Windows 10ブルースクリーン「SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION」「KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED」の原因切り分けと対処法

Windows 10 で SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION や KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED のブルースクリーンが断続的に出ると、「グラボを替えるべきなのか?それとも Windows 側なのか?」と判断に迷います。本記事では、すでに DDU で Intel/NVIDIA ドライバーの入れ直しまで行った、という状態を想定しつつ、ソフト起因かハード起因かを段階的に切り分ける具体的な手順を解説します。

目次

Windows 10のブルースクリーン「SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION」「KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED」とは

まずは、今回テーマになっている 2 つの停止コードのイメージをざっくり掴んでおきましょう。

停止コードざっくりした意味よくある原因の傾向
SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION
(0x0000003B)
カーネルモードのシステムサービス実行中に想定外の例外が発生ドライバーの不具合、システムファイル破損、ウイルス対策ソフトやバックアップソフトなどの常駐ツール
KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED
(0x0000001E)
カーネルモードのコードが処理できない例外を投げた/ハンドルし損ねた不良ドライバー、メモリや CPU・チップセット・PCIe 周りのハード不具合、OC 設定の不安定化

どちらも「カーネルモードで動くドライバーやシステムコンポーネントがこけた」という意味合いが強く、ドライバーの不整合や破損した Windows イメージ、あるいはメモリ・GPU などのハード障害が典型的な原因です。

再発時の画面には、停止コードの後ろに nvlddmkm.sys のように具体的なドライバー名が出ることもあります。この場合は、そのドライバーに関係するハード(GPU・LAN・ストレージなど)やソフトを重点的に疑います。

原因を「ソフト」と「ハード」に分けて考える

BSoD の原因は無数にありますが、実務的には次の 3 つに分類すると整理しやすくなります。

  • ① ドライバーやアプリケーションの不具合
    グラフィックドライバー、チップセットドライバー、仮想化ソフト、セキュリティソフトなど。
  • ② Windows 本体・システムファイルの破損
    停電・強制終了・SSD の一部不良・アップデート失敗などで OS のコアファイルが壊れているパターン。
  • ③ ハードウェアの不具合
    メモリ、GPU、ストレージ、電源ユニット、マザーボード、CPU、PCIe ライザーなど。

本記事で紹介する手順は、基本的に次の優先順位で進めます。

段階作業目的データ消失リスク想定時間の目安
ステップ1DISM / SFC / CHKDSKシステムファイル破損・論理ディスクエラーの修復ほぼなし30分〜数時間(CHKDSK しだい)
ステップ2上書き修復(インプレースアップグレード)Windows コア部分とドライバー階層を再展開基本的になし(設定・アプリ保持)1〜2時間
ステップ3クリーンインストールソフトウェア起因をほぼ全て排除OS ドライブのデータ全消去環境再構築含めて半日〜
ステップ4ハードウェア切り分けメモリ・GPU・電源など個別に疑う作業内容による(パーツ交換など)数日〜(再発確認のため)

ポイントは、「ソフト側でやれることをやり切ったうえで、それでもダメならハードに疑いを寄せる」という順序を崩さないことです。いきなりハードを総とっかえするのは財布にも時間にも厳しいので、まずは OS 側をきれいに整えるところから始めます。

ステップ1:DISM/SFC/CHKDSKでシステム整合性を修復する

最初に行うべきは、Windows のシステムファイルとディスクの論理エラーをチェック・修復する作業です。Microsoft 公式でも、障害時に DISM → SFC の順で実行することが推奨されています。

管理者コマンドプロンプトを開く

  1. スタートボタンを右クリックし、「Windows ターミナル(管理者)」 または 「コマンド プロンプト(管理者)」 を選択します。
  2. 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と出たら 「はい」 をクリック。

DISM(Windows イメージの修復)を実行

まずは DISM で Windows イメージ(バックアップ領域)を修復します。

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  • インターネット経由で Windows Update サーバーと照合し、破損したイメージを修復します。
  • PC のスペックや回線速度にもよりますが、10〜30分程度かかることがあります。

