HP Pavilion Gaming 15で電源接続時にFPSが激落ちする原因と対処法【Windows11】

「電源アダプターをつなぐと急にカクカク、外すとヌルヌル動く」。HP Pavilion Gaming 15 + Windows 11 でゲームをしていると、こうした謎の挙動に悩まされるケースがあります。本記事では、AC 接続時だけ fps が 200 → 一桁台まで乱高下する原因候補と、実際に効果が出やすい対処手順を、できるだけわかりやすく整理します。

目次

症状の整理:AC 接続で fps が 200 → 3〜4 に乱高下する

今回のケースは、次のような特徴を持っています。

  • PC:HP Pavilion Gaming 15(ゲーミングノート)
  • OS:Windows 11
  • バッテリー駆動時:fps 200 付近で安定し、動作は滑らか
  • AC アダプター接続時:fps が 200 から一桁台(3〜4 など)に乱高下してカクつく
  • 電源プラン:高パフォーマンス(もしくは同等)
  • 発熱:異常な高温ではない(サーマルスロットリングが目立たない)
  • AC アダプター:純正品を使用(新しい 220W アダプターでも同様)

本来であれば、AC アダプター接続時の方が電力に余裕があり、パフォーマンスは安定するはずです。ところが、今回のように「電源をつなぐほど遅くなる」という現象は、ドライバーや電力制御の不整合が起きている典型的なサインです。

まずは、どんな原因が考えられるのかをざっくり整理してから、具体的な対処に進みます。

想定される原因パターン

AC 接続時だけ fps が激しく乱高下する場合、次のような原因が組み合わさっていることが多いです。

症状・挙動主な原因候補
AC にした瞬間から fps がガクッと落ちる/乱高下するチップセット・GPU・電源管理ドライバーや BIOS の不整合、Intel DTT / DPTF などの誤動作
AC 接続時だけ CPU / GPU のクロックが急に下がる電力制限(PL1/PL2)が AC 時だけ異常値に設定されている、電源管理ドライバーの不具合
AC にするとファンが静かになる代わりに重くなるHP Command Center / OMEN Gaming Hub のモードが「静音」に切り替わっている
AC 接続時だけ Windows がやたら忙しそうWindows Update、Defender スキャン、インデックス作成、ストレージの最適化などバックグラウンド処理が AC をトリガーに走っている
AC だと fps が落ちるのに、ベンチマーク中の温度はそれほど高くない温度よりも「電力制御(電力上限)」の問題でクロックが抑え込まれている
BIOS や HP ユーティリティで AC アダプターのワット数が低く表示されるAC アダプターの認識不良、ケーブル断線、DC ジャックの接触不良、マザーボード側の電源回路トラブル

このように、単純な「電源プランが省電力だから」だけでは説明できない要素が多く絡みます。そのため、一番効果の出やすい「HP 公式ドライバー&BIOSの整合性を取る」ことから順番に確認していくのが最短ルートです。

最優先の対処:HP 公式サイトからチップセット&GPUドライバーを再インストール

結論から言うと、まず行いたいのは次の 2 点です。

  • HP 公式サポートページから最新のチップセットドライバーと GPU ドライバーを入れ直す
  • 必要に応じて BIOS を HP 公式版で更新する

特に HP Pavilion Gaming シリーズでは、メーカーがチューニングした「HP 提供版ドライバー」が重要です。Windows Update から自動で入る汎用ドライバーのままだと、AC 接続時の電力制御(Intel DTT / DPTF など)がうまく連携できず、CPU/GPU が誤ってスロットリングするケースがあります。

