気がつけばMac版Wordが急にフリーズして、あれほど集中していた作業が一瞬にしてストップ…そんな経験、ありませんか。大切な試験レポートや仕事の書類が消えてしまうのでは、という焦りは本当に心臓に悪いですよね。ここでは、実際に私や周囲で起きた事例を交えつつ、この困った問題とその対策について詳しくお伝えします。
Mac版Wordのフリーズ・クラッシュ問題の背景
MacでWordを使っていると突然フリーズしてしまい、そのままクラッシュしてしまうケースが近頃増えているようです。特にMicrosoft 365版のWordバージョン16.85と16.87で顕著に報告されています。私自身、深夜にレポートの追い込みをしているときに、いきなり操作ができなくなり、保存もままならず泣きそうになったことがありました。
なぜ16.85や16.87が問題視されているのか
Wordには常に新機能やバグ修正のアップデートが行われています。しかし、新機能の追加やコードの改変が原因で、M1/M2チップのマシンやVentura、Sonomaなどの新しいmacOS環境で予期せぬ不具合が起きることがあります。Microsoftも公式にアナウンスしており、16.85や16.87でのフリーズが確認されているとのこと。16.85.2(プレビュー版)や16.86で一時的に解消されたという報告もありますが、16.87でまた再発してしまったという声も多く聞かれます。
体感的なトラブル事例
私は大学の提出用資料をWordで編集中に突然反応が消えてしまい、5分以上待ってもカーソルが回転している状態が続きました。仕方なく強制終了したものの、その時点まで保存されていなかった箇所はすべて吹き飛び…。泣くに泣けず、再び作り直すはめになった苦い思い出があります。友人はWordを立ち上げて数分だけ作業した後、何の前触れもなくクラッシュしてしまい、開き直そうとするとエラーが出て開けないという深刻なトラブルに陥りました。

とにかく焦りますよね。フリーズ中に慌てて「保存して!」と念じても、パソコンが応答しないので手も足も出ない状態になることがほんとにあります。深夜作業だったりすると手も震えてパニックになりがちです。
CPU使用率が異常に高まるケース
ユーザーの中にはフォントキャッシュやトラック変更(文書の履歴を追跡する機能)が原因でCPU使用率が急上昇し、Mac全体が重くなってしまうという報告もあります。特に複数のフォントを混在させたり、大量の変更履歴を保持したりする文書を扱っている場合に、フリーズが起きやすいようです。
Microsoft公式での見解とバージョン管理
Microsoftは問題を認識しており、16.85や16.87でフリーズが起きる場合にアップデートの適用やプレビュー版の導入を提案しています。実際、16.86へロールバックすることで解決したケースが多いため、フリーズが頻発している方にはバージョン確認とダウングレードが強くおすすめされます。
16.86へダウングレードする方法
Microsoft AutoUpdateを利用する
MacにインストールされているMicrosoft AutoUpdate(Help > Check for Updates)から詳細設定画面を開き、Current Channel (Preview) に切り替えることで16.85.2などのプレビュー版を導入できます。プレビュー版を試してみることで改善する可能性がありますが、環境によっては安定しないという声もあるため、16.86の直接インストーラを入手する方法もあります。
Officeインストーラを手動でインストール
下記はMacのターミナルを使わず、公式サイトからダウンロードして直接インストールする一例です。MicrosoftのUpdate History for Office for Macページにアクセスし、過去のバージョンである16.86のインストーラをダウンロードします。その後、既存のWordをアンインストールし、再度16.86をインストールしてください。