SFC(システムファイルチェッカー)を実行

DISM が完了したら、続けて SFC で実際のシステムファイルをチェック・修復します。

sfc /scannow
  • Windows フォルダー配下のシステムファイルをスキャンし、問題があれば自動で修復します。
  • 完了後、「検出された問題は正常に修復されました」などのメッセージが表示されます。

CHKDSK(ディスクのエラーチェック)を実行

最後に、システムドライブ(通常は C:)の論理エラーや不良セクタをチェックします。

chkdsk C: /f /x /r
  • 実行すると「次回のシステム再起動時にこのボリュームのチェックをスケジュールしますか? (Y/N)」と聞かれるので、Y を入力して Enter → 再起動。
  • 再起動時に自動でチェックが始まります。容量や状態によっては 1 時間以上かかることもあります。
  • 途中で電源を切らないように注意してください。

ここまで実施した時点で、システムファイル破損・ディスクの論理障害が原因の BSoD はかなり潰せます。これで改善するなら、GPU ドライバーに見えて実は Windows 側の破損がトリガーだった、というケースも多いです。

ステップ2:Windows 10の「上書き修復」(インプレースアップグレード)

DISM/SFC/CHKDSK を実行しても BSoD が再発する場合は、Windows 10 自体を 「上からかぶせて再展開」 する方法を検討します。これは インプレースアップグレード や 修復インストール と呼ばれる手法で、個人データやアプリを保持したまま OS コア部分を入れ直すことができます。

設定から行えるリセット項目があるか確認

環境によっては、Windows の「設定」から簡易的な修復ができる場合があります。

  1. 設定 → 更新とセキュリティ → 回復 を開く。
  2. 「この PC を初期状態に戻す」 や 「Windows の再インストール」 といった項目が表示されているか確認。
  3. 表示されている場合は、「個人用ファイルを保持する」「アプリを保持する」 など、データを残すオプションを選択して実行。

ただし、Windows 10 のビルドや OEM 独自のリカバリ機能によっては、「アプリは全削除」しか選べないこともあります。その場合は次の「メディア作成ツール」を使った方法がおすすめです。

メディア作成ツールを使った修復インストール

Windows 10 のインストールメディアを使い、現在と同じバージョン・エディションの Windows を上書きインストールします。

  1. Microsoft 公式サイトから Windows 10 メディア作成ツール をダウンロードします。
  2. ツールを管理者として実行し、「この PC を今すぐアップグレードする」を選択。
  3. ライセンス条項に同意後、「引き継ぐ項目を選んでください」で 「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」 を選択。
  4. 互換性チェック後、「インストール」をクリックすると、再起動を挟みながら Windows が上書きされます。

修復インストールのポイントは次の通りです。

  • ユーザーデータとほとんどのデスクトップアプリは維持されるため、クリーンインストールより心理的ハードルが低い。
  • ドライバー階層や OS コアファイルがほぼ新品状態に戻るため、謎の挙動がまとめて片付くことも多い。
  • 途中で電源が落ちると最悪起動不能になるため、ノート PC は AC アダプター必須、デスクトップは停電リスクが少ない時間帯に実施。

この段階で BSoD が止まれば、「GPU ドライバーだと思っていたが、実は Windows 10 本体の破損が根っこだった」という結論になります。

ステップ3:クリーンインストールでソフトウェア要因をほぼ排除する

DISM/SFC/CHKDSK+上書き修復でもダメな場合、クリーンインストールを検討します。これは OS ドライブを初期化し、Windows を完全に入れ直す方法です。

クリーンインストール前に必ずやること

  • 重要データのバックアップ
    C ドライブだけでなく、デスクトップやユーザーフォルダー内のデータも外付け HDD やクラウドに退避します。
  • ライセンス情報・パスワードの控え
    有償ソフトのライセンスキー、VPN 設定、メールアカウント情報などはメモしておきます。
  • 必要なインストーラーの事前ダウンロード
    チップセットドライバー、GPU ドライバー、LAN ドライバーなどをあらかじめ USB メモリに保存しておくと安心です。

