Windows 11 24H2|KB5062553・KB5062660 インストール中のブルースクリーン(0x0000013A)原因と対処法まとめ

Windows 11 24H2 で KB5062553 / KB5062660 を適用しようとすると、インストール途中でブルースクリーン(0x0000013A)が発生して勝手に再起動してしまう――最近こうした相談が増えています。本記事では、同様の環境・ログのパターンを整理しつつ、即効で止血する方法から、根本原因を追い込む手順までを、管理者目線で詳しく解説します。

目次

KB5062553 / KB5062660 インストール時に発生する問題の概要

まず、今回の事象を整理します。

項目内容
OSWindows 11 24H2(OS ビルド 26100.4349 前後の環境)
対象更新プログラムKB5062553(月例の累積更新)、KB5062660(プレビュー累積更新)
発生タイミング更新プログラムの適用中(再起動を伴うフェーズ)
現象更新処理中にブルースクリーン(BSOD)が発生し、自動的に再起動。結果として更新の適用に失敗する。
バグチェックコード0x0000013A(KERNEL_MODE_HEAP_CORRUPTION)
ログ上の特徴・「予期しないシャットダウン/クラッシュにより再起動」
・BugCheck: 0x0000013A(パラメーターはミニダンプ解析が必要)
・イベントログに「The event logging service encountered an error while initializing publishing resources for channel Microsoft-Windows-USBVideo/Analytic.」といった USBVideo/Analytic 関連のエラーが記録されることがある
再現環境の例HP の複数機種、Lenovo ThinkBook 15 IIL など、複数メーカーで報告あり(コミュニティフォーラムの報告ベース)

Microsoft Q&A や各種フォーラムでも、「KB5062553 / KB5062660 をインストールすると BSOD が出てロールバックされる」という報告が散見されており、イベントログに USBVideo/Analytic チャネルの初期化エラーが並んでいるケースが多数見られます。

0x0000013A(KERNEL_MODE_HEAP_CORRUPTION)とは?

バグチェックコード 0x0000013A は KERNEL_MODE_HEAP_CORRUPTION と呼ばれ、カーネルモードのヒープ管理領域の破損が検出されたときに発生するエラーです。

ざっくり言うと、

  • カーネル空間で動くドライバーやカーネルコンポーネントが、メモリの管理を誤って上書きしてしまった
  • あるいは、ハードウェア(RAM やストレージなど)の異常でメモリ内容が壊れた

といったときに発生するバグチェックです。実際の現場では、ミニダンプを解析すると 特定のドライバー名(Wi-Fi USB アダプター、GPU ドライバー、ストレージドライバーなど) に紐づいているケースが多く報告されています。

今回のケースで考えられる主な原因(推測を含む)

以上を踏まえると、KB5062553 / KB5062660 インストール中の 0x13A については、次のような要因が組み合わさっている可能性が高いと考えられます。

原因候補内容ヒント
ドライバーとの相性不具合更新プログラム適用によりカーネルや周辺コンポーネントの挙動が変化し、特定のドライバー(USB カメラ / USB コントローラー / チップセット / GPU / NVMe など)がメモリを不正に扱ってしまう。USBVideo/Analytic のエラーや、ミニダンプで特定ドライバーがスタックに現れる場合はこの線が濃厚。
コンポーネントストアの不整合過去の更新失敗や不完全なロールバックにより、WinSxS(コンポーネントストア)が微妙に破損している。SFC / DISM、Windows Update キャッシュのリセットで改善する事例が多数。
サードパーティ常駐ソフトの干渉独自のフィルタードライバー(セキュリティ製品、チューニングツール、ドライバーアップデータなど)が更新中の I/O やメモリ操作に割り込む。クリーンブート状態では正常に更新できる、という場合はここを疑う。
ハードウェア起因RAM の不良、NVMe の不安定化などで、更新中の負荷時にだけエラーが顕在化。同じ更新で複数台の NVMe が同時にエラーを出した事例報告もあり。

さらに、Windows 11 24H2 では、他の累積更新でも特定のデバイスで BSOD やフリーズが発生し、後日の累積更新や緊急アップデートで修正されたケースが複数あります。 そのため、今回の KB についても、ドライバーやファームウェアとの相性+更新側の変更 が組み合わさった「よくあるパターン」と考えておくとよいでしょう。