大学や会社で組織ライセンスを使っている場合は自力でロールバックできないこともあります。その際はIT部門に相談すると手動で対応してもらえる場合がありますよ。
Mac側のトラブルシューティング方法
Wordのバージョンを下げても改善しない場合や、他の原因が疑われる場合には、Mac全体の調整が必要になることもあります。
セーフモードで起動
Macをセーフモードで起動すると、余分な起動項目やフォントなどが読み込まれにくくなるため、問題の切り分けに役立ちます。セーフモードでWordを開き、同じ動作不良が再現するかどうかを確認すると、原因を絞り込めることがあります。
フォントキャッシュのリセット
フォントキャッシュが破損したり、競合を起こしたりすると、Wordだけでなく他のアプリが不安定になることも。以下のコマンドでフォントキャッシュのリセットを試すことができます。ただし実行には十分注意し、事前に重要なファイルをバックアップしておきましょう。
sudo atsutil databases -remove
sudo atsutil server -shutdown
sudo atsutil server -ping
Wordの環境設定ファイルやライセンスファイルの削除
Wordが保存しているユーザー設定ファイルに何らかの不具合があると、アプリ起動時の不調やクラッシュを引き起こす可能性があります。Officeを再インストールする際に残ってしまう設定ファイルを削除すると、改善することがあります。ただしライセンス再認証が必要になる場合があります。
アドインの無効化
GrammarlyやWordRakeなど、Wordにアドインを導入していると、アップデートに伴う互換性の問題が原因でフリーズするケースがあります。アドインをいったんオフにするか削除してみるのも一つの手です。
安定した作業環境を保つための工夫
何より恐ろしいのは、クラッシュによって大事な作業が一瞬にしてパーになることです。大切な文書を守るために、日頃から対策をしておくと安心できます。
こまめな保存と自動保存の活用
「あとでやろう」と思っているときほど突然フリーズするものです。数分おきにこまめに保存するのはもちろん、OneDriveやSharePointと連携して自動保存を有効にしておくと、思わぬトラブルでも被害を最小限にできます。
バージョン履歴が残せるクラウドでの編集
Word OnlineやGoogle Docsなど、常にクラウドにデータを保存して履歴を自動的に残してくれるサービスは便利です。MacのWordが不安定な時期は、重要書類や長文文書は一時的にクラウドサービスを使って編集するのも有効です。
バックアップと外部ストレージの活用
普段から外付けハードディスクやクラウドストレージなどにバックアップを取っておくと、いざというときのリスクを大幅に減らせます。Time Machineを設定しておけば、Macの環境ごと定期的にバックアップを自動作成できます。
| バージョン | 安定性 | 主な改善/不具合 |
|---|---|---|
| 16.85 | 低い (フリーズ報告多数) | フリーズ多発。アドインとの競合が疑われる |
| 16.85.2 (プレビュー版) | 中くらい | 一部で改善報告あるが、根本解決に至らないケースも |
| 16.86 | 比較的高い | 多くのユーザーが問題解消を実感 |
| 16.87 | 低い (再発報告多数) | 16.85に近い不具合が再び起こるケースあり |
Microsoftへのフィードバックで問題を周知
自分一人だけで悩んでいても、なかなか根本的な解決にはつながりません。Wordのメニューからヘルプ→フィードバックを選ぶことで、開発元に直接不具合を報告できます。多くのユーザーから報告が集まれば、修正パッチのリリースが早まることも期待できます。
フィードバックの書き方
不具合が起こるタイミングや操作の手順、マシンの情報(macOSのバージョンやM1/M2チップの有無)を具体的に書いて送信すると、開発側で原因の特定をしやすくなります。短いメッセージでも重複報告が増えれば、修正の優先度も高まると考えられます。
まとめと今後の見通し
これまでの情報を総合すると、16.85や16.87を使っている環境でフリーズが頻発する場合は、いったん16.86にロールバックするのがもっとも効果的な方法と言えるでしょう。それでも完全には解決しない場合は、Word Onlineなどのクラウド編集やGoogle Docsの利用、その他のアプリケーションを検討する余地があります。さらに定期的なアップデート情報のチェックや、万が一に備えたバックアップ体制は怠らないようにしましょう。

私自身も、Wordが落ちてしまったときに備えて常にGoogle Docsのアカウントを開きっぱなしにしていた時期があります。これだけやっていても、締切間近に限ってトラブルが起きたりするから怖いんです…。でも万全の対策をしておけば、最悪の事態を避ける確率が上がるので、ぜひ活用してみてくださいね。

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