インストールメディアを作成し、インストールを実行

  1. メディア作成ツールで Windows 10 の USB インストールメディア を作成。
  2. PC を再起動し、BIOS/UEFI のブート順で USB を最優先に設定して起動。
  3. セットアップ画面で インストール先のドライブを削除 → 新規作成 し、まっさらな状態からインストールします。
  4. セットアップ完了後、初回のデスクトップ画面が表示されたら、いったんネットワークを切断(LAN ケーブルを抜く/Wi‑Fi を切る)ことを推奨。

ネットワークを切る理由は、Windows Update によるドライバー自動更新を一時的に止めたいからです。後述の順番でドライバーを整理して入れた方が、原因切り分けがやりやすくなります。

クリーンインストール直後の「ドライバー導入順」

優先度ドライバー入手元のおすすめポイント
1チップセットドライバーマザーボード/メーカー公式サイトPCIe や USB 周りの安定性に直結。最優先で導入。
2内蔵 GPU(iGPU) or メイン GPUCPU/GPU ベンダー公式(Intel / NVIDIA / AMD)ゲームや動画再生で BSoD が出やすい場合は特に重要。
3ストレージ・RST・SATA/NVMe 関連マザーボード/メーカー公式サイトNVMe SSD を使っている場合は専用ドライバーがあることも。
4オーディオ・LAN・Wi‑Fiマザーボード/ノート PC メーカー公式通信ドライバーは後からでもよいが、信頼性の高い版を選ぶ。
5その他ユーティリティメーカー公式サイトOC ツールやライティングソフトは、安定確認後に入れる。

この状態でしばらく(ブラウジングや軽いベンチマーク程度まで)使ってみて、BSoD が一切出ないかどうかを確認します。ここで安定しているのに、その後ソフトを入れ始めてから急に BSoD が出るようになった場合は、後から入れたソフト/ドライバーのいずれかが原因と絞り込みできます。

ステップ4:ハードウェア切り分け(クリーンインストール後も再発する場合)

完全なクリーンインストール後、最低限の公式ドライバーだけで使っているのに同じ停止コードが出るなら、いよいよハードウェア寄りの原因を本格的に疑います。

メモリ(RAM)のチェック

メモリ不良は「たまにしか出ない」「高負荷時だけ出る」タイプの BSoD の代表格です。

  • Windows メモリ診断を実行
    1. Win キーを押して「メモリ診断」と入力し、「Windows メモリ診断」を起動。
    2. 「今すぐ再起動して問題の有無を確認する」 を選択。
    3. 再起動後、自動でテストが走り、完了すると結果が通知されます。
  • メモリを 1 本ずつ挿してテスト
    複数枚挿しの場合、1 本だけ挿して起動 → しばらく負荷をかけて様子を見る を、各スロット・各モジュールで繰り返します。
  • 別スロットに挿してみる
    スロット側の接触不良が原因の場合もあるため、同じモジュールを別スロットに挿して挙動を比較します。

メモリ絡みの問題がある場合、MEMORY_MANAGEMENT や IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL など別の停止コードも混ざり始めることが多いです。

GPU と PCIe 周りの切り分け

今回のように「グラフィックドライバーを DDU で入れ直しても直らない」場合、GPU 本体・PCIe スロット・電源供給のいずれかに問題が潜んでいる可能性があります。

  • 内蔵 GPU だけで動かしてみる(可能な場合)
    Intel CPU など iGPU を搭載している環境なら、一度ディスクリート GPU を物理的に外し、マザーボード側の映像出力に接続して運用してみます。これで BSoD がピタッと止まるなら、ディスクリート GPU やその電源まわりを重点的に疑えます。
  • 別 GPU でテストする
    予備の GPU や友人の GPU を一時的に借りられるなら、差し替えて同じ負荷(ゲームやベンチマーク)をかけてみて、再発性を比較します。
  • PCIe 補助電源ケーブルを差し直す
    経年でコネクタが緩んでいることも多いため、別系統の PCIe ケーブルに差し替える、もしくはしっかり奥まで挿し直すだけで安定するケースもあります。
  • 別の PCIe スロットに挿してみる
    マザーボードに複数スロットがある場合、メインの x16 スロット以外に挿してみることで、スロット側の問題を切り分けられます。
  • PCIe ライザーケーブルを使っている場合は一度外す
    マイニング用ライザーなどは、品質により不具合の原因になりがちです。直挿しに戻して挙動を確認します。