まずは安全に回避する(応急処置)

更新プログラムの一時停止・保留

業務影響が出ている場合は、とにかく BSOD の連発を止めることが最優先です。

  • [設定] → [Windows Update] → [更新の一時停止] から 1 週間〜数週間程度の一時停止を設定する。
  • KB5062660 はプレビュー(任意)更新であるため、現時点で必須でなければ スキップしても問題ありません。
  • KB5062553 はセキュリティ更新を含む月例累積のため、長期間の保留は避けたいところですが、短期的に回避しつつ後述の対処を進める、というスタンスが現実的です。

Windows 11 24H2 の既知の問題や、今後の修正状況は「Windows リリース ヘルス」のページに随時掲載されるため、定期的に確認しておきましょう。

USB 周辺機器をすべて外してから再試行

USBVideo/Analytic のエラーが出ている場合、USB カメラ・Web カメラ・USB ハブ・オーディオインターフェイス・無線ドングルなどがトリガーになっている可能性があります。

  1. PC の電源を切る。
  2. USB 接続の周辺機器(プリンター、外付け HDD/SSD、USB メモリ、Web カメラ、USB オーディオ、ドングル類)をすべて外す。
  3. 再度起動し、[設定] → [Windows Update] → [更新プログラムのチェック] から更新を再実行する。

内蔵 Web カメラが怪しい場合は、以下のように一時的に無効化してから再試行するのも有効です。

  1. [スタート] → 右クリック → [デバイス マネージャー] を開く。
  2. [カメラ] または [イメージング デバイス] を展開し、内蔵カメラ(例:Integrated Camera)を右クリック。
  3. [デバイスを無効にする] を選択。
  4. その状態で更新を再試行し、結果を確認。

クリーンブート状態でインストールを試す

サードパーティ製ソフトの干渉を切り分けるには「クリーンブート」が有効です。

  1. Win + R → msconfig を実行。
  2. [サービス] タブで [Microsoft のサービスをすべて隠す] にチェック → [すべて無効] をクリック。
  3. [スタートアップ] タブの [タスク マネージャーを開く] をクリック。
  4. 表示されているスタートアップ項目をすべて [無効] に設定。
  5. PC を再起動し、その状態で Windows Update から KB を再度適用。

クリーンブートで問題なく適用できた場合は、無効化したサービスや常駐アプリの中に「相性が悪いもの」が含まれている可能性が高くなります。

システムの整合性を修復する(SFC / DISM / Update キャッシュ)

次に、OS 側の土台をきちんと整えておきます。ここをやっておくと、その後のトラブルシューティングの成功率がかなり変わります。

SFC(システムファイルチェック)の実行

管理者権限で「Windows ターミナル(PowerShell)」または「コマンドプロンプト」を開き、次のコマンドを実行します。

sfc /scannow
  • Windows のシステムファイルの整合性をチェックし、破損があれば自動修復します。
  • 環境によりますが、10〜30 分程度かかることがあります。

DISM によるコンポーネントストアの修復

SFC 完了後、同じく管理者権限のターミナルで次を実行します。

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  • コンポーネントストア(WinSxS)の矛盾や破損を修復します。
  • インターネット接続が必要になる場合があります。

Windows Update キャッシュの再作成

過去の失敗履歴が悪さをしている場合は、Windows Update のキャッシュをいったんリセットすると改善することがあります。

以下は「管理者: コマンドプロンプト」で実行することを想定したコマンド例です。PowerShell の場合は %systemroot% を $env:SystemRoot に読み替えてください。

net stop wuauserv
net stop bits
net stop cryptsvc
ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren %systemroot%\System32\catroot2 catroot2.old
net start cryptsvc
net start bits
net start wuauserv
  • SoftwareDistribution と catroot2 フォルダーをリネームすることで、次回の Windows Update 時に新しいキャッシュが自動生成されます。
  • コマンド実行後、PC を再起動し、再度 Windows Update を実行します。
ステップ目的ポイント
SFCシステムファイルの破損チェックと修復OS の基本部分がおかしいと、どの更新も不安定になるため最初に実施。
DISMコンポーネントストアの一貫性確認SFC だけでは直らない深めの問題を修復。
Update キャッシュ再作成更新の履歴・キャッシュのリセット同じ更新で何度も失敗する場合に特に有効。