HP 公式ドライバー再インストールの手順

  1. ブラウザーで HP のサポートページを開く。
  2. PC 本体のラベルに書かれた「製品名」または「製品番号」「シリアル番号」で機種を検索する。
  3. 「ソフトウェアおよびドライバー」タブを選び、OS が Windows 11 になっていることを確認する。
  4. 表示されたドライバーの中から、「推奨」マークが付いたものを優先してダウンロードする。
  5. ダウンロードしたファイルを、以下の順番を目安にインストールしていく。
おすすめインストール順内容ポイント
1. チップセットドライバーIntel / AMD のチップセット、ME(Management Engine)など電源管理・デバイス認識の土台。最優先で HP 版に揃える。
2. 内蔵 GPU ドライバーIntel UHD / Iris Xe、または AMD iGPUノートPCでは、dGPU とセットで動くため重要。
3. 外部 GPU(dGPU)ドライバーNVIDIA GeForce / AMD Radeonできれば HP 配布版、なければ公式サイト版を利用。
4. 電源管理関連Intel Dynamic Tuning Technology(DTT)、DPTF、AMD 電源管理 などAC / バッテリー時の電力配分を制御。今回の症状に直結しやすい。
5. BIOSシステム BIOS / UEFI ファームウェア後述の注意点を守りながら実施。電力制御ロジックが改善されることも多い。

各ドライバーのインストールが終わるたびに、必ず PC を再起動します。特にチップセット・電源管理系は、再起動を挟まないと正しく反映されないことがあります。

また、Windows Update が自動で別バージョンを上書きしないように、ドライバー更新直後は Windows Update を一度実行し、追加でドライバー更新が来ていないか確認しておくとトラブルを減らせます。

BIOS 更新時の注意点:BitLocker を必ず確認

HP のゲーミングノートでは、BIOS 更新で電力制御やファン制御の挙動が改善されることがあります。AC 接続時にだけ fps が乱高下する問題も、BIOS アップデートで安定するケースが少なくありません。

ただし、Windows 11 搭載機では、BitLocker(ビットロッカー)によるドライブ暗号化が有効になっている場合があります。この状態で BIOS を更新すると、再起動後に 回復キーの入力が必要になることがあるため、事前準備が重要です。

BIOS 更新前に確認したいポイント

  • スタートボタンを右クリック → 「設定」 → 「更新とセキュリティ」または「プライバシーとセキュリティ」 → 「デバイスの暗号化」または「BitLockerの管理」で、BitLocker が有効かどうかを確認する。
  • 有効になっている場合は、回復キー(48 桁の数字)を必ずメモし、Microsoft アカウントや USB メモリにも保管しておく。
  • コマンドやコントロールパネルから、一時的に BitLocker 保護を中断してから BIOS 更新を行う。

BIOS 更新の基本手順

  1. バッテリー残量を 50% 以上にし、AC アダプターを接続した状態にする。
  2. HP サポートサイトから、機種に対応した最新の BIOS をダウンロードする。
  3. BitLocker を一時中断していること、回復キーを控えていることを再確認する。
  4. BIOS アップデート用の実行ファイルを起動し、画面の指示に従う。
  5. アップデート中は絶対に電源を切らない/ケーブルを抜かない。
  6. 完了後、自動的に再起動されるので、必要に応じて BitLocker の保護を再開する。

BIOS 更新は多少リスクを伴いますが、AC 接続時だけの異常なスロットリングや、アダプター認識の問題がまとめて解消することも多いため、ドライバー再インストールで改善しない場合は検討する価値があります。

Windows 11 の電源設定を見直す

HP 公式ドライバーと BIOS を整えたら、次は Windows 側の設定を確認します。特に、「バッテリー」と「電源接続」で別々の設定になっている項目を見落としやすいので注意が必要です。

電源モードを「最適なパフォーマンス」以上に設定

  1. スタートボタン → 「設定」を開く。
  2. 「システム」 → 「電源とバッテリー」を選択。
  3. 「電源モード」をクリックし、「最適なパフォーマンス」または「最高のパフォーマンス」を選ぶ。

ここが「バランス」や「省電力」になっていると、AC 接続時でもクロックが積極的に抑えられてしまうことがあります。

詳細な電源設定で CPU の最小・最大状態を確認

さらに細かい設定は、従来のコントロールパネルから行います。

  1. 「電源とバッテリー」画面の下部にある「その他の電源設定」をクリック。
  2. 使用中の電源プラン(高パフォーマンスなど)の「プラン設定の変更」をクリック。
  3. 「詳細な電源設定の変更」を選ぶ。
  4. 一覧から「プロセッサの電源管理」を展開し、以下を確認・設定する。
項目バッテリー駆動電源に接続推奨値・ポイント
最小のプロセッサの状態5〜10%5〜10%0% だとアイドルからの立ち上がりが鈍くなる場合あり。
最大のプロセッサの状態100%100%「電源に接続」が 50〜80% などに落ちていないか要チェック。
システム冷却ポリシーアクティブ/パッシブアクティブAC 接続時は「アクティブ」にして、クロック制限より先にファンを回す方針に。