電源ユニットと温度(サーマル)を確認する

高負荷時にだけ BSoD や突然の再起動が起こる場合、電源ユニットの劣化や供給不足、CPU/GPU の温度上昇も疑いどころです。

  • モニタリングツールで温度をチェック
    CPU/GPU 温度を監視できるツールを使って、アイドル時と高負荷時の温度を確認します。一般的には、CPU/GPU ともに 80〜85℃ を超えて長時間張り付き続けると不安が出てきます。
  • ケース内の清掃・エアフローの見直し
    ヒートシンクやファンにホコリが溜まっていると冷却性能が大きく落ちます。エアダスターなどでホコリを飛ばし、ケーブルの取り回しを見直してエアフローを改善します。
  • 電源ユニットの容量と年数をチェック
    ハイエンド GPU を積んでいるのに 500W 級の電源だったり、5〜7 年以上酷使している電源だと、瞬間的な電圧降下で不安定になりがちです。

BIOS/UEFI の既定化&更新

オーバークロックや XMP プロファイルを使っている場合、メモリクロックの盛り過ぎや電圧設定が SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION や KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED を誘発することがあります。

  • BIOS 設定を一度「最適化されたデフォルト」に戻す
    メモリ XMP/DOCP、CPU OC、電圧調整、GPU OC などを一旦すべてオフにして様子を見ます。
  • 安定するなら、少しずつ OC 設定を戻す
    どの設定値で再発するかを確認することで、問題のあるパラメータを特定しやすくなります。
  • BIOS のアップデートを検討
    古い BIOS では新しい CPU / GPU / メモリとの相性問題が残っていることもあるため、メーカーが配布している最新安定版へ更新することで改善するケースがあります。

イベントビューア&信頼性モニターでエラー傾向を見る

Windows には、過去のエラーやシステム障害の履歴を確認できる機能が用意されています。

  • 信頼性モニター
    1. スタートメニューで「信頼性の履歴の表示」と検索し、起動。
    2. グラフ上の赤いバツ印(重大なエラー)をクリックすると、BSoD が起きた日時と関連するアプリ・ドライバーが表示されます。
  • イベントビューア
    1. スタートボタンを右クリックし、「イベント ビューア」を開く。
    2. Windows ログ → システム を開き、BSoD が発生した時刻付近の「重大」「エラー」イベントを確認。
    3. 特に WHEA-Logger のイベント(ID 17/18/19 など)が繰り返し出ている場合、ハードウェア起因のエラーである可能性が高くなります。

イベントログと停止コードの組み合わせから、「メモリっぽい」「PCIe や GPU っぽい」「ストレージっぽい」といった当たりをつけて、前述の切り分け作業を進めていきます。

ドライバー運用のコツ(再発防止のために)

一度 BSoD が落ち着いても、ドライバーの更新の仕方が雑だと再発のリスクが高まります。特に GPU 周りは、DDU を使う場合の作法を守るだけでトラブル率がかなり下がります。

DDU を使うときのポイント

  • オフライン状態で作業する
    DDU 実行前に LAN ケーブルを抜く/Wi‑Fi を切断し、Windows Update が勝手に GPU ドライバーを入れないようにするのが鉄則です。
  • セーフモードで実行するのが理想
    標準モードでも動きますが、セーフモードの方が競合要素が少なく、クリーンに削除しやすくなります。
  • 削除後は再起動 → すぐに公式ドライバーをインストール
    起動直後にベンダー公式サイトからダウンロードした安定版(DCH ドライバーなど)をインストールし、それが完了するまではオンラインにしない方が安全です。