ドライバー・ファームウェアのアップデートと見直し

メーカー提供ドライバーを優先して更新する

0x13A はドライバー起因で発生することが多いエラーのため、チップセットや USB・GPU・ストレージ周りのドライバー更新は必須と言ってよいレベルです。

以下の順で、PC メーカーやマザーボードメーカーのサポートページから最新版を取得して適用してください。

  1. チップセットドライバー(Intel / AMD)
  2. 内蔵 GPU / 外付け GPU ドライバー(Intel / AMD / NVIDIA)
  3. USB コントローラー / Intel ME(マネジメントエンジン)
  4. ストレージドライバー(Intel RST やベンダー独自 NVMe ドライバーなど)
  5. 内蔵カメラドライバー(USB カメラの場合はベンダードライバー)
  6. Wi-Fi / Bluetooth ドライバー

Windows Update 任せではなく、メーカー純正ユーティリティ(HP Support Assistant、Lenovo System Update など)が用意されていれば、それを使って一括更新するのがおすすめです。

BIOS / UEFI の更新

Windows 11 24H2 世代では、BIOS 更新によって更新失敗や BSOD が収まったという報告も多くあります。

  • PC / マザーボードメーカーのサイトから、対象機種向けの最新 BIOS / UEFI を確認。
  • 必ず説明書きに従い、AC 電源接続・バッテリー残量などの条件を満たしたうえで適用。
  • BIOS 更新は失敗するとリスクが高いため、手順に自信がない場合はメーカーサポートに相談するのも一案です。

サードパーティ常駐ソフトの一時停止・アンインストール

クリーンブートで更新が通るようなら、常駐ソフトが原因候補です。特に次のようなソフトは、一時的にアンインストールして切り分ける価値があります。

  • サードパーティ製アンチウイルス / インターネットセキュリティ製品
  • システム最適化ツール(レジストリクリーナーや高速化ツール)
  • ドライバー自動更新ツール
  • VPN クライアントやパケットフィルタリング系ソフト

アンインストールする前に、再インストール用のライセンスキーやインストーラを確保しておくと安心です。

更新プログラムの適用方法を工夫する

Microsoft Update カタログからスタンドアロン適用

通常の Windows Update からだとうまくいかない場合でも、スタンドアロンの .msu / .cab を単独で適用すると成功することがあります。

  1. ブラウザで「Microsoft Update カタログ」を開く。
  2. 検索欄に KB5062553 または KB5062660 と入力して検索。
  3. 自身の環境に合うエディション(Windows 11 Version 24H2 x64 など)を選択し、.msu ファイルをダウンロード。
  4. ダウンロードした .msu を右クリック → [管理者として実行] でインストール。
  5. インストール完了後、PC を再起動して動作確認。

このときも、前述した「USB 機器を外す」「クリーンブート状態にする」といった対策を組み合わせると成功率が上がります。

DISM を使ったオフライン適用(上級者向け)

どうしてもオンラインでの更新が通らない場合、Windows RE や別の Windows 環境からシステムドライブをマウントし、DISM でオフラインの Windows イメージに対して直接 KB を注入する方法があります。

概略は以下の通りです(細部は環境に応じて調整してください)。

  1. 別 PC または同 PC の正常な状態から KB5062553 / KB5062660 の .cab ファイルを取得。
  2. 対象 PC を Windows 回復環境(WinRE)で起動し、[トラブルシューティング] → [詳細オプション] → [コマンド プロンプト] を開く。
  3. 対象の Windows パーティションを確認し(例:D:)、D:\Windows 配下が存在することを確認。
  4. 次のような DISM コマンドを実行して KB を追加。
DISM /Image:D:\ /Add-Package /PackagePath:E:\KB5062553.cab

オフライン適用は失敗するとロールバックが難しい場合もあるため、事前の完全バックアップを強くおすすめします。

インプレース修復(上書きインストール)