特に注意したいのは、「最大のプロセッサの状態(電源に接続)」が 99% 以下になっているケースです。この数値が 99% だと Turbo Boost が無効になり、ベースクロックまでしか上がらない CPU もあります。fps が頭打ちになる・急に伸びなくなる場合は、この値を 100% に戻してみてください。

GPU 制御ソフトの設定を確認する

ゲーミングノートでは、多くの場合 dGPU(外部 GPU)が搭載されており、NVIDIA コントロールパネルや AMD Radeon Software で電源挙動を細かく制御できます。ここで AC 接続時に逆に省電力寄りになっていると、fps が大きく落ちることがあります。

NVIDIA GPU の場合

  1. デスクトップを右クリック → 「NVIDIA コントロールパネル」を開く。
  2. 左メニューから「3D 設定の管理」を選択。
  3. 「グローバル設定」タブで「電源管理モード」を探す。
  4. 「パフォーマンス最大化を優先」もしくは「高パフォーマンス」を選択する。

また、バッテリー駆動時の省電力機能として Battery Boost が有効になっている場合がありますが、今回の症状は「バッテリー時は快適・AC 時にだけおかしい」ため、AC 専用の制限がかかっていないかを中心に確認します。

AMD GPU の場合

  1. デスクトップを右クリック → 「AMD Software: Adrenalin Edition」などを開く。
  2. パフォーマンスやチューニングの項目から、電源プロファイルを確認する。
  3. 「省電力」ではなく、「パフォーマンス」または「最大パフォーマンス」寄りの設定にする。
  4. Radeon Chill など、fps 上限や省電力に関連する機能が過度に効いていないかを確認。

さらに、Windows 11 自体にも「どの GPU でアプリを動かすか」を指定する機能があります。

  1. 「設定」 → 「システム」 → 「ディスプレイ」 → 「グラフィック」を開く。
  2. 対象ゲーム(.exe)が一覧にない場合は追加する。
  3. 対象ゲームをクリック → 「オプション」 → 「高パフォーマンス(dGPU)」を選択。

これにより、AC 接続時でも確実に dGPU を使い、内蔵 GPU への誤切り替えによる fps 低下を防ぎやすくなります。

HP Command Center / OMEN Gaming Hub のモードを確認

HP ゲーミングノートには、HP Command Center や OMEN Gaming Hub といった専用ユーティリティがプリインストールされていることがあります。これらのソフトは、AC 接続かどうかをトリガーにしてモードを自動切り替えることがあります。

例えば、次のような挙動です。

  • バッテリー駆動時:自動で「パフォーマンス」または「バランス」モード
  • AC 接続時:静音重視の「サイレント」モードに切り替え

この場合、AC 接続時に ファンが静かだけど fps が酷く下がるという、今回の症状に近い状態になります。

設定のチェックポイント

  • HP Command Center / OMEN Gaming Hub を起動し、パフォーマンスモードまたはバランス以上に設定する。
  • 「AC 接続時は自動的に静音モードに切り替える」ようなオプションがあれば、無効にする。
  • ファンプロファイルを「静音」から「標準」または「パフォーマンス」に変更する。

一時的に、こうした HP 独自機能をオフ/デフォルトに戻し、Windows の電源設定と GPU ドライバー側の設定だけで挙動を確認してみるのも有効です。

AC アダプターの認識状態を確認する

純正 AC アダプターを使っていても、本体側が正しいワット数として認識できていないと、保護動作として CPU / GPU の電力が厳しく制限されます。この場合、バッテリー駆動の方が一時的に電流を融通できるため速く感じる、という逆転現象が起きます。

