Windows 11で.NET Framework 3.5がインストールできない時の対処法【エラー0x80073712・0x8000FFFF】

Windows 11で.NET Framework 3.5を導入できない場合は、最初にwinverでWindowsのバージョンを確認してください。26H1(ビルド28000)以降はMicrosoft公式の専用インストーラー、25H2以前は「Windowsの機能」またはDISMを使います。0x80073712が出る場合は、DISMの後にSFCを実行してコンポーネントを修復します。

重要: 26H1用インストーラーやISOは、対象のWindowsバージョンが一致するものだけを使ってください。第三者配布のインストーラー、セキュリティソフトの停止、組織PCのWSUS・グループポリシー変更は推奨しません。

目次

最初にwinverで26H1か25H2以前かを確認する

Windows + Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、winverと入力します。表示されたバージョンとOSビルドで、次のどちらへ進むか判断します。

Windows 11.NET Framework 3.5の扱い利用する方法
26H1(ビルド28000)以降Windowsのオプション機能ではないMicrosoft公式の専用インストーラー
25H2以前Windowsのオプション機能Windowsの機能、DISM、同一バージョンのISO

この変更はMicrosoftの.NET Framework 3.5 on Windows 11 FAQで案内されています。26H1以降ではNetFx3をWindowsコンポーネントとして追加する従来手順は使えません。

Windows 11 26H1以降でインストールする

  1. Windows Updateを適用し、PCを再起動します。
  2. Microsoft公式のインストール案内から26H1向け専用インストーラーを取得します。
  3. ダウンロード元と対象バージョンを確認し、管理者権限で実行します。
  4. 完了後に再起動し、対象の業務アプリを起動して確認します。

26H1以降では、optionalfeatures、DISM /Enable-Feature /FeatureName:NetFx3、ISO内のsources\sxsを使う従来の有効化手順は対象外です。また、26H1へ機能更新した後は.NET Framework 3.5の再インストールが必要になる場合があります。

Windows 11 25H2以前で有効化する

通常は「Windowsの機能の有効化または無効化」を開き、「.NET Framework 3.5(.NET 2.0および3.0を含む)」を選択します。画面の開き方はWindowsの機能画面を開く方法も参照してください。

GUIで失敗する場合は、管理者として開いたターミナルでオンライン有効化を試します。

DISM /Online /Enable-Feature /FeatureName:NetFx3 /All

処理中にWindows Updateから必要なファイルを取得します。社内PCで取得元がWSUSに限定されている場合は、利用者がポリシーを変更せず管理者へ依頼してください。

0x80073712・0x8000FFFF・0x800F081Fを解消する

0x80073712または0x8000FFFFの場合

Windows Updateを適用して再起動した後、管理者ターミナルで次の順に実行します。Microsoftの案内もDISMの後にSFCです。

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
sfc /scannow

MicrosoftのDISM・SFC手順に従い、各処理が完了してから次へ進みます。更新キャッシュの削除やサービスの強制変更は、これだけで直らない場合に管理者がログを確認して判断する作業です。

0x800F081Fでソースが見つからない場合

25H2以前では、現在のWindowsと同じバージョン・言語・アーキテクチャのISOをマウントし、ドライブ文字を確認してから実行します。次の例ではISOがDドライブです。

DISM /Online /Enable-Feature /FeatureName:NetFx3 /All /Source:D:\sources\sxs /LimitAccess

異なるビルドのISOを使うと修復に失敗することがあります。26H1以降ではこのオフライン機能追加は使わず、専用インストーラーを利用してください。

会社・学校の管理PCで失敗する場合

管理PCではWSUS、Intune、グループポリシー、アプリ制御により追加コンポーネントが制限されることがあります。次の情報を管理者へ渡すと切り分けが進みます。

  • WindowsのバージョンとOSビルド
  • 表示されたエラーコードと発生時刻
  • 対象アプリ名と必要な.NET Frameworkのバージョン
  • DISMを実行した場合は最後のエラーメッセージ

利用者がWSUSの参照先やグループポリシーを変更したり、セキュリティ製品を無効化したりすると、組織の管理状態を壊す可能性があります。

修復しても直らない場合

Windows Update自体に問題がある場合は、先にWindows Updateとシステムファイルの修復を確認します。0x80073712そのものの原因調査はWindows 11の0x80073712修復、DISMのソース指定は0x80073712でDISMが失敗する場合へ分けています。Windows 11の「Windows Updateで問題を解決する」を使う場合やインプレース修復を行う場合は、作業前にデータをバックアップし、BitLocker回復キーを確認し、電源を接続してください。

よくある質問

単体インストーラーを使ってよいですか

26H1以降は公式の専用インストーラーが正規手順です。25H2以前ではWindowsの機能として有効化します。OSバージョンを確認せずに混在させないでください。

DISMとSFCはどちらを先に実行しますか

DISMでWindowsイメージを修復し、その後にsfc /scannowを実行します。

管理者権限がない場合はどうしますか

管理者へ依頼してください。.NET 3.5の導入や修復を権限回避で行う方法は推奨しません。

この記事を書いた人

実務の現場で詰まりがちなポイントを地図にするITブログ「IT trip」を運営。Windows/Office(Teams・Excel)からSQL、サーバ運用、ガジェットまで、再現性のある手順と“なぜそうなるか”を丁寧に解説します。読んだらすぐ試せること、そして迷った人の次の一歩が見えることを大切にしています。

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