根本的に OS イメージをきれいにしつつ、アプリやデータを残したい場合は、インプレースアップグレードが有力な選択肢です。

  1. Microsoft 公式サイトから Windows 11 24H2 のインストールメディアを作成。
  2. Windows を起動した状態でセットアップを実行し、「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択してアップグレード。
  3. セットアップ完了後に最新の累積更新(KB5062553 / KB5062660 を含む)を適用。

インプレースアップグレードは、更新トラブルだけでなく、長年の運用で蓄積した細かな不整合もまとめて解消できることが多く、「最後の切り札」兼「環境リフレッシュ」として有効です。

原因特定のためのミニダンプ解析

ミニダンプファイルの場所と取得方法

ブルースクリーン発生時にミニダンプを書き出す設定になっていれば、次の場所にファイルが生成されます。

  • C:\Windows\Minidump

ここにある *.dmp ファイルをデスクトップなどにコピーし、ZIP 圧縮しておくと解析がしやすくなります。

ミニダンプの解析方法としては、例えば次のような手段があります。

  • Microsoft が提供する WinDbg(プレビュー版含む)で開く
  • BlueScreenView などの解析ツールで、バグチェックコードと関与しているドライバー名を確認する

他の 0x13A 事例では、USB Wi-Fi アダプター用ドライバーが原因と判明したケースなどが報告されており、ミニダンプ解析により「どのドライバーが怪しいか」がかなり絞り込めることが分かっています。

ミニダンプで注目したいポイント

  • BugCheck 0x0000013A であることの確認
  • スタックトレース中に頻出するドライバー名(例:usbvideo.sys、GPU ドライバー、ストレージドライバーなど)
  • クラッシュ直前にログを出しているカーネルモジュール

もし特定のデバイスドライバーに強く絡んだスタックが見える場合は、

  • そのデバイスドライバーの更新(最新版)
  • 過去バージョンへのロールバック
  • 一時的なデバイスの無効化・取り外し

といった対処で改善する可能性が高くなります。

メモリ・ストレージの健全性チェック

ドライバーを最新化してもなお 0x13A が続く場合は、ハードウェア側の問題も疑うべきです。

メモリ診断ツールの実行

  1. Win + R → mdsched.exe と入力し、Enter。
  2. [今すぐ再起動して問題の有無を確認する] を選択。
  3. 再起動後、自動的にメモリチェックが走るので完了まで待つ。

ここでエラーが報告された場合、メモリモジュールの交換を検討する必要があります。

ストレージのチェック

ストレージの軽いチェックであれば、管理者権限で次のコマンドを実行します。

chkdsk C: /scan
  • オンラインで C ドライブのエラーをチェックします(再起動不要)。

NVMe SSD の状態をより詳細に確認したい場合は、各ベンダーが提供しているツール(例:Samsung Magician、Western Digital Dashboard など)を利用して、S.M.A.R.T. ステータスやファームウェアバージョンを確認してください。

運用現場でのおすすめ対応フロー

個人・小規模環境向けフロー

優先度対応内容目的
1Windows Update の一時停止BSOD の連鎖を止めて環境を安定化。
2USB 機器の取り外し・内蔵カメラ無効化USB 周辺がトリガーになっていないか簡易切り分け。
3SFC / DISM / Update キャッシュ再作成OS 側の土台を正常化。
4メーカーサイトからドライバー・BIOS 更新ドライバー相性の解消。
5スタンドアロン .msu で更新を再試行Windows Update UI 起因のトラブルを回避。
6ミニダンプ解析 / メモリ・ストレージ診断ハードウェアや特定ドライバーに問題がないか確認。
7インプレース修復 or 前ビルドへのロールバックどうしても解決しない場合の最終手段。

企業・IT 管理者向けフロー

複数台で同じ症状が出ている場合は、次のような観点で整理すると対処しやすくなります。

  • 発生している機種・構成の共通点(チップセット、NVMe、USB カメラ、ドッキングステーションなど)
  • 特定の部署や用途(ビデオ会議端末、CAD 用ワークステーション等)に偏っていないか
  • 同じ機種でも発生する端末としない端末の差分(導入済みソフト、接続機器など)