BIOS / ユーティリティでのチェック方法

  • 起動時に BIOS セットアップ(F10 など)に入り、「AC アダプター」や「電源」関連の表示を探す。
  • 「90W」「150W」「200W」など、本来のアダプター容量が正しく表示されているか確認する。
  • HP Support Assistant がインストールされている場合、「電源」「バッテリー」関連の診断ツールを実行し、警告が出ていないかチェック。
表示・メッセージ考えられる状態対処の方向性
アダプター容量が正しく表示されるハード的にはおおむね正常。ドライバー/BIOS/ソフトウェア側の調整を優先して続行。
本来より低いワット数で表示されるケーブルの劣化、DC ジャックの接触不良、アダプター識別線のトラブル。別の純正アダプターで再確認。改善しなければ DC ジャックやマザーボードの点検を検討。
「Smart Adapter」などの警告が表示されるアダプターが純正でない/劣化している/認識が不安定。純正かどうかを再確認し、必要に応じてアダプターの交換や修理相談。

すでに新しい 220W 純正アダプターでも症状が出るのであれば、アダプター単体よりも、本体側の電源回路や DC ジャックの状態、制御ソフトの挙動に疑いを向けるのが自然です。

バックグラウンドタスクの影響を切り分ける

AC 接続時は、Windows が「今なら電力に余裕がある」と判断し、次のような重い処理を自動で開始することがあります。

  • Windows Update のダウンロード/インストール
  • Microsoft Defender のフルスキャン
  • 検索インデックスの再構築
  • ストレージの最適化(デフラグ・TRIM)

特にゲーム起動直後や AC 接続直後に fps が乱高下する場合、こうした処理が裏で走っている可能性があります。

バックグラウンドタスクを疑うときの手順

  1. PC を再起動する。
  2. 起動後すぐに AC アダプターを接続しないで、数分待ち、タスクマネージャーで CPU / ディスク使用率が落ち着くのを確認する。
  3. 落ち着いたら AC を接続し、タスクマネージャーを開いたままゲームを起動する。
  4. fps が落ちたタイミングで、CPU / メモリ / ディスクのどこが極端に跳ね上がっているかを確認する。

バックグラウンドタスクの影響が疑われる場合は、クリーンブート(最小限の常駐だけで起動)や、ゲーム用の別ユーザーアカウントで再検証すると、環境依存の要因を切り分けやすくなります。

HWiNFO などで「AC 時だけクロックが落ちていないか」を観察する

より踏み込んだ確認として、ハードウェアモニタリングツールで CPU / GPU のクロックと消費電力を記録する方法があります。代表的なツールとしては HWiNFO などがあります。

観察したいポイント

  • バッテリー駆動時の CPU クロック(ベース・ブーストの挙動)
  • AC 接続時の CPU クロックと、PL1 / PL2(電力上限)の値
  • GPU クロックと消費電力の違い(バッテリー vs AC)

もし、AC にした瞬間だけ PL1 が極端に小さい値(例:15W など)になっているようであれば、電源管理ドライバーや BIOS の制御が正しく機能していない可能性が高く、先ほどのドライバー/BIOS 再適用がますます重要になります。

逆に、クロックや電力には大きな違いがないのに fps だけが暴れている場合は、GPU の切り替えやバックグラウンドタスク、ソフトウェア側の問題をより疑うことになります。

それでも改善しない場合の追加策

ここまでの対処を一通り試しても症状が改善しない場合、次のような「もう一歩深い」切り分けを行います。

Intel Dynamic Tuning / DPTF / AMD 電源管理ドライバーの再適用

  • デバイスマネージャーを開く。
  • 「システムデバイス」の中から、Intel Dynamic Tuning Technology(DTT)、Intel Dynamic Platform and Thermal Framework(DPTF)、あるいは AMD の電源管理関連の項目を探す。
  • HP サポートサイトから入手したドライバーで、これらを上書きインストールする。

これらのドライバーは、「AC かバッテリーか」「温度はどのくらいか」を見ながら電力配分を決める頭脳のような役割を持っています。ここに不整合があると、AC 時だけ極端に慎重な設定になってしまうことがあります。

別ユーザープロファイル/クリーンブートで再検証

  • 新しいローカルユーザーを作成し、最低限のソフトだけ入れた状態でゲームを実行してみる。
  • 「システム構成(msconfig)」からクリーンブートを設定し、常駐ソフトをほぼ無効にした状態で fps を確認する。