ドライバーインストールの基本方針

  • チップセット → GPU → オーディオ/LAN → その他 の順番で導入する。
  • ノート PC やメーカー製デスクトップでは、まずメーカー提供版ドライバーを優先する(独自最適化が入っているため)。
  • Windows Update による自動ドライバー更新は、安定稼働が確認できるまでは控えめにしておく。
  • 不具合が出た場合は、直前に更新したドライバーをロールバックして様子を見る。

ここまでやってもダメなら「ハード故障濃厚」なサイン

次のような状況になった場合は、ハードウェア故障の可能性がかなり高いと考えてよいです。

  • 完全なクリーンインストール後、公式ドライバー最小限だけの状態でも短時間で同じ停止コードが再発する。
  • SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION や KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED に加えて、WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR や VIDEO_TDR_FAILURE など、よりハード寄りのエラーが混在し始める。
  • GPU 高負荷時だけ画面にノイズ・縦線・色ムラが出る/特定の 3D アプリでのみ高確率に落ちる。
  • メモリを替えたらピタっと止まった、GPU を替えたら止まった等、パーツ交換で現象が移動する。

このレベルまで来たら、GPU → メモリ → 電源 → マザーボード の順に、可能な範囲でパーツ交換テストや修理依頼を検討するのが現実的です。

ログや情報を整理しておくと原因特定が一気に楽になる

自力での切り分けが難しい場合、コミュニティサイトやサポートに相談することになると思いますが、その際に次の情報を用意しておくと、回答する側の精度が一気に上がります。

  • ミニダンプファイル
    • C:\Windows\Minidump フォルダー内のファイルを、発生日ごとにまとめて ZIP 化しておく。
    • クラウドストレージなどにアップロードし、相談時にリンクを共有すると、WinDbg などで詳細解析してもらえることがあります。
  • 発生タイミングと状況のメモ
    • 「ゲーム A を起動して 10 分以内に落ちる」「ブラウザで動画再生中にのみ落ちる」など、アプリ名と大体の経過時間をセットでメモ。
    • 直前に実施した操作(ドライバー更新、OS アップデート、ハード増設など)も記録しておく。
  • システム構成情報
    • Win + R → msinfo32 → Enter で「システム情報」を開き、[ファイル] → [エクスポート]して NFO ファイルを保存。
    • CPU・GPU・マザーボード・BIOS バージョン・メモリ構成・OS ビルドなどが一目で分かります。

これらを整理して共有すると、「このドライバーが怪しい」「このハードの世代だとこの不具合が有名」といったアドバイスをもらいやすくなります。

まとめ:ソフトを整えてからハードを疑う、が最短ルート

Windows 10 の SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION や KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED は、見た目こそ同じブルースクリーンでも、原因がドライバーなのか OS 破損なのか、ハードなのかでアプローチが大きく変わります。

本記事の流れをもう一度整理すると、次のようになります。

  1. DISM / SFC / CHKDSK でシステム整合性とディスクをチェック・修復する。
  2. 改善しなければ 上書き修復(インプレースアップグレード) で Windows 10 を再展開する。
  3. それでもダメなら クリーンインストール を行い、ドライバーも順序よくクリーンに入れ直す。
  4. クリーンインストール後も同じ停止コードが出るなら、メモリ・GPU・電源・マザーボードなどハードウェア切り分けに進む。

この順序を守ることで、「不要なパーツ交換を避けながら、最短距離で原因にたどり着く」ことができます。すでに DDU まで試した環境でも、DISM/上書き修復/クリーンインストール → ハード切り分けという筋道で進めることで、「ソフトかハードか」をかなりの精度で判定できるはずです。

ブルースクリーンは精神的にもダメージが大きいトラブルですが、焦らずに一つずつチェックしていけば、必ずどこかで手がかりは見つかります。本記事の手順を、自分の環境に当てはめながらじっくり試してみてください。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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