これらを洗い出したうえで、

  1. 対象 KB を一旦展開保留にする(WSUS / Intune 等で配布を止める)。
  2. 代表的な再現端末でミニダンプ解析を行い、特定ドライバーが関与していないか確認。
  3. 問題になっているデバイス(USB カメラ、NVMe、GPU など)が共通していれば、ベンダーから最新ドライバーやファームウェアを入手してパイロット適用。
  4. 改善が確認できてから、段階的に全端末へ展開。

なお、Microsoft はリリースヘルスのページ上で、更新による既知の問題に対して「Known Issue Rollback」などの仕組みでロールバックを展開することがあります。 企業環境では、この情報もウォッチしておくと、方針決定の判断材料になります。

どうしても解決しない場合の最終手段

ここまで試しても依然として KB5062553 / KB5062660 の適用ができない、あるいは BSOD が続く場合は、次のような「大技」を検討します。

復元ポイントからの復元

  • 更新適用前に自動 or 手動で復元ポイントが作成されていれば、そこに戻すことで環境を巻き戻せます。
  • ただし、復元ポイント以降にインストールしたアプリや設定変更はやり直しになる可能性があります。

前ビルドへのロールバック

  • 直前に機能更新(24H2 へのアップグレードなど)を行っている場合、[回復] → [以前のバージョンの Windows に戻す] が一定期間有効です。
  • この機能は期限付きのため、利用できるかどうか事前に確認しておきましょう。

インプレース修復の実施

既に触れたように、アプリとデータを残したまま OS コンポーネントを入れ替えられるインプレースアップグレードは、「環境を作り直す」ことに近い効果があります。

  • 事前にフルバックアップ(イメージバックアップなど)を取得。
  • インプレース修復後に、最小構成(常駐ソフトを極力減らした状態)で KB 適用を試す。

Microsoft / PC ベンダーへのフィードバック

特定 KB のインストール中に 0x13A が発生し、USBVideo/Analytic のログや特定ドライバー名が繰り返し出るようであれば、

  • フィードバック Hub から、
    ・KB 番号(KB5062553 / KB5062660 など)
    ・OS ビルド
    ・バグチェックコード(0x0000013A)
    ・イベントログ(USBVideo/Analytic のエラーなど)
    を添えて送信する
  • PC メーカーサポートにミニダンプと併せて問い合わせる

といった形で情報提供しておくと、将来の修正 KB 提供につながる可能性が高まります。

まとめ:最短ルートで原因にたどり着くために

ここまでの内容を、実務で回しやすい形でまとめます。

  • 0x0000013A(KERNEL_MODE_HEAP_CORRUPTION)は、ドライバーやハードウェアがカーネルのメモリを壊したときに出るエラーであり、累積更新との組み合わせで顕在化することが多い。
  • USBVideo/Analytic のエラーが同時に出ている場合、USB カメラや USB コントローラー周辺のドライバー・ハードウェアが有力な容疑者になる。
  • まずは、更新の一時停止 → USB 機器を全て外す → クリーンブートという手順で安全に回避しつつ切り分けを進める。
  • そのうえで、SFC / DISM / Update キャッシュ再作成で OS の土台を整え、メーカー提供の最新ドライバーと BIOS へ更新する。
  • 通常の Windows Update で失敗する場合は、スタンドアロン .msu / .cab での単独適用、必要に応じて オフライン DISM 適用や インプレースアップグレードも選択肢に入れる。
  • ミニダンプ解析で「犯人ドライバー」を特定できれば、そのドライバーの更新・ロールバック・デバイス無効化によって恒久対策に近づける。
  • どうしても解決しない場合は、復元ポイントや前ビルドへのロールバックも視野に入れつつ、Microsoft / ベンダーへ情報を共有しておく。

ひとことで言えば、

「USB/カメラ系を含むドライバー相性」が濃厚なケースが多いため、
周辺機器を外す → クリーンブート → SFC/DISM → Update キャッシュ再生成 → ドライバー&BIOS 更新 →(必要に応じて)オフライン適用 or 上書きインストール、
最後にミニダンプ解析で犯人ドライバーを特定する――という流れが、もっとも遠回りしないアプローチ
になるはずです。


この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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