これで症状が軽くなる場合は、元のユーザー環境に入っている常駐ソフトやチューニングツールが、AC 接続時に悪さをしている可能性が高いと言えます。

ハードウェア不良の可能性を疑うタイミング

最終的に、以下の条件がそろう場合は、ハードウェア側(特に DC ジャックやマザーボードの電源回路)の問題も視野に入れるべきです。

  • 純正 AC アダプターを複数試しても症状が同じ。
  • アダプターの認識ワット数がおかしい/警告が出る。
  • OS 再インストールやドライバー再適用でも改善がない。

この場合は、HP 正規サポートに診断を依頼し、必要であれば DC ジャックやマザーボードの修理を検討するのが現実的です。

よくある疑問への回答

Q. なぜ「バッテリーの方が速い」という逆転現象が起きるの?

A. 通常は AC 接続時の方が高い電力枠を使えるため、fps も伸びます。しかし、電源管理ドライバーや BIOS の設定がバグっていると、AC 時にだけ極端な省電力モード(低い PL1 / PL2)になってしまうことがあります。その結果、バッテリー駆動時の方が相対的にパワフルに動き、fps が高く見えるという逆転現象が起こります。

Q. 電源プランを「高パフォーマンス」にしても改善しないのはなぜ?

A. Windows の電源プランはあくまで「OS 側の希望」であり、実際に CPU / GPU の電力をどこまで許可するかは、BIOS やメーカーの電源管理ドライバーが握っている部分も大きいです。今回のように AC 時だけの異常が出ている場合、HP 公式ドライバーと BIOS を整合させる方が優先度が高いと言えます。

Q. 220W の新しい純正アダプターでもダメだった。買い換えは無駄だった?

A. 新しい純正アダプターでも症状が変わらない場合、アダプターそのものではなく、本体側の認識や制御ロジックの問題である可能性が高くなります。ドライバー/BIOS を整えても改善しない場合は、DC ジャックやマザーボードの電源回路の不調が疑われるため、サポートに症状を詳しく伝えることで、診断がスムーズになります。

Q. 温度が 70 度前後でそこまで高くないのに fps が落ちるのは?

A. サーマルスロットリング(温度起因の制限)ではなく、電力制限(パワーリミット)によるクロック低下が起きている可能性があります。温度だけでなく、CPU / GPU が実際に何ワット消費しているか、PL1 / PL2 の値がどうなっているかをモニタリングツールで確認すると、原因に近づきやすくなります。

まとめ:HP 公式ドライバー&BIOSを軸に順番に潰していく

HP Pavilion Gaming 15(Windows 11)で、AC 接続時だけ fps が 200 → 3〜4 まで乱高下する場合、単なる電源プランの問題だけではなく、

  • チップセット・GPU・電源管理ドライバーの不整合
  • BIOS の電力制御ロジック
  • HP 独自ユーティリティ(パフォーマンスモード)の設定
  • AC アダプター認識不良や DC ジャックの接触
  • AC 接続時に走るバックグラウンドタスク

といった複数要因が重なっている可能性が高いです。

実際の対処としては、次の順番で確認していくのが効率的です。

  1. HP 公式サイトからチップセット&GPU&電源管理ドライバーを再インストール
  2. 必要に応じて BIOS を更新(BitLocker の回復キー・保護一時中断を忘れずに)
  3. Windows 11 の電源モードと詳細設定(プロセッサの最小・最大状態/冷却ポリシー)を調整
  4. NVIDIA / AMD の電源管理&Windows のグラフィック設定で高パフォーマンスを指定
  5. HP Command Center / OMEN Gaming Hub のモードをパフォーマンス寄りに固定
  6. AC アダプター認識状態とバックグラウンドタスクの影響をチェック
  7. それでもダメなら、DTT/DPTF 再適用やクリーンブートで環境依存を切り分け

ここまで試して改善が見られない場合は、ハードウェア不良を疑って HP 正規サポートに診断を依頼する段階です。この記事の内容をメモして伝えれば、症状の再現条件や切り分け結果が共有でき、サポート側の判断もスムーズになります。

まずは、HP 公式ドライバーの再適用 →(必要に応じて)BIOS 更新 を軸に、一つずつ原因候補を潰していきましょう。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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