ビューの変更]→[現在のビューを他のメールフォルダーに適用]から対象フォルダーを選べます。まず1つのフォルダーで見やすさを確かめてから適用しましょう。フォルダーごとの独自設定を残したい場合は対象に含めないでください。
表示が変わらないときの確認順
まず、操作対象が従来版か新しいOutlookか、変更したフォルダーを見ているか、本文プレビューが残っていないか、一覧の幅が十分かを順に確認します。表示だけの問題でメールアカウントやデータファイルを削除したり、レジストリを編集したりする必要はありません。
独自ビューを使っている場合は、その設定を控えてから別の標準ビューと比較します。単に設定項目がない場合と、アプリが固まる・起動できないなどの不具合は分けて調べてください。将来の機能追加や同一レイアウトの実装時期を前提にせず、現在利用できる設定で判断しましょう。


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